ダイエットはお風呂で簡単にできる!ストレッチ方法とその効果とは
お風呂ダイエットで効率的に痩せる
お風呂は日々の生活に欠かせないものになっています。リラックスするためや1日の疲れを取るためと目的は様々です。その目的の中から今回はダイエットについてです。今はダイエットにも色々な方法があります。
ジムに行って運動したり、ジョギングやウォーキング、ヨガなどたくさんあります。それぞれには良いところもあればそうでない部分もあります。目的によっても適してる方法、やめたほうが良い方法などがあります。その中から今回はお風呂でのダイエットの方法や、注意点などについて詳しくみていきます。
お風呂ダイエットとは
お風呂でダイエットとは大きな目的としては、「体内のデトックス」=老廃物を出すこと「基礎代謝を上げる」ことで痩せやすい身体を作っていくことです。お風呂に入る時間は人によって生活スタイルが違いますが、疲れを取ることを考えると夜に入るのがベストです。
夜入るタイミングとしては、夕食から1時間経った頃を目安にして下さい。ちょうど身体が食べ物を消化している時なので体温が上昇し、身体をしっかりと温めることが出来ます。お風呂では、温度にもよって入浴時間が変わってきます。お風呂ダイエットとしては41度前後が最適な温度とされています。時間としては10分~15分です。
お風呂ダイエットの効果
お風呂ダイエットはお湯に浸かる事によってさまざまな効果があります。
代謝が上がる
湯船に浸かることによって、身体の深いところ(深部)が1度から2度高くなると言われています。体温が1度上がると身体の基礎代謝は12~13%上がると言われています。基礎代謝が上がれば脂肪燃焼の効果も期待できます。時間も38度~40度のお風呂に約20分入るのが代謝を上げるには良いとされています。
炭酸ガスの入浴剤を入れることにより、代謝を上げる効果をより高めることができます。これは炭酸ガスの中の成分が血管を広げて血流の増加を促してくれるからです。他にもお風呂に浸かる前に運動することでも同じ効果があります。
血行が良くなる
お風呂に浸かることによって、血管が開き血流が良くなります。血流が良くなることによって発汗が促されるので、デトックス効果が上がります。お風呂で汗をかくことにより、身体の中の老が異物を出すことができます。入る前にはコップ1杯程度の水を飲むと身体の老廃物が流れやすくなります。
また、お風呂のお湯の水圧によって血流だけでなくリンパの流れもよくなります。リンパの流れが良くなることによって、冷え性やむくみの改善にもつながります。これは水圧が身体の表面だけでなく内側(皮下組織)に圧がかかるためです。
筋肉がほぐれる
上記のように血流が良くなると凝り固まった筋肉もほぐしてくれます。血流の他にもお風呂では海などと同様に浮力、浮く力があるので普段感じている身体の重さが約10分の1くらい軽く感じます。これによって筋肉への負荷が減るのでほぐれていきます。
筋肉への負荷が減りほぐれると肩や腰の凝りも解消へとつながります。これも浮力による作用といます。お湯に浸かっている時に温かいタオルで首を温めるとより効果が高まります。首はリンパが集中している所になるにで、肩こりの解消につながります。
リラックス効果
リラックス効果を高めるには、副交感神経を刺激することです。そのためにはぬるめのお湯に浸かることが大切です。また、寝る約1時間前に入ると寝つきもよくなります。お風呂を出た時は体温が高くなってますがその後は自然と下がっていくことで眠りにつきやすくなります。
逆に熱めのお湯に浸かると、交感神経が刺激されます。これが刺激されると副交感神経とは逆に身体を活動的な状態にです。なので、朝に入ると眠気が覚めるので仕事などに集中できます。この時は短時間でお湯から出るのがおすすめです。
美容
お風呂に入ることによって血流が良くなるとその分全身に栄養が行き届くので肌(皮膚)の免疫力が上がります。免疫力が上がると外部からの刺激や紫外線からのダメージを改善できます。
メイクは一番最初に落としてからお湯に浸かるとより効果的です。落としてからの方が肌の老廃物が毛穴から出やすくなります。なので、メイクを落としてすぐ洗顔せずにお湯に浸かって、老廃物が出やすくなった状態で洗顔した方がきれいな肌です。
注意点とは
お風呂ダイエットには、注意しておきたいことがあります。体調を崩さないために、充分に対策をとった上で行うことが大切です。以下の3点を注意しましょう。
入浴前に
お風呂では発汗が促されますが、人によってはペットボトル1本分(500ml)の水分が体の外へと流れていきます。脱水症状にならないためにもお風呂に入る前には水分補給が大切です。ただ、水分も量を飲みすぎると血液の中の水分が増えすぎて代謝が下がったり、むくみやすくなってしまいます。飲む量の目安としてはコップ1杯がベストです。
水を飲むタイミングとしては、入る直後よりもそれよりも約15分前に飲むのがおすすめです。水もしっかりと冷やしたものを飲みたくなりますが、常温もしくは白湯を飲んだ方が身体が冷えるのを防げます。冷え性に悩む人は、白湯を飲むと体温も上昇するので冷えから身体を守ってくれます。
お湯の温度
お湯の温度は人によって感じ方は違います。感じる温度の違いは体温の違いからです。一般的には、自身の体温に対してプラス約5度のお湯は熱く感じます。反対にぬるく感じるのは体温に対してプラス約3度と言われています。
今の家庭の給湯器には温度の設定が付いています。それでもお湯をずっとためた状態だと温度は下がっていきます。下がったままにしておくと本来のお湯の温度の効果が発揮されません。そのために湯温計でお湯の温度の管理をすると効果が損なわれません。
お風呂から出た後
お風呂の後は汗が出やすくなっています。汗が出るとその分身体の中の水分も失われているのでお風呂を出た後も水分補給することが大切です。水が入る前と同様に冷たい水は避けて常温がおすすめです。冷たい水を飲むと温かくなった身体が一気に冷えてしまいます。
就寝もお風呂から出てすぐではなく時間を開けた方がいいでしょう。最低でも1時間、理想は2時間開けるのが望ましいです。時間を開けてから寝たほうが良い理由は身体の内部が自然と寝る体制になるからです。
効果的な入浴方法とは
お風呂は浸かり方を工夫すると、普通に入るときよりも効率よく効果を上げることができます。
お風呂の入り方を工夫する
高温反復浴
高温反復浴とは熱めのお湯に短い時間で出たり入ったりを繰り返すことです。時間としては、約20分を目安に行うのがおすすめです。消費できるカロリーは最高で約400kcalです。これは、ジョギングなど激しい運動を1時間行った場合と同様の消費カロリーです。
お湯の温度は熱め(約40度前後)に設定します。お湯に3分間肩まで浸かり、その後5分間お湯から出て休憩し、これを繰り返します。こうすることで、体の芯まで温めることができ発汗を促してくれます。なので、脱水症状になりやすいのでこまめな水分補給をすることが大切です。
半身浴
お湯の温度はぬるめの38度~40度が最適な温度です。浸かる時間は最低でも20分もしくはそれ以上浸かると、十分に体の芯まで温めることができます。半身浴なので前進、肩まで浸かるのではなくみぞおちから下がお湯に浸かると効果的です。
半身浴は高温反復浴に比べると消費カロリーは少ないです。半身浴で期待できる最大の特徴はデトックスです。身体をデトックスすることによって、血流が良くなりむくみも解消できます。
「半身浴の効果的なやり方」正しく実践してさまざまな効果を得よう
ストレッチ
お風呂でストレッチすることによって、血流が良くなっている分冷え性などや疲労回復に最適です。お湯の中で行うので、身体が硬い人も無理することなく出来るのがお風呂でのストレッチです。
お湯に浸かった状態で体育座りをして前方に身体を伸ばすと背中を伸ばすことができ、腰(ウエスト)をひねると腰痛の予防や凝った背中、腰を伸ばすことができます。このように簡単なストレッチから始めていくことがおすすめです。突然難しいストレッチを行うのではなく簡単に出来るものから無理なくやっていくと痛める事もないです。
シャワー
忙しい日常の中どうしても湯船に浸かる時間ができないこともあります。しかし、シャワーでも普段とやり方を変えればダイエットに有効です。期待できる効果は水圧によって身体のリンパの流れと良くすることで基礎代謝を上げることができます。
なので、むくみなど気になる所にいつもよりも水圧を強くしてあてるのが有効です。これは足でも腕も同様です。他にも髪を洗ってる時はシャワーを止めるのでその時には約40度くらいのお湯を洗面器などにためて足をつけておくと下半身限定ですが温めることができます。
入浴中にできること
正座
お湯に浸かっている時に正座をするだけでも足のむくみや疲れが取れやすくなります。これは下半身痩せの効果を期待できます。そのときに足のかかとを付けることを意識すると、ふくらはぎにしっかりと圧がかかるのでよりむくみなど取れやすくなります。かかとが離れた状態で座っていると骨盤がゆがむ原因になってしまうので注意する必要があります。
ふくらはぎは第2の心臓と呼ばれています。それは、本来重力で下に下がるリンパや血液を上半身に送るポンプのような役割をしているからです。なので、ふくらはぎの動かす機会が少ないと上半身に送る機能が下がってきてしまいます。
リンパマッサージ
お風呂でのマッサージは上記でも紹介してきた通り、血流が良くなりリンパが流れやすくなります。全身にはリンパ節は約800個あると言われています。リンパが詰まっていると、その分たまる老廃物が太ってしまう原因です。そのまま放置しておくと、冷え性の原因や代謝が上がりずらく脂肪が燃えなくなってしまうからなのです。
むくみが気になる部位としては、足と腕が挙げられます。腕のむくみはわきの下のリンパのつまりです。そのままにしておくとむくみ以外に二の腕のたるみや手の指のむくみにもつながってしまいます。マッサージする時は腕からわきの下へ向かってリンパを流します。
足のむくみはひざ裏のリンパのつまりです。そのままにしておくとむくみの他に足の冷えや、ひざの痛みの原因にもなってしまいます。このリンパを流してあげると足痩せも期待できます。
リンパマッサージによる効果とは?デトックスで健康な身体を目指そう
入浴剤
アロマバス
アロマは植物の成分からできています。なので、植物の成分の効果も期待できますが他にもその香りによってリラックスできます。手軽にアロマバスを使う方法としては湯船に1~5滴入れてよく混ぜてから入るのが最も手軽です。アロマの種類によって効果は違ってきます。その中のおすすめのいくつかを、下記にピックアップしてみました。
- リラックスしたい時 :ラベンダー、カモミールローマン
- しっかり睡眠をとりたい時:ラベンダー、ベルガモット
- リフレッシュしたい時 :ローズマリー、レモン
- 森林浴気分を味わいたい :ヒノキ、サイプレス
このようなものがあります。その時の気分によって、香りを使い分けることがおすすめです。
炭酸浴
炭酸の効果は血流を良くしてくれることです。それは、炭酸の成分が皮膚を通して体に吸収され、血管を広げてくれるからです。炭酸の成分は二酸化炭素からできているので、普通のお湯に浸かるより身体に負担を掛けずに入ることができます。
炭酸のお風呂は特別な装置がありますが、自宅でやる場合にはドラッグストアなどで入浴剤として販売しているところもあります。お湯の温度が高すぎると二酸化炭素が抜けやすくなってしまいます。それだと本来の効果を得られないので温度は40度以下にせってしてはいることをおすすめします。
お風呂ストレッチの効果とは?
お風呂で行うストレッチはダイエットに効果的です。その理由と具体的な効果についてチェックしてみましょう。
消費カロリー
お風呂にしっかり浸かり温まることによって汗をかく量が増えて同時に代謝が上がります。これによって身体の循環機能が上がります。お湯に浸かることによって代謝が上がった状態にはなりますが、それだけでは脂肪を燃焼しないのでストレッチを取り入れることによって脂肪燃焼効果が上がります。
肩までしっかり使った場合の消費カロリーは約40kcal、半身浴の場合は約50kcal、シャワーの場合は約30kcalと言われています。これにストレッチをプラスすることによってよりカロリーの消費を期待できます。
筋肉
ストレッチをすることによって筋肉がほぐれやすくなります。凝り固まったままにしておくと血流が悪くなるので、ほぐすことによって血流が良くしていきます。ストレッチをすると筋肉の温度が上がり、ほぐれやすくなります。
伸ばす時には、息が無意識に止まってしまうこともあります。それだと筋肉が上手く伸びないので本来の効果が出ないうえにけがや痛めてしまう原因になってしまいます。筋肉を伸ばすこととゆっくりと呼吸することを意識して行うと効果を上げることができます。
自律神経
自律神経の乱れは「副交感神経」と「交感神経」のバランスが取れていない状態です。自律神経が乱れると体調を崩す原因になってしまいます。それをお風呂に入り血流などをよくし緊張をほぐすことによってリラックスした状態になり自律神経の乱れを改善できます。
多くの人は緊張状態にある時に働く交感神経が活発に働いています。それをリラックスした状態を作れるお風呂によって交感神経から副交感神経を活発にできます。
リンパの流れ
リンパのマッサージはお風呂に入っている時が最も適しています。リンパは老廃物(むくみ)だけではなく他にも免疫の機能もあります。リンパの流れが悪い状態を放っておくと免疫が下がり風邪をひきやすくなったりウイルスに対しての抵抗力が落ちてしまいます。
お風呂でストレッチやマッサージをすることでリンパの流れを良くしていきます。流れが良くなればその分老廃物(むくみ)が解消されるほか免疫も上がっていきます。免疫が上がれば身体の健康を維持できます。それ以外にも冷え性の改善にもつながります。
脂肪燃焼
ストレッチを続けていくことによって疲れがたまりにくくなったり普段よりも動きやすくなるので、その分普段の生活で動く時にしっかりと動けるので脂肪燃焼にも効果を期待できます。動きやすくなると今まで避けてた運動を始める方も多いです。また、背中は疲れが特に出やすいのでストレッチでしっかりと伸ばしてあげると疲れが取れやすくなります。
お風呂上がりのストレッチの効果
お風呂上りもストレッチをするには効果的です。ここでは具体的な効果についてみてみましょう。
柔軟性が上がる
お風呂に入った後は筋肉がほぐれやすい状態になっているのでいつもよりしっかりと伸ばすことができます。しっかりと伸ばすことによって血流が良くなり代謝を上げることにもつながります。それは、筋肉が血流を送るポンプの役割をしているため柔軟性を上げることで全身にしっかりと血液を送ることができます。
睡眠の質が上がる
ストレッチをすることによって身体がリラックスした状態になるのでぐっすりと眠ることができます。ぐっすく眠ることによって、成長ホルモンの分泌が多くなります。この成長ホルモンは痩せやすい身体を作ってくれるもので、他にも身体の不調を整えてくれたり、ストレスの解消や疲労回復にも効果を発揮してくれます。
お風呂上がりのストレッチ方法
お風呂上りにおすすめなストレッチをいくつか紹介していきます。これもできる範囲内、無理のないように行うと効果をしっかりと発揮できます。
首のストレッチ
首のストレッチは美肌の効果を期待できます。ぜひ試してみましょう。
- 1.右手で左側を持って右側に20秒たおします。
- 2.斜め右約45度に頭を同じく20秒倒します。
- 3.両手で頭の後ろを持ち、前に倒します。
- 4.斜め左約45度に頭を20秒倒します。
同じように左側も行います。
肩甲骨のストレッチ
肩甲骨のストレッチでゆがみをなくしていくことによって新陣代謝を上げダイエット効果も期待できます。
- 1.腕を横に伸ばした状態で手首を90度に曲げます。
- 2. 1の状態の腕を円を描くようにゆっくりを回します。
- 3.前に回した後は同じように後ろにもゆっくりと回します。
お腹のストレッチ
お腹の筋肉の柔軟性を良くできるので、代謝がアップし、脂肪燃焼の効果が期待できます。
- 1.うつぶせに寝た状態で両手を両脇に持っていきゆっくり上半身を持ち上げます。
- 2.あごを上にそらしておなかの筋肉を伸ばすことを意識します。
背中のストレッチ
背中をほぐすことで肩こりや姿勢の解消にもつながります。
- 1. 四つんばいになり、ひざと両手は肩幅に開きます。
- 2. 1の状態で両手はそのままの位置に残してはおしりを後ろに倒します。
- 3. 両手を前に伸ばします。
これは床に座った方法だけでなくイスに座った状態でも行うことができるので試してみて下さい。
おしりのストレッチ
おしりの筋肉をほぐすことによって、冷え性の改善につながります。他にも骨盤のゆがみの解消にもつながります。
- 1. あおむけの状態で寝る。
- 2. 両方のひざを両手で抱え、ゆっくりと前に近づけていきます。
この時におしりの筋肉が伸びていることを意識しながら行います。両足を同時出なくても片足ずつでも効果は同様なので、両足同時がつらい人は片足ずつ行うことをおすすめします。
【参照リンク:https://leaders-action.com/body/5812/?】
お腹痩せ
おなかの筋肉は年齢とともに衰えてきてしまいます。それによって代謝が下がり脂肪が増えてしまいます。年齢以外にも運動の量が不足などの原因もあります。腹筋を鍛えることによっておなかを引き締めることができます。お腹痩せのために使えるグッズを紹介していきます。まずは、手軽に手に入れることができる「軍手」です。滑り止めのついたものを使います。この滑り止めの凹凸で筋肉にしっかりと刺激を与えることができます。
- 1. 脇腹の筋肉をつまみ強めにほぐしていきます。
- 2. ろっ骨の下から下腹部までを両手でつまみます。この部分は内臓脂肪がつきやすい所なので雑巾を脂肪ようにしっかりとほぐしていきます。
他にも「スリミングコスメ」というのがあります。これはクリーム状やジェル状になどになっているものです。これをお腹にぬることぬることによって脂肪の燃焼効果を高めてこれます。これによってお腹周りがスッキリしくびれなども期待できます。
お腹は引き締めるのも大変な部位です。それで継続して続けていくことでその分引き締める効果も高まっていきます。他にも器具を使った方法もあるのでぜひ気になる方は試してみて下さい。
【参照リンク:https://holics.jp/beauty/j7QrE?page=4 】
ストレッチの注意
ストレッチもやり方によっては大きなケガへとつながります。以下の注意点を守って行いましょう。
水分
お風呂の中でストレッチを行う場合には、水分補給が欠かせません。お風呂では自分が感じてる以上に汗をかくので水を一緒に持って入ることをおすすめします。水分が不足した状態を放置しておくと脱水症状なりやすくなります。水も冷えたものを飲んでしまうと身体の体温が下がってしまうので常温がおすすめです。
お風呂を出た後でのストレッチを行う際も同様です。身体が温まって血流も良くなっている分発汗が促されているので、水分補給は欠かせません。この時の水分も冷たい物よりは常温または白湯がおすすめです。
お湯の温度
お風呂に入りながらストレッチを行う場合に注意することはのぼせてしまうことです。なので、ストレッチをする時にはぬるめに設定することが大切です。それでも少しずつお湯の温度が下がってしまいます。それだと身体が冷えてしまうのでお湯の温度は一定に保つように気を付けてください。
温まるためにはお湯の温度を高め(42度以上)に設定する人もいますが、高すぎると身体が温まるよりも血圧や心拍数が上がりやすくなってしまうので身体への負担が大きいです。
ストレッチするタイミング
ストレッチをするのにお風呂に入ってからすぐ行うと効果は半減してしまいます。最大限の効果を出すためにはお湯に浸かってから身体が温まった頃、最低でも5分入ってから行った方がしっかりとストレッチの効果が出ます。
温まる前に始めてしまうと筋肉をうまく伸ばすことがでず、そのまま無理に行ってしまうとけがなどの原因となってしまうので最初はしっかりと身体を温めてください。
呼吸
ストレッチをする時は呼吸が大切です。集中した時など呼吸を止めてしまう人もいますが、ゆっくりと自然なな呼吸を意識しましょう。ストレッチの動きに合わせてゆっくりと呼吸することによって筋肉を自然と伸ばすことができリラックス効果も高めることができます。筋肉をしっかりと伸ばせとその分代謝も上がります。
勢いをつけない
人によって身体の硬さは違います。しかし、人によってしっかりと伸ばすために身体が硬いからと勢いをつけて無理に伸ばそうとすることは避けましょう。勢いをつけ無理にやってしまうと筋肉や筋を痛めてしまう原因になってしまいます。限界までやるのではなく、少しずつ柔軟性をつけていくことが大切です。
回数を決める
最初にやり始めた時や調子のいい時など数を多くやるときがあるかもしれません。しかし、やりすぎてしまうと逆に疲れが取れず筋肉にも負荷をかけてしまいます。毎日の回数を決め、調子が良い日でも決めた回数だけやることによって無理なく続けていくことができます。無理のない範囲内で行うことが毎日続けていためには大切です。
そのほかの注意点
体調を崩さないために注意したいことがあります。事前に理解した上で入浴しましょう。
食後のお風呂
食後にお風呂に入る場合は時間を空けてから入った方が身体への負担が少ないです。食べた後すぐ入ってしまうと消化不良を起こしてしまうことがあります。胃が食べ物を消化する時には大量の血液を必要とします。しかし、食べてすぐ入ってしまうと消化するのに必要な血液が胃に送られなくなってしまい、結果消化機能が低下してしまいます。
消化機能が落ちると吐き気を起こしたり便秘や下痢になってしまう場合があります。なので、食後に入る場合には最低でも30分または1時間ほど空けてから入った方が胃の調子を損なわずに入ることができます。
飲酒後
お酒を飲んだ後酔いを覚ますためにお風呂に入る人も、いますがこれはとても危険です。お風呂に入り温まると血流が良くなります。これによって酔いを覚ますとは逆に入る前よりも酔いが回った状態になってしまいます。吐き気やめまいも起こすことがありますが、それと同時に平衡感覚が鈍くなり転倒したりとけがの原因になってしまいます。
身体全体の血流が良くなると脳や心臓への血流量が減少してしまいます。そうすると不整脈や心臓発作などの引き金になってしまいます。他にも貧血になってしまうこともあるので、お酒を飲んだ後のお風呂は控えたほうが良いです。
生理中
生理中は身体が冷えやすくなっています。なのでシャワーだけにしてしまうと身体を温めることができません。また、生理の時には精神的に不安定になっていたり、イライラしやすくなるので気分転換のためにも入ったほうがいいですが、体調によっては避けたほうが良い場合もあります。
お湯の温度も熱すぎると余計にリラックスできません。生理中に人によっては貧血になってしまうので、その時はお湯に浸かると逆に疲れてしまうので避けたほうが良いです。他にも生理痛や腰痛がひどい場合も同様です。
無理のない範囲
日々の生活の中で特に疲れを強く感じる日もあります。そんな時に無理してストレッチなどをすると、身体を伸ばしたりすることに集中できない状態になるので、体を痛める原因になってしまいます。疲れがたまった日には無理にやらずに、リラックスすることに集中した方が早く疲労回復につながります。
他にも腰やひざなどけがをしているときや、痛めているときには無理にやってはいけないです。自分の判断だけで行ってしまうと今以上に悪化することもあります。心配な時や不安要素がある場合にはかかりつけの病院へ行き専門医に相談することをおすすめします。
ストレッチとヨガの違い
ストレッチとヨガはなんだか似ているように感じますが全く違います。ストレッチとは身体の筋肉をほぐして身体の柔軟性をより高めるため、ヨガとは筋肉をほぐすほかに身体の関節を動かして、体幹を鍛えていくものです。
目的の違いや身体の動かし方も違ってくるので、自分の目的に合わせて選ぶことでより効果を高めていくことができます。ストレッチもヨガも正しい方法でやることでけがなどを防ぐことができるので、自己判断や中途半端な知識のまま行わず確認してから始めることをおすすめします。
目の疲れ
現在パソコンや携帯を使う人が増えてきました。それに伴い長時間画面を見ていると目が疲れやすくなってしまいます。長時間目を使うことによって目の周りの筋肉が凝り固まってしまうためです。この疲れをケアしていくことで疲れを次の日に残さずスッキリとした状態にすることが大切です。お風呂は目の疲れを取るのに最適な場所と言えます。
お風呂では血行が良くなり凝り固まった筋肉がほぐれやすくなっているので、お湯に浸かっている時に熱く感じない程度に温めたタオルを目の上にのせます。その状態のまま10分程時間を置くことで目の周りの血流が良くなり疲れが取れやすくなります。
お風呂ダイエットで心も身体もキレイに
今回はお風呂でのダイエットについていろいろ紹介してきました。毎日入るお風呂は入り方をいつもと変えるだけで自分の身体を変えることにつながっていきます。私たちの生活の中で、お風呂は欠かせない存在と言えます。リラックスするためや代謝を上げるためなど人によって目的は違ってきますが、どんなやり方にも正しいやり方を知ることで、その効果を高めることができます。
同時に、お風呂の入り方ひとつで身体の表面だけでなく、内側もきれいにする事ができます。毎日の習慣だからこそ、決しておろそかにせずきれいな身体を手に入れましょう。しかし、最初は無理をせずに出来る範囲から始めていくことで自分の体を変えることができます。ぜひ自分に合ったやり方やお風呂の入り方を見つけて実行してみて下さい。