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ヨガパンツの正しい選び方。自分らしく心地いい1枚をみつけよう

健康・運動

自分に合った1枚を見つけよう

ヨガの動きを妨げないように設計されたヨガパンツ。ヨガをするなら1枚は持っておきたい、と考える人のほうが多いのではないでしょうか。自分が気持ちよく活動ができ、かつ価格も適切なものを選ぶことが、モチベーションのアップにもつながります。

この記事では、そうしたお気に入りの1枚を見つけるための、種類や素材の特徴、選ぶ際の気を付けるポイントなどをお伝えします。自分らしく心地のよい、自分に合った1枚を見つけましょう。

お悩み別おすすめヨガパンツ

ヨガパンツの種類は、サルエルパンツやクロップドパンツなどさまざまです。その中から、自分の悩みに合ったものを選ぶために、それぞれの特徴を知ることが大切です。そこでヨガパンツを選ぶときのお悩み別におすすめのタイプをみていきましょう。

かっこいい自分を目指したいあなたにレギンスタイプ

「レギンス」は身体にぴったりとフィットして、身体のラインがくっきり出るタイプのウェアです。大きめのトップスやショートパンツなどに合わせて着ると、おしゃれ度も高くなります。鍛えた身体を自分でも見て確認することもできます。かっこいい自分を目指したい人におすすめです。

身体にフィットするため生地が動きを邪魔しにくく、ハードな動きもしやすいといったところもよい点です。また、筋肉を支えてパフォーマンスを向上させる、「コンプレッション機能」がついたものもあります。適度な締め付けで体に圧をかけて、筋肉を支えます。そうすることで、筋肉疲労を軽減させたり疲労回復などの効果がある嬉しい機能です。

お尻が隠れて動きやすいショーパンとレギンス一体型

レギンス1枚では恥ずかしいという人や、お尻が気になるから隠したいという人には、「ショートパンツとレギンス一体型」になったものがおすすめです。フィットするタイプのものや、フレアータイプなどのショートパンツがあり、おしゃれなものも多くあります。

短めの丈のパンツが主流で、足の動きを妨げない設計になっています。ショートパンツと一体になっていることで、気になる部分を隠せるだけでなく、動きやすさも兼ね備えたウェアです。ヨガだけでなく、ジョギングやランニングなどのスポーツにも適しているタイプです。ショートパンツのほかに、ショートスカートとレギンスが一体型になっているものもおすすめです。

ボディラインにメリハリをつけたい方にフレアデザイン

メリハリのあるボディラインに見せてくれるのが、「フレアデザイン」のヨガパンツ。ひざ下から足首にかけて広がる「セミフレアデザイン」のものや、股下から足首にかけてふんわり広がっていく「ワイドフレアデザイン」のものがあります。ヨガでの主流は、「セミフレア」タイプです。

フレアデザインのパンツは、シンプルな形ですっきりとしたシルエットを作り、美しいボディラインに見せてくれます。美脚や足長効果、美尻効果などがあります。セミフレアタイプのものは身体へのフィット感が高く、よりメリハリをつけたい人におすすめです。ワイドフレアタイプのものは、ゆったりとしたシルエットで、締め付け感が苦手な人に向いています。

太ももとお尻を隠したい方にサルエルパンツ

独特の形をした「サルエルパンツ」は、太ももとお尻が気になる人におすすめです。腰からドレープがあり、ふんわりとしたシルエットでお尻から太ももにかけてをカバーできます。また、股下にゆとりがあるので開脚がしやすく、ヨガ初心者の人でも身体を動かしやすいタイプです。

サルエルパンツは7分丈のものが主流で、裾がリブになっているタイプが多くあります。そのため、ヨガの大きな動きでも服がずれにくく、動きやすいのも特徴です。ファッションとしても多くの人から人気があり、ルームウェアやタウンウェアとしても着用できます。ゆとりのあるデザインは、下着のラインが出にくいといったメリットもあります。

美脚に見せたい方にカプリパンツ

美しい足のラインに見せてくれる、「カプリパンツ」。7分丈で細身なデザインで、裾にスリットが入っているものが多くあります。サルエルパンツやガウチョパンツに比べてタイトなシルエットで身体にフィットし、ゆっくりとした動きから激しい動きまでスムーズに行えます。

腰回りにゆとりがあり、足元にかけて細くなっていくデザインのため、美脚効果があり、美脚に見せたい人におすすめのヨガパンツです。腰回りにゆとりがあることで、ストレッチなどをしやすいです。丈感は、ブランドや商品によって違うため、自分の体型にあったものを選びましょう。どんなトップスにも比較的合わせやすく、万能パンツといえます。

どこも締め付けたくない方にゆるっとガウチョパンツ

締め付けが苦手で、ゆったりとしたウェアでリラックスしてヨガを楽しみたい人には、「ガウチョパンツ」がおすすめです。ワイドなシルエットで優雅な印象もあるガウチョパンツは、普段使いもできるおしゃれなウェアです。とにかくふんわり、ゆったりした形で締め付けがなく履き心地もよいです。

もともとは、「ガウチョ」と呼ばれる南米のカウボーイが着用していた、7分丈のワイドパンツが始まりといわれています。ガウチョは南米の草原地帯、パンパで牧畜をしていたため、ガウチョパンツは、履きやすさと動きやすさを兼ね備えたパンツなのです。丈感やワイド感も商品によってさまざまありますが、ワイドなシルエットで美脚やウエストの細見え効果もあります。

ヨガパンツの素材

ヨガパンツにも、さまざまな素材のものがあります。中でも「コットン」、「ライクラ」、「ポリエステル」、「レーヨン」の4種類が一般的です。それぞれの素材の特徴から、状況や自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。

さらっと肌ざわり重視のコットン

天然素材の「コットン」は綿とも呼ばれ、綿100%の衣類は肌ざわりがよいことでも知られています。吸水性に優れており、タオルなどの水を吸水させる目的のものによく使われています。吸水性に加え、吸湿性も高く、汗などを吸い取りやすい素材です。しかしスポーツをする際には汗が乾きにくいというデメリットもあります。

吸水性が高く少量の汗なら吸い取ってくれるため、さらっとした肌ざわり重視の素材といえます。通気性がよいのもメリットの一つで、夏には快適に過ごせます。また、保湿性もあり、空気を多く含むことができるため、冬には温かく着ることもできます。1年通して気持ちよく着られる素材で、激しい動きでないスポーツやヨガには適しています。

伸縮性のライクラ

「ライクラ」とは、ポリウレタン素材の種類の一つで、伸縮性に優れた繊維のことです。引っ張ると、元の長さの4倍から7倍にまで伸びますが、力を緩めると元の長さに戻ります。それほどの伸縮性の高さが、メリットとしてあります。そのため、水着をはじめスポーツウェアにも多く使われている繊維です。

高い伸縮性がどんな動きをしても肌にぴったりフィットし、動きやすさにつながります。繊維自体は軽く、汗などの臭いのもとになる物質を吸収する効果もあります。そのため、消臭効果も期待できる、スポーツに最適なものです。ライクラ単体で使われることはなく、そのほかの素材と組み合わせて使われています。高い機能を持つ繊維で、ライクラの量がどの程度使われているかで衣類の価格が決まります。

耐久性と速乾性のポリエステル

「ポリエステル」は人工的に作られた、いわゆる化学繊維で、日本でもっとも多く生産されているといわれています。そのため、多くの衣類で使われている素材です。静電気が起きやすいなど、デメリットのイメージが強いですが、スポーツウェアとしてのメリットもたくさんあります。

ポリエステルはその耐久性の高さから、多くのスポーツウェアで使用されています。水に強く、洗濯などで濡れても型崩れせず、強度が変わりにくいのも特徴です。また吸湿性が低く湿気を吸いにくいので、速乾性があるともいえます。汗や洗濯時などで濡れてしまっても、乾きやすいというメリットになります。静電気の起きやすい季節を除けば、スポーツに最適な素材です。

肌ざわりの良さと吸湿性のレーヨン

「レーヨン」は、化学繊維の中の再生繊維という種類の中の素材です。吸水性、吸湿性ともに優れていて、コットンと同じく肌ざわりがよいのも特徴です。ほかの繊維との馴染みがよく、美しいシルエットを表現することができる素材でもあります。

ユーカリやアカシアなどの木材パルプの繊維を加工し作られています。そのため、土の中で分解されて土に戻るという、エコな素材でもあります。水に濡れると強度が落ち、縮みやすいので、大量の汗などで水分を含ませないよう、注意が必要です。あまり激しい動きのしないヨガには、さらっとして肌ざわりのよいレーヨン素材のものは、リラックス効果も高まりおすすめです。

ヨガパンツを買うときに気をつける条件

ヨガをするのに最適なヨガパンツを選ぶには、気を付ける条件がいくつかあります。動きやすいことはもちろん、サイズ感や着心地のよいものを選ぶことも重要です。

動きやすいこと

「動きやすいこと」は、どんなスポーツにとっても重要なポイントです。ヨガの場合には、ほかのスポーツにはない独特な動きがたくさんあります。そうしたヨガの動きを邪魔しない作りのものであることは、何よりも大切です。

伸縮性のあるレギンスタイプや、ゆったりとしていて動きやすいサルエルパンツなどを選ぶとよいです。動きやすさだけでいうと、ガウチョパンツなどは注意が必要です。裾がめくれ上がりやすいので、そうした場合に、動きに集中できるかどうかも考慮する必要があります。

透けないことと下着のラインを拾わないこと

下着のラインや下着自体が透けて見えないかどうかも、気をつけてチェックしましょう。ヨガの動きは、リラックスしたり集中したりすることが大切です。気が散る要因を作らないものを選ぶことで、より質の高いヨガを行うことができます。

ヨガ教室など、ほかの大勢の人と一緒にヨガをする場合には特に、下着の件は注意してチェックすることが大切です。ラインを拾わないようなゆとりのあるものを選ぶこともできますが、レギンスの場合でも、下着が透けない設計のものはたくさんありますので、そういった商品から選ぶとよいでしょう。

速乾性と通気性

速乾性と通気性がよいものは、どんなヨガのスタイルにも必要です。ヨガには、ゆっくりとしたストレッチをするだけの場合でも、十分に体が温まる効果があります。その分、汗も出ます。汗でべたついたり、熱がこもってしまうと着心地が悪くヨガに集中できません。

着心地が悪いだけでなく、身体を冷やしてしまうなどの悪影響にもなります。速乾性のあるものは、出た汗を吸収し素早く服の外に放出することで、服の中で熱がこもるのを防いでくれます。また、洗濯時にもすぐに乾くので、速乾性と通気性は重視しましょう。

匂い対策に必須の防臭性

ホットヨガをする場合や、人より汗をかきやすいという人は、ヨガの最中に汗の匂いが気になってしまうこともあります。そうした匂いが気になる場合には、防臭効果のあるものを選ぶようにしましょう。防臭性のあるものを身に着けることで、匂いが気にならずにヨガにも集中できます。

ヨガは、呼吸法や動きの一つ一つに集中し、リラックスしながら行うことが大切です。汗などの匂いが気になり、そのせいでヨガに集中できないなんてことは避けたいものです。そのために防臭、または消臭効果のあるものを身に着けるのをおすすめします。

スポーツウェアに欠かせない耐久性

ヨガパンツもほかのスポーツウェアと同様に、運動時の耐久性が重要です。穏やかなポーズ以外にも、激しいポーズをとったり、汗を大量にかくこともあります。その激しい動きにも対応できる強度と、洗濯を繰り返してもへたりにくいかどうかをチェックしましょう。

ヨガは意外と汗をかくスポーツです。着用した際には毎回、洗濯をする必要があるので、洗濯回数を重ねても色あせや型崩れをしないかどうかも考慮しましょう。激しい動きにも対応するためには、伸縮性のあるものがよいでしょう。

運動するときもおしゃれにデザイン性

デザイン性も重要です。自分の気に入るデザインのものを着用することで、ヨガをする際のモチベーションアップにもつながります。長く着続けられて、ヨガへ取り組む意識も高まります。また、おしゃれなデザインのものは、女子力のアップにもつながります。

耐久性や速乾性など、そのほかの機能的なポイントも抑えた上で、デザイン性の高いものを選ぶとよいでしょう。家にあるもので代用が可能な場合もありますが、基本的な機能性は備わっていないと、ヨガを純粋に楽しめません。ヨガ人気も高まり、専用のものでもデザイン性が高いウェアは増えていますので、楽しく選びましょう。

サイズ感とフィット感

ヨガをする際に最適なものは、自分に合ったサイズと、身体にフィットするものです。その両方が自分に合っていないと、ヨガの最中に衣類や下着がずれてしまうことも。開脚などのヨガの動きを妨げない、ストレッチ性の高いものがおすすめです。

自分が着心地のよいと感じる素材で、自分の身体に合ったウエストやヒップのサイズであるかを確認します。また、股上や股下のサイズもチェックしておくとよいでしょう。ストレッチ性の高い物は身体にフィットしやすいですが、逆にフィットしすぎてきついと感じてしまう場合もあり、注意が必要です。

シーン別ヨガパンツの選び方

ヨガをする状況によっても、ヨガパンツは選び方が変わります。シーン別に、最適なヨガパンツを選ぶことが、ヨガの効果を最大限に引き出すことにもつながります。

ホットヨガの場合

ホットヨガをする場合は、吸汗性と速乾性が重視されます。通常より汗をかく量が多くなるだけでなく、体温も高くなります。かいた汗をすぐに吸収し、外に放出させて乾くことで、体温を下げることにもつながります。汗でべたつかないことも重要です。

夏にSUPヨガなど屋外でヨガをやる場合

夏に水上に浮いたサーフボードの上で行うSUPヨガや、屋外でのヨガの場合は、吸汗性、速乾性に加えて、UVカット加工などがされているものがおすすめです。屋外や水上でのヨガは、紫外線を直接浴びてしまうので、日焼けや、紫外線による疲労が出やすくなります。できるだけ紫外線を防ぐようにしましょう。また、水上でのヨガの場合には、水に濡れてもよいものを選びましょう。

寒いところや冬にヨガをやる場合

寒いところでヨガをする場合や冬などの寒い季節は、裏起毛のものなどを使用し温かさを確保するようにしましょう。ヨガで体が温まっても、汗が急激に冷えることもあります。ネックウォーマーやレッグウォーマーなどの防寒具も忘れずに用意するとよいでしょう。

運動強度が高いヨガを行う場合

ハードなヨガをする場合は、動きでずれないフィット感の高いものがよいです。レギンスやカプリパンツなど、身体にフィットし、動きを邪魔しないものでないといけません。また、ハードな動きの場合は汗も多くでますので、吸汗性や速乾性も重要です。フリルやジップなどは動きの邪魔になることがあるので、シンプルなものを選ぶよう心がけましょう。

ヨガの種類別ヨガパンツの選び方

ヨガにはいくつかの「流派」があります。着てはいけない服などのルールを設けている流派もありますので、注意しましょう。動きの激しさなどで、向いているもの、向いていないものがあります。ヨガの種類別にチェックしておくことが重要です。

運動量多めのアシュタンガヨガやパワーヨガの場合

ヨガの中で最も運動量が多いとされている「アシュタンヨガ」や、筋肉トレーニング効果の期待できる「パワーヨガ」の場合、激しい動きでもずれにくいレギンスや、ピタッとしたショートパンツなどがおすすめです。

フィットネス要素が高いこれらのヨガでは、ポーズからポーズへと流れるように行うため、吸汗性や速乾性とともに、動きやすさが最も重視されます。激しい動きの邪魔をしないよう、余計なものがついていない、シンプルな形のものが最適です。

ゆったり瞑想中心の陰ヨガの場合

座位や寝位のポーズが中心で、緩やかなポーズやポーズの静止時間を長く持つことが特徴の「陰ヨガ」。身体や心の緊張を緩和し、リラックスさせる目的で行うため、服装もゆったりとしたサルエルパンツやガウチョパンツなどがおすすめです。

身体の柔軟性を高め、心身ともにリラックスすることができる陰ヨガでは、身体を締め付けないことが大切です。呼吸法を意識し瞑想をしながら行うことで、集中力を高めることもできるので、大きな呼吸がしやすいものを選びましょう。リラックス効果を高めるため、コットンなどの肌ざわりのよいものがよいです。

日本では最もポピュラーなハタヨガの場合

基本のポーズをゆったりと行う「ハタヨガ」は、日本で最もポピュラーなヨガです。スピードはゆっくりでも、開脚をして股関節を大きく動かすなど、陰ヨガよりも大きな動きをします。そうした動きの邪魔をしないよう、伸縮性のあるものが必要になります。
大きくストレッチをすることで、心身のバランスを整え、インナーマッスルにも働きかけるハタヨガ。その動きの中で、胸元やお腹まわりがめくれてしまわないよう、フィット感のあるものを選ぶとよいです。レギンスやスリムタイプのパンツ、ショートパンツとレギンスの一体型のものなどがおすすめです。

服装も伝統的なシヴァナンダヨガの場合

インドの伝統的なヨガをまとめた「シヴァナンダヨガ」の場合、服装についてはルールがあります。呼吸法やポーズだけでなく、精神性も重視されるため、露出の多い服装をしてはいけません。またパンツは白と、色も決まっているため注意しましょう。

足首まであるストレートパンツや、サルエルパンツなどがおすすめです。露出を極力抑え、動きやすいものを選びましょう。運動量はそこまで多くないので、身体にぴったりとフィットする必要はありません。ポーズよポーズの間に筋肉の緊張をほぐすリラックスポーズを入れるため、締め付けのきつくないものを選ぶとよいでしょう。

運動部並みに汗をかくホットヨガの場合

「ホットヨガ」は、高温多湿の室内で行うため、運動部並みに大量の汗をかきます。デトックス効果も高いホットヨガの場合には、薄着で通気性と速乾性に優れた素材のものを選びましょう。「ビクラムヨガ」の場合は、緑が禁止色とされているので着用は避けましょう。

ホットヨガのスタジオは、女性専用となっているところが多いため、露出の多い服装でも大丈夫です。ショートパンツやハーフパンツのみの服装もおすすめです。汗じみが気にならない色を選ぶのもよいでしょう。また、着替えも用意しておくと便利です。

体調と精神の安定にマタニティヨガの場合

妊娠中の体調と精神の安定のために行う「マタニティヨガ」には、締め付けがないゆったりとした服装が向いています。妊娠中の身体にも負担のない運動量で、心身のリラックスと出産のための体力作りに行う人が多くいます。大きめのトップスに、マタニティ用のお腹まわりにゆとりのあるパンツが主流です。

妊婦さんにも赤ちゃんにも、服の締め付けは禁物です。お腹まわりにゆとりのあるサルエルパンツや、マタニティ用のオールインワンタイプのものもおすすめです。産前から産後まで使えるタイプのものもあります。どちらにしても、汗をかいて身体が冷えないような保湿性があるものがおすすめです。

水上で行うSUPヨガの場合

「SUP(サップ)ヨガ」は、水上に浮かべたサーフボードの上で行うので、水着と同じ素材のものや、水陸両用の素材のものが最適です。また、UVカット加工のされたものや、日焼け止めの成分に強いものなどもおすすめです。

サーフボードの上でバランスを取りながら行うため、服が濡れてしまうとバランスが取りにくくなります。水分を吸って重くなってしまうものは、避けるのがよいです。また、日よけとして、ひも付きの専用の帽子があると、なおよいでしょう。

ヨガ以外にも使えるヨガパンツ

ヨガパンツは、ヨガ以外にも使える万能パンツです。さまざまなスポーツシーンで、快適にスポーツを楽しむことができますし、スポーツ以外の場面でも着用できる嬉しいウェアです。

ジムやジョギングでも使える

レギンスとショートパンツ、それらが一体型になったものなどは、ジョギングやジムでも使えます。レギンスやショートパンツは足の可動域が広がり、走る際にも動きを邪魔しません。また、筋肉を支える「コンプレッション機能」がついたものは、筋肉トレーニングの際にも効果を発揮しますので、ジムでの使用にも向いています。

お家でのリラックスタイムに使える

サルエルパンツやガウチョパンツなどはゆったりと履けることから、自宅でのリラックスタイムにも使えます。デザイン性も高く、肌ざわりのよいものも多いため、自宅で履いていても十分リラックスできます。また自宅以外でも、おしゃれとして着ることもできます。普段から着用していることで、何気ない瞬間にヨガのポーズを取りやすく、生活の中にヨガを気軽に取り入れやすい環境にもなります。

ヨガパンツとトップスのコーディネート例

ヨガパンツとトップスの、具体的なコーディネート例を見ていきましょう。さまざまな種類のあるヨガパンツは、組み合わせ方もさまざまで、コーディネートを楽しむことができます。

初心者におすすめのTシャツとクロップドタイプ

オーソドックスで初心者でも挑戦しやすいのが、Tシャツとクロップドタイプのパンツというコーディネートです。ヨガは大きな動きをするため、動きやすいスタイルが基本ですが、ヨガ初心者は何を着たらよいのか悩みがちです。ゆったりめのTシャツにクロップドタイプのパンツスタイルは、比較的ボディラインをカバーしやすいのでおすすめです。

身体のラインが出るキャミソールとレギンスタイプ

ヨガに慣れてきて、ボディラインも引き締まってきたら、身体のラインが出るタイプのスタイルがおすすめです。キャミソールとレギンスなど、露出の多いものでもかっこいい印象を与えることができます。また、ヨガの動きに慣れてくると、激しい動きもできるようになります。腕を上げたり回したりするヨガのポーズを妨げないキャミソールスタイルは、動きやすさの点でも最適です。

キャミソールとスポーツブラとヨガパンツのレイヤー

キャミソールにスポーツブラ、ヨガパンツのレイヤースタイルも、おしゃれでおすすめです。レイヤーとは、重ね着という意味で、縦のラインを強調するようにレイヤースタイルを作ることができるのが、このコーディネートです。縦のラインでレイヤースタイルを作ることで、細見え効果もあり、スタイルアップにもつながります。

ヨガパンツおすすめブランド

これからヨガを始めようと思っている人におすすめのブランドから、海外ブランドや専門ブランドまで。おすすめのヨガパンツブラントをピックアップしました。自分に合ったものを選ぶための参考にしてください。

ヨガを始めようと思っている方に

これからヨガを始めようと思っている人や、始めたばかりの初心者の人には、「nadoo」や「UNIQLO」といったブランドがおすすめ。実店舗でも通販でも購入することができ、利便性も高いです。価格帯も1,000円から2,000円程度と、比較的お手頃なのも嬉しいポイント。初めて購入する場合には、安心して購入できるでしょう。

販売している種類は、サルエルパンツやショートパンツとレギンスの一体型が中心です。豊富なカラーバリエーションの中から好きな色を選べる楽しさもあります。

安定と信頼感のあるスポーツブランド

世界的に有名な「adidas」「NIKE」「puma」「Reebok」などの有名ブランド。ヨガパンツだけでなく、スポーツ用品ブランドとして安定しており、信頼感が高いと感じている人も多いでしょう。実店舗だけでなく、通販での購入もできます。価格帯は5,000円から10,000円程度と少し高めですが、価格に見合った質もよいものが揃っています。

カプリパンツやレギンス、ショートパンツなどさまざまな種類が販売されています。初心者から上級者まで、自分に合ったものや状況に合ったものを選ぶことができます。
【参考リンク:adidas
【参考リンク:NIKE
【参考リンク:PUMA
【参考リンク:Reebok

海外ファッションブランドのヨガパンツ

海外の有名ファッションブランドからも、ヨガパンツは販売されています。「victoria’s secret」や日本にも店舗展開されている「forever21」「GAP」などです。価格帯は4,000円から7,000円程度のものが多く、比較的手に入れやすいブランドです。実店舗、通販、両方で購入可能です。

ヨガをはじめとするスポーツ専門ブランドではないため、私服を持っている人も多いでしょう。そうした私服を購入する店でヨガウェアも購入できるという、生活になじむブランドです。デザイン性も高く、おしゃれなウェアでヨガを楽しめます。

【参考リンク:GAP
【参考リンク:victoria’s secret

ヨガウェア専門ブランド

ヨガウェア専門ブランドである「miik」「loopa」「suria」「chacott」「vanaph」。価格帯は5,000円から10,000円程度ですが、ヨガ専門ブランドの品質の高さがあります。ヨガの動きに特化した動きやすさや耐久性を重視して作られています。通販と実店舗のどちらでも購入可能です。

そのほか「lululemon」というブランドもあります。通販は日本サイトがなく、香港ドルのみでの購入になります。ヨガパンツを本格的なものから選びたいという人には、こうしたヨガ専門ブランドがおすすめです。

【参考リンク:lululemon
【参考リンク:miik
【参考リンク:loopa
【参考リンク:suria
【参考リンク:chacott
【参考リンク:vanaph

自分に合ったヨガパンツを見つけて楽しいヨガライフを

ヨガパンツにはさまざまな種類があり、種類別に特徴があります。ヨガをする場所や、ヨガの種類別に最適なヨガパンツは異なります。また、素材や体型によっても、選びかたは変わります。そうしたさまざまな情報を考慮しながら、自分に合った1枚を見つけて、より楽しいヨガライフを送りましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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