保湿成分セラミドの働きと効果。おすすめの化粧水と使い方も知ろう
保湿成分セラミドを大解剖
近年人気を博している「セラミド化粧品」。セラミドは肌の潤いを保つ保湿成分として美容業界からも注目されています。
化粧品に含まれているということは、セラミドが肌に良いということは予測できるものの、実際にどのような効果があるのかを知っている方は少ないです。「セラミド化粧品が流行っているから」「保湿成分とよく聞くので肌に良さそうだから」という安易な理由でセラミド化粧品を選んでいませんか。
セラミド化粧品を使用する前に、セラミドについての詳しい知識を学ぶと、肌のケアの仕方も変わることでしょう。詳しい知識とは、セラミドと肌の関係、セラミド化粧品以外にセラミドを体内に入れる方法、他の美容成分との関係、おすすめのセラミド化粧水など。セラミドについての情報を1つずつ見ていきましょう。
セラミドを詳しく解説
セラミドについての詳しく知ることで、セラミドと肌の関係性がわかります。
セラミドの成分
セラミドは人間がもともと角質に持っている、肌をバリアする成分。紫外線等の刺激から肌を守りつつ、保湿する働きもします。
肌をバリアする機能や水分保持の働きを左右するのは、セラミドの量です。セラミドの量が満たされていれば、肌に潤いや弾力、ハリをもたらします。セラミドは、肌のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)により生み出される成分。そのため、肌のターンオーバーが正常に行われないと、セラミドも減少してしまい、肌に悪影響を及ぼします。
セラミドは年齢とともに減少する
若くて健康な肌はみずみずしくしっとりしています。それは、若くて健康な肌にはセラミドがたっぷりと含まれていることが理由です。
しかし、年齢を重ねるごとにセラミドは減少。加齢だけでなく、気候の変化や環境の変化によってもセラミドの量は減少します。すると、肌にうるおいがなくなり、徐々に乾燥肌やカサカサ肌の悩みが出てくるのです。実際に、乾燥肌、荒れた肌、老人性乾皮症などの肌は、セラミドの量が減っていることがわかっています。
セラミドとアトピー性皮膚炎との関係
アトピー性皮膚炎もセラミドが関係しています。肌の老化やアトピー性皮膚炎による肌のカサカサ、肌荒れにはセラミドが不足していることが判明しているのです。
アトピー性皮膚炎の方や乾燥肌の方は、もともとセラミドが少ないため、肌のバリア機能が低下してしまい、アトピーや乾燥、カサカサなどの肌トラブルが起きやすくなります。抗原や化学物質が肌内部に侵入しやすくなり、アトピー性皮膚炎などのアレルギー反応が起こって、かゆみや炎症などのトラブルを起こすのです。
肌トラブルを予防するためにも、乾燥肌の人やアトピー性皮膚炎の人は普段からセラミドを取り入れておきましょう。
セラミドの種類はたくさんある
人の肌に含まれるセラミドは7~11種類、化粧品に含まれるセラミドは大きく分けて4種類とたくさんの種類があります。すべてのセラミドが、肌の角質層の水分保持の働きをするということは共通していますが、それぞれに異なる特質があります。
化粧品に含まれるセラミドは、大きく分けて4種類。この4種類は、セラミド化粧水の成分表示で確認することが可能です。セラミドの種類の詳細については、下記の項目で説明していきます。
人間の肌に含まれるセラミド
人間の肌には11種類のセラミドがば含まれているといわれており、それぞれの種類には、セラミド1~11までの数字があてられています。下記は人間の肌に含まれる主なセラミドの種類です。
- セラミド1:水分保持、外部刺激化が肌をバリアする
- セラミド2:水分保持の力が高い
- セラミド3:水分保持、シワを軽減
- セラミド4:肌のバリア機能を高める
- セラミド5:肌のバリア機能を高める
- セラミド6:水分保持、肌のターンオーバーを促進
- セラミド7:皮膚常在菌のバランスを正常化させる
肌に多く含まれているのは「セラミド2」です。そのため、セラミド2の量は肌の状態に大きく影響します。「セラミド1」「セラミド3」「セラミド6」の量も肌にとって重要なポイント。これらのセラミドが不足すると、乾燥肌、敏感肌、アトピー性皮膚炎などの肌トラブルを起こす原因になるといわれています。
つまり、高い保湿効果や美肌効果を求めて化粧品を選ぶなら、「セラミド1」「セラミド2」「セラミド3」「セラミド6」を含む化粧品を選ぶとよいでしょう。
化粧品に含まれるセラミド
化粧品に含まれているセラミドは、「天然セラミド」「植物性セラミド」「バイオセラミド(ヒト型セラミド)」「合成セラミド」と大きく4種類に分かれています。成分表示をみると、どの種類のセラミドが含まれているか確認することは可能ですが、セラミドの種類の名前と成分表示にある表記は異なるので注意しましょう。下記は化粧品に含まれているセラミドの種類と成分表示名です。
- 天然セラミドの表記名:ビオセラミド、セレブロシド、ウマスフィンゴ脂質
- 植物性セラミドの表記名:植物性セラミド、コメヌカスフィンゴ糖物質
- バイオセラミド(ヒト型セラミド)の表記名:セラミド1(セラミドEOP)、セラミド2(セラミドNG)、セラミド3(セラミドNP)、セラミド4、セラミド5、セラミド6(セラミドAP)、セラミド7
- 合成セラミドの表記名:セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド
セラミドと角質層の関係
セラミドと角質層の関係はとてもデリケートです。その関係性を知る前に、角質層についても学んでおきましょう。
角質層とは表皮にある薄い層である
角質層とは表皮の一番外側にある薄い層のことです。層の薄さはわずか0.02mm。主に角層細胞と角質細胞間脂質によってできています。
角質層は、肌を外的刺激からバリアして保湿する役割を担っています。その保湿(水分保持)のために働くのは、保湿の3大要素といわれている「NMF(天然保湿因子)」「細胞間脂質」「皮膚膜」です。それぞれがバリア機能や水分保持のために働き、肌を刺激から守るとともに保湿をしています。
角質層の構造
角質層はケラチンという硬いたんぱく質でできた角質細胞がレンガのように並んで形成されています。その角質細胞の隙間を埋めているのが「セラミド」。この構造のことを細胞間脂質のラメラ構造といいます。
角質細胞は主にケラチンとタンパク質です。また、天然保湿因子である「NMF」が存在しています。このNMFは、水をたくさん抱え込む性質があるため、肌のうるおい維持に重要な物質です。さらに、角質層の表面を皮脂膜が覆い、皮膚内部の水分蒸発を防止したり、外部刺激から皮膚を守ったりしています。
角質層が果たす役割
角質層は水分を保持し、外的刺激から肌を守る役割の他に、皮脂膜によって水分蒸発を防いだり肌を弱酸性に保ったりするなど、たくさんの役割を果たしています。この役割を果たすために「NMF」「細胞間脂質」「皮脂膜」が絶妙なバランスでバリア機能を働かせ、水分保持をするのです。
NMFは水分を吸着することで保水機能を発揮します。細胞間脂質は、約50%がセラミドでできており、水分と角質細胞間脂質を交互に重ねるラメラ構造で水分を挟み込むようにして保水。皮脂膜は、肌の水分蒸発を防いでうるおいを保つなどの役割をします。
デリケートな角質層とセラミドの関係
外部刺激から守る皮膚の一番外側が角質層ですが、角質層はとてもデリケートです。肌を守ったり水分保持をしたりする役割がありますが、いつもこれらの役割を果たすとは限りません。
空気の乾燥、体調不良、体の老化、季節の変化など、さまざまなことが影響してバリア機能が正常に作用しなくなることがあります。また、新陳代謝(肌のターンオーバー)も異常が起こってしまい、セラミドが減少して肌荒れなどのトラブルを起こすことがあるのです。肌の健康を保つためには、セラミドを上手に確保して肌を保湿していく必要があります。
セラミドと他の美肌成分の関係
他の美肌成分もセラミドと併用して摂り入れることで、より美肌効果がアップすることがあります。
セラミドとコラーゲン
セラミドを含むサプリや食品の摂取を続けていくと、肌の機能が改善されてコラーゲンが安定化するといわれています。さらに、セラミドやヒアルロン酸を一緒に摂取すると、コラーゲンの働きを促進させ、肌にハリを持たせる効果がアップすることが期待できるのです。
つまり、セラミドの摂取を続けることは、コラーゲンの働きにも良い影響を与えるということ。ハリと弾力のある肌を保ちたいなら、セラミドやヒアルロン酸を一緒に摂取し、コラーゲンの働きをより活性化させるとよいでしょう。
セラミドとヒアルロン酸
皮膚は表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」という構造になってわかれていますが、セラミドは表皮である角質層に存在しており、ヒアルロン酸は真皮に存在しているため、存在している場所が違います。どちらも保湿成分として欠かせません。
しかし、どちらも加齢によって減少し、肌の保湿力が下がってしまうので、しわやたるみなどの原因になります。保湿力低下を防ぐには、ヒアルロン酸で真皮を保湿し、角質層でセラミドを補ってバリア機能を高めると効果的です。サプリや化粧品で効果的に保湿するとよいでしょう。
セラミドを増やす方法
セラミドを化粧品から補う方法以外に、食べ物から摂取する方法もあります。下記を参考に、できることがあれば試してみましょう。
食べ物でセラミドを増やすことができる
セラミドを食べ物で補うことで保湿力を得られるという科学的根拠はありません。しかし、食べ物でセラミドを摂ることは大切。なぜかというと、食べ物でセラミドを摂ることで効果が大幅に出るということはないが、食べ物で足りない分のセラミドを補うことは可能だからです。
研究によるデータでは、セラミドのサプリメントを飲み続けたら、肌の保湿力が改善されたということも報告されています。食べ物やサプリメントでセラミドを摂取することは、肌への良い影響を与えることが期待できるのです。
セラミドを増やすおすすめ食品
セラミドを増やすおすすめの食べ物は、植物性セラミドの原料である米(米ぬか)、麦(小麦麦芽)、こんにゃくなど。また、大豆や牛乳などにも多く含まれています。
中でもコンニャクイモは、米と比較して7~15倍の含有量があるので、特におすすめの食べ物です。他にもゴボウや、わかめ、コーヒーなど色が黒い食品にもセラミドが多く含まれています。普段の食事に取り入れやすいものばかりなので、今後はより意識的に摂取するようにしましょう。
一緒にナイアシンを摂る
1日に必要なセラミドの量は600~1200µg(マイクログラム)といわれています。この量は、白米ならお茶碗25杯分、玄米なら10杯分、生芋こんにゃくで約半丁です。消化や吸収の過程で排出されてしまう分もあるので、さらに摂取する量を増やさなければいけないことになります。1日3食の食事ではとても補いきれません。
セラミドだけで補おうと思うと難しいのですが、セラミドの生成を促す食品を一緒に摂ると、効果アップが期待できます。一緒に摂ると効果的なのが、生成を促す働きをするナイアシン。ナイアシンは鶏肉、レバー、カツオ、サバ、ブリ、マグロなど動物性食品のほか、キノコや豆などにも含まれています。
セラミドを減少させないためにすべきこと
セラミドを減少させないために、下記のことに気をつけましょう。
「リノール酸」に注意する
リノール酸とは、セラミドの原料の1つでもある必須脂肪酸のことで、人が体内で合成できないために食べ物から摂取する必要があります。脂肪酸は、オメガ3、オメガ6、オメガ9があり、バランスよく摂取することが大切です。
リノール酸(オメガ6脂肪酸)は血中コレステロールを下げる働きがあります。しかし、最近の研究によると、過度に摂ると善玉コレステロールを低下させたり、アトピー性皮膚炎、喘息、がんなどのリスクが高くなることがわかってきました。
リノール酸は、ひまわり油、綿実油、コーン油などに多く含まれているので、揚げ物の食べ過ぎは注意が必要。マーガリンやドレッシング、インスタントラーメンにも多く含まれています。リノール酸を適度に摂取することは良いのですが、摂取しすぎないように気をつけましょう。
身体と顔を冷やさないようにする
顔や身体が冷えると、血行が悪くなって代謝が下がってしまいます。すると、肌のターンオーバーが低下してセラミドの合成も低下させてしまうのです。
セラミドの減少を防ぐには、冷え対策をすることが大切。部屋の中でも靴下や腹巻をして体を温めることを心がけるとよいです。また、寒い時期だけではなく、夏の暑い時期も注意が必要。夏は冷房がきいた室内で過ごす機会があるため、体が冷えてしまうことがあります。外は暑くても、ひざ掛けやカーディガンを持ち歩くなどして冷房対策をしましょう。
低刺激のクレンジングや洗顔料を選ぶ
クレンジングや洗顔にも気を配りましょう。クレンジングや洗顔の際に、ゴシゴシとこすって刺激を与えたり、洗顔をしすぎたりするのはよくありません。また、強い界面活性剤の入ったクレンジングや洗顔料を使用すると、セラミドを洗い流してしまうリスクもあるので要注意です。
特に、エイジングケアが必要な方、乾燥肌や敏感肌の方は、アミノ酸界面活性剤などのデリケートな肌専用のクレンジングや洗顔料を選びましょう。正しい洗顔はセラミドを保つためにとても重要。クレンジングや洗顔は適度に汚れが落ちればよいので、優しく軽くすすぐようにしましょう。
適度な運動を心がける
適度な運動はストレス発散になる効果も期待できます。ストレスは肌を老化させる原因にもなるため、適度な運動でストレスを発散しておくことが大切です。
ストレスは、活性酸素を出したり血管の収縮を促したりする原因になります。血管が収縮すると、セラミドを分解する「セラミターゼ」という酵素が発生してしまい、肌の老化が進んでセラミドの合成力が弱くなってしまうのです。ストレスを溜めないようにすることも、セラミドを減らさないための工夫になります。
睡眠を十分にとる
夜のエイジングケアは、化粧品よりも睡眠が大切だともいわれており、美肌になるためには睡眠を十分にとることが重要です。夜しっかり眠ることで、お肌を癒やし、美肌を保つことができます。
睡眠中には、メラトニンと成長ホルモンが分泌されますが、これが美肌になるための重要なポイント。分泌が盛んになる時間帯は22時~2時だといわれているので、この時間に熟睡していることが理想的です。
この時間に寝ることが難しい方は、眠り始めの約3時間の間も成長ホルモンが多く分泌されるといわれているので、眠りはじめの睡眠の質を上げるようにするのもよいでしょう。そのためには、睡眠前にリラックスをすると効果的です。
便秘対策も忘れずに
便秘は肌の大敵です。セラミドを含む食べ物を食べたとしても、便秘の状態では効果が半減してしまいます。
適度な運動、マッサージ、バランスの良い食生活などが便秘対策として効果的なので、便秘で悩んでいるなら改善のためにいろいろな便秘対策を試してみましょう。いろいろ試しても便秘が改善されない場合は、内科や消化器内科を受診することも検討したほうがよいです。
セラミドが不足するとどうなる
セラミドが不足すると、肌のバリア機能が低下してしまいます。その結果、肌が乾燥などの外部刺激による影響を受けやすくなり、肌荒れや肌のカサつきの原因になってしまうのです。
つまり、セラミドの働きは美肌のためにとても重要な役割を担っているということがわかります。バリア機能を助けてうるおいを維持するセラミドの働きを守るために、セラミドが不足しないように補うことが大切です。
セラミド化粧水の選び方
セラミドを補うために有効的な手段として、セラミド化粧水を使用する方法があります。どのようなセラミド化粧水を選べばよいのかを確認しておきましょう。
ヒト型セラミド配合
もともと肌に持っているセラミド(セラミド1~11)とほぼ同じ化学構造を持っている「ヒト型セラミド」が配合されているものを選ぶとよいです。肌になじみやすく、さらに肌が持っているセラミド産生力も高めるといわれているので、化粧品の成分表記をよくチェックしましょう。
化粧品の成分表記は、1%以下のものを除いて、配合量が多い順に表記されています。そのため、10番目くらいまでにヒト型セラミドが含まれているものが良いです。最近では、さらに浸透力が高い「ヒト型ナノセラミド」も開発されています。
セラミドの他に美肌成分が配合されている物
他にも美肌成分が配合されていると、エイジングケアもできてより美肌のために良いです。例えば、ビタミンC誘導体が含まれていると、毛穴や小じわケアや美白効果が期待できます。
セラミド以外の保湿成分が配合されているものもおすすめ。代表的なものでは、ヒアルロン酸、コラーゲン、リピジュア、プロテオグリカンなどがあり、これらの保湿成分も含まれていると、保湿の相乗効果が期待できます。
とろみのあるもの
セラミドは、水に溶けにくく油に溶けやすい脂溶性です。つまり、化粧品でセラミドが多く含まれているものは、とろみのあるテクスチャーになります。
さらっとした化粧水は、セラミドが少ししか含まれていないか、水となじませるために界面活性剤が使用されている可能性があるので注意が必要。もし界面活性剤が多く使用されていたら、敏感肌の方は肌トラブルを起こす危険性があるので、気をつけなければいけません。セラミドを多く含むものを選びたいなら、とろみのある化粧品を選ぶようにしましょう。
おすすめセラミド化粧水
おすすめの化粧水を厳選しました。大人は3,000円以上がおすすめ。プチプラの場合は1,000円前後でドラッグストアで買えるものを選んでいます。「ヒト型セラミド配合のもの」「その他の美容成分も入っているもの」「とろみがあるもの」が中心です。
なるべく3,000円以上のものを
高額な化粧水ほど良いということではありませんが、あまりに値段が安いとセラミドの配合量が少ない可能性が高いです。目安としては、大人はなるべく3,000円以上の化粧水を選ぶとよいでしょう。
値段が安すぎる化粧水は、セラミドの量が少ないだけでなく、肌に刺激が多い成分が多く含まれていることもあります。美肌のために選んだはずが、逆に肌トラブルを起こす原因になってしまうかもしれません。リスクが少ない化粧水を選ぶなら、3,000円以上を目安にしましょう。
小林製薬ヒフミド エッセンスローション
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B014KKO34O” title=”小林製薬 ヒフミド エッセンスローション 120ml 保湿化粧水”]
ヒト型セラミド1.2.3配合で保水力を3倍に高めた化粧水。無香料、パラベンフリーで肌に優しい付け心地もポイントです。
公式サイト内から購入する場合は、「初回限定の選べるセット」というお得に試せるセットがあります。まずは肌との相性や効果を試してみたいという方におすすめです。
アヤナス ローションコンセントレート
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0725GLWNK” title=”アヤナス ローション コンセントレート 125ml”]
敏感肌・乾燥肌の人のためのブランド「DESENCIA」から生まれた「アヤナス」のローション。「ヒト型ナノセラミド」配合でとろみのあるテクスチャーが肌になじむ商品です。
とろみのあるエキスにより、濃密な潤いが深く広がり、肌になじんで浸透します。芯からしなやかになり、ふっくらとハリのある肌へと導いてくれるので、高い保湿力を実感しやすい化粧水です。
エトヴォス バイタライジングローション
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0143X3DNA” title=”エトヴォス セラミドスキンケア バイタライジングローション 120ml”]
アルガン幹細胞とヒト型セラミドでピンとハリのある肌へ導いてくれます。敏感肌でも使える低刺激処方の化粧水です。
アルガン幹細胞は、肌細胞の生まれ変わりを担う働きがあり、使い続けるほど肌に弾むようなハリをもたらします。ヒト型セラミドは、加齢により失われる保湿成分。5種類のヒト型セラミドをバランス良く配合して肌を整えます。
プチプラなセラミド化粧水とは
大人は3,000円以上を目安にして化粧水を選ぶことをおすすめしましたが、プチプラの化粧水が全てよくないということではありません。プチプラ化粧水でも実力派の化粧品はあります。
プチプラで選ぶなら、ドラッグストアで買えるお手軽なものがおすすめ。下記の化粧水は、プチプラでも実力派のものです。全てドラッグストアでも買えるもので、ネットショップ等でも手に入れることができます。
セザンヌ スキンコンディショナー高保湿
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00RWMHTU8″ title=”セザンヌ スキンコンディショナー高保湿”]
角質層まで届くセラミド化粧水。さらに、その他にもヒト型セラミドに加えてヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸などの美容保湿成分が配合されているので、セラミドとの相乗効果とモイストバリア処方でうるおいをキープさせます。
もう1つのおすすめポイントが、500mlで1,000円とコスパが最高に良いこと。コットンパックや全身への使用もOKです。
キュレル エイジングケアシリーズ化粧水
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0759HJQ6W” title=”キュレル エイジングケア 化粧水140ml”]
乾燥による小じわが目立つ年齢を重ねた肌におすすめの化粧水。独自に開発された合成セラミドは角質の働きを補強します。
うるおい成分配合のとろみのあるテクスチャーで、肌の隅々まで密着。ふっくらとやわらかく、うるおいのある肌に整え、小じわを目立たなくさせます。さらに、うるおいとハリを与える保湿剤配合、肌荒れを防ぐ消炎剤も配合です。
アルージェ モイスチャーリッチローション
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B074PQ9X7G” title=”全薬工業 アルージェ モイスチャー リッチローション (とてもしっとり) 120ミリ(医薬部外品)”]
とろみのある濃密なテクスチャーで、優しく肌を包み込んでくれます。深くうるおいを感じ、柔らかな肌へと導いてくれる振り出しタイプの化粧水です。
ナノ天然セラミド、カンゾウ葉エキス、トリメチルグリシンの3種の保湿成分配合でセラミドの合成を強化します。さらに、保湿成分ビオセラミドなどが角質層を潤してセラミドの産生をサポート。肌荒れを抑える有効成分も含まれているので、敏感な肌をケアします。
セラミド化粧品の効果的な使い方
せっかくのセラミド化粧品も間違った使い方をしたら意味がありません。効果的な使い方を学びましょう。
優しく丁寧に洗顔する
まずは、優しく丁寧にクレンジングや洗顔をしましょう。ゴシゴシと強くこすったり、洗浄力の強すぎるクレンジング剤や洗顔料の使用を避けることが大切です。
間違ったクレンジングや洗顔をすると、肌に必要な油分や水分を奪ってしまいます。クレンジングや洗顔はぬるま湯を使い、優しく丁寧に汚れを落としてください。このようにして、美容液を浸透させる土台をつくります。
美容液を肌にしっかり浸透させる
洗顔後は水気を優しく丁寧に拭き取り、すぐに美容液を手に取りセラミド化粧水を付けます。洗顔後はどんどん水分が蒸発するので、素早く手で付けることがポイントです。
コットンを使って付けると繊維が刺激になる可能性があるので、直接手に取って付けましょう。手で直接肌に触れることで、自分の肌の状態(カサつきなど)をチェックできるというメリットもあります。
乾燥が気になるところは集中してたっぷりつける
化粧水を付ける量は、基本的には各メーカーが推奨する量を目安にしましょう。ややたっぷり目につけても良いです。もったいないからと量を少なくしてしまうと、肌にうるおいが行き届かなくなり、せっかくのセラミドの効果が得られなくなってしまいます。
化粧水を付けたら、手でしっかりなじませるためにしっかりハンドプレス。手のぬくもりにより、浸透力がアップします。乾燥が気になるところは重ね付けをするとよいでしょう。
クリームなどでバリアを作る
肌の表面から美容液や化粧水の水分が蒸発しないように、乳液やクリームでバリアをします。セラミドは脂溶性でクリームなどになじみやすいです。
化粧水だけでなく、美容液やクリームなどもセラミド配合のものを選ぶとより効果的。特に、乾燥がひどい方は、美容液やクリームなどからもセラミドの効果を得られるようにすると、保湿力がアップが期待できます。
毎日寝る前にセラミドケア
毎日寝る前に正しいセラミドケアができていれば、朝起きたときに乾燥が気になりにくくなります。セラミド化粧水と、セラミド効果をバリアするための美容液やクリームのケアを、寝る前の習慣にしましょう。(美容液やクリームもセラミド配合だとより効果的。)
乾燥が気にならない部分は薄く塗るだけでも良いのですが、乾燥が気になる部分はちょっとベタつくくらいに念入りに塗っておくとよいです。集中保湿することで、奥まで染み込んでしっとりとうるおいます。
セラミドを正しく使って美肌を保つ
セラミドは保湿効果がある成分なので、化粧品からセラミドを補うことは美肌を保つために効果的です。しかし、セラミド化粧品は正しく使わないと、その効果を得られなくなってしまいます。
丁寧に優しくクレンジングや洗顔をすること、化粧水の水分が蒸発しないように美容液やクリームでバリアすることなど、正しい方法でケアを行うことが大切です。また、セラミドだけでなく、その他の美容成分が入っている化粧品を選んで、より美肌効果をアップさせるのもよいでしょう。
また、食べ物からセラミドを摂取したり、適度な運動や冷えに注意するなど、食生活や生活習慣に気を配ることも大切。セラミドを正しく使って美肌を保ちましょう。