マウンティング女子に負けないためにあなたに必要な対策とは何か
マウンティング女子とは
最近よく耳にするようになった「マウンティング女子」という言葉。女性の世界では特に、年齢、ステータス、恋愛などさまざまな場面において自分と相手、どちらが上の立場にいるのか見極めながら上手く世渡りすることが求められますよね。
自分はあまり気にしたくないのにマウントを取りたがるマウンティング女子に気分を害されることのないようにするには、どのような対応策が必要なのでしょうか。
マウンティング女子ってどういう人
「マウンティング女子」という言葉は最近よくドラマなどでも社会的に広く取り上げられるようになりましたが、具体的にはどのような人のことを指すのでしょうか。
「マウンティング女子」とは、他人よりも自分が上にいるというように考えて、他人に対してマウントを取るような行動をとる女性のことを指します。
マウンティングの対象は、社会的地位や恋人の有無、結婚の速さや相手のステータス、キャリアに関するものなどさまざまです。あなたの周りにも何かにつけて自分のほうがあなたより上だとアピールしてくるような人が思い当たるのではないでしょうか。
マウンティング女子の特徴はこれ
それでは次に、マウンティング女子に共通してみられる特徴についてみていきましょう。
常に自分が上でいないと気が済まない
負けず嫌いな女性は、マウンティング女子になりやすい傾向にあるといえます。常に勝ちにこだわったり、人に勝たないと悔しくて仕方がないというタイプの女性は相手より自分が下にいるということが許せないため、ついマウントを取ろうという焦りがさまざまな言動にでてしまいやすくなります。
人の話はどうでもいい
マウンティング女子の特徴の1つに人の話はあまり聞かない、ということが挙げられます。マウンティング女子は常に自分の考えが正しいと思っているので人の話には興味がない、というケースが非常に多いです。
自分に話をふってくるのにいざ話し始めると聞いていない、そんな友人が周囲にいたら要注意です。
自分の自慢をする
こちらもマウンティング女子によくみられる行動ですが、会話のあちこちで自慢話をよくしてくる人が多いです。常に人の上に立ちたいタイプのマウンティング女子は、他人からみれば一見どうでもいいような些細なことでも、自分の自慢話に変えて話すのが好きなタイプの人が多い傾向にあります。
人に指示されたくない
マウンティング女子は人の話に興味もなければ、人が自分の上に立つのも許せないタイプなので他人に指示されるのは嫌いだという人が多いです。恋愛相談や仕事の相談をしてきても、ちょっとアドバイスをしてあげたら不機嫌になってしまう友人がいたら、典型的なマウンティング女子のタイプです。
実際にはそのような相談にも自分の自慢話を盛り込みたいだけで、いざ他人が真剣に注意や助言をしようとするとすぐに嫌になってしまうのです。
女王様キャラの人
学生時代からグループのリーダー的存在だった女性や女王様キャラで通ってきた女性は、自分が1番でいないと許せないというタイプの人も多くいるため、そうでない環境を創り出さないために自分が自分より下だと感じている人にはマウンティングをしてしまうという行動もよくみられるようです。
張り合っちゃう人
とにかく負けず嫌いだという女性は、例え自分の中に人より上に立ちたいという意識がなかったとしても、どこか1つでも他人に負けている自分が許せなくてマウンティングしようとする、という行動に走ってしまう可能性があるため要注意です。
何を話していても「でも私も…」という言葉が口癖のように出てきてしまう女友達には警戒が必要といえるでしょう。
マウンティングされやすい人はこんな人
では一方で、そんな気の強いマウンティング女子にマウントを取られやすい人とはどのようなタイプの人なのかをチェックしていきましょう。
もてるタイプの人
マウンティング女子は、常に自分が最もおしゃれでチヤホヤされていないという気が済まないというタイプが多いです。マウンティング女子にとって、自分よりも容姿がよくないのにもててしまう女子というのは敵対視されやすくなってしまいます。
流されやすい人
自分の強い意志がなさそうにみえてしまう人は、マウンティング女子に自分の言いなりになってくれると思われがちです。
集団で意思決定をする際に、周りの意見に流されやすい人や、多数決の結果に左右されて自分の意見を変えやすい人などは、マウンティング女子のマウンティングの格好の標的になりやすいので注意しましょう。
マウンティング女子に対処する方法
そんなマウンティング女子にそうではない人が立ち向かっていくためには、より具体的にどのような方法が必要となってくるのでしょうか。その対処法について確認していきましょう。
適度な距離感で接する
自分がマウンティング女子と渡り合っていけるほどそこまで気の強いタイプではなかった場合、適度な距離感を維持して相手と関わるのがもっともわかりやすく容易なやり方での対処法です。
毎日顔を合わせる同僚などであれば難しいかもしれませんが、距離が近すぎるとお互いにとって精神的な負担ともなるので、適切な距離を保つことが大切になってきます。
ずばっと言ってみる
マウンティングに走るあまりに、見境なくひどい言葉を言われて傷ついたり、どうしても許せない言葉を言われたりという経験があるという方もいらっしゃるかもしれません。
どうしてもマウンティングという行為が我慢できなくなったという方は、思いきってずばっと嫌だと言い出してみるということも重要かもしれません。
マウンティング女子の中には自分の保身のためや、もともと自身の自己肯定感が低い、努力してきたのに褒められた経験が少ない、などといったバックグラウンドを抱えている場合も多いため、無意識にマウンティングに走ってしまうこともあります。
付き合いが深い人なのであればこれが嫌だとはっきり言う、またはあまり真剣なトーンにせずに、「あれ、今のマウンティング?」などと明るく指摘することによって態度を改めてくれる可能性もあります。また新しい自分を相手にみせて自分のほうが下だと思わせない、という方法も考えられます。
自分の情報を言わない
自分の近況などが相手に伝わっていると、その情報を基にマウンティングの材料にされかねないので、「最近こんなかわいいカフェに行った」、「こんなかわいいバッグを新調した」、などというような相手の嫉妬を煽りかねない発言をしないように常日頃から気をつけておきましょう。
特に、彼氏のルックスや新婚旅行の話など、恋愛や結婚の絡んだガールズトークはマウンティングに繋がりやすいので要注意です。また、旅行に行くとついついインスタグラムなどのSNSで素敵な写真を共有したくなってしまいますが、その1枚の写真からお土産の話やホテルのグレードなどマウンティング女子のするどい観察眼に引っかかってしまう場合もあるので、SNSでもつながりのある場合は注意が必要ですね。
触らぬ神に祟りなし、ですのでプライベートな情報を職場などでどこまで話すかには気をつけましょう。
徐々に距離をとる
気づかれないように少しづつ距離をとって近づかなくするという方法もあります。もしも相手のマウンティングがエスカレートしていき一緒にいることが不快になってしまったのであれば、あからさまにはしなくても仕事が忙しいなどの言い訳をつけて徐々に距離を取っていくという対処方法も考えられます。
一緒にいても常に自分と比較して話されてしまうと、誰でもあまりよい気持ちはしないものです。無理をせずに、その人と距離を置いてみることも選択肢のひとつに入れてみて下さい。
職場でマウンティングされたら「できる女」になろう
仕事がバリバリできる女になって、会社からその働きぶりを認めてもらえるようになれば相手もマウンティングしづらくなります。会社の同僚や、先輩後輩からの評価を得ることによって相手が何も口出しできないような雰囲気、環境を自ら創り出し変えていくということも必要になってきますよね。
マウンティング女子は常に自分が相手に対して優越感を感じられないと気が済まないため、自分と少し境遇が近くて「この人なら勝てるかも」と思ったひとを標的にしがちです。あまりにも差が大きく、「この人とはライバルにもなれない」と思わせることができれば、マウンティング女子のターゲットになることも少なくなってくるでしょう。
マウンティング女子から逃れるには
マウンティング女子から逃れるには、彼女たちからロックオンされないような人になってみることが必要です。そのためには、こちらからできるアプローチもさまざまなものがあります。
相手の話に全く興味のないフリをする
マウンティング女子は、自分の話をよく聞いてくれる人をターゲットにしがちです。彼女らの話に対して全く興味のない態度や気のない返事を繰り返してみたり、すぐに「そういえば私はこの間…」と自分の話題に切り替えてしまえばマウンティングする隙がなくなり、相手も自分に対しての興味をなくして新たなターゲット探しに乗り出してくれるかもしれません。
逆に相手に質問返しをしてみる
マウンティングが始まった、と感じた場合には、逆に相手に質問返しをしてみましょう。「逆にあなたはどう考えているの?」と聞いて相手からの話を引き出すことによって、自分の話を聞いてくれていることに相手も満足し、これ以上こちらの話に対してマウントを取ろうとは思いづらくなるはずです。
マウンティング女子にモヤモヤしないように対処してみよう
仕事でもプライベートな友人の間でも、ことあるごとに自分のほうがステータスが上だとマウンティングしようとしてくる女子っていますよね。そんな彼女たちに自分の日常生活が振り回されるなんてもったいない。
マウンティング女子にモヤモヤしないように、自分磨きやちょっとした会話のテクニックを駆使して上手く交わしてみてください。