夜のウォーキングのメリット|必要なグッズで安全に健康効果を得よう
夜のウォーキングの利点とは何か
ウォーキングは朝にやった方がいいと思う方もいると思います。しかし、夜のウォーキングには仕事で溜まったストレス発散や睡眠の質を上げるなどの朝のウォーキングには無い健康に良いメリットがあります。この記事を見てウォーキングを初めてみませんか?
夜のウォーキングのメリット
夜には太陽が沈んでいる為、太陽光による紫外線を浴びる心配が無いなど、夜だけのメリットがあります。夜型で朝が苦手な方にもおすすめです。以下では夜のウォーキングの身体に良いメリットについて解説します。
代謝が上がり倦怠感が薄れる
代謝とは食事で得た栄養素をエネルギーに変換し、そのエネルギーを消費することを言います。そして代謝は運動不足や不規則な生活をしていると低下してしまいます。代謝が低下すると、血のめぐり(血行)が悪くなります。栄養素や熱は血液と共に全身に送られるので、血行が良くない状態では、老廃物を排出できなくなり、栄養素や熱を全身に送りにくくなってしまいます。そのため倦怠感や冷え性などの症状が表れます。
しかし有酸素運動を行うことによって、血行が活発になり血行を良くできます。また全身の筋肉を使用しているので、筋力をアップさせ代謝を上げることができます。血行が良くなると老廃物を排出できるようになり、倦怠感を改善させる事ができます。ウォーキングは有酸素運動の中でも体への負担が少なく、比較的行いやすいので続けやすいというメリットがあります。
1日の終わりにメンタルをリセットできる
ウォーキングには自律神経を整える効果があります。自律神経とは、心臓や血管などの自分の意志で動かすことができない部分をコントロールしてくれる神経であり、交感神経と副交感神経の2種類があります。
通常はこの2つの神経がバランスよく働いているのですが、強いストレスを受けると2つの神経のバランスが乱れ、ネガティブな感情になりやすくイライラややる気の低下など、精神が不安定な状態になってしまいます。ですがウォーキングを長時間行うと、セロトニンというストレスを軽減させ、自律神経のバランスを整えてくれる物質が分泌されるのです。
夕食のカロリーを消費するダイエット効果
食事で摂取した糖質や脂質は、活動するためのエネルギーとして消費されるのですが、食べ過ぎや運動不足などでエネルギーを使いきれずに余ってしまうと、体脂肪として蓄積され太る原因になります。しかし食後に脂肪として蓄積される前にウォーキングを行えば、糖質や脂質をエネルギーとして消費できます。ウォーキングをするタイミングは、食後から1時間過ぎに行うのがおススメです。
睡眠の質が向上する
ウォーキングを行う事で分泌されるセロトニンは、睡眠ホルモンのメラトニンの原料です。毎日就寝3時間ほど前にウォーキングを行い、メラトニンを分泌させる事で睡眠の質を向上させる事ができます。そしてウォーキングには自律神経のバランスを整えさせる効果もあるので、交感神経の興奮を抑えて不眠症を改善させる事が出来ます。
夜のウォーキングの注意点
夜のウォーキングには身体に良い様々なメリットがありますが、夜道では視界が悪いなど朝とは違うデメリットもあります。危険な目に遭わないように事前に注意点を知り、安全にウォーキングを行いましょう。
人通りの多い明るい道を選んでウォーキング
夜間なので夜道ですることになるのですが、必ず人の多い場所や街灯のある明るい場所を選びましょう。暗闇で人がどこにいるのか気づきにくい場合があります。そして自分の住んでいる地域が治安の悪い場所なら、痴漢などの被害に遭う場合があるので注意しましょう。
反射板やライト付アームバンドは必須
交通事故を未然に防ぐためににライトや反射バンドは必ず装備しましょう。暗い道では、車や自転車の運転手からはこちらの存在に気づいていない場合があります。ライトやライト付のアームバンドなどで、こちらの存在のしっかり知らせましょう。
寝る2時間前には帰宅するのが理想
ウォーキングは睡眠の質を向上させますが、体を激しく動かすと体が興奮してしまい逆に眠気が無くなってしまいます。できるだけ就寝する2時間前には帰宅しましょう。
ウォーキングの時間は30分程度がおすすめ
ウォーキングを行う時間は30分を目安に歩いてみてください。前述した通り、ウォーキングは身体を興奮状態にする他、身体への過剰な負荷はかえって睡眠の質を下げてしまいます。
夜のウォーキングに必要なグッズ
夜のウォーキングでは暗い道で行う為、足元が見づらい、車との事故に遭いやすい、どうしても朝のウォーキングより危険な目に遭う確率が高くなります。安全にウォーキングができるように、ライトや防犯ブザーなどの防犯グッズを必ず装備しましょう。
交通事故を防ぐライト付アームバンド
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暗い夜道では車の運転手の視認性が低下している為、ライトを付けていない人との接触事故が起こりやすくなってしまいます。車やバイクとの接触事故を防ぐためにライト付きのアームバンドで、自分の存在をしっかりと知らせましょう。常時点灯している物でも良いのですが、点滅しているライトの方がおすすめです。
軽量のウォーキングシューズ
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ウォーキングは通常の靴やサンダルでも良いのですが、ウォーキングに適していない靴で行うと足を痛める場合があります。しかし、ウォーキングシューズなら、通気性が良く軽量で身体への負担を少なくし、疲れにくい作りになっているので、快適にウォーキングを行えます。サイズや足の形をしっかり確認してから選びましょう。
夜のウォーキングは様々な健康効果が期待出来る
夜のウォーキングには朝のウォーキングには無いさまざまなメリットがあります。しかし視界が悪い暗い夜道を歩くなど、朝にはない夜だけのデメリットもあります。これから始める方、または初心者の方は、まずは週に2日など低い目標を設定しつつ徐々に高くしていけばモチベーションを下げずに行いやすいです。安全対策をしっかりとおこない、無理せず自分のペースで楽しんで続けてみてください。