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日本で取得できる資格の種類は3000以上。自分にあった資格とは?

資格・語学

日本で取れる資格の種類は1000以上ある

仕事の内容も質も、目を見張るほどに高くなってきている現代。こういう時代だからこそ、今までの生活に何かプラスアルファを身につけて、仕事の上でもプライベートでも自分を磨いていきたいものです。

日本で取得できる資格、その数は国家資格だけでも1200以上、民間資格を合わせると3000以上あると言われています。資格を持っている事は、いろいろな点でメリットが多いのは確かです。仕事に直結しているもの、仕事に直結してはいませんが、特定の技能のスキルアップや、仕事に関連した「引き出し」を増やすもの、趣味と実益を兼ねているものなど種類も豊富。

ここでは、仕事のために「即戦力」となるような「資格」を必要としているのが多いのは確かです。ここでは、そんな「資格」を取ろうと考えている皆さんのためになるような、即戦力となる資格をいくつかご紹介しましょう。

人気の資格の種類について

医療事務系の資格

「医療事務」を代表するこの分野の資格は以前から人気があり、結婚・出産後も続けられるというメリットがあります。中でも「医科医療事務管理士(R)技能認定試験」「調剤報酬請求事務専門士検定試験」「メディカルクラーク検定(医療事務技能審査試験)」「診療報酬請求事務能力検定」はおすすめです。定番の「医療事務検定試験」は合格率90%と、とても取りやすい資格です。

看護師に人気の介護系・福祉系の資格

介護系や福祉系は、スキルアップのために取得する看護師が多く、「認定看護師」「専門看護師」「保健師」「助産師」「介護福祉士」「ケアマネジャー」「臨床心理士」などは、結婚・出産後の再就職や転職に有利な資格で人気があります。看護師ではなくても取得できる「ホームヘルパー」は、社会全体の高齢化に伴い介護施設なども増え、売り手市場となっています。初級である3級は講習(一部実習あり)だけで取得でき、すぐ働きたいと思っている人には最適ともいえます。

会計系・財務系の資格

この分野の資格で一番の人気は、定番の「日商(日本商工会議所)簿記検定」です。その人気は根強く、全資格中受験者数・取得者数(1~3級、初級)が4位(2017年4月~2018年3月のデータによる、ちなみに上位3位は語学系、以上「資格の門」調べ)です。

1級の合格率は平均5.8%(2017年11月実施)と難易度が高いですが、3級では48.9%(2018年2月実施)と難易度が低いので取りやすいです(「日商簿記」サイト調べ)。また、日商簿記のほかに「国際会計検定(BATIC)」や「経理・財務スキル検定(FASS)」などは、取得すると昇給や転職・再就職の際にかなり有利と考えられます。

パソコン系の資格

一般の事務でもパソコンを使用するのが当たり前の時代。だからこそ、資格を持っていれば即戦力として重宝されます。「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)]「日商(日本商工会議所)PC検定」「エクセル表計算処理技能認定試験」「ワード文書処理技能認定試験」などが人気の資格で、持っていると有利です。

美容系・健康系の資格

美容系ではネイル関係の資格に人気が高まってきていて、初めての人なら「ネイリスト技能検定試験」から取得し、徐々にスキルアップできるようになっています。他には、「認定エステティシャン」や足裏マッサージの「リフレクソロジスト」などの資格も人気が出てきています。

工業系の資格

「CAD(コンピューター利用設計システム)]「溶接技能士」「クレーン運転士」「危険物取扱者」、ほかに「衛生管理者」などは女性の進出が顕著です。男性の資格取得者が多かったのですが、女性がこれらの資格を取得して活躍することは特別なことではなくなってきました。これらを取得していると、工業系の業界への就職や転職に有利に働きます。

資格を取得するためには

資格を取得するためには大きく分けて、次の3つの方法があります。

通信教育を活用する

送られてきたテキストを用いて、主に自宅で学習します。資格によっては、テキスト学習だけのもの、単元ごとにレポートを提出するもの、年1~2回のスクーリング(面接授業)が義務付けされているものなどがあります。仕事や家の都合で決まった時間が確保できないような人にとっては、好きな時間に自分のペースで勉強できるというメリットがあります。しかし、その分、自分をコントロールできないと、途中で挫折してしまう可能性もあります。

資格のスクールに通う

確実に資格を取りたい人にはおすすめです。取りたい資格の講座のあるスクールに通うのが、一番の早道かもしれません。文字通りの学校なので、それなりに授業料がかかったり、時間などの制約も多いですが、講師のによる授業をじかに受けられ、分からない点もその場で解決することも出来ます。

何よりも同じ道を志す仲間が周りにいることで、精神的にもいい影響を受けるでしょう。社会人のための夜間コースや、土日開講のコースなどもあり、ある程度決まった時間が確保できる人には向いています。

独学で学ぶ

通信教育も「独学」に違いありませんが、こちらは文字通りのイチからの「独学」。テキスト類・勉強法など、すべて自分の選んだ方法で進めます。経済的にも時間的にもこれほど自分に合わせることができる勉強法はありませんが、それだけ習熟度には個人差があります。

資格によっては、取得級毎に「独学」OKな級と、専門学校や大学などでの単位取得や実習、職場などでの実務経験が必要な級と、取得方法が違うものも少なくないようです。全ての資格が「独学」で取得できるわけではないので、事前に確認が必要です。

在宅で取得できる資格の種類

自宅で試験が受けられる資格がある

資格の取得にはほとんどの場合、「試験」を受けなければいけません。決められた日時に決められた会場へ出向き試験を受けるのが一般的です。しかし、最近ではPCの普及により、自宅に居ながらにして試験を受けられる資格も増えてきています。「医療事務」「調剤薬局事務」に加えて「整理収納アドバイザー」「認知症介助士」「パーソナルコーディネーター」など、生活に役立つ資格なども自宅で試験が受けられます。

仕事をしながらでも取得できるもの

働きながら取れる資格は多々ありますが、中でも「医療事務」「マンション管理士」などは就職や転職に有利ですし、「野菜ソムリエ」「フードコーディネーター」「キッチンスペシャリスト」などは自分の趣味を生かせる資格としておすすめです。いずれにしても、仕事をしながら勉強時間を作るのは大変ですが、いつもより早起きしたり、仕事の前後や休憩時間など、短くても隙間の時間を細かく取れば結構作れるものです。あとはヤル気とモチベーションを保つことが大切でしょう。

専業主婦や子育てママに人気の資格

主婦や子育てママが社会復帰する際に人気な資格は「インテリアコーディネーター」「保育士」「歯科助手」「医療事務」「調剤薬局事務」などで、家事や育児の合間など、隙間の時間でもコツコツやれば取得できる資格です。資格を取ることで、達成感も得られ、しばらく仕事から遠ざかっていた主婦やママたちの強い味方になってくれるでしょう。

自分に合う資格の種類がきっと見つかる

3,000以上ある中で、自分に合う資格がどんなものなのか、それは勉強してみないとわからないともいえます。ですが、今の仕事のスキルアップのため、転職のためなど、目的をはっきりさせることで、ある程度資格の数は絞られてきます。

「何をしよう」「何をしたいか」とちょっとでも前向きに悩んだら、ぜひ「タイプ診断」を受けてみてください。そして、「難易度」「注目度」「試験日程」「(資格取得後の)就職率」なども参考に、自分に適した資格を探してみてください。

資格取得はゴールではなく、新しい自分・未来へのスタートです。自分にあった資格の種類を見つけて、新たなスタートを切りましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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