• HOME
  • 生活雑貨
  • 静電気を除去する方法とは?発生を防ぐための対策とおすすめ商品3選

静電気を除去する方法とは?発生を防ぐための対策とおすすめ商品3選

生活雑貨

静電気を除去して快適な生活をおくる

寒くなってくると、空気が乾燥して静電気が起こりやすくなり、同じような環境で生活していても、身の回りにはパチっとなりやすい人となりにくい人がいると思いませんか。静電気が起こる原因には空気の乾燥以外にも体質や衣類の組み合わせなど色々な要因があります。

静電気がひどく悩んでいる人も、仕方がないと諦めずに正しい対策をしていきましょう。

静電気が発生する原因

静電気が発生する原因に大きく分けて空気の乾燥、衣類の摩擦、体質とあります。どれも仕方がないことのように思えますが、対策方法がありそれを実行することで静電気を軽減することができます。まず、静電気の性質とはどういったものでしょうか。

静電気は電気とは違い、とても低い電流ですが、絶縁物の中でも電気が留まります。例えば、空気やゴム、ビニールやプラスチックなどが挙げられますが、これらは一部の衣類の繊維にも入っています。そして何より人体も該当します。
ちなみに、静電気の対義語は動電気といい一般的にいわれる電気はこちらを指します。静電気は一定の場所に留まり、動電気は物質の内部や表面を移動することからそれぞれの呼ばれ方をします。

乾燥する冬に静電気が発生しやすい

乾燥するとなぜ静電気が発生しやすいのでしょうか。それは、静電気は水分を通って緩やかに放電する性質にありますが、冬のように乾燥していると空気中の水分が少なく物体に溜まってしまいます。このことから、湿度の高い夏に比べ、湿度の低い冬の方が乾燥している分静電気が発生しやすい環境となっています。

ではなぜ冬は湿度が低く乾燥するのでしょうか。それは、空気中の水分は温度によって含まれる量が決まっていて、温度が低いと含まれる水分が少ないからです。また、シベリヤから吹く季節風がとても乾燥していたり、室内や電車の中は十分すぎるほど暖房がきいています。これらも少なからず関係しています。

衣類の摩擦によって静電気は起こる

そして、冬になると寒さのため着込みます。着込むことにより、合成繊維や天然繊維などさまざまな素材が合わさり重なることで、摩擦を多く発生させることに繋がります。それではなぜ、摩擦で静電気が発生するのでしょうか。

静電気が発生するメカニズムとして、物体にはプラス電気とマイナス電気が同量ずつ含まれていて、お互いに打ち消しあい中性を保っています。その物体同士が擦れ合うことで、プラスとマイナスどちらかの電気が多くなり静電気が発生します。

静電気が起こりやすい組み合わせ

プラス・マイナスは電気だけではなく、衣類の素材も、プラス素材とマイナス素材に別れていています。このプラスとマイナス、それぞれの素材を合わせて摩擦が起きることで、より静電気の発生に繋がりやすくなります。

帯電しにくいコットンを中心に、プラス素材はレーヨン → シルク → ウール → ナイロンといった順に帯電しやすくなり、マイナス巣材はリネン → アセテート → ポリエステル→アクリルといった順に帯電しやすくなります。組み合わせとしてはプラス素材、マイナス素材ともに矢印の先ある停電しやすい素材を合わせることでより大きな静電気となります。

体質によって静電気が発生する

静電気が起こりやすいのは体質とよく聞きますが、それは実は体調に関係しています。乾燥や服の摩擦などで発生しますが、健康な人は自然放電しやすい状態にあります。反対に体調不慮や栄養不足、ストレスをためている状態など精神的や肉体的に不健康になると自然放電しにくく、帯電しやすい体になります。

人体は帯電するとプラスの電気を帯び、マイナスを持つ金属製のドアノブなどを触ると静電気がおきます。静電気が起きやすい体質と軽くいっていますが、肩こりや関節痛、頭痛、冷え性、また免疫力の低下や自律神経の乱れなど病気の一因ともなります。さらに、帯電した体はハウスダストやダニなどのアレルギーの原因となるものも引き付けるので十分に気をつけましょう。

静電気を発生させないためには

静電気の原因がわかったところで、次は発生させないようにするにはどのような対策ができるのでしょうか。日頃のちょっとした工夫や知識を身に着けることで対策方法はいくらでも出てきます。まずは身に着ける衣類の性質を知ることや体内へ及ぼす影響などを知り改善を試みましょう。

衣類の素材で静電気を除去する

帯電しにくい素材に1番いいのはコットン素材です。繊維も強く吸湿性がいいうえに、薄い素材ですが温かみがあり丈夫なので、冬でも着用しやすいのが特徴です。その他、シルクはプラス素材、リネンはマイナス素材ですがコットンに近い性質で帯電しにくいのでおすすめです。

衣類の組み合わせを工夫

衣類の重ね着も同じ性質の素材を合わせたり、コットンを取り入れることで静電気の発生を抑える効果があります。ウールやナイロン、アクリルなどの起きやすいものも同じ性質の素材を合わせれば静電気を気にせず着用できます。また、直接肌に触れるインナーなどはコットン素材がおすすめです。

よくしてしまいがちですが、ポリエステルのスカートにナイロンのタイツやウールのアウターにポリエステルのシャツなどは相性が悪いです。反対に相性がいいのは、ポリエステルのアウターにコットンのシャツやウールのセーターにウールのマフラーなどです。冬場は暖かさも重要ですが、素材の組み合わせも気にしてコーディネートを楽しんでみてください。

乾燥対策で静電気を除去

肌が乾燥していると帯電しやすくなるので、よく物に触る手はハンドクリームなどで保湿しましょう。冬は外の空気も乾燥していますが室内も暖房がきいており、肌も乾燥しがちです。こまめな水分補給も忘れず、体もボディークリームを塗るようにして潤いを保つことで電気を溜めず、自然放電しやすくなります。

体質改善で静電気除去

静電気体質の人は乾燥肌や血液がドロドロになりやすい傾向にあり、静電気除去のためには、体質改善が必要です。栄養バランスの整った食事を心掛けて、脂質の多いものやジュース、お酒やタバコはできるだけ控えていきましょう。また、睡眠不足や不規則な生活も大敵です。適度な運動も心掛け、心と体のバランスを整えることが大切です。

生活習慣の見直しや体質改善となるとなかなか大変になってきますが、静電気除去と軽く考えずに改善してみてください。静電気だけでなく、生活習慣病をはじめとするあらゆる病気の予防にもなります。

衣類用柔軟剤で静電気を除去

使っている人も多いかと思いますが、柔軟剤には静電気を除去する機能が備わっています。その機能とは、繊維の表面を滑らかにして重ね着しても摩擦を起こりにくくする効果と、同じく繊維の表面に放電層を作り帯電しにくくする効果を持っています。洗濯機で洗うときはもちろん、乾燥機用のシート状の柔軟剤もあるので使い分けてみてください。

また、自宅で洗濯できないニット類やスーツなどは柔軟剤を薄めたスプレーを使うのがおすすめです。柔軟剤を霧吹きタイプの容器に入れ、水で100倍に薄めて作り、衣類から20cm程離して使います。3日おきに1度ぐらいのペースを目安に使用し、市販の静電気防止スプレーの代わりとしても使えます。

髪の静電気はトリートメントで除去

髪も乾燥すると静電気の影響を受けやすくなるので日頃のヘアケアが必要です。トリートメントやコンディショナーに加え洗い流さないトリートメントを併用をおすすめしますが、間違ったヘアケアは乾燥の原因ともなるので気をつけましょう。また、シャンプーも洗浄力の強いものや高温のシャワーでは乾燥の原因となります。最近では頭皮の化粧水などもあるので乾燥が酷い人は試してみてください。

日常の中では紫外線や空気の乾燥、体内の水分不足も髪の乾燥へと繋がります。お風呂上がりのケアだけでなく朝もヘアオイルやスタイリング剤をつけるといいでしょう。ヘアオイルやスタイリング剤はオーガニックや美容成分が入ったものも多く販売されているので保湿や紫外線対策にもなります。

簡単にできる静電気除去方法

日頃の対策も必要ですが、すぐに実践できる方法を知っておくととても使えます。やはり、毎年酷い静電気に悩んでいる人からすると金属製のものに触れるのは少し怖さがあるものです。そこで、手軽な静電気除去グッズなどを活用してみることをおすすめします。ここでは、ちょっとした対策や便利グッズをご紹介します。

外出先では壁や地面を触る

実は、ドアノブなどの金属類に触れる前に、壁や地面を触るとパチっとなりません。なぜかというと、壁や地面に触ることで帯電した電気を逃す効果があり、ようは絶縁体の物質に触ると放電できるということです。乾燥を防ぎ潤いを保つことは日頃から努力が必要ですが、壁や地面に触ることはその場でできるもっとも簡単な方法です。

手のひらやグーで触る

そして、指先からそっと触るのではなく、思い切って手のひらやグーで触ると静電気は発生しにくくなります。さらに手のひらは痛みを感じる神経がほとんど通っていないので静電気が起きても感じにくい部分になります。またドアノブを開けるとき、片方の手のひらでドアに触り先に放電してしまい、もう片方の手でドアノブを開けるといった方法も静電気を防げます。

他には、金属を持って金属に触るなどすぐできる対策は色々とあります。しかし、これもしっかりと触ってこそ効果がある対策でそっと触る程度では反対に痛みを感じます。冬は静電気を恐れてそっと触りがちではありますが、思い切って広い面積で物質に触れてみてください。

日頃から手を乾燥させない

手を洗ったときはきっちりとハンカチなどで水分をとり、その都度ハンドクリームを塗るようにしましょう。手を洗った後に水分が残ったままだと、とても乾燥するうえに、酷くなるとひび割れや手荒れにも繋がります。主婦の方は洗い物など水に触れることが多く冬場は特に厳しいですが、薬用のハンドクリームなどでこまめにケアするなどしっかり対策していきましょう。

室内の湿度を上げる

静電気は気温25度以下、湿度20%以下で起きやすくなります。室内の乾燥は加湿器などを使い、だいたい50?60%に湿度を保つようにしましょう。また、温度が高いほど空気中の水分を含みやすいことから暖房をつけ加湿器も合わせて使うことで相乗効果です。乾燥を防ぐことは静電気だけではなく、風邪予防にもなりま、インフルエンザをはじめとするさまざまなウイルスは多湿に弱い傾向にありますので防寒と一緒に乾燥対策にも気に掛けていきましょう。

静電気除去グッズを活用する

手軽に使える静電気除去グッツを使ってみるのもいいでしょう。キーホルダータやブレスレットなど、デザインもシンプルな物から可愛いくておしゃれな物まであるので幅広い方々に使っていただけます。キーホルダーは家や車の鍵につけておくと、静電気が起きやすいドアノブを開けるときに近くにあるので便利です。

他には、手袋やサンダルなど身に着けるものやマウスパッド、静電気軽減シートなどもあります。さまざまな種類が豊富にあるので静電気除去グッツを生活の中に取り入れてみてください。

おすすめ静電気除去グッズ

ここで静電気除去グッツを使うにあたって「持ち運びが便利」「使い方が簡単」「小さい」を選定基準にご紹介致します。今まで静電気に悩んでいた人もグッツを使うことによって、手軽に発生を抑えられるかもしれません。最近では種類も豊富でデザインにも拘ったものが多いので大人の女性でも気兼ねなく使えるという声も。

ぺんてる ビー・ビーンズ シリーズ

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0061XGZB8″ title=”ぺんてる 静電気除去キーホルダー ビービーンズ プチアート EAS7P-4 花(クリーム)”]

キーホルダータイプでカバンや鍵につけることができます。女性の声を実現したアートな柄でかわいいものからおしゃれなものまであり、手のひらやポケット、鞄の中にも収まりやすいです。使い方も本体の金具ごと握り物体に当てるだけと、静電気に悩む大人の女性へのサポートグッズになっています。

LION エレガード

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00137E51O” title=”エレガード 静電気防止スプレー 160ml”]

お出掛け前にサッと一振り、静電気やまとわり付く衣類を瞬時に解消してくれ、ありがちなまとわり付くスカートもこれで安心して履けます。また、小さいサイズもあり持ち運びにも便利、服の上からも使用できるので外出先でも使えます。静電気防止以外にも衣類へのホコリ・花粉・PM2.5の付着も抑える効果があります。

COLANCOLAN〔コランコラン〕静電気除去ブレスレット

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B076BTB67B” title=”コランコラン Sガード フィタ colancolan Sガード fita 静電気除去 マイナスイオン (L, 黒xモスグリーンxグレー)”]

着脱しやすく水にぬれても使用可能で静電気を除去しながらマイナスイオンを常時放出していてリラックス効果も得られる一石二鳥なグッツです。静電気を除去する導電繊維を使っていて、肌への設置面を増やすことで静電気除去率が高まる構造です。そして、カラーバリエーションも豊富なのでおしゃれ感覚で着けていただけます。

静電気を除去して快適な生活を過ごそう

静電気は多少の体質にはよるものの、冬になれば仕方がないものだと思う人も多いようです。その体質も生活習慣やストレスからくるもので、改善が可能です。毎日の生活習慣の改善や、ストレスの解消は健康のためにもなるのでぜひ気をつけていきましょう。

そして、静電気による悪影響はあらゆる病気に繋がる恐れもあります。静電気で日常生活や食生活を気をつけるのは大袈裟だと考えるかもしれませんが軽く捉えるのはよくありません。これを機に健康面にも気にかけてみるのもいいかもしれません。

最後に静電気対策は乾燥対策といっても過言ではありません。まずは、しっかりと室内や自分の体の潤いを保つ努力をしましょう。その中でうまく手軽な静電気除去グッズを活用して、静電気が発生しやすい季節でも、静電気と無縁の生活を送っていきましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

プロフィール

関連記事一覧