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中華包丁を購入するときの選定基準は?ポイントを徹底解説

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家庭用として使う中華包丁の選定基準は

中華料理に使うイメージの強い中華包丁。実は、さまざまな用途に対応できる万能包丁なのです。大きくて重さがあるので、ブロック肉や骨をザクザク切ることもできますし、刃が細いので、野菜の千切りなどの繊細な料理に使うこともできます。

最近では、家庭用の中華包丁も充実しているので、デイリーユースの包丁として、特に料理好きの女性で購入する人が増えています。

でも、中華包丁は、重さや刃の厚み、刃渡りの長さなど、さまざまなタイプがあり、購入するのに悩んでしまう方もいるようです。そこで、購入する際に何を基準とすればよいのか、失敗しない一本を選ぶための選定基準を詳しくみていきましょう。

中華包丁を選ぶ時のポイント

中華包丁を選ぶときのポイントを、重さ・刃の厚み・持ち手の材質・刃渡り・刀身の材質の5つに分けて解説します。

使いやすい重さか

中華包丁は、重さによる衝撃で切ることが特徴のため、一般的な三徳包丁よりも重さがあります。

とはいえ、重すぎるものは、使いにくく、家庭向きとはいえません。日々使う包丁として購入を検討している場合、使いやすさを重視して、女性の場合であれば250g程度のものを選ぶようにしましょう。

切りやすい刃の厚さか

中華包丁には、刃の厚みによって薄刃・中厚刃・厚刃の三つの種類があり、それぞれ、使用用途が異なります。

・薄刃:柔らかい肉類や野菜の調理向き。
・中厚刃:骨のある魚や肉類の調理向き。
・厚刃:叩き切るような硬い食材の調理向き。

刃の厚みは重さに比例するので、軽く扱いやすい薄刃は家庭用におすすめです。中厚刃は薄刃に比べて重くなりますが、骨のある魚など硬めの食材も切れて万能に使うことができます。厚刃はプロ用です。重く扱いにくいので一般家庭には向きません。用途によって、薄刃か中厚刃の中華包丁を選ぶようにしましょう。

握りやすい持ち手の材質か

持ち手の材質は、主に木製とステンレス製のものがあります。木製は柔らかく握りやすいというメリットがある一方、耐久性が低く傷みやすいというデメリットがあります。持ち手が傷んでしまった場合、買い替える必要があります。
ステンレス製はサビに強く耐久性があります。また、刃と一体になっているのでお手入れしやすいというメリットがあります。一方、滑りやすいといったデメリットも。

それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、自分にあう材質のものを選びましょう。

扱う食材に合った刃渡のサイズか

刃渡りは、扱う食材のサイズや収納スペースに合わせて選ぶようにしましょう。

収納しやすさを重視するなら、165mmのコンパクトサイズがおすすめ。軽く扱いやすいのもポイントです。刃渡りの短いものは、食材の大きさによっては何度も刃を入れる必要があります。大きな食材を頻繁に扱う場合は、一度で切ることができる200mm以上の中華包丁が便利です。

刀身の材質は用途に合っているか

刃身の材質は、主にハガネとステンレスのものがあります。ハガネは切れ味が抜群ですが、サビやすいのが欠点。また、ステンレスはハガネに比べると若干切れ味は落ちりますが、サビにくくお手入れが簡単です。用途に合わせて選ぶようにしましょう。

家庭用におすすめの中華包丁

重さや刃渡りの長さなど、選ぶ際のポイントを踏まえ、家庭用にオススメの中華包丁をピックアップしました。どれも切れ味抜群で、毎日の料理に大活躍間違いなしのものばかり。ぜひ参考にしてください。

ヴェルダン 中華包丁OVD-172

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B000WGM3PC” title=”下村工業 ヴェルダン 中華庖丁 175mm OVD-172″]

下村工業の包丁ブランド「ヴェルダン」の中華包丁。刃身と持ち手が一体型のオールステンレス製で、サビにくく切れ味抜群。食器洗浄機も使用できるので、お手入れが簡単です。持ち手はウェーブ型になっていて、滑りにくく持ちやすいる点もポイント。刃渡り180mm、重量375g。手ごろな価格でコスパの高い商品です。

関孫六 匠創 中華包丁 AB5165

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国内包丁シェアトップ、貝印の包丁ブランド「関孫六」の中華包丁。刃身と持ち手に継ぎ目のない一体型のオールステンレス製で、サビにくく、耐久性抜群。食器洗浄機対応なので、常に清潔に使用することができます。流線型の持ち手が握りやすく、刃渡り165mm、重量256gとコンパクトなので、女性にも扱いやすいサイズ感です。初めての中華包丁にオススメ。

東京杉本 小型中華包丁

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B002B9Z4D6″ title=”東京 杉本 中華包丁 6号 薄口  4006″]

老舗の包丁メーカー、東京杉本から販売されてる小型中華包丁。商品の知名度が高く、特に中華包丁は全国の中国料理店のプロにも愛用者が多い最高級品です。プロ仕様の炭素鋼製品と家庭用にサビにくい特殊合金鋼製の製品があります。人気商品のため、入荷待ちの場合もあるので注意。本格的な中華包丁をお探しのかたにオススメです。

SPEVORIX 中華骨切包丁

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B071CM7F9K” title=”SPEVORIX 中華骨切包丁 骨切りナタ チョッパーナイフクレーバーナイフ 中華包丁 177mm ステンレス 質感”]

継ぎ目のないステンレス一体型構造になっているため、耐久性抜群でお手入れも簡単です。刃渡り177mm、重量1200gと、中華包丁らしくしっかりした重量感で、野菜からブロック肉や骨付き肉などの硬い食材までスパッと切ることができます。持ち手と刀身のバランスがよく、使いやすい設計になっている点もポイント。

中華包丁の扱い方とお手入れ方法

せっかくお気に入りの一本をみつけたら、できるだけ長く愛用していきたいものですね。そこで、中華包丁の正しい扱い方とお手入れ方法を解説します。

切れ味が悪くなったら研ぐ

切れ味を保つためには研ぐことが必須。切れ味が悪くなったらすぐに研ぐようにしましょう。

砥石を準備

包丁の砥石には最も研磨力のある荒砥、中砥石、きめ細かい仕上げ砥の三種類がありますが、家庭用では中砥がオススメです。

研ぐ角度は10~15度

よく切れる刃に回復させるためには、包丁と砥石の角度を10~15度(砥石と包丁の間に小指が少し入る程度)に保って研ぐようにしましょう。

右手(利き手)でしっかりと持ち手を握り、反対の手の人差し指・中指・薬指の三本を包丁に添えて、押し出すように動かします。一度に全部を研ぐのではなく、刃をだいたい三つにわけて、それぞれ20回ずつ研ぐようにしましょう。この時、包丁の刃が手前になるようにしてください。裏面も同様に研ぎます。

研ぐ角度をつけすぎたり研ぎすぎると、変形したり切れ味が悪くなることがあるので注意しましょう。

側面は使わない

にんにくや生姜をつぶすため、包丁の側面を使って叩くことは避けましょう。刃が曲がってしまう恐れがあります。

基本的には手洗い

使った後は、食器用洗剤で、油分やその他の汚れをしっかり洗いましょう。食洗器対応の包丁もありますが、熱によって傷んでしまう場合もあるので、長く使っていくためにできるだけ手洗いすることが推奨されています。

水分を拭き取り乾燥させてから収納する

洗い終わったら、すぐに柔らかい布で十分に水気を拭き取りましょう。水分が残っているとサビの原因となります。また、持ち手が木製のものは、濡れたまま放置するとカビが発生したり腐りやすくなってしまいます。

洗ったらしっかりと乾燥させて、湿気のない場所に収納してください。刃を傷めないよう、刃の向きを下にして収納することもポイントです。

中華包丁を色々な料理に活用してみよう

ブロック肉や骨のある魚など硬めの食材のカットはもちろん、野菜の千切りなど細かい調理もできる、使い勝手のよい万能な中華包丁。一本持っていれば、食材を選ぶことなく大抵の調理ができます。

中華包丁は重くて扱いにくいイメージがありますが、家庭用に使いやすく設計されたものや軽めのものも豊富に販売されています。重さや刃の厚み、刃渡りの長さなど、購入する際のポイントを押さえ、ぜひ、自分に合ったお気に入りの一本をみつけてみてください。

今まで下ごしらえの大変さや食材の硬さで作るのを諦めていたような料理も、中華包丁ならトライできるかもしれません。いろいろな料理にどんどん活用してみましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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