セルライトをマッサージで解消しよう!そのやり方とは

ダイエット

セルライトをなくす方法とは

頑固な脂肪のことをセルライトといいます。お腹周りや太もも、ヒップに付きやすい傾向があって、簡単には減らせません。太りやすく脂肪がつきやすい体質の人は、放っておくとどんどんセルライトが増えていき、その部分を太くしてしまいます。

頑固な脂肪ですが出来る原因が分かっているので、対処法はあります。ただし頑固な脂肪故にそう簡単には取れません。どうしたらセルライトができるのか?どうやればセルライトを減らすことができるのか、原因と対処法について解説します。

セルライトとは

脂肪が気になる部分をつまんだとき凸凹とした状態になるなら、それはセルライトの可能性が高いです。

体脂肪は代謝を上げて運動することで燃やせますが、燃やせないまま蓄積されたままだと、そこに老廃物がプラスされて成長していきます。セルライトは脂肪を呼び込み、どんどん大きくなっていく性質があります。

なんとなく脂肪がついてきたなという意識があっても、その脂肪がどういう状態かまでは確認出来ません。

そのうちダイエットしようと思っていても、脂肪を成長させセルライトにしてしまうとそう簡単には落とせなくなります。脂肪が気になる部分をつまんで、凸凹しているなら早めに対処することをおすすめします。

セルライトが出来やすい人

セルライトは注意していれば出来ませんが、出来やすい体質の人は放置しておくとどんどん増えていしまいます。出来やすいタイプに当てはまる人は注意しましょう。

手足が冷えやすい人

冷え性の人は全身の血行が悪く、体の隅々まで新鮮な血が行き届きません。手や足の指などの末端には特に血が届きにくいので、冷え性の人は手足が冷えやすくなります。血行が悪いと手足だけでなく、体の中も冷えてしまいます。

いつも体が冷えている状態だと、血行だけでなくリンパの流れも滞りがち。そうなると全身の巡りも悪くなり、老廃物をため込みやすい体質になってしまいます。冷え性でポッチャリ体型の人は、セルライトが出来やすい人となってしまうでしょう。

運動をしない

普段から運動をしている人や、よく体を動かしじっとしている時間が少ないなら、基礎代謝が高いので脂肪がついても軽い運動をすれば燃焼できます。全く運動をしない人や、あまり外出せず家の中でもほとんど動かないような人は、代謝が低く血行不良を起こしている可能性があります。

代謝は加齢も原因になりますが、若くても運動をしない生活が続くと代謝は下がっていきます。代謝が低いと血行不良に加えてリンパの流れも悪くなり、老廃物をため込む体質になりがち。

動かないのに食事はしっかり食べるので、食べた分の栄養を消費できないままどんどん蓄積され、その分セルライトも増えてしまいます。

食生活が乱れている人

脂肪が付くのは運動しない以外にも、食生活の乱れも関係してきます。食べる量もそうですが、食事の栄養バランスが偏ってしまうと、太りやすく痩せにくい体質になってしまうのです。

好き嫌いが多く野菜をほとんど食べず、肉ばかり食べている人。甘い物や脂っこい物ばかり食べている人も、栄養バランスが悪く脂肪を増やしたり、老廃物をため込んだりしやすくなる傾向があります。

食事から摂る酵素には、消化や代謝をサポートする働きがあります。酵素は多くの食材にも含まれていますが、熱に弱いので加熱しないと食べられない肉や魚よりも、生で食べられる野菜や果物から摂取する必要があります。

野菜を食べない人は、酵素が不足して消化も燃焼もしにくくどんどん脂肪や老廃物を増やしてしまいます。

タバコを吸う人

タバコは百害あって一利なしと言われるように、美容にも健康にもよくない物です。吸う人はもちろん、タバコを吸う人の近くにいる人まで副流煙の被害があり、吸う人よりも受ける被害が大きくなることも確認されています。

タバコを吸うと血管が収縮されますが、これはニコチンの影響です。血管が収縮すると血流が悪くなり、血行不良やリンパの流れが滞る原因を自ら作ってしまう状態に。代謝も低下するので、体が冷え老廃物をため込む体質になってしまいます。

体にも負担をかけますし、ダイエットしても禁煙しない限りあまり効果は期待できないでしょう。

老化がセルライトの原因にも

人は誰でも歳をとりますし、加齢とともに老化現象が進みます。代謝の低下も老化現象によるもので、今までと変わらない生活をしていても、代謝が低下すると太りやすくなってしまいます。ある程度の年齢になると、食事の量は変わらないのになぜか太りやすく痩せにくくなったと感じるのはこのためです。

代謝の低下は血行不良を招きますので、意識して運動をしない限り、普通スタイルが変わらなくても脂肪がつきやすくセルライトができやすい体になってしまいます。体の機能も徐々に低下するので、血行不良やリンパの滞りなども起きやすい状態です。

セルライトを予防するには

セルライトは予防が可能です。一度付くとなかなか取れないので、予防を意識した生活をしましょう。

運動を習慣に

まだセルライトは付いていなさそうだけど、凸凹になるのは嫌というなら、今からセルライトが付かないよう予防を始めるといいでしょう。効果的なのは運動を取り入れ習慣にすることです。

運動といってもキツイトレーニングや激しいスポーツではなくても大丈夫。ウォーキングや簡単なエクササイズなど毎日続けられて習慣にしやすいものでも十分に効果は期待できます。

効果的なのは有酸素運動です。ウォーキング以外には、水泳やヨガ、踏み台昇降やラジオ体操でもいいでしょう。

有酸素運動は、呼吸をしながらゆったりと続けられるので、代謝を上げ脂肪燃焼率を高めるのにぴったりです。体力に自信がないという人も、今まで運動をしておらず筋力がない人も、ウォーキングやラジオ体操なら気軽に始められるでしょう。

食べるものに注意を

脂肪が付く一番の原因は食事の内容と言ってもいいくらいです。脂肪になりやすいのは炭水化物。主食のお米やパン、麺類は炭水化物を多く含むので普通に食事をしていても、炭水化物の摂り過ぎる傾向があります。

炭水化物は健康維持にも欠かせない栄養素ですが、インスタント食品やファストフードは糖質に加えて脂質も多いので食べ過ぎれば太ってしまいます。

特に食べ過ぎではないとしても、1日3食で炭水化物を摂っていると、生活スタイルによっては摂り過ぎとなってしまうことも多いのです。食事はバランスよく、腹八分目に、糖質を摂り過ぎないよう注意してください。

セルライトマッサージのポイント

セルライトを無くすには、マッサージが効果的です。マッサージをする際の注意点を紹介します。

まずは温めてから

セルライト対策にはマッサージもおすすめです。マッサージをするなら体を温めてから行いましょう。体が冷えた状態でマッサージをしても、あまり効果は期待出来ませんし、痛みを伴う場合もあります。

脂肪を燃やすには代謝を上げておくことが大切です。体を温めることで、血行が促進され代謝が上がります。無理なく体を温めるにはお風呂がおすすめ。

代謝を上げた状態でマッサージをすると、頑固に固まったセルライトがほぐれやすくなります。代謝が上がれば、老廃物の排出もスムーズになり、セルライト解消にも役立ちます。

食後すぐはしないように

食事をした後は、食べ物を消化するのに消化器や内臓が活動し始めます。食後すぐにマッサージをすれば、食べた分をできるだけ早く消費できるようなイメージです。お腹がいっぱいの状態でマッサージをすると、気分が悪くなる可能性があります。

お腹周りなどは胃や腸を刺激することになり、吐き気をもよおすことも。食べてすぐのマッサージはNGです。消化が落ち着くには30分~1時間は必要です。食後はすぐに行動せず、ソファーなどに座りゆっくりと体を休めましょう。

力を入れすぎないで

エステでもセルライトを減らすために、エステティシャンによるハンドマッサージを施術に取り入れています。頑固に凝り固まっていると痛みを感じることもありますが、知識と経験を持ったプロが行うので、力加減は調整しています。

セルフマッサージでは、効果を高めたいあまりについ力を入れすぎてしまうことがあります。確かにセルライトは揉みほぐして潰すことで、減らせるとも言われていますが、無理をするとアザになったり内出血を起こしたりしますので、力の入れ過ぎに注意してください。

マッサージの時にオイルやクリームを使用

マッサージをするときは、オイルやクリームを用意するようにしてください。力を加減しても、揉みほぐしたり摩ったりする際、肌に何もつけていないとスムーズにできません。摩擦も起きやすく、肌に負担をかけてしまいます。

クリームやオイルを塗れば滑りが良くなりスムーズですし、マッサージしやすくなるというメリットも生まれます。ボディオイルやクリームの中には、セルライトに効くという成分を配合した物もあります。

部位別セルライトマッサージのコツとは

セルライトが付きやすい部分は大体決まっています。部位別にマッサージ方法とコツを知っておくと便利です。

セルライトが付きやすい太もも

太もものセルライトをマッサージする場合、太ももだけに意識が行ってしまいがちです。セルライトを揉みほぐすことも大切ですが、リンパの流れをよくすることも大切なこと。太ももだけをマッサージするのではなく、脚全体で考えましょう。

リンパの流れを意識して、つま先からスタートします。指や手の平を使って、押し上げるようにマッサージしていくとリンパの流れもスムーズになり、老廃物を排出しやすくできます。

太ももむくみ解消はマッサージが効果的、原因とおすすめアイテム

付いたのがわかりやすいお腹

お腹の脂肪は自分でも確認しやすいので、セルライトになっているかどうかもすぐにわかります。揉みほぐしてセルライトを潰すようなイメージで行いますが、力の入れすぎはNGです。

まずは時計回りにくるくると手の平を当てさするようにして温めます。温まったら脂肪を掴んでほぐすようなイメージで、お腹全体を揉んでいきます。

お腹の脂肪を今度こそ撃退しよう。原因を知り効果的な運動で解消

脂肪の多いお尻のマッサージ

お尻は位置的にも少し難しいですが、手の平を使ってくるくると円を描くように、下から上に意識してマッサージしていきます。お腹と同じように、最初は摩って温めましょう。手の平でお尻の肉を持ち上げるイメージで、腰に向かい引き上げていきます。

腰にはリンパ節があるので、上まで引き上げたら左右に流してあげましょう。少し力を入れたい場合は、拳を作り拳で持ち上げるようにするとマッサージしやすいです。うまくいかない場合は、マッサージ器を使ってもOKです。

お尻痩せで憧れの美ボディに!ヒップアップで美しくやせよう

半袖になったときに気になる二の腕

二の腕にもセルライトは付きます。皮膚が柔らかい部分は、痛みを感じやすいので力加減には注意が必要です。肘を曲げ腕を方の高さでキープしたら、反対の手で脂肪を揉みほぐしながら、肩までいきます。肩のリンパに老廃物を流すイメージで行うといいでしょう。

力を入れすぎると痛みを感じやすいですし、アザになりやすい部分でもあるので、適度に力加減をしながら進めてください。

「太い二の腕をなんとかしたい」太くなる原因と細くする方法を解明

冷えやすいふくらはぎには

ふくらはぎも意外にセルライトが付きやすいですが、マッサージで対処できます。ふくらはぎは冷えやすいので、必ず温めてからマッサージを始めてください。老廃物もたまりやすい位置ですので、リンパの流れを意識して足首から、上に向かってリンパを流すイメージで揉んだり摩ったりすると、むくみも解消されスッキリします。

ふくらはぎマッサージで健康に。自律神経が整いダイエット効果もある

セルライトマッサージのおすすめオイル

セルライトを無くすためのマッサージには、オイルを使いましょう。ドラッグストアでも購入できるプチプラ商品が使いやすくて便利です。

クナイプ マッサージオイル グレープシードオイル

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01CHSZ10G” title=”クナイプ・ジャパン クナイプ マッサージオイル グレープシードオイル 100ml”]

不飽和脂肪酸たっぷりのグレープシードオイルには、肌を保湿する作用と引き締める作用のある成分が含まれています。血行を促進させる成分も含まれるので、セルライトマッサージにもおすすめです。成分は全て天然由来の物を厳選しているので、肌にも優しく安心して使えます。

専科ボディオイルエッセンス

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01JFPPBIG” title=”専科 ボディオイルエッセンス 無香料 200ml”]

肌にスーっと馴染み、マッサージするときにも滑りが良くなり便利です。独自の技術で微細化した天然美容オイルを4種類もバランス良く配合しています。とても伸びがよく、マッサージに使うことで保湿効果も期待できます。

プロフエール プロマッサージオイル

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00JPWB33W” title=”ボディマッサージオイルEX”]

整肌作用のある緑茶成分と、収れん作用のあるホワイトバーチを配合した、オーガニックオイルです。植物由来の成分だから肌にも優しく、エモリエント成分は肌を柔らかくする効果も期待できます。グレープフルーツとゼラニウムの香りに、癒されながらマッサージできるのがポイントです。

セルライトを無くしてすっきりとした体に

セルライトは脂肪が塊になりどんどん増えていくので、普通にダイエットしただけではキレイに落とせません。脂肪が燃えにくい体質の人はセルライトができやすく、気づいたときには凸凹として見た目にもあまり美しいとは言えない状態になってしまいます。

セルライトを無くすのは簡単なことではありませんが、方法はあります。無くすだけでかなりスッキリとしたボディラインになるので、悩んでいるなら少し努力をしてみてください。無くしたら、付かないような生活を意識することも大切です。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

プロフィール

関連記事一覧