彼氏と将来の話をする方法|二人の未来について具体的な話を進めよう
彼氏と結婚を考えているが具体的な話が出ない
女性の立場とすれば、できれば結婚の話は彼から切り出してほしいもの。しかし最近は、草食系といわれる男性も増えていて、待っているだけではプロポーズされないことも多いようです。
結婚を考えているのに、なかなか具体的な話が出ない場合、女性からも彼にアプローチしてみましょう。
彼氏から将来の話が出ない理由
どうして、彼のほうから将来の話が出てこないのでしょうか。その理由について探っていきます。
金銭的余裕がない
年収400万円時代といわれる昨今、自分の稼ぐ金額に、自信が持てない男性が増えています。妻や子供を支えられるだけの、金銭的な余裕がないと考えたとき、男性は結婚を躊躇しがち。
その場合には、専業主婦ではなく、共稼ぎで頑張っていきたいということを伝えると、彼の精神的負担を軽くできるでしょう。
また男性の中には、稼いだお金を、ある程度は趣味に使いたいと考えている人もいます。そのような男性は、女性からの束縛を嫌がり、お金や時間を自分のために使いたいと思っていることも。
この場合は、女性側もある程度は、譲歩する必要があるかもしれません。
転職や独立を考えている
転職や独立を考えている場合、経済面で不安定になるので、結婚を考えていない場合があります。その場合は、彼が将来についてどう考えているのかを、しっかりと確認しましょう。
もしも、あなたが子供を持ちたいと思っているのなら、女性の出産に関わるタイムリミットがあります。
結婚するつもりのない男性と、今後もつきあっていくのか、それとも彼は転職や独立後に落ち着いたあとで、あなたと結婚する気があるのか、それは何年後の話なのかなど、しっかりと確認しておく必要があります。
将来の責任を持ちたくない
彼が精神的に幼く、「将来について責任を持ちたくない」と考えている場合は、結婚の時期が遠のくため、早めの確認が必要です。
結婚して子供を持てば、否が応でも親としての責任が出てきてしまうもの。責任を持ちたくないと言っているとしたら、それが結婚についてなのか、子供を持つことについてなのかなども、確認が必要です。
もしもあなたが、どうしても結婚したいのならば、自分からプロポーズをするなどして、彼をリードしなければならないかもしれません。
話を切り出すタイミング
ついついけんかしたときや、不満が募ったときなどに「将来のことはどう考えているの?」と強く言い寄ってしまいがち。しかし、それは最悪のタイミングです。
大切なことは、彼が話を受け入れる準備が整っているときや、話しやすい雰囲気ができているとき。間違っても、彼の仕事が忙しいときや、精神的に追い詰められているときなどに、話してはいけません。
話を切り出すタイミングは、あなたが話したいときではなく、彼の聞く準備が整っているときなのです。
話しやすい雰囲気が整っているときの代表的な例としては、友人が結婚や出産をしたタイミングなどがあげられます。
「友達の結婚式に行ってきたんだけど、すごくきれいで幸せそうだった」と話しつつ、はっきりと自分の結婚観などについて伝えます。
その際には、曖昧にごまかしたりせずに、将来について真剣に考えていることを、きっぱり伝えるとよいでしょう。
あなたがどれだけ真剣に、未来について考えているのかが伝わることで、彼も真剣にならざるを得ません。
また、友人の結婚などのタイミング以外にも、彼の昇級や昇進、誕生日などの記念日なども、話すのにはよいきっかけとなります。
「切り出すことで、破局を迎えてしまうかもしれない」そんな不安で先延ばしにしても、いつかは彼の本音を聞かなければなりません。どちらの結末に転んでもよいように、覚悟はしておきましょう。
具体的な将来の話の内容
どのような話をすれば、相手が真剣に将来について考えてくれるのか。具体的な内容についてみていきます。
期限を設ける
あなたから急に結婚の話を切り出されても、なかなかその場で彼も答えを出せないはず。そんなときには、すぐに返答を求めず、考える時間をあげましょう。
自分自身の将来がかかっているので、彼も結論を出すのに悩む時間が必要です。
しかし、だらだらと時間ばかりが過ぎて、返事がもらえないこともつらいもの。そんなときには、返答の期限をこちらから提示してしまいましょう。
3年目を迎えていない場合は3年、それ以上の場合は、何歳までに結婚したいという気持ちを、きっぱりと伝えます。
そうすることにより、表面的には現状の仲のよい状態を保ちつつ、彼は考える時間を、そしてあなたは精神的な安定を手に入れられます。
仕事を続けるか専業主婦になるか
結婚するうえで、最初に直面することは、あなたの仕事の問題です。もしも彼氏の転職などが決まっているようならば、退職に向けて動き出さなければなりません。
また、転勤などの予定がない場合にも、あなたが専業主婦を希望しているのなら、やはり退職に向けて準備を始める必要があります。
しかし、あくまであなたがどう思っていようとも、あなたの退職は、結婚すれば夫婦間の問題に。結婚前に彼があなたの仕事について、どう思っているかを確認しておく必要があります。
彼が収入面など、金銭的な不安を抱いている場合、もしもあなたが過去に「専業主婦になりたい」などと口にしているとしたら、それがネックとなって結婚を切り出せない可能性も。
結婚するうえでは、避けて通れない問題となるので「もしも結婚するとしたら、私に仕事を続けてもらいたい?それとも専業主婦がいいの?」と試しに聞いてみましょう。
それがきっかけで、彼の結婚に対する考えを聞き出せるかもしれません。
家族について話す
若いうちは、結婚は二人の間の問題だと考えがちですが、そんなことはありません。結婚すれば、両家の親族とのつきあいが始まります。
どのような家庭環境で育ち、親との関係は良好なのかなど、しっかりとお互いの家庭環境を共有してください。
中には、子供の頃にDVを受けていたりして、子供や家庭を持つことに対してためらいを持つ人もいます。
また、親が医者だったり資産家だったりする場合には、息子の結婚相手に対して、厳しい条件を持っている可能性もあります。
結婚に踏み切れない彼氏の悩みの元凶が、家庭にあることも少なくありません。したがって、家族のことは知っておくべきです。
また、家族の話をよい機会として、将来子供がほしいと思っているのか、何人ほしいのか、子育てに理想はあるのかなども、併せて話し合ってみましょう。
楽しい具体的なイメージを膨らませることで、彼も結婚に前向きになる可能性があります。
結婚も含めた前向きな話し合いにする
彼から結婚話が出ないからといって、彼がなにも考えていないとは限りません。きっと口には出さないだけで、あなたとの将来について、彼の頭の中にもさまざまな構想があるはずです。
大切なことは、それらをお互いにすりあわせること。真剣に将来について考えていることを、まずは彼に伝えてみましょう。