ひとりが一番好きだから。人間関係の上手な境界線の引き方
ひとりが好きな人のための、人間関係の築き方
ひとりが、一番好き。だけど、ずっとひとりで生きていくわけにはいかない。多少、面倒くさくても周りと付き合うことで、学びや気づきを得られるのです。
疲れない範囲で、人間関係を楽しめるように環境を整えましょう。
「ひとりが一番好き」と宣言する
人間関係の面倒くさいところは、苦手な人に対して思いきりシャットダウンできないところです。相手はしつこく誘ってくるけど、自分はそれほど好きではない。けれど、集まりには参加しなければいけないし、とにかく面倒くさい。
まず誘われないようにするためには「この人は、ひとりが一番好きだから」と周りに思わせることが大切です。
集まりに参加したとしても、二次会の前に帰宅させてもらう。あるいは、毎回の誘いに応じるのではなく、不定期に加わるくらいで問題はないはずです。一匹狼のキャラクターが定着しはじめると、人間関係もだいぶ楽になれます。
旅行を一緒に楽しめる人は、親友のみと限定する
集団で旅行をするのさえも面倒くさいなら、旅をするのは親友のみ、と自分の中でルールを決めると楽になれます。中途半端な距離感の友人たちと長時間、一緒に過ごすのは、なかなか大変。
相手が親友だったら「ごめん、これは少し無理」「ここに行ってみたい」と気兼ねなく要望を伝えられますが、友人なのか知人なのか分からないような人たちに対しては、さすがにそこまでわがままを言えません。
親友と行くからこそ、旅をすることでリフレッシュできるのです。SNSをうまく活用して「〇〇ちゃんって、この人としか旅行に行かないよね~」と印象づけさせるのも、作戦のひとつです。
情報を聞き出そうとしてくる相手には警戒する
これは筆者自身の経験談ですが、仕事の規模が広がると、まったく知らない人からも声がかかるようになってきます。しかし実際に会ってみると相性がいい、悪いの前に、どちらかというと、相手は警戒すべき人物だったりもします。
仲良くしましょう、と言いながらも、実際は仕事に関する情報がほしかったりと、真の狙いは別にあるものです。情報を引き出すのが目的の人と付き合っていても疲れるだけです。
どうしても切れない場合は、この人は友人でもなく知人でもなく「仕事関係者」と割り切るしかありません。ただし、いつの間にか必要な情報を抜き取られないように気をつけましょう。
ひとりの空間を大切にしながら、ほどよく周りとのお付き合いも楽しむ
ひとりの空間をわざわざ壊してまで、他人と仲良くする必要はありません。あくまでも、ひとりの時間は大切にしながら、タイミングが合ったときに周りの人たちと交流していけばいいんです。
少しでも相手に対し「これは嫌なご縁かもしれない」と思ったら、そっと切り離すこと。その代わり、時間が経過しても、変わらず側で支えてくれている人たちとの時間を大事にしましょう。