ダイエット

縄跳びダイエットは本当に効果があるの?正しいやり方と注意点とは

今人気の縄跳びダイエットで本当にスリムになれるのか、不安に思う人のために実際のメリットやデメリット、その効果や正しいやり方を解説します。また、ケガや故障を招かないために、注意したいポイントも合わせて解説しますので参考にしてみましょう。

忙しい人にもおすすめの縄跳びダイエット

ダイエットしたいと思ってはいても、仕事やプライベートが忙しく思うように時間がとれない人も多いのではないでしょうか?そんな人におすすめなのが縄跳びダイエットです。

縄跳びだけでダイエット効果があるの?と思いがちですが、縄跳びはプロボクサーのエクササイズにも取り入れられている運動法。理にかなったダイエット法なのです。

縄跳びダイエットとは

ダイエット方法にも様々な種類があり、それぞれ独自の特徴を持っています。縄跳びダイエットとはどのような特徴があるのでしょうか?具体的にみていきましょう。

誰でも気軽に挑戦できる

小学校の体育授業で最高記録を競ったり、二重跳びや交差跳びの練習をした人も多いでしょう。縄跳びはそれだけ私たちに馴染みのある運動の一つといえます。縄一つあれば僅かなスペースで、誰でもすぐに挑戦できる気軽さが最大の魅力です。

ジョギングやウォーキングは天候に影響を受けることが多く、雨や寒い時期・暑い時期は億劫になってしまい、サボリ癖がつきやすいもの。また、スポーツジムに通うとなれば、インストラクターからアドバイスを受けながら効率よく痩せることはできますが、それにはある程度の費用がかかります。

ダイエットに一番重要なのは長期にわたって継続することです。継続にはそれなりの要素が必要。時間や天候に制限されたり、経済的に負担がかかるとなると長続きさせるのは難しいでしょう。その点、縄跳びダイエットは一日たったの10分から始められる気軽な運動法です。仕事や家事で時間に余裕がない人も、抵抗なく続けられるでしょう。

また、縄跳びは一見単調な運動に思えますが、両足をそろえて跳ぶ跳び方だけでなく、様々な跳び方を工夫することでエネルギーの消費量が変わってきます。そのため、色々な跳び方でバリエーションを楽しめるので飽きることなく継続でき、自分のペースで続けられるので精神的な負担がありません。たとえスポーツが苦手という人でも、簡単に始められる運動法が縄跳びダイエットなのです。

全身の筋肉を使った有酸素運動

縄跳びダイエットは健康維持にも有効な有酸素運動です。有酸素運動にははっきりとした定義はありませんが、楽に呼吸ができる範囲の運動のことを指します。ダイエットの必須条件である脂肪燃焼効果は、筋トレなどの無酸素運動に比べ、有酸素運動の方が即効性があると考えられています。

さらに、縄跳びはジャンプ運動なので脚痩せ効果だけと思いがちですが、実は全身の筋肉を鍛える優れた運動法なのです。具体的にはふくらはぎや太もも・腹筋を使ってジャンプしますが、縄を回すという動作が伴うため腕や肩周り・首の筋肉にも負荷がかかります。そのため、長時間にわたって縄跳びをすると足だけでなく、腕や腹筋が筋肉痛になることもあるでしょう。

また、着地時には胴体の深層部分にある体幹に刺激が伝わることで、体幹トレーニングにも繋がります。体幹とは呼吸や姿勢を維持したり、動作をする上でなくてはならない筋肉のこと。なかなか鍛えにくい部分でもありますが、これが衰えると体のバランスを上手く保てなくなり、ケガをしやすくなったり、肩こりや腰痛の原因になります。そのため、体幹を鍛える効果のある運動を習慣化することで、柔軟な体を保ち老化による体の衰えを防ぐ事ができるのです。

以上の事から縄跳びダイエットは下半身のみでなく、全身の筋肉を使った運動ということが分かります。さらに、酸素を十分に取り入れながらおこなえる有酸素運動なので、脂肪燃焼効果を得るには非常に有効な方法なのです。

縄跳びダイエットの効果

縄跳びダイエットは、誰でも気軽にできる有酸素運動。では、実際にどういった効果がえられるのでしょうか?

脂肪を燃焼する

縄跳びは十分に呼吸ができる有酸素運動です。ダイエットに有酸素運動が適している理由は、十分に酸素を取り入れながら運動することで、体内の脂肪が分解されエネルギーとして消費されることで、減量や引き締め効果が得られるためです。

ならば、脂肪燃焼のために酸素を多く取り入れれば良いのかといえば、それは間違いです。酸素を過剰に取り込むと体内に活性酸素が発生して、代謝を悪くさせたり老化現象を招くなどの悪影響が起こってきます。そういった観点からも、脂肪燃焼には息が切れる程の激しい運動ではなく、縄跳び程度の有酸素運動が理想とされているのです。

全身運動になる

縄跳びはジャンプ運動のため下半身はもちろんのこと腹筋や体幹、また、腕や肩といった上半身を含めた全身の筋肉を使う運動です。そのため、習慣的に行う事で敏捷性が高まり動作そのものが早くなるので、仕事や生活において稼働能力も高まるでしょう。

動作が早くなればエネルギー消費効率も向上するので、ダイエットにも繋がります。また、敏捷性が高まることで、ケガの予防や筋肉の硬化予防にも役立つでしょう。

心拍機能の向上

縄跳び運動は適度に心拍数を上げます。心拍数を上げるトレーニングを習慣化することで、心肺機能を鍛えることができるのです。心肺機能の向上は体に次のような好影響を及ぼすでしょう。

疲れにくくなる

肺機能が活発になることで、酸素を多く取り込めるようになり酸欠を防ぐ事ができます。そのため、各細胞に酸素が十分に運ばれるので、体を効率的に動かすことができ疲れにくくなります。

心臓の負担が軽減される

心肺機能の向上は、心筋の収縮力が強化されることでもあります。心筋が活発になれば血液を送り出す力が高まります。そうなれば、日常生活においての心拍数は減少するので、心臓にかかる負担が減り健康維持に役立つのです。

できるスポーツの種類が増える

心臓への負担も少なくなり疲れにくくなれば、これまで体力的に無理だと諦めていたスポーツにも挑戦することができます。異なるスポーツをすることで、エネルギー消費効率が良くなったり、目的部位別に効果的なスポーツを選べるようになるのも嬉しい効果です。

冷え性の予防・改善に役立つ

心筋の収縮力が高まり、多くの血液を送り出せるようになれば結果として血液循環も良くなります。これまで血行が悪く手や足の冷え性に悩んでいた人も、体の隅々まで血が巡るようになり冷え性から解放されるでしょう。

このように縄跳びダイエットを習慣化することで、心肺機能が向上しエネルギーを消費しやすくなるためダイエットにも効果が期待できるのです。

筋トレ効果を得られる

縄跳びダイエットはスリムになるだけではありません。ジャンプ運動は全身の筋肉を使っておこなう運動なので、知らないうちに筋肉を鍛えていることになるのです。確かに主に使う筋肉は下半身ですが、縄を回すという動作を伴うので、思いの外腕や肩周りの筋肉も鍛えられます。

縄跳びに使う縄は目的によって種類があります。一般的に使われる縄は重量も軽く扱いやすいので、エネルギー消費量もそれなりです。一方、トレーニング用に設計された縄は、重量も重くなり適度な負荷がかかるため、ダイエットや筋トレを目的とする人に適しています。また、他にも競技のしやすさを目的に作られた競技用の縄もあります。

目的によって縄を変えることで、下半身のみでなく上半身も効率的に鍛えることが可能になるので、全身の筋肉トレーニングに繋がるのです。縄跳びダイエットは一見シンプルな運動に思えても、縄や跳び方を工夫することで効果的な筋トレができる奥の深い運動法といえます。

新陳代謝を高める

全身運動をすることで血流が促進されます。血液は各細胞に栄養と酸素を運ぶ役割を担っているため、血流が良くなれば細胞も活性化するのです。細胞が活性化すれば滞っていた新陳代謝が高まります。

新陳代謝とは古くなって死滅した細胞と新しい細胞が入れ替わること。新陳代謝は外的環境や加齢・ホルモンバランスの乱れによって低下します。新陳代謝が低下すると古い細胞がいつまでも体に留まって、老廃物も排出されにくくなるため、太りやすく痩せにくい体になってしまうのです。

縄跳びダイエットの効果で新陳代謝が高まり体内環境が改善されれば、太りにくく痩せやすい体へと変化していくことでしょう。

縄跳びダイエットのやり方

しっかりと効果を得るためにも、正しい方法で実践することが大切です。基本的な跳び方から部位別に有効な跳び方まで詳しく紹介します。

縄跳びダイエットの基本的なやり方

縄跳びダイエットの基本的なやり方は次のような流れでおこないましょう。

  • 1. 初めに1分間に60回を目安にしたテンポで3分続けて跳ぶ
  • 2. 次に5分間休憩する
  • 3. 1と同じ要領で3分間跳ぶ
  • 4. 再度5分間休憩する
  • 5. 最後に1と同じ要領で3分間跳ぶ

以上のように1分間に60回跳ぶことを目安にしたテンポで、3分間跳び続ける運動を1セットと考えます。1セットごとに5分ずつの休憩をはさみながら、3セットで通算おおよそ10分くらいを基本にして毎日続けましょう。

慣れてきたら回数を倍にしてみる

縄跳びは意外に体力を使います。そのため、始めのうちは無理をしないためにも、3分を3セットのペースで徐々に体力をつけていきましょう。しかしながら、有酸素運動によって脂肪燃焼効果がアップするのは、20分経過後といわれています。

そのため、慣れてきたら基本の3セットに1セットずつ増やしていき、最終的には倍の回数である6セットを目指しましょう。そうすることで、脂肪燃焼効果の高まる20分に到達することができ、より高いダイエット効果が期待できます。

最初のうちは両足跳びで

子供の頃に慣れ親しんでいた縄跳びも、大人になると思うように跳べず転倒などのケガにも注意が必要です。そのため、慣れるまでは基本的な両足跳びから始めてください。そうすることよって、子供の頃に感じていた感覚とは違う、体にかかる負荷に徐々に慣れていくことでしょう。

下半身痩せに効果的な片足跳び

ケンケンをする要領でおこなう片足跳びは、下半身?せに効果的です。しっかりと効果をだすためのポイントは、上げている側の膝の位置をできるだけ高くまであげること。これによって、太ももを中心に下半身が引き締まってくるでしょう。ケンケンで片足跳びを連続しておこなうことで、跳んでいる足に多くの負荷がかかり引き締め効果がアップします。

また、上げる側の膝の位置を高くあげることで、体幹筋の一つである腸骨筋が鍛えられるため、骨盤の歪みを整え下腹部の引き締めにも効果が期待できます。ポッコリしがちな下腹部が引き締まれば、ボディラインの強調されるファッションも楽しめるようになるでしょう。

お尻周りのシェイプアップに効果的なボクサー跳び

ボクサー跳びとは右足2回、左足2回という要領で片足跳びを2回ずつおこなう跳び方のこと。ポイントは重心を左右に上手く移動させることです。この跳び方はお尻周りのシェイプアップに効果的です。

ボクサーは持久力の向上や手首・腕のトレーニング・フットワークの向上のために縄跳びを使ったトレーニングを実践しています。プロがトレーニングに取り入れている運動法なので、正しくおこなえば効果は確実でしょう。

有酸素運動の効果を高める駆け足飛び

駆け足をする要領でおこなう駆け足跳びは、体に一番負荷のかかりにくい跳び方といわれています。両足跳びや片足跳びのように大きな跳躍力を必要としないため、呼吸も楽に行うことができます。

楽に呼吸でき酸素を多く取り込めれば、効率的に体脂肪を分解・燃焼してダイエット効果を得られやすいというもの。このことからも、低負荷の駆け足跳びは、有酸素運動の効果をより高める跳び方と考えられます。

太もも痩せに効果的な二重跳び

太もも痩せに有効な跳び方は二重跳びです。子供の頃に友達と回数を競った人もいるのではないでしょうか?子供にとって二重跳びは難しいもの。大人になって理屈が理解できれば、少しは上手く跳べるかもしれません。

二重跳びを成功させるには、高めにジャンプして滞空時間を少しでも長くする必要があります。それには太ももの筋肉を使って跳躍力を高めることが重要です。何度も繰り返し跳ぶことで、太ももの引き締めに効果が期待できます。

二の腕の引き締めに効果的な交差跳び

二の腕に負荷をかけて引き締めるなら【交差跳び】が効果的。交差跳びは縄が頭の上を通過する時点で腕をクロスさせて跳ぶ方法です。狭い輪の中をくぐり抜けなければならないため、縄の位置をキープする腕の力が必要になります。交差跳びをマスターし、繰り返しおこなうことで二の腕が引き締まってくるでしょう。

おなかとウエストの引き締める跳び方

おなかとウエストのシェイプアップ効果を得るには、次のことを頭に入れて跳びましょう。以下の要領でおこなってください。

  • 上半身が正面を向いた状態を保つ
  • 両足をそろえた状態で腰から下を左右にひねる

このように上半身は正面に向けたまま下半身だけをツイストすることで、おなかとウエストの引き締め効果が期待できます。

足痩せやふくらはぎ痩せに効果的な跳び方

ふくらはぎを中心とした足痩せに効果的な跳び方はケンケン跳びです。やり方はこちらを参考にしてください。

  • あげる側の膝が腰の位置にくるよう意識する
  • ケンケンをする要領で同じ足につき8回連続で片足跳びをする

8回連続で片足跳びをするとなれば、それだけ片足に大きな負荷がかかります。集中的にふくらはぎを引き締めたいときには効果のある跳び方です。

縄跳びダイエットのポイント

ケガや故障を招かないためにもポイントを抑えて実践しましょう。特に以下の内容を重視してみてください。

自分に合った縄跳びを使う

正しいい跳び方をするには、自分に合った縄跳びを使う事が第一条件です。そこで重要なのが縄の長さです。最も理想的な長さは、両足で縄を踏んだ状態で持ち手部分がへその高さになるくらいの長さといわれています。体に余計な負担をかけないためにも、正しい長さに調整することが大切です。

縄の長さは持ち手の留め具部分をはずして切ることで調整ができるので、短くなり過ぎないよう余裕を持たせながら少しずつ調整してください。

足に負担がかかりにくい飛び方をする

縄跳びダイエットで常に意識することは、足に負担をかけないということです。同じ跳び方ばかりを連続すると、一定箇所の負荷が大きくなってしまいます。適度な負荷は引き締め効果がありますが、度が過ぎると故障の原因になりかねません。

それを防ぐためにもリズムを変えながら、小さめに跳ぶことが大切です。中でも負荷がかかりにくい跳び方は駆け足跳びです。同じ跳び方だけでなく重心を変えながら片足跳びを交えながらリズムを変えて続けることで、一定箇所だけに負担をかけて痛めてしまう危険性が軽減されます。

音楽に合わせて楽しく跳ぶ

ダイエットは続けることが重要です。ですが、どんなに効果があると分かっていても、楽しくなければ継続するのは難しいでしょう。楽しく続けるには、音楽を聴きながら跳ぶのがオススメです。リズムに合わせれば集中力も高まります。

また、音楽を聴くことで脳内のドーパミンが多く放出されると考えられています。これは神経伝達物質の一つで「快感」や「やる気」を引き出す役割があり、楽しく意欲的に運動するのに役立つといえるのです。音楽に合わせてリズミカルに跳ぶことで、飽きることなく楽しみながら継続させましょう。

快適な環境で行う

物事を継続するには、ストレスの軽減をおこなうことが大切です。音楽を聴きながらというのは、脳内のストレス軽減に役立ちますが、それに加えて外的ストレスを軽減することも継続の秘訣といえます。

外的ストレスとは外気温・場所・服装などが挙げられます。運動するのですから涼しいくらいの気温が理想的。また、縄跳びをするのに障害のない場所を選ぶことも大切です。快適な環境でストレスを最小限に抑えることで、続けやすくなり目標達成に役立つでしょう。

縄跳びダイエットのメリット

これまでの内容で、ダイエットに効果があることは理解いただけたと思います。さらにここからは、縄跳びダイエットが他のダイエット方法よりも優れている点を掘り下げてみていきましょう。

低コストでダイエットできる

縄跳びに必要なのは縄と一畳程度の場所の確保です。縄は目的によって素材や重量が違いますが、価格は比較的に低く費用がかからないのが嬉しいところ。

続けられるか自信がない人は100円ショップなどで購入して試してみるのもいいでしょう。ですが、本気でダイエットを考えているならトレーニング用の縄を選ぶべきです。価格は1,000円代~4,000円代が殆どで、スポーツ用品店や通販サイトで購入することができます。このように低価格で手軽に入手することができるのもメリットの一つです。

時間あたりの消費カロリーが高い

縄跳びダイエットは他の有酸素運動と比べて消費カロリーが高いのもメリットです。年齢・体重・性別によって違いはありますが、10分間縄跳びをすると約80~90kcal消費されると考えられています。同じ有酸素運動での10分間の数値は、ウォーキングでは約40kcal、ジョギングで約60kcalとされています。

このことから、縄跳びは時間あたりの消費カロリーが高いといえるのです。そのため、まとまった時間のない人でも、短時間にカロリー消費ができる効率の良い運動法といえます。

ストレス発散になる

ストレスの発散には適度な運動が効果的といわれています。それには、次のポイントを抑えることが大切です。

  • 自分が気持ちいいと感じる運動であること(自分にとって無理がなく楽しいと思えるもの)
  • 一定のリズムを反復させる運動であること(セロトニンやドーパミンが分泌されて快感や満足感が得られる)

縄跳びダイエットは自分のペースでできるので、無理をして不快に感じることもありません。また、リズムをとりながら跳ぶことで、脳内の神経伝達物質のセロトニンやドーパミンが分泌されるので、ストレス発散に適した運動といえます。

リズム感がよくなる

誰でも苦手と感じることがあります。例えば、リズム感が悪く、音楽に合わせて手拍子するのが苦手な人もいるでしょう。そういった人も繰り返しリズムをきざむことで、自然とリズム感が鍛えられるのです。縄跳びは一定のリズムを繰り返しおこなう運動です。これを習慣的に実践すれば、自ずとリズム感が向上するでしょう。

縄跳びダイエットのデメリット

物事にはメリットだけでなく、デメリットもつきもの。縄跳びダイエットには次のようなデメリットがあります。

継続が難しい

縄跳びは短時間で多くのカロリー消費をするだけあって、ハードな運動と感じる人もいるかもしれません。他に補助機能がない状態で、自分の筋肉だけでジャンプするという動作は意外に体力を使います。特に大人になると、スポーツ以外でジャンプという動作をすることは滅多にないでしょう。きつい・つらいと感じてしまうと、なかなか継続が難しくなるものです。

ひざや足首を痛めてしまう

人の関節は年齢とともに柔軟性が失われていきます。そのため、着地の際に受けるダメージで、膝や足首を痛めてしまう危険性があります。このダメージの程度は体重に比例するので、体重が重い人ほど注意が必要です。いつまでも若いつもりでいると、大きなしっぺ返しを食らう羽目になりかねません。くれぐれも細心の注意を払っておこないましょう。

靭帯がのびて胸が小さくなる

女性の場合、ジャンプの上下運動によって胸が揺れることで、バストが小さくなることがあります。乳房は乳腺と脂肪組織でできており、それらをクーパー靭帯と呼ばれる線維の束が大胸筋と繋いでいるのです。

クーパー靭帯は一度のびてしまうと収縮しないため、乳房を支える力が弱まり、バストが垂れ下がるので小さくなったように感じるともいえます。また、正しい位置に留まれなくなった乳房には、十分な栄養が行渡らなくなり、ハリが失われ小さくなることもあるでしょう。

足が太くなる

姿勢や跳び方・縄の選び方が間違っていると、足に大きな負荷がかかって余分な筋肉がついてしまう事があります。縄跳びダイエットでスリムな体作りを目指しているのに、余計な筋肉がついて筋肉太りしては元も子もありません。
始める準備段階から基本をしっかり学んで、正しい知識を持って実践に移してください。そうすることで、無駄な筋肉太りを防ぐ事ができるでしょう。

結果が出るまでに時間がかかる

縄跳びダイエットは休憩をはさみながらのスローペースな運動法です。そのため、すぐに結果がでるとはいえません。もちろん、個人差も影響してきますが、効果が表れるまでには概ね2~3カ月はかかるとされています。短期間で効果を得たいと考える人には、向いていないダイエット法かもしれません。

縄跳びダイエットを行うときの注意点

きれいな肌への食生活

効果を実感するには継続が大切。そのためにも、次の点に注意してケガや故障を防ぎましょう。

コンクリートの上で行わない

縄跳びをする場所の地面の状態で、体に負担がかかることがあります。できるだけコンクリートなどの硬い地面の上で跳ぶのは避けましょう。コンクリートはセメントに砂や砂利・水を混ぜて固めた状態のものです。性質的に硬いため、着地の際に受けるダメージが大きくなります。習慣的にコンクリートの上で縄跳びをすると、膝や足首・腰にダメージが伝わり、ケガや故障の原因になりかねません。

縄跳びをする場所は、できるだけ柔らかい土の上など着地の際に衝撃の少ない場所を選びましょう。

クッション性のある靴を履く

着地の際に少しでも衝撃をやわらげるためにも、クッション性のあるジョギングシューズを履きましょう。靴のクッションが足にかかる負担を軽減してくれます。

また、同じ靴でも自分のサイズにぴったりなものを選ばないと正しく機能しません。かえって、足や腰を痛める要因になるので、靴選びは慎重におこないましょう。

高く飛びすぎない

二重跳びは滞空時間を稼ぐため少し高めにジャンプする必要がありますが、他の跳び方には高めのジャンプは必要ありません。必要以上に高く跳ぶ癖がついていると、同じ時間でも膝や足首にかかる負担が大きくなってしまいます。ケガや故障を引き起こさないためにも、必要以上の負荷がかからないよう注意してください。

準備運動を行う

どんな運動をするときも同じですが、始める前はしっかりとストレッチなどで体をほぐして準備を整えましょう。準備もなしに始めると思わぬケガや故障を招きかねません。ケガで運動ができなくなれば、ダイエットどころではなくなります。特に膝の屈伸やふくらはぎのストレッチなどを入念におこなうのがオススメです。

縄跳びが無くてもできるエア縄跳び

基本的には縄を使って跳ぶのが縄跳びですが、縄を使わずおこなう「エア縄跳び」という方法もあります。詳しくみていきましょう。

さらに手軽にできるエア縄跳び

さらに手軽に始められるのがエア縄跳びです。縄すら使わず頭の中で縄を回しているイメージで跳ぶダイエット法です。道具がいらないので、思い立ったときにすぐにできる気軽さが最大の魅力。ですが、いくら手軽といっても、準備運動を怠ってはいけません。

エア縄跳びはこんな人におすすめ

縄を使わないエア縄跳びはこのような人にオススメです。

費用をかけたくない人

ダイエットに費用をかけたくない、道具を買いそろえるのに抵抗があるという人にはオススメの方法です。

時間を無駄にしたくない人

自分に合った縄を選ぶのが面倒、縄を入手する手間が勿体ない、どこにいるときでも隙間時間を利用しておこないたい、このような人には手軽でストレスなくできるのでオススメです。

室内で縄跳びをしたい人

縄跳びをしているところを人に見られたくない、室内で空調の整った状態でおこないたい、天候に影響を受けることなく毎日おこないたいという人には、縄を使わずにできるエア縄跳びは最適な運動法です。

主に下半身を引き締めたい人

実際には縄を回す必要がないので、腕など上半身に負荷がかかることはほぼありません。上半身はさほど気にならない、主に下半身のシェイプアップを望む人には適した方法といえます。

手軽に体力をつけたい人

ダイエットという大きな効果を実感できなくても、日常生活を疲れにくくするために体力をつけたいという人には、無理することなく少しずつ成果がでるのでオススメできる方法です。

足のむくみを解消したい人

長時間の立ち仕事や冷え性の人は足のむくみに悩むこともあるでしょう。むくみは血液循環が悪く、細胞内の水分がうまく循環できずに滞った状態で起こります。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるように、足は血流を促すポンプ機能を担っています。この足に負荷をかけておこなうエア縄跳びをすることで、血液循環がスムーズになりむくみの改善に役立つでしょう。

手軽にストレス発散したい人

ストレス発散には体を動かすのが効果的。特に一定のリズムをきざむ縄跳びは、快感や満足感を得られやすい運動です。心理学的にも人は嬉しい事があったとき、思わず飛び跳ねる動作をするといわれています。具体的に、子供は欲しい玩具をもらったとき、飛び跳ねながら喜びを表現します。犬も同じ。嬉しいときは飛び跳ねて感情を表現します。

この心理が縄跳び運動とリンクすると一概にはいえませんが、飛び跳ねることでリズムをきざみ、快感を得られるという観点からは、何かしら通じる要素があるのかもしれません。

縄跳びダイエットを正しく行って痩せよう

縄跳びダイエットは時間や場所の制限も少なく、気軽に始められる運動です。効果が実感できるには2~3カ月必要ですが、その頃には基礎代謝も上がっているので、痩せやすい体質へと変化しているでしょう。
ケガや故障を招かないためにも、縄跳びダイエットについて知識を持ち、正しい方法でおこなうことが大切です。しっかりと基本を抑えて、無理なくスリムな体作りを目指してみましょう。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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