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休日に何もしたくない原因とは?おすすめの過ごし方と考え方を公開

生き方

何もやる気が起きない休日はどうしたらいいのか

何もしたくない、やる気が起きない、そんな休日を迎えた経験はありませんか。今まさにそんな状態、という人もいるでしょう。何もする気が起きない休日、どうしたらいいかモヤモヤしますよね。なぜやる気が起きないのか、原因を知っていきましょう。

なぜやる気が起きないのか

どうしてやる気が起きないのか、そこには体の疲労以外の問題が潜んでいることが多くあります。

精神的に疲れている

毎日、ぎっしりのスケジュールの中でずっと働いていませんか。そんな状態が続くと、たとえ体は疲労していなくても、心が疲れ切ってしまうことがあります。趣味以外であれ、何かに興味を持つということは、とても心と頭を使う行為です。

仕事の中で、これはどんな意味だろう、何が考えられるかな、と平日に頭を使いすぎてしまい、休日で体の緊張が解けるとともに、心の疲れがどっと出ている状況といえます。「無駄な時間を過ごした」と自分を責めつづける気持ちや無気力な状態そのものが、実はすでにうつ病など病気の症状が出ているケースもあります。

些細なことでも何かやってみよう

一番辛いのは「なんて無駄な時間を過ごしたんだ」とあとになって自分を責めてしまうことです。それを避けるためにも、何かやってみるとリラックスしやすくなります。

何かできそうだと思ったらできることからやる

まずは、何をしたいか考えることをせず、頭を使わずにできることをしてみましょう。どこかに行くと決めず、とりあえず家の外に出て少し散歩をしたり、手持ちの本を読んでみたり、すぐできそうなことをするのがポイントです。

家の外に出ると「あの公園行ってみたかったんだよな」と思いつくかもしれません。手持ちの本を読むと「そういえばこの本の新作出てたっけ」と、新たな情報への興味を持てるかもしれません。無理せずに取り組むことがポイントです。

食事をとる

空腹状態になると、人間はまず何か食べたいという欲求を持ちます。しかしその状態を過ぎると、お腹が空いているのを感じなくなります。ダイエットなど、健康に気を使うあまりに食事を制限していませんか。

いくらダイエットや健康のためとはいえ、必要な栄養を全く取れていないと、体に力が入らず無気力な状態に陥ってしまいます。特に脳は限られた栄養素でしか働けないため、まずは何か食べてみるのもおすすめです。

何もしたくない時にはこう考えよう

でも食べることや外に出ることは、意外とハードルが高いものです。「動き出す気力さえない」場合には、まず考え方を変えてみることがとても手軽な対処法です。

自分の気持ちを受け入れる

「何もしたくない」と考えること自体は、何も悪いことではありません。いつも一生懸命仕事に取り組んでいる、何かしらに夢中になれる人ほど、自分の今の状態を責めてしまうかもしれません。その状況が続くと、苦しいこと、辛いことしか考えられなくなりがちです。

まずはそんな「今は何もしたくないんだ」と、自分の気持ちを受け入れてみましょう。口に出して「何もしたくない」と言ってみるのも良いでしょう。一度自分を責める気持ちを落ち着けて、それから対策を考えることが大切です。

ポジティブに考える

考え方を変えるという意味では、状況をポジティブに捉えることも大切です。例えば「一日中ずっと寝ていた」なら「たくさん睡眠がとれた」と考えてみるのも良いでしょう。「何もしたくないという欲求を叶えられた」と考えるのも1つの方法です。

前向きに考えることで、今の自分を責める気持ちを解消しやすくなります。ただポジティブに考えること、それ自体に罪悪感を感じることもあるかもしれません。そんな時は、自分が何をしたか、と言うことに意識を向けてみましょう。

できたことを数える

やる気が起きない状況だと、できなかったことを数えてしまい、ついつい落ち込みがちです。やりたいこと、できたことを数えてみましょう。たとえば「今日はゆっくり休むことができた」「いつになく充実した睡眠がとれた」「きちんとメールを確認できた」など些細なことで構いません。

できなかったことを数える方が簡単ですが、そうすると落ち込むばかりです。「今日はこれができたからいい休日が過ごせた」と思うようにして、自信をつけていきましょう。

無気力状態が長く続いている

もし無気力な状態、何もしたくない、やる気の出ない状態が続いているようなら、他の対処法を検討することも必要です。

うつのような状態になってしまう人もいる

無気力状態が長く続くと、家事ができなくなったり片付けられなくなるなど、うつ病のような状態になっていく人もいます。ただ「早くこの状態から抜け出さなきゃ!」と考えすぎると、抜け出せない自分にイライラが募り、反対に「どうしてできないの?」と自分を責めてしまうこともあります。

もし無気力な状態が続いて、何もできず気持ちが塞ぎ、それが自分ではコントロールできないほどになっているのだとしたら、まずはしっかり休みましょう。そしてやりたいことだけをして、心に栄養を与えていくことが大切です。

しかしそこから先の状態になると、たとえば家事や入浴、趣味ですら苦痛になることがあります。すると家の中でずっと「何もできない」という事実に辛さを感じ、苦しむだけの時間が過ぎていくことになります。そこには辛さだけしかなく、他のことを感じられないために、どんどん心も体もすり減っていきます。

脱するためには癒しを取り入れよう

そうした苦しい気持ちを落ち着かせ、リラックス状態になりたいときには、アロマを使ったり入浴したりすることも手軽な方法です。お風呂に入るまでは用意が必要ですが、入ってしまえば後悔することはまずありません。

好きな香りのバスソルトを使ったり、水分や防水加工タブレットなどを持ち込んでゆっくり長風呂したりもおすすめです。ただお風呂に入るほどの元気もない、というときには、ベッドやソファなど、自分が気を抜ける場所を用意してみましょう。

そしてスマートフォンで「○○をする方法」など、何か検索し始めたり、これをしたいなと具体的に感じ始めたら、あなたの心が落ち着いてきた合図です。苦しんでいる間は、そうしたちょっとした希望を考える余裕すらありません。何かしたいな、と思えたら、それはあなたの休日がたとえずっと寝ていたとしても、自分にとってとても大切なことができた印でもあるのです。

何もしたくないと思ったら心の休息をしよう

何もしたくない、と思うことは誰しもあることです。折角の休日となれば「予定を一杯詰め込んで充実させよう」と考えがちですが、体の休息だけでなく心の休息もとても大切です。自分の欲求に素直になって、満足するまで寝たとしても、誰もあなたを責めません。自分で自分を責めてしまう前に、何もしたくない日にはまずは心の休息をしてみましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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