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「舌と目で楽しむデトックスウォーター」きれいと健康を手に入れよう

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デトックスウォーターは健康に良いのか?

「デトックスウォーター」と聞いて、どんなことをイメージしますか。健康的なことや美容にいいものは「面倒くさい」「時間やお金が掛かりそう」と思う方も多いのではないでしょうか。「デトックスウォーター」は、悩みに合わせた食材を切ってボトルやジャーに入れ、水を注いで冷蔵庫で冷やして作れます。

簡単でミキサーなどの掃除も必要ないので、ズボラ女子でも取り組める健康・美容法です。今回は、そのような「デトックスウォーター」とその活用方法について取り上げます。

いちばんのデトックスは水を飲むこと

「デトックス」とは、老廃物や毒素を汗や尿などによって体外へ排出することで、健康や美容を手に入れることです。いちばんデトックス効果が期待できるのは、水を飲むことです。水を飲むと、老廃物や毒素は汗や尿になって排出されるので、たくさん飲むことでデトックス効果が発揮され、むくみ対策にもなります。

1日2L飲みましょう

水を飲むことで、汗や尿などと一緒に体内の老廃物を排出し、新陳代謝を高めることができます。しかし、必要な水分量は、個人の体重やいくつかの条件で変わってきます。

アメリカの学術雑誌では、一般男性では1日13杯、一般女性では1日9杯飲むとよいとされています。一般的には、1日に約2Lを目安として水を飲むことが推奨されているようです。

飲みすぎると水毒症になる可能性がある

水を飲むことがもっともデトックス効果があり、1日に2Lを目安にして水を飲むことが推奨されています。だからといって、水をあまりにも大量に飲みすぎてしまうと、水毒症を招く恐れがあるので注意が必要です。水毒症とは、大量の水分摂取が原因で起こる中毒症状です。

腎臓の処理能力を超える水分摂取によって、水分を処理しきれなくなり血液の塩分濃度が一気に低下。 これにより、低ナトリウム血症やけいれんを発症してしまうのです。そのため、適量を守って摂取するように気を付けましょう。

デトックスウォーターの利点

「水を飲むこと」は、デトックスにはとても大切です。それでは、ミネラルウォーターなどの通常の水と比べて、デトックスウォーターはどのような利点があるのでしょうか。

水にフルーツの味がしみだして飲みやすくなる

水を毎日2L飲むことは、今まで水を飲む習慣のない方にとっては、量が多いと感じるのではないでしょうか。ただの味のない水を大量に飲むことは、苦痛に感じる人もいるようです。

その点、デトックスウォーターは、水にフルーツの味がしみだしているので、飲みやすくなっています。さらに、果物などに含まれている水溶性のビタミンや、ナトリウムを排出させてくれるカリウムなどの栄養素も溶け出しています。味気のない水は飲みにくいという方にも、飲みやすくて量をとるためにもおすすめです。

フルーツ・野菜の栄養素も摂れる

デトックスウォーターは、水にフルーツの果汁が溶け出しています。水分とともに、不足しがちなフルーツや野菜の栄養素も、一緒に体内へ摂取できることも大きな利点です。

フルーツや野菜からデトックスウォーターに溶け出す栄養素には、デトックス効果が高く期待できるビタミンをはじめとする成分が含まれています。これらの栄養素は、フルーツや野菜を加熱調理をしてしまうと、そのほとんどが失われてしまいます。こうして、デトックスウォーターによって、普段は摂りにくい栄養を気軽に摂れるのです。

注意が必要なこと

デトックスウォーターは手軽に作れるうえに、普通の水よりもより高いデトックス効果が期待できます。しかし、注意する点もいくつかあります。気を付けていないと、かえって健康を損ねてしまう可能性もあるので、しっかり確認しておきましょう。

皮についている農薬・防腐剤に注意

使用するフルーツですが、農薬や防腐剤などが使用されているものの可能性もあります。そうなると、フルーツの果汁と一緒に、フルーツの皮についている農薬や防腐剤なども、デトックスウォーターの中に溶け込んでしまいます。皮についた防腐剤などは、水で洗っただけでは完全には落とせません。

したがって、「防カビ剤不使用」と書かれている野菜やフルーツを選ぶと安全です。そうでないものを使用するときは、デトックスウォーターの効果が薄まる可能性もありますが、皮を剥いてから使用するようにしましょう。

柑橘類を使うときは瓶のボトルで

ミカンやオレンジ、グレープフルーツなど、柑橘系のフルーツを使用してデトックスウォーターを作るときは、瓶のボトルを使用するようにしましょう。プラスチック製の容器などを使ってしまうと、柑橘系の皮に含まれる成分によって、プラスチックが溶けてしまいます。瓶は100円ショップなどでも手軽に手に入るので、使用する容器には気を付けましょう。

瓶のボトルは、柑橘類を使わないときも何度も使用でき清潔で、そのうえ、プラスチックが溶け出す心配もいらないので、使用することをおすすめします。ちなみに瓶のボトルは、必ず煮沸消毒をしてから使用するようにしましょう。

水道水を使う場合はカルキ抜きをする

水道水には、カルキと呼ばれている、消毒の際に使用されたさまざまな化学物質が、わずかに残留しています。残留の化学物質は、行政によって厳しく管理されています。そのため、飲用の水道水はそのまま飲んでも、直接健康に悪い影響はありませんが、カルキ独特の臭いが残っています。

また、残留は微量とはいっても、たくさん飲むことを考えると、水道水を使用してデトックスウォーターを作る際は、カルキ抜きの処理をしてから使用するようにしましょう。カルキ抜きの方法はたくさんあるので、その例を紹介します。

レモン汁を数滴入れる

カルキの成分のひとつである残留塩素は、ビタミンCで分解することができます。水道水を入れた容器に、レモンを数滴たらすことで、簡単にカルキを抜くことができます。フルーツのレモンそのものがない場合は、瓶で売られているレモン果汁や、ポッカレモンなどでも代用することが可能です。

水道水を鍋に入れ10分程度沸騰させる

カルキは揮発性なので、鍋で沸騰することで抜くことができます。蒸発するとともにカルキが抜けるので、ヤカンよりも鍋がおすすめです。また、沸騰によって逆に増えてしまう水道水中の「トリハロメタン」は、10分以上沸騰することで、完全に除去することができます。

水道水に炭を入れる

炭はとても古い時代から、抗菌や殺菌など、さまざまな用途で使われています。炭には、とても細かな孔が無数にあり、それらにたくさんの不純物を吸着する性質があって、カルキ抜きにもとても有効です。販売されている浄水器や、浄水機能付きのボトルなどにも多く利用されています。炭の原料は木片のみならず、竹やヤシガラなどの炭でも大丈夫です。

炭の効果をより高めるために、1000℃ほどの高温加熱をして作られた「活性炭」が、現在も市販で売られています。この活性炭をよく洗い、水道水を入れたボトルに入れます。6時間ほどそのままにしておくと、カルキを抜くことができます。

浄水機能がついたポットにいれる

浄水機能の付いた水筒やポットも、多く販売されています。これらの浄水器や浄水機能付きのポットなどでは、水道水をボトルに入れるだけで、簡単にカルキを抜くことができます。

デトックスウォーターの保存方法に注意

デトックスウォーターは、手作りするので保存料は入っていません。常温だと日持ちがしないので、保存方法には注意が必要です。

そのため、デトックスウォーターを作るときは、ミネラルウォーターにフルーツや野菜を漬け置くときから冷蔵庫で保存しましょう。また、冷蔵庫で保管していても、フルーツが傷んだり水が腐ってしまったりする可能性も高くなるので、最長24時間で飲みきるようにしましょう。

デトックスウォーターの作り方

こちらでは、デトックスウォーターの作り方を説明します。とても簡単で、あっという間に準備できるので、夜寝る前に漬け込んでしまえば朝には完成しています。

1.ミネラルウォーターを用意します。

炭酸水または、ココナッツウォーターでも大丈夫です。炭酸水やココナッツウォータで作ったデトックスウォーターは、ミネラルウォータよりも、さらに高いデトックス効果を発揮します。

やむを得ず水道水をミネラルウォーターの代わりに使用する場合は、カルキ抜きをしてから使用するようにしましょう。

2.用意したボトルにミネラルウォーターを入れ、適当な大きさにカットしたフルーツや野菜を加えます。

デトックスウォーターを作る瓶を用意し、まずは煮沸してしっかり消毒しておきましょう。フルーツや野菜のカットはとくに決まりはないので、適当な大きさに切りましょう。瓶のボトルにフルーツや野菜を入れると、フルーツや野菜の色味が、ガラス瓶のガラスから透け通って見えます。ビジュアルも意識しながらデザインするつもりで、フルーツや野菜を切ったり入れたりすると、楽しく作ることができます。

特に、外国産の果物などは農薬などが多く使われているので、注意が必要です。水洗いしても農薬は落ちにくいので、皮を入れる効果は減ってしまいますが、農薬が付いている皮は剥いて使いましょう。

柑橘類をはじめとした果物は、なるべく国産のものを使うようにするといった対策も有効です。しかし、国産のものであっても農薬は使われていて、洗っても残ってしまうことも多くあるので、無農薬や有機栽培のものを使うこともおすすめです。

フルーツや野菜を、デトックスウォーターに使用するのはもったいないと感じる方も多いようです。しかし、デトックスウォーターに使用するフルーツや野菜は、2回までデトックスウォーターの具材として使うことができます。さらに、使用したあとのフルーツや野菜は、リメイクして食べることも可能です。

3.フタをして冷蔵庫に入れしばらく浸けておいたら完成

フルーツや野菜を漬け込む時間は、4時間程度を目安にしましょう。スイカなどの香りの弱い食材を使う場合は、長めにして6時間ほど漬け込むとしっかりと香りがつきます。漬ける時間が長く感じるかもしれませんが、寝る前に切って浸けて冷蔵庫に入れておけば、朝には完成しています。

フルーツや野菜の働き

デトックスウォーターは、デトックスウォーターに入れるフルーツや野菜を変えることで、自分にあったものを作れます。ここでは、デトックスウォーターに期待する健康や美容効果ごとに、その効果を発揮しやすい具材を紹介します。

脂肪燃焼効果があるもの

ダイエットのために、デトックスウォーターを飲むという方も多いです。スポーツをする人は、よりその効果を高めるためにも、そうでない人も、日常生活の中でより脂肪燃焼効果を高めるためにも活用してみましょう。

新陳代謝を上げるミント

知らない方がとても多いのですが、ミントには発汗作用や利尿作用があります。発汗作用や利尿作用が高いということは、体内の老廃物や毒物を体外に出す動きが、活発であるということを意味しています。発汗作用や利尿作用により、身体の新陳代謝があがることで、脂肪燃焼への効果が期待できます。

脂肪分解酵素が入っているキュウリ

キュウリには、「ホスホリパーゼ」と呼ばれる脂肪分解酵素が含まれています。さらに、毒素を排出する効果のあるカリウムも含んでいます。

代謝を促進するジンジャー

生姜には、新陳代謝を促進する効果があります。代謝が上がることで、脂肪の分解・燃焼どちらの効果も期待できます。生姜の成分「シオネール」には、疲労回復や夏バテ効果も期待できます。

美肌効果があるもの

デトックスウォーターは健康のみならず、美容にも効果があります。とくに、肌の調子をよくしたいときや、アンチエイジングを目的にデトックスウォーターを飲むときは、次の果物を使ってみましょう。

ミカン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類

ビタミンCが肌によいことは、知っている方も多くいるかと思います。ミカン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘系の果物は、ビタミンCが豊富に含まれており、デトックスウォーターにすることで、より手軽に摂取できます。

ビタミンC含有量トップクラスのキウイ

「ビタミンCといえば柑橘類」というイメージが強く、びっくりされる方もよくいるようですが、キウイはビタミンCの含有量が、トップクラスの果物です。またキウイは、便秘対策の効果も同時に期待できる果物です。

ビタミンもクエン酸も豊富なライム

ビタミンCと同時に、クエン酸も新陳代謝を促し、美容効果もある成分です。ライムには、ビタミンCとクエン酸がともに豊富に含まれています。

ライムは柑橘類と同じように、海外産のものは、農薬や防カビ材が付いていることが多くあります。したがって、国産のものを使用するか、しっかり洗う、皮をとるなどの対策をしてから使用しましょう。

ライムは独特な風味があるので、柑橘系などに飽きてきて普段と一味変えたいときなどに、取り入れてみてはいかがでしょうか。

便秘に効果があるもの

便秘でお悩みの方は、必見の具材です。便秘のために、野菜や果物をとりたいけれど、時間がなかったり外食が多かったりなどして、なかなかとりづらいときにも取り入れてみましょう。

食物繊維が豊富なメロン

メロンは、とても食物繊維の豊富な果物です。普段は、メロンの実の部分しか食べないという方も、デトックスウォーターでは、種(わた)の部分も味と栄養があるので使いましょう。形が崩れやすく、種などは口当たりが悪くなるのが気になる方は、ティーパックなどに入れて使うと、気にならずに楽しめます。

食物繊維のペクチンを含むイチゴ

イチゴには、食物繊維のペクチンが含まれています。また、ビタミンCも多く含まれ、美容効果や疲労回復効果も同時に期待できます。瓶に入れていると、鮮やかな赤い色がとてもきれいなので、見た目を重視する人にもおすすめです。

お腹にやさしいオリゴ糖のバナナ

バナナには、お腹にやさしい「プラクトオリゴ糖」が多く含まれています。風味も残りやすく、また味もまろやかになるので、バナナ好きにはとくにおすすめです。また、バナナに豊富に含まれているカリウムは、体内の毒素をたくさん体外に排出する作用があります。

アンチエイジングが期待できるもの

アンチエイジングとは、「抗老化」「抗加齢」のことを指します。分かりやすく言い換えると「老化防止」のことをいいます。この「老化」していく原因のひとつである、「酸化」を防ぐ抗酸化作用のある食べ物をとることが大切です。また、老廃物をしっかり体外に出すことも大切です。

デトックスウォーターに利用できる野菜や果物のうち、とくにアンチエイジングの効果が期待できるものを紹介します。

ポリフェノールたっぷりのブドウ

ブドウにたくさん含まれている「ポリフェノール」には、抗酸化作用があります。マスカットの場合は、カリウムがたくさん含まれているので、老廃物の排出にも効果的です。ブドウもマスカットも、とくに皮にたくさんの栄養素が詰まっているので、皮つきで使用しましょう。

活性酸素を除去するカボス

カボスには、水溶性のビタミンが含まれており、デトックスウォーターに使用することによって、たくさんのビタミンが水の中に溶け込みます。カボスに含まれているビタミンは、活性酸素を除去する効果があります。

老廃物を外に出すプラム

プラムにも、バナナやブドウなどにも多く含まれている、カリウムが豊富に含まれています。このカリウムが、老廃物を体外に排出するのを助けることで、アンチエイジングの効果が期待できます。

むくみに効果があるもの

立ち仕事や座りっぱなしの仕事で、ふくらはぎがつらいことがよくありますよね。ふくらはぎのみならず、顔や首などのむくみに悩まされる女性は、多いです。デトックスウォーターは、そのような女性の天敵である、むくみにも高い効果を発揮します。

デトックスウォーターを飲むことで、むくみの原因となる老廃物や、余分な水分を排出するのを助けてくれます。

カリウムが働きかけるメロン

食物繊維豊富なメロンですが、カリウムもたくさん含まれています。このメロンに含まれているカリウムが、老廃物の排出を促します。また、食物繊維が豊富なことからも、老廃物をしっかり排出して、むくみを解消する効果を発揮します。

また、メロンには塩分を排泄する働きがあり、高血圧にも効果があるようです。

クエン酸たっぷりなレモン

レモンの酸っぱい味は、クエン酸によるものです。ビタミンCのみならず、レモンにはクエン酸もたくさん含まれています。クエン酸には、美肌やアンチエイジング、疲労回復や動脈硬化などを予防する効果があるようです。そのほかにも、血流が良くなる効果も期待できるといわれています。

お悩み別レシピ

デトックスウォーターを作る際は、期待する効果に応じた果物や野菜の選ぶことが大切です。ここでは、さらに果物や野菜の組み合わせについて、期待する効果をより引き出すことができるものを紹介します。

ダイエットに「リンゴ+シナモン」

リンゴの皮にはポリフェノールが豊富で、総じてリンゴポリフェノールと呼ばれています。強い抗酸化作用があり、血流を改善して内臓脂肪を減らすので、ダイエット効果が高いといわれています。シナモンは、毛細血管を広げて血流を良くし、脂肪細胞を小さくすることから、ダイエットに効くといわれています。

脂肪燃焼に「ラズベリー+レモン」

ラズベリーの香りには、「ラズベリーケトン」という成分が含まれ、カプサイシンの約3倍もの脂肪燃焼効果があります。また、ラズベリーとレモンに含まれる水溶性食物繊維が、腸内をきれいにしてくます。

そのほかにも、ラズベリーに含まれるアントシアニンには、眼精疲労や生活習慣病の予防などの効果も望めるようです。

血液をサラサラに「オレンジ+ブルーベリー」

オレンジには、ビタミン類が豊富に含まれていて、特にビタミンPの一種「へスペリジン」は、血液をサラサラにして新陳代謝をアップする効果があります。ブルーベリーには、抗酸化物質のアントシアニンが豊富なので、活性酸素の働きを抑えてくれます。

さらに、ビタミンAの効果と相まって、血液サラサラ・免疫力アップと、健康な体へと体質改善することが期待できます。

スマホやパソコンでお疲れの目に「ブドウ+ブルーベリー」

スマホやパソコンによって、疲れ目になってしまうことがあるかと思います。「目にはブルーベリーがいい」とよく耳にするかもしれませんが、ブドウの皮にも同様の効果があることは、あまり知られていません。ブドウとブルーベリーの皮には、ポリフェノールの一種である「アントシアニン」という紫色の色素成分が含まれ、眼精疲労の回復に効果があります。

疲労回復に「リンゴ+洋梨」

疲れがたまったときにおすすめなのが、このリンゴと洋梨の組み合わせです。とても栄養豊富なリンゴのみならず、体の代謝を助けるアスパラギン酸を多く含む洋梨を組み合わせることで、より効果を発揮します。洋梨は、カリウムが豊富で血液の上昇を抑えたり、むくみを解消する働きがあるといわれています。

また、リンゴに含まれているリンゴ酸やクエン酸には、疲労物質の乳酸を分解する働きがあり、疲労回復にも効果があるといわれています。

使い終わった野菜やフルーツの活用法

デトックスウォーターに使用した野菜やフルーツは、リメイクして食べられます。経済的にも優しく、また一度切っているので、調理の手間も少し省くことができます。ぜひ、チャレンジしてみてください。

ミキサーで撹拌してスムージーに

野菜や果物に含まれる栄養素は、加熱によって大半が失われてしまいます。デトックスウォーターに使用した果物や野菜も、できれば加熱しないまま食べたいものです。この加熱せずに食べるためにおすすめの方法が、ミキサーで撹拌して、スムージーにして飲むことです。

デトックスウォーターで使用した野菜や果物を、そのままミキサーに入れて撹拌します。皮もそのまま使用できます。果物や野菜の皮にはたくさんの栄養素が含まれているので、皮もつけたままスムージーにすることをおすすめします。しかし、飲みにくくては続かないので、苦みが気になる人は、キウイやライムなどの苦みの強い皮は、取り除いてからミキサーに入れましょう。

さらに、牛乳やヨーグルト、砂糖やハチミツなどを入れると飲みやすくなります。果物によっては、なかなかミキサーが回りにくいこともありますが、牛乳など水分のあるものを一緒にミキサーに入れると、撹拌しやすくなります。

ヨーグルトに混ぜて食べよう

ヨーグルトとともに食べるという方法も、野菜や果物を加熱調理せず、栄養素をなるべく減らさずに摂取できる方法のひとつです。乳製品を一緒に摂ることができるので、とてもおすすめの方法です。ミキサーを持っていない方や、ミキサーで撹拌する手間や時間を掛けたくない、ズボラ女子にもぴったりの方法です。

手間はほとんどなく、デトックスウォーターに使用した果物は、そのままヨーグルトに混ぜて食べます。ミキサーでのスムージーのときと同じく、皮の苦みが苦手な人は、皮は外してしまっても大丈夫です。プレーンヨーグルトの場合は、砂糖やハチミツを一緒に入れると、果物ともよく合い食べやすくなります。

果実を砂糖で煮てジャムへ

デトックスウォーターに使用した果物を、砂糖と一緒に煮てジャムにする方法も、おいしくリメイクする手段です。デトックスウォーターから果物を取り出し、小さく刻んでから砂糖と一緒に鍋に入れて煮ます。

柑橘類は、皮も一緒に煮るとおいしいジャムになります。柑橘類の皮は火が通りにくいので、少し細かく刻んでから入れましょう。

果汁に糖分を加えてソルベに

デトックスウォーターに入れていた果物は、果汁はもちろん、デトックスウォーターに溶け出していましたが、まだ果汁はたっぷり残っています。しっかり絞って果汁をとり、砂糖やハチミツを加えます。

器に移して冷凍させると、ソルベとしておいしく食べることができておすすめです。

野菜はマリネに

デトックスウォーターに使用した野菜は、マリネとして使用するのがおすすめです。長時間水に漬かっていたことで、通常よりもしんなりしているので、シャキシャキ感を求めるサラダには向きません。熱を通して調理することも可能ですが、過熱によって栄養価が落ちてしまうので、お酢で締めるマリネはとてもおすすめです。

お酢やワインビネガー、胡椒、塩で和えれば、簡単にマリネとして味わえます。デトックスウォーターとして使用していたので、お酢もすぐにとおり、やわらかく食べることができます。

デトックスウォーターはいつ飲めばいい?

デトックスウォーターは、どのようなタイミングで飲むとより効果があるのでしょうか。基本的には、水の代わりにどの時間に飲んでも問題ありません。ここでは、おすすめのタイミングと、注意点について確認しておきましょう。

起床時や食事前

デトックスウォーターを飲むおすすめのタイミングは、「起床時」と「食事前」です。一度に飲む量は、コップ1杯を目安に、このニつのタイミングを中心に、こまめに飲むとよりデトックス効果が期待できます。

まず、「起床時」がおすすめの理由としては、人は就寝中に多く発汗するので、朝のリセットで水分補給に飲むことで、より水分を吸収しやすくなり効果を期待できます。また、朝一番に飲むことによって腸に刺激が入り、お通じが良くなる効果もあります。

次に「食事前」がおすすめの理由としては、食前に飲むことで満足感を得られるので、食事量のコントロールにも役立つことがあげられます。

ソラレンが豊富なものは紫外線厳禁

デトックスウォーターを飲むタイミングですが、デトックスウォーターに「ソラレン」を多く含む具材を使用したときは、かえって健康や美容にとって、悪い影響となる可能性があるので注意が必要です。

ソラレンは、果物や野菜に含まれる光毒性物質の一つで、ソラレンを摂取してから2時間程度すると、全身に行き渡り、紫外線に過敏に反応して吸収する作用があります。そのため、ソラレンを多く含むものを食べたり飲んだりしたあとに、紫外線を浴びてしまうと、肌にかゆみや赤みが出たり、色素沈着でシミやシワ、たるみの原因になる可能性があるので注意が必要です。

したがって、ソラレンが豊富なデトックスウォーターは、日が暮れたあとに飲むようにしましょう。以下に、ソラレンを多く含む果物や野菜の例をあげておきます。

ソラレンを多く含む果物の例

レモン・オレンジ・ミカン・グレープフルーツ・キウイ・イチジク・アセロラなどがあります。

ソラレンを多く含む野菜の例

セロリ・パセリ・アシタバ・シソ・三つ葉・ジャガイモ・キュウリなどがあります。

おすすめのボトル

これを機に、デトックスウォーターを作ろうと思っても、デトックスウォーターをつくる瓶を持っていない方も多いと思います。ここでは、おすすめのボトルをみてみましょう。

Voss Artesian Still Water Plastic Bottle

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デトックスウォーターをカバンに入れて、会社にも持って行きたいという方におすすめです。シンプルなデザインなので、通勤の際にも使いやすいものになっています。

Dulton Beverage server Ivy

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見た目も大切にしたい、ズボラ女子におすすめです。飲むときに、わざわざコップに移したくない表面に、おしゃれなロゴが入っています。食事中にそのまま使っても、凝った雰囲気になります。

Loveボトル4722レトロLoveガラスボトル

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デザイン性を重視する方におすすめです。カラフルなロゴが入っていて、明るい気分になれそうなボトルです。スタイリッシュでシンプルなボトルなので、持ち運びにも便利です。

Ball メイソンジャー ワイドマウス

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こちらのボトルは、シンプルな透明のものから色味が入ったものまで、たくさんのバリエーションがあります。中身の食材と合わせて、カラーを調整するとより楽しめそうです。

WECK Juice Jar

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ほかの人と被るのが嫌な個性派の方におすすめです。シンプルでありながら、他のボトルとは少し違ったデザインになっています。専用のフタも、別売りで手に入ります。

HARIO (ハリオ) フィルターインボトル 750ml

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ワインボトル型のボトルです。そのまま飲むこともできますし、グラスに注ぎやすいデザインになっているので、オシャレにワイングラスで飲んでみてもいいかもしれません。食卓に置いておくだけで、おしゃれな雰囲気になります。

身近な食べ物で美容と健康をコントロール

美容や健康にはお金と時間が掛かるから、なかなか続かないという悩みはよく聞きます。しかしデトックスウォーターは冷蔵庫に残った野菜や果物から始めることができます。デトックスウォーターに使用した具材もリメイクして食べることができるのでお財布にも優しいものになっています。

美容や健康に気を遣おうと思っても、何から始めていいのか分からなくてなかなか始めることができないときこそ、身近にある食べ物でつくることのできるデトックスウォーターはおすすめです。ぜひ身近なところから楽しんで健康をコントロールしてみてはいかがでしょうか?

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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