LINEが未読│LINEに関する基礎知識を理解してSNSを活用
LINEを使用する人が多い
ひと昔前までは携帯電話でのコミュニケーションはメールが主流でしたが、スマホの爆発的な普及にともなってLINEが急激に浸透し、メールに代わるコミュニケーション手段として定着しています。世代ごとにLINEのマナーが異なり、「未読スルー」の意味合いひとつでも年代によって変わってきています。
幅広い年代に通用するLINE活用術について詳しくお伝えしていきますので、応用テクニックを学んであなたもLINE上手になりましょう!
LINEが既読にならない理由
LINEで度々話題にされる未読スルー問題。せっかく送ったメッセージにいつまでも既読がつかないと、相手からきらわれたのではないかと不安になりますよね。未読スルーの裏に隠された受け手側の事情について掘り下げていきます。
相手がメッセージに気付いていない
未読スルーの理由として意外と多いのが「単純にメッセージに気づいていない」ということです。LINE友達が多く、同時にいくつものグループで会話をつづけている人の場合、多い時で1日で100通以上のメッセージを受信することがめずらしくはなく、普段あまりやりとりをしていない相手から突然メッセージがきてもすぐには気づかないことがあります。
また、通知オフに設定している相手からのメッセージについては液晶画面上でポップアップされませんので、メインのトークグループに埋もれてしまってなかなか気づかない、ということも考えられます。
ブロックされている
ブロック機能があるのもLINEの特徴のひとつです。気に入らない人からのメッセージを非通知にできるため便利ではありますが、ブロックされた側にはその通知が届かないため、たんなる未読スルーと区別がつかず、「いつまで経っても返事が届かない」とイライラすることになります。
ブロックされる理由としては、メッセージがしつこい、ひとつのメッセージが長くて読みにくい、メッセージが一方的、などが挙げられますので、心あたりがないかどうかを自分なりによく考えてみましょう。
アカウントの引き継ぎのタイミング
機種変更を行うと、標準アプリ以外は基本的にすべてリセットされてしまいます。LINEの場合、IDとパスワード(または携帯番号)を覚えていれば新機種からログインすることで登録した友達や購入情報などは引き継がれますが、トーク履歴そのものが引き継がれることはありません。
つまり、古い機種に保存していたトーク履歴については表示できず、機種変更のタイミングでメッセージを送ってしまうと永遠に読まれずに終わる、ということになりかねません。
クラウドシステムなどが進歩しているのですから、トーク履歴のほうもクラウドから簡単に閲覧できてもおかしくはないはずですが、何か事情があるのでしょうか。
アプリがアンインストールされている
LINEはアプリのひとつですので、ほぼワンタッチで自由にアンインストールすることができます。LINEをアンインストールしてしまうとその間のメッセージを受信することができず、メッセージの送信側には未読スルーとして表示されることになります。
あなたのメッセージが迷惑、というわけではなく、ちょっとしたアプリの不具合を解消するためにアンインストールしてみる、ということもあり得るので、深刻に考えすぎないようにしましょう。
返事に困っている
LINE初心者にはちょっとわかりにくいかもしれませんが、テクニックを応用すれば既読をつけずにメッセージを読むことは可能です。
相手がメッセージを読んでいる状態の未読スルーの場合、相手のほうもどういうふうに返信するべきかを考えあぐねている可能性があります。
このパターンはむしろ、あなたのメッセージについて真剣に考えようとしてくれていることのサインですので、未読スルーだからといって必要以上に返事をせかすのではなく、「忘れた頃に返事がくる」ぐらいの気持ちで気長に待ってあげましょう。
あとで返信しようと思っている
LINEのメッセージは読むだけなら数秒で終わりますが、ある程度しっかり返信しようと思えばやっぱり時間のある時にゆっくり言葉を選びながら……ということになります。
勉強中や運転中だったりするとその場で返信するわけにもいかないのでいったん返信を保留しますが、あとでゆっくり返事を返そうと思っているうちに次の用事が入ってしまい、時間ばかりが過ぎて結局未読スルーで終わってしまう、というパターンが多いようです。
興味ない話だった
どんなに仲のいい相手でも、興味のない話題ばかりをもってこられたのではついつい返信する気を失ってしまいます。未読スルーのまま読めるメッセージの量にはかぎりがあり、それでも興味がないと判断されるようならよっぽどつまらない話だった、とも考えられます。
毎回長文を送って未読スルーされるようなら、自分のメッセージが一方的になっていないかどうか、自分本位になっていないかをチェックし、会話のパターンを変えてみるなどの努力をしましょう。
既読をつけずにメッセージを読む方法
既読スルーですらもはや死語になり、最近は未読スルーのほうが当たり前になりつつあります。既読をつけずにLINEのメッセージを確認する方法についてご紹介していきます。
通知メッセージを利用する
LINEの設定を変えれば、メッセージ受信時のポップアップの時点でメッセージの内容を表示可能にできます。長文メッセージでもポップアップ画面を上下にスクロールすれば全文を確認することができます。
ただ、この方法だとポップアップがたまたま目に入った人にもメッセージを読まれてしまうため、覗き見防止用の画面保護シートを使うなど、プライバシーの保護には充分に気をつけましょう。
トーク一覧で確認する
LINEのポップアップ画面でいったん「閉じる」を選択し、その後あらためてLINEアプリを開くと、トーク一覧から新着メッセージの内容を確認することができます。ポップアップ画面にメッセージを表示させたくないという方におすすめの方法で、ある程度まとまったメッセージをチェックできるため「どうしても既読をつけたくない!」という場合に使えるテクニックです。
機内モードを活用する
スマホに標準搭載されている機内モード。電池を節約したり、マナーモードの代わりとしても便利な機能ですが、未読スルーのテクニックとしても応用することができます。
メッセージを受信している状態で機内モードに切り替え、LINEのトーク画面を開くと、「既読をつけた」という情報が送信されず、そのまま画面を閉じれば未読スルーを成立させることができます。
この方法なら、機内モードを解除しないかぎり複数の新着メッセージを未読スルー状態でチェックすることができますので、1日にたくさんのメッセージを受信する人にはおすすめです。
3D TouchのPeek機能を使用する
iPhone6以降で実装された3D Touchの「Peek」機能は、LINEのトーク画面を既読をつけることなく表示させるための便利な機能です。
使い方はとてもシンプル。Peek機能をアクティブにしている状態で覗き見したいトーク画面を長押しすることで、そのトーク画面のメッセージ全体を既読にせずに確認することができます。
ただ、あまり強く長押ししすぎると普通のポップアップ表示に切り替わってしまい、すべてのメッセージに既読がついてしまうので注意しましょう。
専用アプリを使用する
スマホ専用アプリ「ちらみ」をインストールし、LINEのアカウントとひもづけすることでLINEアプリ本体に保存されているメッセージを未読状態のままで閲覧することができます。スタンプ機能には今のところ未対応ですが、単純にメッセージをチェックするだけであれば申し分のない便利アプリであると言えます。
楽しくメッセージのやり取りをする
未読スルーにはいろいろな事情があります。未読スルーがつづいたからといって「あいつは返事が遅い」などと決めつけることなく、気長に返信を待つつもりで楽しくメッセージのやりとりをつづけることがLINEをかしこく活用するポイントであると言えます。