相手の気持ちがわからないとき。片思いや恋人の気持ちを確かめる方法
相手の気持ちがわからない時の対処法は
「彼は私のことをどう思っているの?」、「最近会ってくれないけれど、どうして?」、「私への気持ちは冷めてしまったの?」など、彼が考えていることが気になることはありませんか。彼とあなたは別の人間です。なにを考えているのかわからないのも当然です。
しかし、わかってはいても相手の気持ちを知りたいと思う気持ちはとめられません。人の気持ちは言葉には出さずとも、わずかな言動に表れるものです。彼の言動から、彼の気持ちを読み取るように努力してみてはいかがでしょうか。
この記事では、片思いの相手の気持ちを確かめる方法、相手の気持ちがわからなくなる原因、恋人の気持ちがわからなくなったときの対処方法などをまとめています。彼の気持ちを知り、恋愛にいかしましょう。
片思い相手の気持ちを確かめるポイント
片思いの相手がなにを考えているのか、確かめるためにできることをみていきましょう。
ラインやメールに対する返信の早さ
まずはラインやメールで相手の反応をみてみましょう。もしも返信が早ければ、彼もあなたのことが気になっている可能性があります。なぜならなにをおいても、あなたへの返信を優先したからです。
男性は、気になっている女性に対して、早く返信する傾向があります。また相手とのやりとりを長引かせたいために、長文を書いたり、相手からの返信を誘うような質問をしてくることがよくあります。せっかくなので返信がきたら、あなたもできるだけ早く返信したり、質問を織り交ぜください。あなたの気持ちに彼も気がつくかもしれません。
誘いに対する食いつきのよさ
「お昼を一緒に食べに行かない?」とか、「休日会える?」といったあなたの誘いに対する、相手の反応をよく観察してみてください。もしも二人きりで遊ぼうと誘ったときに応じてくれることが多いならば、好意を持ってくれています。
また、こちらから誘わなくても相手からよく誘ってくれる場合には、彼と両思いの可能性が高いです。せっかくの誘いがあったときには、喜んでいる気持ちを最大限で表現しましょう。彼からの告白を引き出すことができるかもしれません。
友人に探りを入れる
彼とまだそれほど近い関係ではない場合には、友人に協力してもらうのもひとつです。彼と自分の共通の友人に、それとなく彼が自分に対してどう思っているのか聞いてみましょう。うまくいけば協力してもらえることもあります。
ただし重要なのは、そのように相談する相手の人柄です。面白がって騒ぐような人や、わざとらしくくっつけようと策略を張り巡らすようなタイプに探りを入れてはいけません。間に人が入ることで、彼がイヤな思いをすることがあります。誠実で、口が堅いタイプの友人なら比較的安心できます。
単刀直入に聞いてみる
回りくどいことをせず、直接彼に好きな人がいないか聞いてみる方法があります。相手がシャイな場合ははぐらかされてしまう可能性があるので、タイプを見極めなければなりません。
また、「○○くんは、いまつきあっている人や、気になっている人はいるの?」と直接聞かれることで、彼はほぼ確実にあなたの気持ちに気がつきます。自信があったり、まずは気持ちに気づいてもらうことからスタートしたい場合にはよい方法です。しかし、まだ気持ちを秘めておきたい場合には、この方法は避けたほうがよいかもしれません。
相手の気持ちがわからなくなる原因
相手の気持ちがわからないのは、自分自身に原因があるのかもしれません。
自分中心に物事を考えている
いつも自分のことを優先して行動していると、相手の気持ちがわからなくなってしまいます。彼と一緒にいたいし近づきたいというのは、あくまであなたの気持ちです。
もしも、彼をしつこく追い回したらどう思うのか。「どうして返信をくれないの?」というメールを一日に何通も送ったら。友人同士でいるときに、つきあっている訳でもないのに手を握ったら。そのような行動をしたときに、相手がどう思うのか想像してみましょう。彼が喜ぶことをしてあげることが、本当の愛情です。
親に甘やかされて育った
親に甘やかされたり、周りからもてはやされた暮らしをしていると、相手の気持ちを推し量る能力が育たなくなってしまうことがあります。自分がしたいことややりたいことを、相手が先回りして察知し、叶えてきてくれたためです。そのような生活では、相手がなにを考えているのか悩む必要がありません。
今からでも遅くありません。少しずつ相手のことを考える習慣を身につけていきましょう。
思ったことをすぐ口に出してしまう
思ったことをすぐ口に出してしまう人は、遠慮がないために周囲からの反感を買いやすいです。だれでも人に傷つけられることを恐れるもの。彼も同じです。傷つけられることを恐れるあまり、あなたと距離を取っている可能性があります。
正直なのはよいところでもあるのですが、欠点でもあります。もう少しマイルドな口調で、相手が傷つかないような表現を使うように心がけてください。声のトーンや口調ひとつで、人の雰囲気というのは大きく変わります。
病気や障害の可能性
うつ病などの心の病気や、他人への共感力が薄い発達障害の場合、相手の気持ちを理解できなくて苦しむ場合があります。うつ病などの心の病気は、以前は明るく活発だった人でもなります。陽から陰への心の変化があり、本人もつらい気持ちになりますが、心の病気は治療により概ね治ります。発達障害は生まれつきのものです。
自己判断は難しいので、可能性があると思った場合には、勇気を出して医師やカウンセラーに相談するとよいでしょう。
恋人の気持ちがわからなくなった時の対策
恋人の気持ちがわからなくなった場合に、自分がとれる行動にはどのようなものがあるのでしょうか。
一旦距離を置いてみる
恋人の態度がそっけなくなったり、あまり会いたがらなくなったりすると不安になります。相手が自分のことをどう思っているのかわからなくなり、問い詰めてしまうかもしれません。
しかし、そんなときには相手にしつこく連絡したりせずに、一定の距離を置いて頭をクールダウンさせましょう。仕事で忙しかった場合は、彼氏の方から謝罪してくる可能性があります。
逆の立場になって考えてみてください。もしも仕事が忙しいときに、「なんで連絡をくれないの」、「他に女がいるんじゃないの」などと問い詰められたら、連絡をとるのも面倒くさくなってしまうと思いませんか。一旦距離を置いてみることも、ときには大切です。
誰かに相談する
親友や信頼している人に悩みを相談して、彼との関係を客観的に判断してもらってもよいです。当事者には、なかなか自分たちのことはみえません。
「彼、仕事で忙しいらしいよ」、「お母さんが病気で大変なんだって」など、意外な情報が飛び込んでくる可能性もあります。なにより、誰かに相談することで、あなたの気持ちが軽くなることでしょう。思い詰めてばかりでは、マイナスのことばかり考えてしまいます。ときには思いを声に出して発散してください。
二人で真面目に話し合う機会を持つ
二人で真剣にお互いの気持ちについて、話し合う時間を持つことも大切です。相手はこちらが不安に思っていることを知らない可能性があります。お互いの気持ちを正直に話す機会を持つことで、より絆を深めることができるでしょう。
二人の時間を確保するときには、あなたの都合ばかりを押しつけてはいけません。できれば彼の都合に合わせ、時間や場所を決めるとよいです。会ったときには、遠慮はせずにお互いに本音を話すようにしてください。
やきもちを妬かせる
強硬手段ともいえますが、誰かに誘われたり告白されたことを話して、彼の反応を確かめる方法もあります。しかし、相手の気持ちをいたずらに刺激することになるので、あまり度が過ぎると嫌われてしまいます。さらっと「こんなことがあったんだけど」と、日常会話のひとつのように話をして、しつこくしないことが大切です。
もしも彼があなたのことがまだ好きならば、他の男性に取られないように、あなたとの時間をもっと作ってくれたり、やきもちをやいてくれるでしょう。
相手の気持ちを思いやることも大切
相手の気持ちがわからなくなったとき、実は彼のほうも同じことを考えている可能性があります。お互いに不安に思っているときに、あなたの都合や気持ちばかりを押しつけると、彼はよけいにあなたのことがわからなくなってしまいます。
ときには相手の立場になって、自分を客観的にみつめなおしてみましょう。しつこくメールを送りすぎていないか、二人でいるときに不安や愚痴ばかりを伝えていないか。そのようにして自分の態度を改め、彼の気持ちを思いやることが大切です。
もしも彼があなたのことが好きならば、メールの返信速度や内容で、デートに誘ったときに表情で、きっと気持ちを察することができるでしょう。逆に少し冷めてきてしまっているようならば、しつこくせずに一旦距離を置いてみるといったクールダウンも必要になるかもしれません。
彼がなにを望んでいるのか、できる限り知ろうとしてみてください。そこから二人の関係が進展することでしょう。
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