今月のシナモン占い【12月の運勢】~湖面をキラキラと輝かせる冬の太陽~
12月はどんな月?
12/7(土)の夜から丙子(ひのえ ね)の月に突入します。
「丙(ひのえ)」は太陽に例えられる火のエレメント。陰と陽では陽の火です。
そして「子(ね)」は水のエレメント。
優しい豊かな水をたたえています。
この景色はどこかで観たことがあるなぁと思ったら、昔のハリウッド映画「Golden Pond」邦題は「黄昏」。
夕陽に照らされる綺麗な湖面を、名優と謳われた2人、キャサリン・ヘップバーンとヘンリー・フォンダ演じる老夫婦が寄り添って眺めるシーン。人生の黄昏時を美しく描いた名作で、この邦題をつけた方も凄い。
シナモンは何度観ても涙がぽろぽろ出てきます。
この映画もいくつかの過去の出来事を振り返る素敵なシーンがあるのですが、
この月(12月)を流れる物語も、まさに「これで良かったのかなぁ」と、今まで歩いてきた道程に流れる意味を探りに行くことからスタートします。
その本当の意味に到達できた後「それしかなかったよね」という、とても自然な納得感が得られます。
そういうことだったんだね、と、月の終わり頃に思えて、新しい新年を迎える前にすっきりする。
そんな12月にすると良いよという声が聴こえてきます。
エレメントごとの月の過ごし方
各エレメントごとにも月のテーマがあります。どんな過ごし方をしたらいいかをお伝えします。
【木の一族】12月の過ごし方
木の一族にとって、この月はとっても忙しいものになります。というのも、自分を経由しなければ進まないことが多いから。
それはあなたが必要とされていたり、その存在価値を認められているということなのですが、さすがに疲れてしまいそうなので、休養は大切です。特に木の一族はよく眠ることがとても大切な人たち。
夢の中でインスピレーションが湧くことも多く、眠りの時間は宝物です。
また、起きている間も、しがらみにとらわれない行動をあえてとってみる、ということが良いリフレッシュになります。
普段はこだわりの強い木の一族ですが、そんなことやったことないな、興味もあまりなかったな、ということに触れたり、楽しんだりできると、なんとなくすっきりして、いつもの自分に戻って集中できます。
そのオンオフの切り替えができると、この忙しい時間も、持ち前の直感がより一層冴えわたる月となります。
充実した楽しい12月となりますように。
【火の一族】12月の過ごし方
火の一族にとって今月のテーマは、自分と同じ立場や、同じ考えを持つ人との関係にあります。でも、それは一筋縄ではいきません。そこには何か権力のようなものが絡んでくるからです。
それはたとえば上司や、ビジネス上権力をもっている相手と、同僚の間に挟まれて、自分としてはどうすると良いのか、ということを考えなくてはならない、ということだったり、プライベートでも、友人との間、あるいは家族の誰かとの間に、なにか考えるべきことが生まれます。
この火の一族にとって今月は、同じ立場の人たちから、ちょっとだけ冷静になって頭を上に出す、ということが必要になってきます。
今起こっていることは、どんなシステムの中にあるんだろう、誰のどんな願いがあるのだろう、ということを考えてみて。
そんなことを考えられるためにも、時間と空間ともに、スペースが必要な時です。
また、元来、義理人情に厚く、感情的なところがある火の一族、これが正しい!と決めたらまっしぐら、という素敵な熱い人たちですが、そこまでやる必要のないところまで一生懸命引き受けていることも多々あります。
なんて愛に溢れた気の優しい人たち。
でも、今月はそれって自分じゃなくてもイイかも、と思うことは潔く他の人にパスしてみて。そしてその空いたスペースで心安らぐ相手との時間を楽しみましょう。
【土の一族】12月の過ごし方
土の一族の人にとって今月のテーマは統合です。
具体的には両親がテーマになるグループと、ビジネスと学びがテーマになるグループがいます。
両親がテーマのグループは、実際にご両親に会いにいく、というのも良いのですが、父性と母性、表と裏、光と影といった、両極にあるものが統合されて一つになる、という物語を生きます。
ここには葛藤があるので悶々とするけれど、あとで振り返れば、宝物を創りあげたと誇りに思える貴重な時間です。頑張って!
また、ビジネスと学びがテーマのグループは、近い未来、仕事につながるようなことを学ぶのに良いタイミング。でもそれは当たり前のことではなく、そこまでメジャーではないものに縁があります。外から見たら別々のことだけれども、興味関心の対象が似ているもの、たとえば、あなたが建築設計の仕事をしているのであれば風水の勉強を始めるというような、ちょっと飛躍した発想で挑戦してみると楽しい月です。
プライベートではやや悶々としやすい時期となります。
ストレスを感じたら、今までやっていた何かをいっそのことやめてみる、という解決法もあります。手間隙かけてやっていることの意味もありますが、それはお金で買ったら楽、ということがあれば、試してみる価値はあります。
楽をすることを極端に嫌がる人が多い土の一族ですが、あなたがご機嫌でいる方が、あなた自身も、そしてあなたの周りの人も、ずっとずっと幸せだってことを忘れないで。
【金の一族】12月の過ごし方
金の一族にとって今月は良くも悪くも、管理すること、管理されることがテーマとなります。
人によっては少しうっとおしいなと感じていた管理される立場から、とうとう抜け出すことに成功する、ということがあり得ます。
その時に重要なのは手を動かすこと。今月の金の一族はサボってしまうと後が大変。
必ず誰かが見ていますし、少し先になるかもしれないけれど、ちゃんとつじつまが合うようにできています。安心して粉骨砕身してください。
管理する側の立場からしたら、手間のかかる人が近くにいるのかも。でも来年から手間がかからないようにするにはどうしたらいいか、なにがその人をそうさせているのかと、そうなっているシステムについて考えることで、その状態を脱却できるチャンス。
また女性にとっては、パートナーと仕事のバランスについて考えることになるかも。
こちらも面倒がらずに手をかけ、コミュニケーションをとることが鍵になります。
また、金の一族は、疲れてくると言葉が辛辣になりやすい、という特徴があります。
それは頑張り屋の特徴ですが、時には甘えることも大切です。普段しっかりしているからこそ、甘えられたらそのギャップが魅力的。
頑張った分、身近な人には猫のように甘えてください。
【水の一族】12月の過ごし方
水の一族の一部には大きなチャンスが到来しています。それはズバリ、お金、ビジネスの運です。人からの紹介で、良い仕事の話がやってきます。
今までの経験が表に出たり、紹介されて、きちんと認められる、という流れがあります。
そうでない人たちも、人と人のつながりを意識し、社会の成り立ちや法則がよく見えてくる月となります。
お金の流れをよく見ると、人の価値観が見えてきます。価値観がどのように変化しているかが見えてくると、未来が見えてきます。
今すぐに成功が手に入るグループと、まだ少し時を待つグループに分かれますが、どちらにしても、お金が大きなテーマとなり、どのようにお金が入ってきて出ていくのか、ということをしっかり見つめる月となります。
社会の流れ、お金の流れを意識することで、より深くこの世界とつながり、その中で流されるのではなく、でもその流れに助けられて、自分も上手に泳ぎ始める、ということができると、一年の良い集大成となります。
この時期の水の一族は、人に頼ることも大切です。全部一人でやらなくて大丈夫。頼られるのって人は案外嬉しいものだから。
次回は、シナモンによるお悩み相談
次回は、読者の方から頂いたお悩み相談にシナモンが答えていく「シナモンお悩み相談室」をお送りします(12月15日頃配信)
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