おすすめノーズシャドウで顔の印象を変える。シャドウ選びとその効果
ノーズシャドウで陰影をつけることができる
のっぺりしてメリハリのない顔に、影を作って立体的にみせる「シェーディング」。数あるシェーディングアイテムのうち、とくに鼻に陰影をつけて、鼻を高くみせたり、鼻筋をメイクするのが「ノーズシャドウ」です。
ノーズシャドウの狙いは、鼻に陰影をつけることで立体感をアップさせ、錯覚効果で小顔にみせること。鼻は顔の真ん中にあるため目立ち、顔全体の印象を左右する重要なパーツです。少しの手間でパッと見栄えが変わり、鼻の高いハーフ顔を演出することができます。
アイブロウや濃い目のファンデーションで代用できることもありますが、やはり専用のシャドウを使用したほうが、使い勝手もよく、自然な陰影を生み出すことができます。ノーズシャドウのメイクのコツや選び方のポイントを、詳しくみていきましょう。
ノーズシャドウの効果
ノーズシャドウで得られる効果と、狙い通りに仕上げるためのポイントです。
目の距離感を縮めることができる
ノーズシャドウの基本的な使い方は、まず目頭よりも内側(鼻側)にシェードカラー(陰影をつける色)を入れます。すると影による視覚効果で、両目の距離が縮んだように見え、シャープな印象の大人顔になれるのです。
付属のブラシでもよいですが、左右の人差し指を使って同時にパウダーを乗せると、失敗しにくいのでおすすめです。眉を描いたあと、眉頭の下から鼻筋に沿って、指やブラシを滑らせてシャドウを入れましょう。
鼻筋を際立たせる
簡単に、鼻筋をすっと高く見せることができるのがノーズシャドウの魅力です。ただ、カラーの調節や、パウダーを乗せる量の微妙なさじ加減は、慣れるまでは難しいもの。付けすぎると不自然になってしまうので注意してください。
失敗しないコツは、眉下から鼻の頭まで続けてシャドウをいれないこと。続けて入れると鼻が長くみえてしまう恐れがあるのです。おすすめの方法は、眉頭の下からスタートして、目の下のラインでふわっとストップ。ピタッと止めると影の境目が分かってしまうので、自然にぼかすような気持ちで指やブラシを離しましょう。
団子鼻を小さく見せる
最後に、鼻の頭に小さく「V」を描くようにパウダーを乗せると、キュッと引き締まった印象になります。鼻先の左右のくぼみにだけシャドウが入る感じです。できるだけ細く硬いブラシを使って、パウダーを付けすぎないようにしてください。
丸い、大きいといった悩みのある小鼻を、陰影の効果でスッキリ見せることができます。
小顔に見せることができる
のっぺりした顔は、どうしても大きく見えてしまいがち。ノーズシャドウで立体感を出すと、ハーフ顔や小顔に見せることができます。
仕上げにハイライトをTゾーンに乗せると、さらに立体的に。鼻筋のハイライトは、シェーディングの茶色にやや被せるような気持ちで入れましょう。シェードカラーのくすみを視覚的に飛ばす効果もあるので、ぜひ取り入れてみてください。
ノーズシャドウを選ぶポイント
失敗のないノーズシャドウ選びのために、ビギナーが押さえておきたいポイントは3つ。ぜひ覚えておきましょう。
複数色入っている
ノーズシャドウにはさまざまなタイプがあります。シェードカラーが1色のものは、一見単純で簡単そうに見えますが、色の調節が濃淡でしかできないので、失敗しやすいというデメリットがあります。
初めは単色のものよりも、複数のシェードカラーがセットになっているものを選びましょう。場所によって使う色を変えたり、複数の色を混ぜたり、広く応用できます。複数色を混ぜ合わせると、より自分の肌に合った色を作ることができ、自然な陰影を演出できるようになります。
質感はマットなもの
ノーズシャドウはクリームタイプとパウダータイプに大別できますが、それぞれ使い勝手が異なります。
クリームタイプは艶のある仕上がりが特徴で、長時間崩れにくいという利点があります。ただ、キレイに仕上げるにはテクニックが必要なので、メイク上級者向けのアイテムといえます。
パウダータイプはマットな質感で、より肌になじみやすいため、初めてノーズシャドウに挑戦するビギナーにおすすめ。パウダーの量が調節しやすく、肌に合った色を作りやすいものメリットです。
色は肌より少し暗いを選ぶ
ノーズシャドウの原則は「自然な陰影」。とにかく影をつけようとして暗すぎるカラーを乗せてしまうと、肌から浮いて不自然な仕上がりになってしまいます。
基本は、自分の肌色に合わせて選ぶようにします。素肌よりほんの少し暗い色を目安にして、カラーを探しましょう。自分で色を調節する際にも、濃すぎないようにすることが大切です。色白や色黒など、肌の色は人によって違います。人気のカラーが必ず自分に合うとは限らないので、実際の色味をしっかりと確認しましょう。
おすすめのノーズシャドウ
数あるノーズシャドウの中から、5つをピックアップしています。
セザンヌ ノーズシャドウ ハイライト
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ノーズシャドウとして使えるブラウンのシェードカラーと、パール入りのハイライトが1つのパレットに入っているお得な商品です。付属のブラシはチップも付いている優れもの。プチプラなのに簡単に小顔を演出できます。
ベージュがかったブラウンなので肌なじみがよく、鼻筋や眉の下に塗ると自然な陰影が作れます。微粒パールで浮きにくいハイライトは、Tゾーンに入れて光と影のメリハリを。
トゥークールフォ―スクール アートクラス バイ ロダン
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アマゾンでベストセラーにも選ばれている、話題の韓国コスメです。シェードカラーが3色付いていて、あらゆる肌に合わせて色を作ることができます。ブラシは付属していないので、自分の使いやすいものを選べます。
薄付きで自然なシェーディングが自慢なので、フェイスカラー以外にノーズシャドウとしても使えるのが魅力。濃くなりすぎず、初心者にもおすすめできる商品です。
ケイト シェーディング&ハイライト スリムクリエイトパウダーN
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シェードカラーとハイライトが1色ずつ付いたフェイスカラー。平らで幅広の付属ブラシが使いやすいと好評です。バリエーションは2タイプで、ツヤ感のグロウタイプと自然なナチュラルタイプから、好みに合わせて選べます。
ハイライトをTゾーン、頬骨、アゴに乗せ、シェードカラーで輪郭に沿って「3」を描いて完成。簡単4ステップで小顔が演出できるので、時短メイクが叶います。シェードカラーは薄付きなので、ノーズシャドウとしても応用可能です。
ヘビーローテーション パウダーアイブロウ&3Dノーズ
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B073FJDLD3″ title=”ヘビーローテーション パウダーアイブロウ&3Dノーズ02 ナチュラルブラウン 3.5g”]
ハイライトとノーズシャドウ、さらにアイブロウが1つになった、眉毛にも使うことができる商品。目元をトータルにメイクして、立体感アップが狙えます。
高発色で濃淡の調節がしやすく、ウォータープルーフで皮脂崩れしにくいのがメリット。付属のブラシは毛先がラウンドとシャープの2タイプで、シャープブラシは眉に使用します。3つのカラーバリエーションから、髪色に合わせて選べます。
資生堂 インテグレート ビューティートリックアイブロー
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01H51K6L4″ title=”インテグレート ビューティートリック アイブロー BR631 2.5g”]
ハイライト1色とグラデーションカラー3色が一緒になったパレット。ノーズシャドウはもちろん、眉も自然な濃淡で描けます。光と影のトリックで立体感と錯覚効果を生み、小顔を演出できます。
付属ブラシは、毛先の丸いハイライト&ノーズシャドウ用ブラシと、毛先が斜めになった細いアイブロー用ブラシが1本に。カラーバリエーションは2種類です。
上手にノーズシャドウを利用する
ノーズシャドウは、いつものメイクにうまく取り入れることができれば、低い・大きいといった鼻の悩みを解決に導くことができます。メリハリのない顔に立体感を与えて、小顔にみせることも可能です。
濃い目のファンデーションのほかに、身近なアイシャドウを代用するワザもありますが、ラメなどが入っていると影がキラキラしてしまい、不自然になる恐れが。やはり、ノーズシャドウ専用のアイテムを用意するのがおすすめです。
シェードカラーの数・質感・色味において、初心者でも扱いやすい条件を覚えておき、商品選びに活かしてみてください。そして狙い通りの効果を生み出すコツを参考に、ぜひ実践してみましょう。