生き方

人付き合いが苦手でもうまくコミュニケーションを取る方法

職場でも、プライベートでも、私たちは必ず人と関わりながら生活しています。人付き合いが全く苦にならないという人もいますが、人付き合いが苦手という人も少なくありません。この記事ではどんな人とでも、うまくコミュニケーションを取る方法を紹介します。

人付き合いが苦手という人は案外多い

私たちは日常で様々な人とコミュニケーションを取りながら生きています。人との関りを持たずに生活している人はいないでしょう。

しかし人付き合いが苦手だと思っている人も多いものです。上手にコミュニケーションを取りたいと思っていたり、人付き合いからくるストレスを軽減したいと考えています。人付き合いが上手にできると思っている人でも、「この人と接するのは苦手」と感じる相手もいます。

上手にコミュニケーションを取れるようになるために、まずは自分の傾向を分析し、さらに人間関係への見方を少し変えると心が軽くなります。

人付き合いが苦手な人にみられる傾向

はじめに人付き合いが苦手と感じる人は、どのような傾向があるか紹介します。

自分に自信がない

人付き合いが苦手と感じる人は、自分自身に自信がないことが多く、人前での振舞い方に影響が出てしまいます

自分に自信がないので、周囲からの期待に応えられない、自分なんて…と過小評価してしまいます。その結果いつも不安な気持ちがあるので堂々と振舞ったり、自分から何かを発信して主張することが難しくなってしまいます。

他の人からの評価を気にするあまり、人付き合いがストレスになるため、自分の事を理解している人、気負わずに接することのできる人とだけ人間関係を保てれば良いと考えるようになってしまいます。

他人からの反応を気にしてしまう

人付き合いを苦手と感じる人の別の傾向は、他の人の反応を過度に気にするという点です。

自分が発信したことに対して、相手が怒っていないか、不快感を示していないか、自分に対してどんな感情を抱いているか気になってしまいます。自分の本音や思っている素直な気持ちを表すことで、相手にどう思われるかを考えすぎて、自分を押し殺し窮屈になってしまいます。

「他の人が自分の事をどう評価しているかが、自分の価値・評価になる」と受け止めているので積極的に人と関わりたくないという気持ちになってしまいます。

自分の事が主体になっている

自意識過剰で、他の人の目を気にしすぎる場合もあります。プライドが高すぎて、他の人と気さくに話ができず周りに人がいなくなってしまうのです。

いつも自分のことが考えの中心にあるので、相手の気持ちを推し量ることができず、会話も一方的だったり相手と会話のキャッチボールができません。人付き合いは、互いに相手の気持ちや立場になってみることで、良い関係が築かれます。

自分のことが主体で、相手の気持ちに気が付かない、その場の空気が読めない、いつも自分の話したいことを話したいときに話す、というスタンスでは人間関係を良好に保つのに障害になってしまいます。

他人に対する好き嫌いがはっきりしている

自分の好みがはっきりしている人は、人間関係においても好き嫌いがはっきりしてる場合が多いでしょう。このタイプの人は好きな人とはたくさん関わりを持ちますが、嫌いな人とは限りなく接点を減らし、関わることをやめてしまいます。そのためコミュニティ自体が狭くなる傾向にあります。

好きか嫌いかは感情によって決まるので、大好きだった人でも何かのきっかけで急に嫌いになり、付き合い自体をやめてしまう事もあります。

私たちは個性があるので、好き嫌いの感情があることは当然ですが、その感情だけで人を判断して人間関係を構築していくと、コミュニケーションの機会を逸することがあることを覚えておきましょう。

人間関係に嫌な思い出がある

過去に人間関係でトラブルがあり、嫌な思いをしたことのある人は、人付き合いが苦手だと感じることがあります。

嫌な思いをしたことがあっても、それに折り合いをつけて上手に対処する人もいますが、そうできないと、その時の嫌な気持ちがトラウマになって「人と深く関わると嫌な気持ちになるから1人でいる方が楽」と考えてしまい苦手意識を持つようになります。

一度そう感じると、人間関係を深める努力もしませんし、心を他の人に見せることが難しくなって人付き合いをしたくないと思うようになってしまいます。他の人から孤立している状態になってしまうかもしれません。

うまく人付き合いをしたいと思うなら

次にうまく人付き合いをするためにはどうしたら良いのか、いくつかのポイントをご紹介します。

自分も相手も笑顔でいられる関係をつくる

誰かに不意に話しかけられた時、自分はどんな表情をしているか思い出してみてください。

急だったのでしかめっ面だったか、それとも笑顔で振り向いたのか、また反対に自分が話しかけた時相手が笑顔で振り向いてくれたら、ホッとして安心感の中話を進められます。それは自分の事を受け入れてくれていると感じることができるからです。

笑顔はコミュニケーションには欠かせない大切なツールです。表情一つで相手の気持ちをオープンにさせ、リラックスさせることができます。

自分も相手も笑顔でいられるなら、良い人間関係を育むことができます。とはいえすべての人が笑顔で対応してくれるわけではありませんから、まずは自分が笑顔を絶やさないように努力してみましょう。

また相手を笑顔にしたいと思うことで自分の中に人を思いやる心が生まれます。相手を思いやることでコミュニケーションを取る方法も変わってきますから、人間関係がよりスムーズになるでしょう。

全員に好かれようとしなくていい

自分の周りの人すべてから好かれようとすると、気を遣いすぎてしまい人との関りが億劫で面倒なものになってしまいます。

みんなから好かれたいというのは、自然の欲求ですが、私たちはひとりひとり育った背景や、好みといったものは違います。そのため全員から好かれることは、とても難しいことです。

時には潔く「嫌われても仕方がないことだ」と割り切ることが大切です。あなたも好きな人と苦手な人がいるように、相手も好き嫌いがあるのです。自分の事を嫌う人がいても気にしないようにしましょう。

自分が大切に思う人、好きな人にエネルギーを傾けるなら、自分にとって大切な人との人間関係をより深くすることができます。そうすることでより一層愛情深い豊かな人になり、人付き合いを上手にできるようになるでしょう。

嫌われても構わないという心構えを持つ

人から嫌われて傷つくのが怖いという気持ちから、他の人と関わりたくないと感じる場合にはどうしたら良いでしょうか。

「相手に嫌われてもいい」と考えるなら必要以上に怖らずに他人と接することができます。相手が自分についてどう感じるかはコントロールできないので、仮に嫌われたとしてもダメージはあまりありません。

そのように考えることができると、気持ちに余裕が生まれますから誘われても無理に付き合うことはせずに済みます。嫌われてもいいから自分が嫌なら断ることができメリハリがでますし、気持ちが楽になります。

他人と自分は別々なのが当たり前と考える

相手に必要以上に期待してしまい、思っていたのと違う反応が返ってくると、がっかりしたり裏切られたと感じることがあります。

しかし落ち着いて考えてみると自分と、全てが同じ考え、感じ方という人は世界中どこを探してもいません。親子であっても、兄弟姉妹であっても別の感じ方や反応をします。そうであれば他人であればなおの事考え方や感じ方、反応も違って当然です。

つい自分の考えが「常識」で、他の人も同じ感覚でいると錯覚してしまいますが、ひとは違っているのが当たり前だと考えることができれば、相手に期待しすぎることを避けられます。

人と比べてしまい自分の評価について、あれこれ考えてしまう事もあります。また自分の考えを押し付けることでコミュニケーションがうまくできない場合もあります。

人と違うことは当たり前なので、相手の意見が自分の意見と違っても「この人はそう考えるのだな」と捉えることができれば傷つかずに案外受け入れることができるようになります。

無理に自分を変える必要は無い

自分と他の人が違っていても当然と考えることができたとしても、人付き合いが苦手だという意識や、自信がないという気持ちはなかなかすぐには改善されないかもしれません。その気持ちに対応できる方法を紹介します。

性格ではなく考え方を変えてみる

自分の生まれ持った性格や、育まれてきた感性は変えずに、すこし物事の考え方を変えることで人付き合いが楽になる場合があります

自分の事を認めて褒めてあげる

コミュニケーションを苦手と感じる人は自分に自信がないタイプが多く見られます。口癖のように「自分なんて…」とネガティブに自分の事を考えてしまう人は、意識して自分の良い部分を探してみましょう

些細な点でもよいので、自分の良いところを見つけて認めて褒めてあげましょう。例えば、「料理が得意ではなくても美味しいお店を見つけるのが上手」「一度集中すると、最後まで続けられるタイプ」「手先が器用」「好奇心がある」など必ず良いところが見つかります。その結果、自分に自信がつき、自信がつくと他の人と接する際にも堂々と振舞えるようになり、コミュニケーションが苦でなくるでしょう。

他人の良いところを探してみる

他の人の良い部分に注目するようにも努力してみましょう。自分の先入観で「この人苦手だな」と思っていた相手でも、少なからず良いところはあるものです。良いところを見ることができれば、相手に対して興味や好感が生まれて、接し方にも思いやりを示すことができるようになります。

自分の事を好いてもらうことは難しくても、自分が相手の良いところを見つけて歩み寄ることができれば、コミュニケーションの幅も広がっていきます。

社交的にならなくてもコミュニケーションは取れる

一生懸命に社交的になろうとしてやりすぎてしまうと、精神的に疲れてしまいます。本来社交的でない人が無理に高い目標を設定して、どんな誘いも断らずにいるとエネルギーを使い果たして疲弊してしまいます。

社交的な人になりたいと思っているなら、会う人にあいさつをすることから始めてみることもできます。挨拶することもコミュニケーションのひとつです。そこから少しずつ会話を増やしていくことで、苦手意識が緩和されて人と関わることのハードルが低くなるでしょう。

苦手な人とも付き合っていく方法

「この人は苦手だ」と思う相手は誰でもいます。その人と関わらずに済む場合もありますが、仕事上どうしても付き合わなければいけない相手であったり、友人との付き合いの中で関わることの必要な相手の場合どうしたら良いのか解説します。

嫌なところばかり見ずに評価する

人の欠点や、自分が嫌だなと思うことはすぐに目につきますが、苦手な相手だからこそ、その人の良いところを認めてきちんと評価することが大切です。

苦手だと思う部分が、見方を変えるとその人の良い点だという事もあります。苦手だからと言って避けるよりも、その人の良い点に注目するならその人と接しやすくなります。

さらにその人と付き合うと、自分にどんなメリットがあるかを探すこともできます。その人を通じて新しい人脈が築けるとか、仕事の効率が良くなる、この人にまかせておくとイベントの面倒なことを引き受けてくれるなど、メリットを見いだせると、その人との関係を続けるうえで助けになります。

一定の距離感をキープする

苦手な相手とは一定の距離を保つこともストレスを減らす一つの方法です。付き合いは避けられないものの、必要以上に親しくする必要はありません。一歩引いた関係でありつづけるという選択も時にはできます。

年齢や先輩後輩関係なく敬語を使い続けることで一定の距離感を保つことができます。相手がくだけた話し方をしてきたとしても、丁寧な敬語を使い続けることで「それ以上親しくなるつもりはないですよ」というメッセージを発していることになります。

他にも、貸し借りを作って接触を増やすことがないように気をつけたり、冗談を言わないようにしましょう。冗談を話す時は少し気が緩み、本音が出てしまう可能性があります。相手にマイナスな感情持っているならそれが表面に出てしまうリスクがあります。人間関係をこじらせないように気をつけましょう。

相手の話はほどほどに流す

あなたの苦手な人は、自慢話や愚痴ばかりを話している人なのか一度見直しましょう。そのような人は共感を示したり、頷いて話を聞いてもらえると、この人も自分と同じ考えだと同調してもらえたと思ってしまいます。

話を聞く場合には「自分はそうは思わないが、この人はこんな考えなんだ」と受け流すのも会話のひとつのテクニックです。あなたが同調していないことに気づいたら、その話題で話を続けづらくなります。

しかし苦手だからと言ってあからさまに嫌な顔をしたり、感情的に反応すると、周囲の人たちがあなたに対する印象を悪く捉えかねないので注意が必要です。できる限り公正な、フラットな感情を保ちながら、聞き流すようにしましょう。

人間関係は無理をしすぎないこと

人間関係によって私たちは影響を受けます。それがいつでもプラスに働くわけではなく、人付き合いがストレスに感じることが多いかもしれません。しかし少し自分の考え方や、見方を調整すると思っていたほど大変ではないことに気づきます。

時には相手に期待せず、人から嫌われるのも仕方がないと割り切ることも、自分の心を守るために必要なことです。いつでも上手に人付き合いができるわけではありませんが、無理をしすぎないように、頑張りすぎないように、自分は自分で良いという気持ちで、人間関係を築くようにするなら今よりもうまくコミュニケーションを取ることができるようになるでしょう。

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LITORA編集部

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