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「一生独身」を貫く覚悟。楽しく生きて行くための方法とは

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一生独身の人生とはどのようなものか

彼氏が全くできないわけではなく、自分がもう三十路をすぎた頃に彼氏がいない期間が長くなってくると「このまま一生独身なのかな」とふと考えてしまうことはありますよね。30歳を超えるあたりから周りもどんどん結婚や、出産を目の当たりにして自分の立場を考えてしまうでしょう。

結婚に対してとくに必要性を感じない人も中にはいます。仕事も大事なポジションを任されるようになってくれば、さらに結婚に対する意識も薄れくるのは仕方がないことです。そこで一生独身を貫いた場合どのような将来が待っているのでしょうか。一生独身にはメリット・デメリットがありますので、一緒に考えていきましょう。

一生独身で過ごす人が増えている

50歳を過ぎても一度も結婚をしていない場合は、この先も結婚する確率は低いため女性の生涯未婚率は約14%と年々増えていることがわかります。どうしてこのような現象になってしまったのでしょうか。

一生独身の人が増えている背景

女性18~34歳で「いずれは結婚したい」と思っている人の割合は89%にものぼります。しかし、男性は「家族を養うだけの収入が得られず結婚する自信がない」に対して、女性は経済的に男性に頼る必要が無くなったということが大きな原因となっています。

よくありがちな「恋愛が苦手」だったり「結婚に縛られたくない」等の消極的な理由だけでなく、仕事も恋愛も生涯現役の人が増えたなどが挙げられます。男女ともに自分を大切にしてやりたいことを優先した結果、独身である割合が増えたのも背景にあります。

今や女性の7人に1人が一生独身の時代

驚くことに男性の4人に1人、女性の7人に1人は生涯未婚の人という結果が出ています。とくに欧米でも未婚率は上昇し、自分のために時間を作りたいと思う女性が増えたのでしょう。独身女性はなぜかキラキラ輝いていて人生を謳歌しているようにも見えます。

男性の多くはやはり結婚の資金面の不安や、自分のお金を自由に使いたいなどで独身を貫く人も多いようです。男性と女性とでは少し違った価値観ということも面白い点です。

心構えと準備をしっかりすればOK

昔に比べると晩婚化も進み多様な生きかたが許される時代ですが、自分自身の心構えと老後の準備をしっかりすれば怖いことはありません。無理に結婚してストレスがたまるくらいなら、結婚しないほうが幸せということもありえます。そのためには一番大事な資金面と心の準備をしなくてはなりません。

20代

20代になってまだ若いと思ってもしっかりと将来の老後のことを考えて、少しでも貯金するようにしましょう。貯金は早ければ早いほうがよいので、月に決まった金額を貯金してみてはいかがでしょうか。

30代

もう少し現実的に考えて保険のことを考えてみましょう。医療保険も必要になりますがまずは、積立保険をおすすめします。満期になると少しでもプラスになって返ってくるだけではなく、引き出せない銀行のような感覚で積立していけば50代の頃にはまとまった金額が入ってきます。

40代

個人年金を利用してみましょう。今の国民年金は受け取れる年齢がどんどん上がってしまい、老後が不安になってしまうことでしょう。個人年金ですと受け取れる年齢を自分で設定できますので、将来を考えて60歳くらいに受け取れる設定をすれば安心です。

安心して生きるために必要な準備

老後のことを考えると、どのような準備が必要になってくるのか調べてみました。一生独身の準備は大変ですので、今からでも少しずつ準備していくことが安心につながるでしょう。

老後に困らないだけの貯蓄

なんといってもお金が用意出来ないと、話しにならないくらい大切なものです。長く働ける仕事を探してしっかり貯蓄をしていきましょう。一般的にいわれている老後に必要な金額は2,000万円といわれていて、年金で満期の場合は月に11万円入ってきます。平均寿命の86歳まで年金が入れば3,000万円ですので、医療費や家賃などを考えると5,000万円以上かかる可能性が出てきます。

3,000万円は年金で補ますが残りの2,000万円は自分でなんとか貯金しなくてはいけないのです。貯金が現在あまりないという人でも、40歳から一年に100万円ためていくと、60歳には2,000万円たまりますので、今からでも年間100万円貯めていくようにしていきましょう。

死ぬまで生活出来る住居の確保

できれば賃貸でなく持家を確保し、老後に安心して暮らせる家を探しましょう。また、高齢になってからのマンション賃貸は不動産側が高齢だと万が一があるかもしれないと考えたり、資金繰りは大丈夫なのかという理由で自由に物件を選べない可能性があります。

近年ますます独身女性のマンション購入が増えてきているので、将来老後のことを考えている人も多いようです。高い家賃を長年払っていくのであれば思い切ってマンションの購入も視野に入れていきましょう。将来高齢になったとき自分自身介護の心配も出てきますので、老人ホームの情報も調べてみるのも大事です。高齢化社会になってきていますので、いざというときに老人ホームの入居が満室ということもあり得るのです。

医療保険など万が一への備え

一生独身の場合は周りの助けが必要になってくるため、自分でもできる病気や災害への備えは必要で、自分で困らないだけの準備しましょう。例えば自分が要介護を必要になったときの給付金が受け取れる医療保険などがありますので、視野に入れておくことも大事です。困ったときの給付金は高齢になったときほどありがたいものなのです。

孤独にならないように周囲と交流

独りが好きな人はともかく、ある程度社会との交流が無いと日常も非常時も困ることになります。サークルや地域のボランティア活動など、余裕があれば積極的に参加してみてはいかがでしょうか。とくに同じ独身女性の仲間がいると、気持ちもわかってもらえより助け合えます。

親しくなった仲間がいると孤独を感じることも少なくなるため、気の許せる親友は歳を取るごとにありがたみを感じる存在なのです。

孤独死を防ぐこんなサービスも

近所に頼れる存在がいることが一番大切ですが、孤独死を防ぐサービスも活用してみましょう。スマホを一定時間充電しっぱなしにすると、事前に登録した連絡先に自動的にメールを発信するアプリがあります。

他にも個人情報の塊であるPCのデータを消去するアプリなど、独りでも安心してなるべく周りに迷惑をかけない生き方ができます。死後にも活躍してくれるサービスなど多彩なので、色々試してみるとよいでしょう。

一生独身を貫く上でのよい点

一生独身のメリットをいくつか挙げてみました。よい点がたくさんありますので、一生独身を考えている人は是非参考にしてみてください。

周りに縛られず自分らしく生きられる

家族を持つと子育てや責任の発生とともに、両親同士のしがらみも増えて自由に生活ができないと思っている人が多いようです。独身ですと自己責任の範囲内で常に自分の意志を尊重した行動ができて、生活や人生のやりがいを感じ、精神的にラクな気持ちで過ごせることでしょう。

転職などリスクを伴う挑戦も失敗すれば自分に返ってくるだけで、周りに迷惑がかからないため比較的気持ちがラクになります。結婚をすれば周りからの妊娠のプレッシャーや、しっかりした子育てを意識する女性はどうしても制約が多くなりますが、独身ですとそれがないのです。

自分に投資が出来る

自分で汗水流して稼いだ稼ぎは、全て自分の自由で使えます。結婚をすると仕事も制限されて子供ができればさらに自分に投資する余裕がなくなるのです。美容や勉強、趣味に好きなように使えるのでストレスがたまらず快適なライフスタイルが過ごせます。

もちろん老後の蓄えも計画的に開始できて、どのくらい貯められるかを明確に把握できます。子供が出来るととにかくお金がかかるので、子育て以外の面では自分に成長を感じることは少ないのです。

いつまでも若々しくいられる

既婚者や子持ちの人が多く味わう精神的や物理的な負担を受けなくてよい分、心も体も受ける負担が軽いため不思議と独身女性は若く見える人が多いのです。とくに子育ては20年以上体力や精神力を削られるので、人それぞれですが中年期に大きな差になる可能性があります。

子供が独り立ちしたころには、もう疲れ切ってしまっているかもしれません。苦労している人ほどやはり年齢より上に見られてしまうのです。

人生設計がたてやすい

自分一人の人生だと起こりうる事案も限られるので、予想外の事件で人生設計が狂う確率も少なく人生設計がたてられやすいのです。これが子供が大きくなってお金がかかる大学に行きたいといいはじめたり、なにが起こるか予測がなかなかできないのです。

万が一離婚してシングルマザーになる可能性も考えられるため、独身女性よりも苦労しなくてはいけなくなるかもしれません。

他人のために時間や精神を割かなくてよい

家族が増えると一緒に暮らす上で自分のやりたいことを抑えて、家族の為に我慢する場面も出てくるでしょう。子供のための付き合いによる時間の拘束や、作業の増加などさまざまな事案が多発することが目に見えてわかります。それらが一切ない独身生活はストレスフリーなのです。

よく旦那が子育てを手伝ってくれない、などの相談をしている人をよく見かけますが、そのような煩わしい悩みなどもなく、自分だけと向き合えるのでポジティブになることでしょう。

自由に恋愛ができる

いくつになっても恋人ができる人はやはり魅力的な人が多く、とくにストレスもあまり感じない独身女性は年齢よりも若く見えて、余裕があるため年下男性にも人気があります。

よく勘違いされがちですが、一生独身という意味は彼氏を作らないということではありません。素敵な彼氏を作りつつ毎日の生活を楽しんでいる人なので、自由な恋愛は独身女性を美しくしてくれるでしょう。

一生独身を貫く上での悪い点

独身女性には周囲からの目もかわしていかなければいけません。貫くと決めた以上さまざまな意見に負けない心を持ちましょう。

既婚者と意見や都合が合わなくなる

既婚者や子持ちの人とは予定も合わなくなり、意見も合わなくなるのは仕方がないことでしょう。既婚者からすると一生独身を決めた人を理解できないため、上から目線で説教される可能性もあります。子育てによる自分自身の成長も見込めないため、いつまでも子供扱いされてしまうかもしれないのです。

それらの意見を交わしているうちに、次第と周りが離れていき孤立して行く可能性もあるため、こちらも熱く反論せずに余裕を持つことで周囲が意見をいうのを諦めるでしょう。

冠婚葬祭や税金などの出費負担が大きい

お祝いや不幸の際の出費のほか、身内の子供たちへのお年玉など貰うことは少ないのに、お金をあげる機会は年々増えていきます。とくに30代~40代は友達の結婚ラッシュに遭遇してしまうかもしれません。急な出費も慌てないために老後貯金ではなく、もう一つの口座などに貯蓄しておくことをおすすめします。

怪我や病気の際に孤独がつのる

元気なときは全く感じなかった孤独感ですが、いざ病気になり入院や治療に必要な一切合財を、弱った自分自身でしなければならないのは辛いことでしょう。体が弱いときは気持も弱るので今後の独り身の不安も、同時に襲ってきます。
風邪をひいたときでも一人でご飯を作らなければいけなかったりするので、ひょんなことから孤独という気持ちが芽生える可能性があるのです。

私生活が乱れやすい

自分だけの生活で回りに迷惑はかけないからと、食生活や睡眠サイクルなど気にしないため乱れる可能性があります。一人だからこそ自分を律する心を持つようにしましょう。

一人だからといって夜遊びばかりすると肌も荒れて健康にもよくありません。魅力的な独身女性になるためには、食生活や生活リズムをしっかり整えるようにしましょう。

周囲の扱いに疲れる

晩婚化といわれるようになってきていますが、親心から「結婚はまだか」「孫が見たい」と家族から騒がれることでしょう。かと思えば40歳を超えたあたりから会社では、お局様と呼ばれ腫れものに触るみたいに扱われるようになったりと、周囲の扱いにうんざりすることも出てきます。

しかし、生き方も多様化した現代ですので、自分で選んだ道なら自信を持って生きていくことを覚悟しなくてはいけません。

一生働かなくてはならない

将来的にも高所得が見込める資格職についている人や、大きな蓄えがあるなどの場合を除き、伴侶がいない分独力で老後の生活費を捻出しなくてはいけません。結婚して専業主婦になり働かなくてもよいということにはならないので、独身女性はずっと働き続けなければならないということを理解しましょう。

見落としがちですが、既婚者に比べて身軽な独身は転勤の対象になりやすい傾向があるようです。しかし、昇給と新たな出会いに期待して、新天地へ行くのもよいかもしれません。独身女性は身軽という武器がありますので、積極的に働けるのです。

自分の人生を幸せにするのは自分自身

一生独身を決めたのであれば人生を謳歌していき、どうせこの世で生きるなら自由に暮らしていきける生活を目指していくことです。それにはまずは健康が第一で、自分自身をプロデュースしていき食生活の改善や、運動を取り入れていくことが大切になってきます。
老後を迎えて「こんな人生のはずではなかった」ということにならないためにもしっかりと下準備が必要です。よくデメリットのことも分かった上で覚悟を決めて、一生独身を貫けば誰もが羨む人生を手に入れることができるでしょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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