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何もやる気が起きないのは心が疲れた証拠?心が疲れたときの対処方法

生き方

心にぽっかり穴が空いたような気持ちは何故だろう

何をしても楽しくない、笑顔が自然と出てこない、何だか心にぽっかり穴があいたような気持ちになっているあなた。それはもしかすると、心が疲れている証拠かもしれません。心が疲れている状態の定義、そして心が疲れる原因や対処方法を知って、心を労ってあげましょう。

なぜか辛い気持ちになる理由を知って気分を楽にしよう

体が疲れているときには病気になりやすいのと同様に、心が疲れているときは非常にデリケートな状態ありで、少しの刺激でメンタルバランスが崩れてしまいます。辛い気持ちになる理由を知ると、少し気分が楽になるでしょう。

仕事が忙しすぎて限界を超えそう

長時間労働でストレスが蓄積することで心が疲れてしまい、家に帰っても仕事の事が頭から離れない。そんな極限状態が続いてしまうと、どんどん心が疲れていきます。確認作業ややり直しの仕事のこと、とにかく頭が仕事のことでいっぱいで、夢でも仕事の悪夢にうなされる方もいます。

心が休まるときがなく、仕事の事ばかり考えていると思った時には、心が限界を迎えかけています。仕事の事を忘れられるほど、何か没頭出来る物を探すことで、心の休憩が出来るでしょう。オンとオフの切り替えこそが、心の休息には必要不可欠です。

職場や恋愛など人間関係が上手くいっていない

職場で悪口を言われたり、人間関係で気を遣いすぎて疲れたと言う方は多く、日々色々な事を考え過ぎるあまり、心が疲れてしまう方も少なくありません。特に上司のパワハラやセクハラを始め、同僚と上手く打ち解けられないなど、人間関係の中でも毎日顔を合わせる職場が一番悩みになりやすいでしょう。

また職場以外でも、恋愛や友人関係などが上手くいっていないと、その事が気がかりで心が疲れていきます。関係回復をする事が一番の対処方法ですが、関係修復の途中で心が参ってしまうという方も少なくありません。人間の心を疲れさせる一番の原因は、何らかの人間関係によるものがほとんどになります。

心が疲れやすい性格かチェックして理由を探ろう

体と違って心は目では見えない物ですので、心が疲れているかどうかは一見判断しにくいものです。心が疲れてしまう前に、自分は心が疲れやすい性格かどうかをチェックして、必要に応じて心を労ってあげるようにしましょう。下記のチェックに当てはまる数が多いほど、心が疲れやすい人ですので注意が必要です。

自分に厳しくダメ出ししてしまう

仕事のミスなど自分の間違いに厳しく、何か失敗する度に極限まで自分を追い詰める傾向にある方は危険です。何かがあったときには自分に責任があると思い込んでしまい、とにかく自分を責めます。

こちらのタイプの場合は、融通が利きにくく、こういうときはこうすべき、こうじゃなきゃ絶対にいけないと言うような思い込みが激しいため、窮屈な気持ちになってしまい、心がどんどん疲れていってしまうでしょう。完璧主義な人ほど心を病みやすいので、注意が必要です。

周りに合わせすぎて自分の気持ちが言えない

自分の意見を言う勇気がなく、反対意見を言ったら変な顔をされるのではと不安になってしまった結果、常に周りに合わせている方も危険です。本当は辛いのに、周囲の雰囲気を壊さないために笑っていると言うような方は、自分の気持ちを無視している状態になりますので、心が痛めつけられています。

協調性は大切なポイントですが、常に周りに合わせる、自分の意見は伝えないというのは、決して協調性とは言えません。自分を犠牲にしないと成り立たないような人間関係は、そもそも破綻していますので、無理をせず、自分の意見を伝える時はきちんと伝えるようにしましょう。

本当にやりたい事がなく生きがいを感じられない

社会人の半分は、人生に生きがいをもっていないとされています。趣味に生きがいを感じる人が減っており、何が楽しくて生きているのか分からないという方が多いのです。趣味や好きな事は、心にとっても栄養剤ですので、趣味や楽しい事を見つけて、生きがいを見つけられるようにしましょう。

趣味を探すときには、こんなつまらない事が趣味と言えないなどと言わず、小さな事でも楽しみを見つけることが大切です。周囲に受け入れられずとも、自分の中で楽しいと感じた事であれば、それで十分でしょう。

法律に触れたり、人に迷惑をかけないことであれば、どんな趣味でも構いません。自分が好きな事を見つける事で、オンとオフの切り替えもしやすくなりますので、心が疲れ切ることもなくなります。

気分が落ち込んでる事自体を責めて余計辛くなっている

自分が疲れていることが自分でよく分かっており、元気を出さなきゃ!と思うものの、結局元気が出せず、そんな自分がダメ人間と思い込んでしまって、辛くなる方もたくさんいます。自分に元気がないことが分かっているからこそ、余計に辛く感じてしまって、自分の気持ちをコントロール出来ない自分が情けなく感じてしまうのです。

ですが、体に例えて考えてみてください。風邪を引いているときには風邪を引いている自分を自覚しますが、風邪よ治れと念じても、当然すぐには治りません。そんな自分を責めるくらいなら、風邪薬を飲んだり、しっかり眠ったり、適切な対処をする事が大切です。

心も体を同じように、元気の出ない自分も自分であると受け止めて、こういうときもあるよね、と寄り添うことが大切です。心の元気がないときには、心が元気になるような楽しい事をしたり、思いっきり泣ける映画を見たりするなど、適切な対処をした方が良いでしょう。

心が疲れた時身体にこんなサインが出ている

心が本格的に疲れ切ってしまう前にも、心が疲れ始めた段階で、適切な処置を施すことが大切です。心が疲れた時には体にこんなサインが出る事が多いので、参考にしてみると良いでしょう。

身体がだるく朝なかなか起きられない

仕事のストレスや、私生活に大きな変化があるときなどに起りやすいサインです。風邪を引いている訳でもないのに体がだるい、疲れやすい、頭がぼーっとするなど、明らかに普通な状態では無い時には、心が疲れ切っている証拠と言えるでしょう。

この状態は心がかなり疲れ切っている状況ですので、一刻も早く休ませてあげる事が大切です。そのまま仕事などに臨むとどんどん体調は悪化します。

身体が疲れているのになんだか眠れない

体が疲れ切っていて布団に入り込んだのに、何だか目が冴えてしまって眠れないという場合。これはストレスによって交感神経が活発化している可能性が高く、自律神経が乱れてしまっている可能性があります。

なかなか眠れないだけでは無く、途中で何度も目が覚めてしまう、早朝に突然目が覚めて眠れなくなってしまうなども、心が疲れている証拠です。心が疲れれば疲れるほどこうした症状がどんどん酷くなり、不眠に悩まされる可能性が高くなるでしょう。

やらないといけない事があるのにやる気が出ない

今日中に提出しないといけない書類があるのに全くやる気にならない、というように、やらないといけないことがあるのに何だかやる気が出ないという場合も、心が暴走している可能性があります。ストレスなどで心を抑制しすぎてしまうことで、感情のコントロールが出来なくなると、ブドウ糖を使って心を静めようとしますが、ストレスが蓄積する事でブドウ糖が不足し、心の暴走が止まらなくなります。

その結果、やる気が出なくなる状態に陥ることを始め、突然涙が止まらなくなる、イライラが止まらなくなるなど、情緒不安定な状態に陥るのです。やる気が出ないことで自己嫌悪に陥り、それが更にストレスになった結果、より心の暴走が悪化する方もいます。

サインを放っておくとプチ鬱になるかも

こうした体に表れる不調は、心からのSOSです。にも関わらずSOSを放置してしまうと、心が壊れてしまい、プチ鬱や、躁鬱、パニック障害など精神的な病気を発生させやすくなるでしょう。ストレスで脳の働きのバランスが崩れてしまった結果、様々な心の病気を併発することになるのです。

特にプチ鬱は20代~30代に多く、やる気が出ない、突然何もかも嫌になる、全て投げだして消えてしまいたいというような状態に陥る方が多発しています。心からのSOSを見逃さないように、体の不調にはしっかり目を向けるようにしましょう。

疲れた心を回復させる方法

疲れた心はそのまま放置すると、どんどん状態が悪化してしまいます。日々のストレスをケアするためにも、疲れた心を回復させる方法を実践してみると良いでしょう。

感情をノートに吐き出して自分と向き合う

心が疲れているサインが現われているにもかかわらず、何故疲れているのが理由が分かっていないという場合は、自分の気持ちにまずは向き合いましょう。思った事をそのままツラツラとノートに書き付けて、心を可視化することで、自分が何で疲れているのかわかりやすくなります。

頭の中だけで考えるよりも、ノートに実際に書くことで、客観的に自分の心を見られるようになります。モヤモヤとした気持ちを整理整頓することにも繋がりますので、辛い気持ちをノートにぶつけるイメージで、色々と書いてみると良いでしょう。

SNSから離れてゆっくりした時間を過ごす

心が疲れてしまう原因の1つとして、SNSの利用のしすぎが上げられます。SNSは普段ほとんど会わないような友人の近況も知ることが出来る便利なツールですが、だからこそ、色々と気にしてしまって危険です。

友人のSNSを見ていると、とてもキラキラしていたら自分と比べてしまったり、いいねの数を気にしてしまったりして、どんどん心が疲弊していきます。心が疲れた時には特に、そうした細かい部分も気にしてしまいますので、心が疲れた時こそSNSから離れるようにしましょう。

SNS以外にも、世の中楽しい物がたくさんあります。SNSの世界にばかり捕らわれていると、大切な何かを失う事に繋がり兼ねませんので、SNSの利用はほどほどに留めておきましょう。

甘い物を食べて幸せ気分に浸る

疲れた時には甘い物が食べたくなるという女性は多く、甘い物が疲労回復食として愛されています。これは非常に理に叶っている欲求で、糖分には脳の疲れを回復する効果がありますので、疲れた心の栄養補給にも最適と言えます。考え事をして脳が疲れている時には特に、甘い物を食べると幸せホルモンが分泌しますので、それだけで気分が安定しやすくなるでしょう。

ただし、摂りすぎると反対に脳や心に栄養を与えすぎる事になることはもちろん、体にも良くありません。甘い物を食べれば食べるほど良いと言う事ではありませんので、食べ過ぎには注意をしましょう。

思い切ってSOSサインを出してみる

本当に辛い時には思いきって、同僚や友人、家族にSOSを出すことも大切です。最近なんだか落ち込むと言ってみたり、相談を聞いてもらうだけで、救われる事もあります。本当に辛い時は、心の内を表面に出すことで、自分の気持ちが分かってすっきりしますので、それだけでストレス発散になるでしょう。

ただし、SOSサインを出すときには、相手を選ぶ事を忘れてはいけません。ただ話を聞いてもらいたいだけなのに、アドバイスをしてくるような人に相談をしてしまうと、逆にそれがストレスになってしまう可能性があります。相談する人を間違えるとより心が疲れる事もあるため、相談相手は慎重に選びましょう。

植物を眺めたり公園で森林浴してリラックス

植物には気持ちを落ち着かせる効果、ストレスを減少させる効果があります。心が疲れたときには公演で森林浴をしたり、植物を眺めるのもおすすめです。近くに公園がないなど、森林浴が出来るスポットが無い場合は、部屋に観葉植物をおいて眺めるだけでも効果があります。

心が疲れた時に読むおすすめの本

心が疲れてしまったときには、本を読んでリフレッシュするのもおすすめです。特に、人間関係や仕事等を取り扱った本の中で、色々なストレスが軽くなるような本がたくさんありますので、疲れた時にこそそうした本を読みましょう。心が疲れたときに読みたい、おすすめの本をご紹介します。

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4801400531″ title=”多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 (Sanctuary books)”]

自分は嫌な人の事をずっと考えている時間、相手は自分の事を全く考えていないどころか、自分は楽しい時間を過ごしていると言う事が、よく理解できる本です。好きな人の事を考えるのと同じで、自分はこんなに恋い焦がれているのに、相手は自分の事を何とも思っていない、そんな当たり前な事を目の当たりに出来る、何だかちょっと冷静になれる本です。

それでいい。

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4422930753″ title=”それでいい。”]

落ち込む自分は駄目だと思っているかもしれませんが、決してそんな事はありません。落ち込む自分も本当の自分、ありのままでいいと言う事を、改めて考えられる本になります。無理に元気を出さずとも、時が来れば自然と元気になるからこそ、今は無理をしないでいい、と言う事を悟れる本です。

「心が凹んだとき」に読む本

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4837966217″ title=”「心が凹んだとき」に読む本: 1日5分!“読む処方箋” (王様文庫)”]

本の世界に没頭したくとも、落ち込んでいる時は文章読むのもしんどいものです。そんな時にこそこちらはおすすめの本になります。人によって受け取り方は違うと気づかされる本で、心がへこんでしょうが無いときにこそ、手に取りたい一冊です。

嫌われる勇気

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4478025819″ title=”嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え”]

人に嫌われたくないからこそ、自分の気持ちに嘘をついてしまうと言う方におすすめの本です。嫌われたって何の問題も無い、優しい人をやめて、本当の気持ちを大切にすることを知れる、人気文庫になります。

無理に元気を出そうとせずゆっくりしよう

心が疲れている時は、無理に元気を出そうとしてはいけません。疲れた自分を責めることなく、そういうこともあるよね、と楽観的に捉えた方が気が楽になるでしょう。無理に元気を出そうとすると、心が疲れきってしまって、壊れてしまうかもしれません。自分を大切にするためにも、心が疲れたときこそ、自分が自分を一番大切にしてあげましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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