「彼氏と初めてのキスがしたい」女性にキスの基本テクニックを解説
付き合って初めてのキスは緊張する
男性も女性も、付き合ってはじめてのキスはお互いに緊張するものです。「なんでも最初が肝心!」と言われるように、ファーストキスがうまくいかないとその後の関係もギクシャクしてしまい、ラブラブにはなりにくいものです。彼女のほうからリードして彼氏を思わずうっとりさせるキスのテクニックについて実践的に解説していきます。
初めてのキスのやり方
男性がうっとりするキスとはどのようなものなのでしょうか。そして、女性にとって一生の思い出に残るキスにするにはどのようなテクニックが必要なのでしょうか。まずは基本的な注意点からおさらいしていきます。
相手の顔の高さに自分の顔を合わせる
キスをするときに、身長差は意外なハードルになり得ます。男性のほうが背が高い場合でも、女性のほうが長身であってもお互いの顔の高さを合わせないことにはキスができないわけで、身長差を自然なかたちでクリアすることがロマンチックなキスのポイントとなります。
男性のほうが背が高い場合は軽く腰をかがめてもらう「王子様キス」もそれなりに絵になりますが、同じことを女性がやるとどうしても身長差が目立ってしまい、男性のプライドを傷つけてしまうため、身長差のあるカップルの場合はベンチなどに座ってからキスをしたほうが無難かもしれません。
目をゆっくりと閉じる
キスの間じゅうずっと目を見開かれていると男性としてもよけいに緊張してしまうものですし、キスの瞬間にそっと目を閉じる女の子はかわいく見られます。また、自分のほうが目を閉じることで相手の毛穴など、離れていてはわからない顔の欠点を見なくていいので、キスしたあとに興ざめする心配もありません。
ただ、キスの瞬間に突然ぎゅっと目をつぶってしまうと身構えたかたちになりますし、キスそのものが嫌なのかと思われかねませんので、心のなかで4拍子をゆっくりカウントするつもりで少しずつ目を閉じるようにすると自然なキスになります。
彼の方に腕を回す
キスだけでなく、身体的な接触は男性にとってもドキドキしますし、女性のほうもラブラブムードが高まるものです。
キスの途中で何となく気分が盛り上がってきたら、女性のほうからさりげなく彼氏に腕をまわすことによってたんなるフレンチキスではない恋人らしいキスを演出することができ、彼への気持ちもさらに盛り上がります。
フレンチキスを軽くする
ラブラブムードたっぷりのディープキスもふたりの気分を盛り上げてくれますが、唇にふれるかふれないかぐらいのフレンチキスでも充分にドキドキするものです。
とくに不意のフレンチキスはポイント高めで、デートの別れ際やふとした沈黙の後などにさりげなく唇をふれ合わせることで恋人気分を確かめ合うことができます。
初めてキスする時のポイント
彼氏との関係がある程度深まっていよいよ初めてのキス……という時、恋愛下手な女子としてはついつい基本的な注意点を忘れてしまうものです。首はどのくらい傾けるべきか、唇はどんなコンディションに保っておくべきかなど、初めてのキスで彼氏に嫌われないためのワンポイントアドバイスについて整理していきましょう。
首は無理に傾けず自然に任せる
ドラマなどでのキスシーンでは必ずといっていいほど女性のほうが首をかしげていますが、そもそもキスに慣れていない女性がいきなりそれをマネするとどうしても不自然になってしまい、コントのような光景になることもあります。
最初から首を傾けることを意識しすぎず、あくまでも男性にすべてを委ねるつもりでリラックスしていれば自然とキスしやすいポージングに落ち着きます。
受け身すぎないこと
恋愛下手な女性ほど「男性にリードされたい願望」があるのか、キスは女性のほうが受け身でなければならないと思い込んでいるようですが、極端に受け身すぎてもかえって男性を興ざめさせてしまいます。
女性のほうが最初から積極的すぎるのも考えものですが、不意に視線が合った時にさりげなくキス顔をしてさりげなく誘ってみる、ぐらいのアピールをしたほうが男性のほうもムードを演出しやすくなります。
唇はプルプルの状態にしておく
キスの前に唇のコンディションをチェックしておくことはデートでの最低限のマナーです。キスの経験がない女性でも、カサカサ唇よりもプルプル唇のほうが魅力的に映ることは想像できるかと思われます。
グロス1本塗るだけでも唇の潤いをキープでき、グロスの色合いを調節することでファンシーからセクシーまで「見せたい自分」をさりげなくアピールすることができます。
ただ、キスの直前に急いでグロスを塗るのはいかにもあからさますぎるので、御手洗いやメイク直しなど、彼氏と離れるタイミングで万全のコンディションをととのえられるように普段からメイクテクニックを磨いておきましょう。
口臭や身体の匂いに気を付ける
キス以前の問題として、口臭や身体のにおいに気をつけるのは彼女として最低限のエチケットです。男性でも女性でも、自分のにおいについては意外と気づきにくいもので、デート中に相手を知らないうちに幻滅させてしまう、というケースも少なくありません。
とくに夏場の時期はどうしても汗のにおいが強くなりがちであり、制汗スプレーやフレグランスを上手に使って汗とにおいをコントロールする必要があります。
口臭のほうはタブレットなどでケアするのが基本ですが、一気にたくさんのタブレットを食べてしまうとかえってそのにおいばかりが強調されてしまいますので、口臭ケアもほどほどにしておきましょう。
初めてキスするベストなタイミング
キスはタイミングが命です。どんなにラブラブでもしょっちゅうキスしていたのでは愛情も冷めてしまいますし、ふたりとも疲れてしまいます。初めてのキスをさらに盛り上げるポイントについてチェックしていきましょう。
デートの別れ際
別れ際のキスはラブストーリーの定番でもありましたが、現実のデートでもけっこう効果的で、デートのしめくくりの演出としても最高です。キスだけをあまり際立たせてしまうと男性のほうも身構えてしまうので、「今日はありがとね」ぐらいの気持ちでさりげないキスを心がけると自然な印象になり、彼氏にも「この子とまた会いたい」と思ってもらえます。
2人っきりになった時
彼氏のタイプによっては人前でのキスを嫌がられることがあります。このタイプの男性に人前でのキスをしつこくねだるのはかえって逆効果で、せっかくのデートが台無しになってしまいます。
見送りの車の中や夕暮れの帰り道など、ふたりきりになるタイミングでさりげなく「キス……してみない?」などと誘いかければ、シャイな彼氏でもそっと唇を合わせてくれるはずです。
初めてのキスのシチュエーション
一生に一度しかない彼氏とのファーストキスですから、できるかぎりロマンチックに演出して、想い出に残るシチュエーションにしたいものです。お互いの気分を盛り上げるキスのおすすめのシチュエーションについて紹介していきます。
夜景を見ながらのキス
100万ドルの夜景……は今や死語になりましたが、夜景はいつの時代も彼氏とのキスを彩る最高のシチュエーションです。そもそも夜景をわざわざふたりで見るくらいですからいつキスしてもおかしくはない状況ですが、夜景の力を借りることで何でもないファーストキスがまるでドラマのワンシーンのようにロマンチックに演出できます。
場所によって夜景の見せ方が大きく変わるため、理想のキスのシチュエーションに合うような抜群の夜景スポットをリサーチしておきましょう。
彼の家でDVDを見ながらのキス
女子の永遠の憧れともいえるお家デート。彼氏の家でまったりとDVDを観ているうちにラブラブな雰囲気になり、そのままキスをすることができれば何ともドラマチックなエピソードに仕上がります。
DVDはラブストーリーが定番ですが、スリルたっぷりのホラーやサスペンスでも充分に気分が盛り上がりますので、普段からさりげなく映画の好みをアピールしておくとさらにポイントアップです。
何故かドキドキする車の中でのキス
彼氏と完全にふたりきりになれる車の中。完璧な密室の中でのキスはいやでも気持ちが盛り上がるものです。彼に家まで送ってもらい、彼のほうがドアを開けようとしたときにそっと「待って。忘れ物してない?」とキス。客観的に想像するとわざとらしく思われるかもしれませんが、いざそのシチュエーションになってみると意外と気分が盛り上がり、ふたりの世界に入り込んでしまうものです。
初めてのキスで彼をキュンとさせる方法
ここまで、ファーストキスの基本テクニックについてお伝えしてきましたが、基本テクニックにワンポイントの応用テクニックを足してみることで平凡なキスを何倍にもオシャレに演出することができます。
キス後にすぐ彼女から抱きつく
普通にキスするだけでももちろん合格点ですが、キスしたあとの女性のちょっとした行動次第でラブラブムードをよりいっそう盛り上げることができます。
女性のほうが年下で甘え上手なキャラなら、多少恥ずかしくてもキスのあとにすぐ彼氏に抱きついてみましょう。本当にちょっとしたテクニックですが、たったこれだけでも彼氏はあなたにメロメロになるはずです。
抱きつきながら「だーいすきっ!」などとひと言添えるとより気持ちが伝わりやすくなり、あなたへの愛しさも本物になるでしょう。
うれしそうに微笑む
男性は意外と、自分のキスに対して自信がもてないものです。心の中では女性からのリアクションをもとめているもので、キスのあとにさりげなく微笑んであげるだけでも彼氏はプライドを保つことができます。
ただし、あくまでも自然な微笑を心がけること。ニヤニヤ、ニタニタに近い微笑では彼氏が引いてしまい、気味悪がられるだけですので、普段からキス用の微笑を練習しておくといいかもしれません。
「もう1回して」とおねだりする
文字にするといかにもわざとらしかったり、大げさに見えたりするようなセリフやシチュエーションが現実のデートでも意外とハマったりするものです。
可愛さを最大限にアピールしたいのなら、思いきってキスのあとに「もう1回しよ」などとおねだりしてみましょう。文字で書くとイタい女の子のようですが、実際にやってみると意外なほど彼氏に喜ばれますし、女性の気分も最高潮に盛り上がります。
ただ、これもまた言い方が大切で、あまり力を入れすぎるといやらしく聞こえてしまうため、シチュエーションや声のトーンに注意しましょう。
思い出に残るような素敵なキスをしよう
キスを演出するのはあなた自身です。あなたの行動次第で一生に一度しかないファーストキスがドラマよりもずっとロマンチックにもなりますし、すぐにでも忘れたい嫌な想い出にもなります。ドラマやハウツー本をお手本にして、あなたのキャラに合うキスのシチュエーションを考えておきましょう。