独身

独身者は本当に多いのか。データに基づく解説を見てみよう

昨今は晩婚化が進んだこともあり、女性も男性も、昔に比べて独身者が増えているような印象があります。果たして本当に独身者は多くなっているのでしょうか?この記事では現在の独身者について、職業や年代別にその割合についてみていきます。

独身者は多いのか職業や年代別にその割合を紹介

昔は10代後半や20代前半で結婚するのが当たり前だったのに、近年は晩婚化が進み、30代や40代で結婚することが当たり前になってきました。そのぶん、独身者が増えているような印象もありますよね。また、一度結婚したものの、数年後に離婚する人が増えているのも、日本に独身者が増えている原因のひとつです。

そこでここからは、果たして日本には独身の人が本当に多いのか、その割合や、独身者が多い職業の種類、独身者が多い職場の特徴などを、データを基に解説していきます。

いま独身で、これから結婚したいと思っている人、一生独身でいようと思っている人、結婚しているけど独身に戻ろうかと考えている人、立場は人それぞれ違うと思いますが、自分の人生を考えるうえでの参考にしてください。

独身者の割合について

まずは実際に独身者がどれくらいいるのか、そしてこれからどうなっていくのか、主に2015年の国勢調査のデータに基づいて詳しくみていきたいと思います。

人口の半分が独身者になる

独身の人が増えているのは事実で、将来に目を向けると、2035年には人口の半分が独身になるといわれています。これには1回結婚して離婚した人や死別した人も含まれますが、1度も結婚しない人も増え続けることが予想されています。

生涯独身者は男性が多い

生涯独身者とは、50歳になった時点で一度も結婚したことがない人のことを指します。2015年の国勢調査によると、男性約23%、女性約14%がこの「生涯独身者」です。生涯独身者の割合は、過去20年ほどで20%近くも上昇しており、今後も上昇することが予想されています。

しかし「国立社会保障・人口問題研究所」の調査をみると、「いずれ結婚するつもり」と回答した女性の割合はここ数十年でほとんど変わっていません。つまり、「結婚したい」という気持ちがある人は一定数いるものの、実際には結婚していない人が多くなっているということもわかります。

30歳~34歳の未婚率は男性約47%

現代の結婚適齢期ともいえる30代前半をみると、2015年の国勢調査の結果、男性約47%、女性約35%が独身者です。男性の方が独身者が多いことがわかります。また30代前半で結婚していない人の4人に1人は、生涯独身者であるということもわかっています。

35歳~39歳の未婚率は男性約35%

30代後半の場合、男性約35%、女性約23%が独身者です。30代前半と比べると多少減りますが、男性の独身者の方が多いということには変わりありません。

独身者の多い職業について

独身者の割合についてチェックしたので、ここからは独身者と職業の関係について解説していきます。

独身者の職業の特徴がある

実は独身者が多い職業というものがあります。詳しい職業についてはこのあと解説してしていきますが、独身者の割合が多い職業には、下記のような特徴があります。

出会いが少ない

1つめは、出会いが少ないということ。仕事上で会社外の人との関わりがない、デスクワークが多いなどがあげられます。

職場の男女の割合が大きく異なる

女性向けの商品を開発している会社や、男性が多い技術職だと、男女比が大きく異なり結果的に出会いも少なくなってしまいます。

多忙

毎日仕事に忙しいと恋愛や婚活をする暇がなく、「結婚をしたいけどなかなか結婚できない」ということにもなりかねません。

看護師と教師は独身者が多い

独身者が多い職業の一つとして代表的なものが「看護師」と「教師」です。その現状をみていきましょう。

看護師の未婚率は一般女性の約2倍

20代後半の女性の未婚率を見てみると、看護師の未婚率は平均の約2倍にもなります。毎日の仕事が忙しいことや、一定の収入があるため結婚にこだわる必要がなくなることなどが理由のようです。

教師は出会いが少ない

教師は仕事で学校以外の場所に出たり、学校以外の人とか変わったりすることが少なく、必然的に出会いも少なくなります。その結果、独身者が多くなる傾向にあるようです。

独身者の多い会社の原因

上記の職業ではなく独身者が多い会社には、なかなか結婚に踏み切れないような問題点があることも。例えば下記のような問題点があげられます。

産休や育休が取りにくい

制度が整っていない、前例がない、忙しくて周りに迷惑をかけてしまう、周りの理解がないなどで、産休や育休が取りにくい会社もあります。その場合、結婚から出産を考えている人にとっては、なかなか結婚に踏み出せなくなってしまいます。

貯金ができない

結納や結婚式、新居、新婚旅行など、結婚には意外とお金がかかるもの。結婚後に子供を生んで育てることを考えると、さらにお金が必要です。給料が安い、飲み会が多い、ランチ代がかかるなどの理由で貯金ができない場合、結婚に踏み切れないことも考えられます。

独身者が多いことを踏まえて将来について考えよう

記事を通して、未婚率や生涯未婚率が上昇しているという事実が分かりました。現代に生きる私たちは、結婚する人生、結婚しない人生、どちらも選ぶことができます。人は必ずしも結婚しなくてはならない、という決まりはないのです。しかし年齢を重ねると、結婚を望んでいても結婚のできる確率は下がっていってしまうのが事実です。

もし現在、結婚をしない人生を進んでいこうと考えている人も、この事実を踏まえて、もう一度将来について考えてみるてはいかがでしょうか。自分にとって一番いい選択ができるように、じっくりと考えて行動していきましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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