仕事の悩み

仕事辞めたい瞬間。辞めどきと辞めない方がよいときの見極めかたとは

だれでも一度は、仕事を辞めたくなるときがあるのではないでしょうか。人が一度は抱えるその悩みは、どのようなシーンで生じるものなのでしょう。そして、仕事を辞める決意をするかしないかの分かれめとは何でしょうか。その見極めかたをみていきましょう。

働く社会人なら一度は考えるあの悩み

社会人になり仕事をしているのならば、一度くらいは「もう、仕事を辞めたい」と考えたことがあるでしょう。「楽してお金をかせぎたい」、「会社に行かずに悠々自適に暮らすことはできないだろうか」と多くの人が思っています。

この気持ちが起きるのはなぜかというと、仕事というのが給与を得るための対価であり、自分から好んで行うものばかりではないからです。

与えられた仕事には、意にそわないものもあるはずです。ミスをしてしまって、取引先や上司から叱られることもあるかもしれません。憧れの仕事をしたくて入った会社で、理想と現実の差を思い知ることもあります。

そのように楽しくないことがあれば、そこから逃れたいと思うのは自然の摂理です。問題なのは、会社を辞めたいというだれもが通るその悩みに対して、本当に会社を辞めるのかどうかということ

会社は退職届を提出するだけで簡単に辞めることができます。しかし、会社を辞めてどうするのでしょうか。一度簡単に辞めてしまった経験は後々までつきまとい、新しい職場で嫌なことがあればまた逃げ出す選択をしてしまいます。

そうならないためには、まず自分の置かれている状況をみつめなおし、自分自身で会社を辞めるか辞めないかを選択しなければなりません。

大切なのは、遠くない未来においてあなたが幸せに笑っていられる人生を送れることです。嫌なことを乗り越えた後には、自分自身の成長を実感できることでしょう。

しかし我慢し続けることで、心身ともに害してしまい自分自身の明るい未来をつぶしてしまうかもしれません。

この記事では、仕事を辞めたくなるさまざまな理由、そして辞めないほうがよいときとはどのようなときなのかをお伝えします。どのような選択をするかどうかは自分次第ですが、その選択の参考にしてください。

いろんな「仕事辞めたい理由」

仕事を辞めたくなる理由は、人それぞれです。どのようなことが原因で会社を辞めたくなるのか、まずはみていきましょう。

【辞めたい理由1】人間関係がつらい

学校生活では、仲がよく気の合う友達と過ごすことができます。同じような意見や趣味を持っている友達と同じ時間を共にするのは、非常に居心地がよいことです。

しかし、会社はそうではありません。気が合わない人と席を隣にする可能性もありますし、上司は居丈高だったり、パワハラやセクハラを行ってくるような人もいます。会社での人間関係がつらくなるのは、一緒にいる人を自分自身で選択できないためです。

それはあなただけではなく、だれもが感じていること。同僚と仲良くできなくて社内で孤立気味など、人間関係の悩みを抱えている人は多くいます。

それに伴ってうつや神経症など、精神的な疾患を発症してしまうこともあるので、人間関係の悩みをないがしろにすることはできません

上司のハラスメント、社内での孤立、いじめや嫌がらせ。それぞれのケースでどのように対応していったらよいのか、お伝えします。

①上司からのハラスメント

職場での人間関係の悩みで多いのが、上司からのハラスメントです。ハラスメントには、大きく分けてパワーハラスメント、いわゆるパワハラ。そしてセクシャルハラスメント、いわゆるセクハラの二種類があります。それぞれをみていきましょう。

【パワハラ】

パワハラは上司が権力を行使して、部下に無理難題をいうなどの暴挙を行うことです。一番わかりやすいところでいえば、身体的暴力。叩いたり、殴ったり、蹴ったりする場合には立派なパワハラです。

しかし、それ以外にもパワハラ認定されるものがたくさんあり、それらはパワハラを受けている本人も自覚のないものがあります。

代表的なものが、精神的な暴力。必要ないほど長時間にわたる説教や、同僚のみている前での叱責、「この能なしが」などの心を傷つける言葉の数々がそれに当たります。大切なのは被害を受けている本人が、どれだけ上司の心ない言動にストレスを感じ、心身をむしばまれているかによります。

他にも、一人だけ別の部屋での仕事を命じられたり、送別会の参加に誘われないなど、人間関係の切り離しが行われる、一人で抱えきれないほどの仕事量を押しつけられる。

逆に、総合職などで入社したのに、草むしりやゴミ捨てなど過小な仕事ばかりを押しつけられる、プライベートのことにまで口を出されるなども、パワハラに当たります。

【セクハラ】

次に、セクハラについてですが、これは男性が女性に、女性が男性に対して性的な嫌がらせを行うことです。さりげなくボディータッチをしてきたり、嫌らしい言葉をいってきたりすることがこれにあたります。

このような上司からの嫌がらせを受けている場合には、他の上司に相談したり、人事などに相談をしましょう。その際には、それらの事実があったことをテープレレコーダーなどの記録媒体に記録しておくことが重要です。

②同僚と打ち解けられない

同僚と打ち解けられない場合も、会社を辞めたくなる立派な理由となります。特に、中途採用などで新しい会社に入ると、すでにランチを一緒に行くメンバーなどのグループができていて、なかなかそこに入ることができない場合があります。

ランチに誘われない自分。なかなかグループに入ることができない自分。そのような自分自身に憂鬱になってくることもあるでしょう。もしくは趣味趣向が異なるために、話が合わないこともあります。

同僚と打ち解けられない場合には、相手からのリアクションを待っていても仕方がありません。自分が変わるしかないのです。ランチに自分から声をかけてみる、仕事帰りの同僚にちょっと夕食を食べていかないかと誘ってみるなど、積極的に動くことが大切です。

会社の飲み会などがあるのなら、それはチャンスの場。仲のよい同僚がいないと参加しにくいかもしれませんが、そこは思い切って参加を選んでみてください。

できれば、話してみたかった人の隣にでも座って、会話をはずませてみましょう。自分自身が動いたり、変わったりすることで、人間関係は流動的に変化するものなのです。

③いじめや嫌がらせを受けている

一番悪質で、解決が難しいのが職場でのいじめや嫌がらせです。特に、ブラック企業と呼ばれているような会社ではいじめが常習化している場合があり、やっかいです。

このケースでは、お局様などの日頃たまっているストレスや鬱憤のターゲットとなってしまっている可能性があり、もしも自分自身がターゲットから外れたとしても別の誰かがその対象となってしまうでしょう。

自分を変えることができても、他人を変えることはなかなか難しく、できないのが現状です。もしもいじめや嫌がらせが陰湿、悪質な場合には、部署変更を願い出たり転職を考慮することを考えてもよいかもしれません。忍耐ばかりしていると、心身共に復活できないほどのダメージを受けてしまうことがあります。

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【辞めたい理由2】仕事への不満

人間関係に次いで会社を辞めたくなることが多い理由の一つが、仕事への不満です。たとえば職務に見合った報酬がもらえない。正当な評価をしてもらえない。他にも勤務時間や社風など、会社への不満は言い出したらきりがありません。

しかし、希望や期待があるからこそ、そこに不満がおきるのです。どのあたりで妥協するのか、妥協できないのなら会社を辞めたり、上司や社長に直談判するのかなど、対策を考えなければなりません

行動に移さなければ不満は解消されず、悩みが深くなるばかり。悩むことで仕事の効率が上がらず、さらに仕事の成果がでない、そんな負のスパイラルに陥ってしまいます。

①給料が少ない

給料というのは、働いたことに対する対価です。そのため、「私はこれだけ頑張ったのだから○○円くらいはもらえるだろう」という期待に対して会社からの給料が少ないと、期待と現実のギャップにより非常に大きな精神的ダメージを負います

給料が少ないと、「自分の仕事が認められていない」、「これだけ頑張っていたのに、上司はなにもみていてくれない」という思いに発展しやすいのです。

自分はもっと出来る、他の会社ではもっと評価されるはずだと思うのならば、会社を辞める前に世間の評価を調べてみてはいかがでしょうか

転職はたいていの場合、現職よりも低い給料からのスタートになってしまいますが、能力が高い場合にはその限りではありません。

転職活動を思い切ってしてみて、給料をもっとだしてくれるという会社がみつかってから、現在の会社を辞めても遅くはないでしょう。転職サイトを活用するのもよいですが、転職エージェントなどに登録してプロの意見を聞いてみるのもひとつです。

②勤務時間への不満

長時間に渡り会社に拘束されると、精神的にも肉体的にも疲労が蓄積していきます。仕事の効率が落ちたり、気持ちが滅入ったりして仕事を辞めたくなるのは当然のこと

また、残業が多かったりサービス残業があったりすると、プライベートに割くことができる時間も少なくなり、家族との不和の原因となったり、恋人との仲違いの原因ともなってしまいます。一度きりの人生、本当に大切な人たちと過ごす時間を犠牲にして、会社で仕事をしていてよいのかと思えるのは当たり前なのです。

また、長時間残業でなくても、個人個人の理由で勤務時間が重荷になっている場合もあります。たとえば子育て期間中。保育園での子供の引き取り時間は決まっているのだけれど、定時に上がってギリギリ間に合うという場合、「あと30分早く上がれれば」などと思うでしょう。介護などの問題でも同様です。

良心的な会社ならば、上司や総務人事などに相談することにより便宜を図ってもらえることがあります。一度試してみてもよいでしょう。

しかし、そう都合よくいくことばかりではありません。もしも本当にプライベートが犠牲になっていたり、長時間労働で心身共に病気の一歩手前ならば、転職を考える必要がでてきます

③社風が自分に合わない

社風が自分に合わないと、その会社にいることに対して非常に居心地の悪さを感じてしまうことがあります。たとえばじっくりと顧客と向き合って時間をかけて関係を築きたいと思っていても、会社の方針が異なれば思うようにはできません。

またよくあるのが、熱血社員が多く、「自分の成長のために、仕事において最大の努力をしよう」のようなかけ声が飛び交い、サービス残業も当たり前の会社。そこまで仕事や会社に対して熱くなれない場合、一人冷めた目で同僚たちが頑張っている姿を眺めている自分に対して、罪悪感を抱くことがあります。

会社の社風は、宗教と少し似ている部分があります。社訓などに共感でき、はまることができればそこは同じ思いを共有することができる仲間たちのいる気持ちのよい場所。そして逆はしかりです。

もしも社風が自分に合わなくても、その会社の給料がよかったり仕事内容が充実していたりするのなら、すぐに辞めずに頑張ってみてください。

しかし、顧客の不利益になるようなことを行っていたり、法律のグレーゾーンでの仕事を強いられるような場合には、自分の気持ちを曲げてまで会社に尽くす必要はありません

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④職務内容に不満

職務内容の不満は、二種類のタイプに分けられます。一つは、自分自身の仕事に対する理想が強い場合です。「本当はデザイン系の仕事がしたいのに、なぜ営業から始めなければならないの」のようなケースです。

この場合には焦らず、まず与えられた仕事に取り組んでみてください。別の分野で培った技術や能力は決して無駄にはならず、将来やりたかった分野で活躍する際に、あなたの強みになる可能性があります。

例えば、デザイン系の仕事しかしてこなかった人には思いもつかないような発想が、営業などの仕事を経験してきたことによって浮かぶかもしれません。もしくは営業時代に築き上げた人間関係が将来役に立つこともあります。

次に、会社を実際にやめたほうがよいかもしれない場合はどのような場合かというと、パワハラなどを受けているケースです。

総合職でバリバリ仕事をしようと意気込んで入ったのに、毎日掃除やコピー取りばかり。そのようなやりがいのない日々の仕事をしていては、あなたの能力が泣いてしまいますし、その状況が長引くほど転職に不利になります。思い切って転職しましょう。

⑤正当に評価されない

上司などがいわゆる「ダメ上司」の場合、どれだけ成果を出してもみてもらえない場合があります。たとえば長年勤めていて、上司にいわれた仕事をきちんとこなし、間に合わない場合には残業までして成果を出していたとします。

しかし上司は、新しく入ってきた若くてきれいな女の子をチヤホヤ。経験を積ませなければなどといいながら重要なポジションにつけたり、毎日仕事が終わらなくても定時に上がるのをよしとしたり。

そのように上司の気に入るかいらないかで評価されていることがわかってしまうと、会社に対しての未練というものはなくなってしまいます。ごますりが上手な人がどんどんと出世や昇給をする会社。そこには、未来はありません。

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【辞めたい理由3】体と心が限界

がんばって、がんばって、がんばってここまできた。そういう人の気持ちがポッキリと折れてしまうことがあります。「とにかく疲れた、もう限界」、そうなる前にできることとはなんでしょうか。そして自分自身がこれ以上仕事を続けられないと、判断する基準はどこに置けばよいのでしょうか

疲れやストレスが心や体の不調にまであらわれてきたとき、それは大きな危険信号です。放置したまま惰性で働いていると、取り返しのつかないことがおきてしまうことがあります。

人生は一度だけ。辛い環境から、逃げ出すことも大切です。それは決して自分の弱さではないのです。「私がいなかったら、仕事がまわらないはず」と思っているのは、あなただけかもしれません。会社にいいように使い捨てされないためにも、一番自分自身を大切にしましょう

 仕事で限界がきたと感じたら何をする?辞めたいときの対処法をご紹介

①体調不良が原因で辞めたい

一度体調を崩して、なかなか元の調子が戻らない。そんなときに周囲がそれを理解しようとせずに、まるでずる休みをしているような態度をとられたりすることがあります。もしも病名がはっきりしているのなら、そのことをしっかりと伝え、仕事量を減らしてもらうなど調整してもらうべきです。

もしもそのようなサポートが受けられないのなら、命を削ってまで会社に尽くす必要はありません。金銭的にもしも余裕があるのなら、一度会社を辞めて休養をしてから転職先を探すことも一つの方法です

また、はっきりとした病気ではなくても、頭痛や体のだるさといった不定愁訴を感じて、会社を辞めたくなることがあります。この場合には一度その原因を探ってみるとよいです。

たとえば、肩こりを解消するストレッチを日常生活に取り入れたら、体調不良が改善した。などということもよくあります。肩こりのために会社を辞めてしまうのはもったいないですよね。

しかし逆に仕事に対する不安やストレスなどを原因として、体に不定愁訴が出ている場合があります。この場合には、放置すると大きな病気に繋がる危険性があるので、しっかりと会社を続けるか辞めるか考えたほうがよいでしょう。

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②うつやパニック障害になってしまった

不定愁訴ですんでいる分なら、休養などで健康状態を戻すことができます。しかし、うつやパニック障害まで症状が進行してしまうと、なかなか元の状態まで戻すことは難しくなります。うつやパニック障害というのは完治することが難しく、再発の可能性も高いのです。

もしも病院でそのような診断を受けてしまったのなら、まずは会社に相談をしましょう。さまざまな便宜を図ってくれる会社なら残る価値があるかもしれませんが、もしもそうでないのなら病気の原因を作った会社はすっぱりと辞めたほうがよいです。

次に考えなければならないのは、どのように病気とつきあいつつ仕事をするかということ。うつ病やパニック障害は再発しやすいため、前の会社のなにが原因で発病したのか突き止める必要があります。長時間残業や上司の叱責が原因なのだとしたら、それらがないとわかっている会社に転職をすべきです。

時間がかかるかもしれませんが、自分のペースでゆっくりと心身の健康を取り戻していってください。

辞めない方がいいとき

会社を辞めたいと思うのは、社会人ならほとんどの人が通る道です。しかし、思い切って辞めてしまってから「こんなはずではなかった」と後悔する人が多いのも事実。会社を辞めない方がよいときというのは、どのようなときなのかみていきましょう。

こんな人は辞めない方がいい

漠然と「会社を辞めたい」、「つらい」とだけ思っている人は、まだ今の会社でできることが残っている人です。そのような人が考えやすいのは「結婚して寿退職狙おうかな」といったもの。つまり、楽して印象よく会社を退職する方法を考えることに頭を使ってしまっているのです。

もしも本気で悩みがあるのならば、まずはその悩みの元を解決できるように自分自身最大限の努力をしてみましょう。人間関係で悩んでいるのなら、まずは自分自身の人との関わり方を見直してみます。

それでもダメなら、思い切って上司に部署異動を願い出てもよいでしょう。その願いが叶うかどうかはわかりませんが、もしもそれで異動ができるのなら、少ない労力で最大限の効果を得ることができます。

給料の低さで悩んでいるのなら、自分自身の労働の対価が世間一般ではどのくらいの評価を受けているのか調べるところから始めてみてください。本当に割が合わない仕事をしているということがわかってから会社を辞めても遅くはありません。

大切なのは仕事を辞めたいと思っている原因が、改善可能なものかどうかということ。振り返ってみてまだまだ自分にできそうなことがあるのなら、それは会社を辞めるには早すぎるということです。

辞めてしまう前にできること

会社を辞めてしまう前にできることはたくさんあります。一番割があわない状況に陥りやすい人は、自分一人で悩みを抱え込んでしまい、なにも声を発しない人。声に出さなければ、誰にも伝わりません。

会社の経営者のつもりで自分の会社を振り返ってみてください。もしも安い給料で、長時間、しっかりした仕事をこなし、そして文句も言わない。給料を上げても上げなくてもそのままずっと会社にいてくれそうだ。そんな便利な人がいたら、ありがたいと思うかもしれません。

「給料を上げないと辞める」、「状況を改善しないと労基に訴える」などと、訴えてくる社員の対処を優先させてしまうのではないでしょうか。

退職してしまえば、そのときの気持ちはすっきりするかもしれませんが、実際に他社へ移っても幸せになれるとは限りません。転職すれば、給料が低くなったり、社風や人間関係になじめないというトラブルが発生しやすくなるのは当たり前。

退職届を会社に提出する前にできることはたくさんあります。まずは自分が今の会社でできることをやってみてから、堂々と退職しましょう。

①上司に相談する

なにかしら悩みがあるならば、まずは上司に相談するのがよいでしょう。その際には、他の社員が聞き耳を立てているようなデスク周辺や、共同スペースは避けたほうが無難です。

特に人間関係などについて相談している内容などを聞かれてしまうと、人の口から口へうわさは流れてしまいます。できれば個室で相談したいむね、上司に伝えてください。

頼りになる上司ならば、親身になって相談事を聞いてくれるはず。経験を積んできた人ならば、すぐに解決策を提示してくれることも。会社を退職しなくても、部署異動や転勤などにより状況が改善するならば、それに越したことはありません。

上司に相談するポイントは、会社のプレゼンテーションと同じです。シンプルに仕事のなにに対して不満に思っているのか。どうしたら問題が解決すると自分自身は思っているのかを端的に伝えましょう

くれぐれも感情的になって、怒りを上司にぶつけたり、泣いたり、延々と愚痴を述べることのないように注意してください。あくまで上司と話すときには、辛さをぶつけるのではなく、今後どうしていったらよいのかの建設的な話に終始するのがポイントです。

 仕事の相談はだれにする?相談できずに悩む人へのアドバイス

②業務内容を見直す

仕事やスケジュールが過密で辛い場合には、業務内容をまずは見直してみましょう。もしかしたら他の人に任せてもよいような仕事を、抱え込みすぎている可能性があります。

「自分がいなくては」、「自分だけができる」と思うのは間違いですし、その状況はあまりよいことではありません。会社で働くということは、いつ自分がいなくなったとしてもうまく回るシステムをつくっておくことに他なりません。

あえて、「私は会社の歯車のひとつなのだ」と割り切ってしまいましょう。そして仕事を抱えすぎている上にさらなる仕事を振られそうになったら、状況を説明した上できっぱりと断る勇気をもってください。

その際には、やりたくないからというのではなく、自分自身が抱えた場合の会社の不利益(納期が遅れる、残業代がかさむなど)を伝えるとよいです。もしくはさりげなく「〇〇さん、この間プロジェクトが終了したばかりで、手が空いているかもしれません」と提案してしまうのも一つ。

自分自身の仕事状況だけではなく、周りの状況も見回してみてください。手の空いている部下、定時でさっさと帰っている事務員など。彼らに回せるような仕事があれば、思い切って手伝ってもらいましょう。

仕事よりも自分の心と体の健康を優先する

「会社を辞めたい」そう思ったときが、会社の辞めどきとは限りません。しかし、なにもイヤな思いをしながら、毎日8時間以上もの勤務を堪え忍ばなければならないというわけでもないのです。「逃げるが勝ち」という言葉があるように、会社を辞めてしまうのも状況を改善する方法の一つです。

辞めるか辞めないかのポイントの一つは、それは自分の心と体の健康が、会社で仕事を続けることによって蝕まれないかどうか。あなたの体の不調に対してなんの手立ても立ててくれないような会社ならば、自分自身で身を守るしかありません。

会社に行こうとすると吐き気がする。頭痛がする。めまいがする。そのような体の不調があらわれているのなら、すぐにでも仕事を辞めるほうがよいでしょう。心と体が健康でなければ、正しい判断が出来ません。なによりあなたの心と体の健康が優先されるのです。

 仕事行きたくない場合の対策。根本的な原因を知り正しい対策をしよう

自分と向き合い、新しい一歩を踏み出そう

もしもただ単に「辞めたい」と漠然と感じているだけならば、それは社会人ならだれでも通る道かもしれません。五月病の一種だと割り切って、時間が解決するのを少し待ってみるか、もしくは問題の解決に向けて自分自身できることを実行してみてください

上司や同僚に相談する、自分の仕事が世間ではどのくらい評価の高いものなのかを調べてみる、同僚をランチに誘ってみる、過剰な仕事を思い切って断ってみる、業務内容の見直しを図るなどです。考えてみればまだまだ自分自身ができることがみつかるかもしれません。

しかし、自分が我慢してまで無理に続ける必要はありません。まだやれることを探しながら、転職など新しい道を考えることも必要です。自分がイキイキと出来る環境を早く見つけていきましょう。

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