精神的自立が欠乏?自立した女性の特徴チェック|意味や恋愛も
早く精神的に自立をしたい
精神年齢は人それぞれ。大学を卒業し、社会人として何年も働いているからといって、大人として精神的に自立しているとはかぎりません。むしろ、社会人として安定した収入を得られるようになり、両親から物理的に自立している分、子どもの頃におさえこんでいたわがままを通しやすくなる、というケースも考えられます。
とっくに成人しているけれど、まだまだ大人になりきれない。まわりから子どもっぽいと注意されることがある。自分自身も早く精神的に自立したい。人生のターニングポイントに立っている女性のために、精神的自立の意味と方法についてお伝えしていきます。
精神的に自立した女性の特徴をチェック
あなたは自分のことを、どのくらい自立した人間として見ているでしょうか。人のセルフイメージと客観的印象との間には少なからずずれがあるもの。自分では充分に自立していると思っていても、まわりから見れば子どもっぽさが目立ったり、頼りない人材として見られていたりします。
精神的自立度のチェック項目を御紹介しますので、皆さんも御自分の自立度をチェックしてみてください。
精神的自立できている女性の特徴は?
精神的に自立しているということはつまり、人生におけるほとんどすべての選択と決断を自分の責任において下し、その結果についても自分自身できちんと引き受けることができる、ということです。
精神的に自立しているかどうかは、経済力や社会的地位などには関係がありません。誰もがうらやむほどの経済力をもち、ハイクラスな社会的ステータスを手に入れている女性でも両親や家族に依存している人はいますし、反対に、充分な経済力を得られない女性のなかにも自己責任の意味をきちんと理解している人は少なくありません。
精神的に自立している女性は間違いなく、充実した人生を謳歌しています。すべての決断を自分の責任において下していますから、他人の意見や価値観に振りまわされることもなく、自分の理想通りの人生をデザインすることができるのです。
精神的自立できていない女性の例
精神的に自立していない女性は、日常のあらゆる局面において何かとトラブルを引き起こします。仕事と、恋愛。それぞれのシチュエーションごとに自立できていない女性の典型的な行動パターンをまとめました。
仕事において
このタイプの女性はつねに「仕事ができなくて当たり前」だと思っており、仕事上のミスは基本的に相手のほうに原因があると思い込んでいます。あきらかに本人だけの責任によるミスだったとしても、「上司がちゃんとフォローしてくれなかったから」などと責任転嫁をし、逃げ道をつくるのがこの種の女性の典型的な行動パターンです。
恋愛において
恋愛は仕事以上に、精神的に自立していない女性のネガティブな一面が顕著に表れやすいシチュエーションと言えます。
精神的に未熟な女性は基本的に、恋愛関係を対等なものとはとらえていません。このタイプの女性にとって彼氏は永延のスーパーマンであり、ドラえもんなのです。
自分が会いたいときに会いにきてくれて、困った時には何も言わずに手を差し伸べてくれる。自立できていない女性の恋愛はつねに一方的であり、ギブアンドテイクでいえばテイクしか考えていません。
彼氏のほうもはじめのうちは甘えられるのがうれしくて要求に全力でこたえようとしますが、やがて女性のほうの行動パターンがわかると次第に距離を置くようになります。すると、女性のほうはいわゆる「見捨てられ不安」を感じ、ますます彼のほうに依存してしまう、というのが最も悲観的な恋愛のパターンです。
精神的に自立できていない原因
人は、ある一定の年齢になれば無条件に自立できるわけではありません。本当の意味で精神的に自立するためには早い段階で大きなライフイベントを経験する必要があり、そのイベントを通り過ぎてしまうと「大人になっても自立できない人」になってしまいます。精神的に自立できない理由についておもなものをまとめました。
自分に自信がない
精神的に自立するためには、内面にしっかりとした自信をもつ必要があります。精神的に未熟な女性は成長段階で充分な成功体験を積み重ねていないため、自立に必要なはずの自信を育むことができず、大人になっても自分のことを自分の責任で決断できない、という状況が生まれてしまいます。
このパターンの女性は見た目にもつねにおどおどしている印象で、仕事や恋愛などで大きな決断を迫られるとパニックになってしまい、決断を第三者に委ねてしまいます。
自己中心的な考え
精神的自立ができていない女性は公私の区別が充分についていないため、ビジネスの場であっても時として自分の我を通し、周囲を混乱させてしまいます。
大事な会議でも当たり前のように遅刻する、ビジネスパートナーの悪口を平然と言う、気分次第で手を抜くなど、社会人としては到底許されないような振る舞いも当然で、それを注意されても心から反省することはありません。
他人に依存している
誰でも子どものうちは両親に依存しながら成長していきます。「精神的に未熟な女性」はつまり、子どもの頃の依存パターンを大人になってもそのまま引きずっているため、両親や恋人、同僚など、自分を保護してくれそうな存在を確保してはできるかぎり依存する、という行動パターンに陥っています。
精神的に自立するには
人はいつでも変わることができます。現時点で未熟さが目立っているとしても、自分の長所と短所を客観的に把握することで行動パターンと思考回路を変えることができ、年齢相応の振る舞いが自然に身につくようになるはずです。
経済的に自立する
日本ではまだまだ「いくつになっても子どもは子ども」という価値観が根強く残っており、社会人になっていても両親の収入で暮らしていたり、生活費の大半を仕送りに頼っていたり、という関係性が当たり前に見られます。
まずは経済的に自立することで必然的に大人としての責任を求められるようになり、自分で決断する範囲も広くなるため自然と判断力が鍛えられていきます。
自分をしっかりと知ること
精神的に未熟な女性には大きく、自信過剰型と不安過剰型の2つのタイプがあります。両者は「本当の自分が見えていない」という点で共通しており、自分の強みと弱みを客観的に把握することによって自分の現在地を知ることができ、大人としてのこれから何をすべきか、というポイントを理解することにもつながります。
自分に自信を持つ
精神的に未熟な女性に決定的に不足しているのは、自信です。子どもの頃からずっと誰かにフォローされる暮らしをつづけていたため成功体験がほとんどなく、その結果、「自分はここまでできる」というラインを把握できないまま成長してしまったのです。
大人になってからでも遅くはありませんから、仕事でも徐々に自分だけでこなせる課題を引き受けるようにし、社会人としてのキャパシティを広げていきましょう。
他人への思いやりの気持ちを持つ
自立が不充分な女性は少なからず、自分が世界の中心にいるような感覚をもっています。結果として周囲から「思いやりに欠ける人」と見られてしまうことになりかねません。
まずは内向きの思考法から脱却し、つねに相手の立場を先に考えて行動する習慣を身につけると振る舞いにも落ち着きが出ますし、周囲の印象も変わってくるはずです。
精神的に自立している女性は恋愛でもモテる
精神的に自立している女性は、恋愛もスマートです。男性のほうもお互いに依存し合わない対等な恋愛関係を望んでいますので、精神的に大人になることによって自然と出会いのチャンスも増え、また恋愛を通して自分自身を成長させることにもつながります。
精神的自立をめざしてしっかりと行動しよう
精神的に自立していない女性は、仕事や恋愛などで周囲を振りまわし、やがて孤立してしまいます。大人の振る舞いを身につけることによって内面も自然と磨かれ、誰からも信頼される存在として充実した人生をデザインすることができます。