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レチノール配合化粧品おすすめ4選|その効果と使用上の注意点とは

スキンケア

エイジングケアで注目されている

年齢を重ねるにつれて、女性なら誰もがシミやしわ、たるみ、くすみを気にし始めます。そのような年齢サインに対してピンポイントで働きかけてくれるのが、今注目されているレチノールです。レチノールは、エイジングケアの代名詞とも言われています。

それでは、そのレチノールの正体とエイジングケアに有効な作用について、詳しくみていきます。また、使用する際の注意点も解説しますので、ぜひ参照にしてみてください。

レチノールとは

レチノールの正体は、ビタミンAです。正確には、ビタミンAはレチノール、レチナール、レチノイン酸などの成分の総称だそうです。しかし、レチノールは人間の血液中にあるビタミンAの大半を占める成分です。ゆえにレチノールといえばビタミンAのことを指す場合がほとんどといえます。

ビタミンAの本来の効能は、視力の維持や視機能の改善・免疫力の向上・皮膚や粘膜の強化などです。スキンケア業界は、ビタミンAの持つ「皮膚や粘膜の強化」という効能に着目し、レチノール成分の入った化粧品の開発を進めています。

レチノールの美容効果

エイジングケアに最適なレチノールの肌への働きとして、以下のものが上げられます。

コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分の育成

若い時の肌は、肌自体にハリを保つ美容成分を育成する力を持っているので弾力があります。しかし、年齢を重ねることによりこの力が衰えます。これがしわやたるみができる原因です。レチノールは、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分の自発生産を促進する繊維芽細胞を活性化します。この働きによりハリとツヤが生まれ、しわやたるみが改善されます。

角質の代謝とターンオーバーの促進という働き

通常、健康的な肌では28日周期で、肌の古い角質が新しい角質へと生まれ変わります。このターンオーバーという機能が加齢で乱れることがあります。すると古い角質が溜まった状態になり、それがくすみやシミなどとして現れます。

レチノールは、角質の代謝を促すことでターンオーバーを活性化し、くすみやシミ、しわの目立たない肌に導きます。また、肌のターンオーバーが正常になることによりうるおい成分の育成を保持するようになります。そのため、みずみずしくハリのある肌への改善もが期待されます。

レチノール配合化粧品おすすめ

それでは、具体的にどんな商品がおすすめなのでしょうか。10,000円以下と10,000円超の商品を2段階に分けて、提案していきます。

10,000円以下のおすすめ

以下は、プチプラとまではいきませんが10,000円以下と比較的手が出しやすい価格帯で、容量が程よく使い切りやすいおすすめの2点です。

ラ ロッシュ ポゼ レダミック R エッセンス

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07BFQFC78″ title=”ラ ロッシュ ポゼ レダミック R エッセンス”]

ラ ロッシュ ポゼは、皮膚科医との強い協力関係を築き、製品開発にそのアドバイスを活かしているブランドです。また、世界で25,000人以上の皮膚科医が採用しているラ ロッシュ ポゼは、敏感肌の人々が快適に日常を過ごせるようにサポートするためのスキンケア製品です。

敏感肌について日々研究を重ね、安全性が高いという成分を使用したこちらのエッセンスは、待望のピュアレチノール配合のエイジングケア美容液です。きめや色むらなどが気になる年齢を重ねた肌に働きかけ、若々しい印象のなめらかなハリのある肌を引き出します。

肌なじみがよく、しっとりと潤う乳液タイプのこちらの美容液は、若干、酸っぱい香りがするのが気になるかもしれません。しかし、大変伸びがよいのが特長です。ゆえに顔だけではなく、首筋やデコルテまで伸ばしての使用をおすすめします。気になる悩みが一気に吹き飛ぶ可能性を持っています。

オルビス アンチサインズエッセンス

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01MR5DTSM” title=”オルビス(ORBIS) アンチサインズエッセンス 15g ◎目元・口元の部分用薬用美容液◎ 医薬部外品”]

オルビスは、主に通信販売を販売チャネルとする化粧品メーカーで、主力商品である化粧品は肌に負担をかけない素材を使用することに重点を置いています。また、美容はもちろんライフスタイルにまで統括的にサポートしていく姿勢がみられ、スキンケア・化粧品・ダイエット・美容サプリメント・健康食品・ボディウエアまで幅広く取り揃えています。

こちらは、乾燥による小じわを目立たなくする部分用美容液です。もともとレチノールは壊れやすく肌に届けることが難しいとされていました。しかし何重にも包んでカプセル化することにより、じわじわ溶け出して奥深くへ浸透させることが可能に。目元・口元のハリ不足など年齢肌の深い悩みを、このカプセル化されたレチノールがじっくりとケアします。

15g入りなのですが、伸びがよいので1回が米粒大サイズでOKです。また、コストパフォーマンスとしても申し分ありません。無香料・無着色・弱酸性、そしてアレルギーテスト済みであることも安心ですね。夜のスキンケアの最後、気になる部分におすすめです。

ちょっと高級10,000円超のおすすめ

ここでは、有名ブランドのレチノール配合の高級化粧品2点をご紹介します。ブランドバリューだけではない、本物の効果を実感できるはずです。

タカミスキンクリームプラス

タカミは、東京・表参道にある美容皮膚科タカミクリニックから生まれたブランドです。肌トラブルに悩む声を聞きそれに応えてきた経験を活かして、スキンケアの開発に携わっています。「正しいスキンケアを続けていれば、肌は答えてくれる」が持論です。

こちらは、美容皮膚の現場でも活用されているレチノールをはじめとした複数の贅沢な美容成分を角質層の奥深くへと積極的に届ける機能性美容クリームです。乾燥やハリ不足による年齢サインなどの、エイジングトラブルを感じ始めた肌にうるおいを与え、ハリ・ツヤ・透明感向上に向けて多角的にアプローチします。

クリームというよりは、やわらかめで乳液のような感触です。とろんとした質感ですがベタ付きがなく、さらっとしています。馴染みがよく、付け心地が良いのが魅力です。2プッシュでまず目元と口元をリフトアップするようになじませた後、顔全体に広げます。

プロディジー リプラスティ ピール コンセントレイト

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B002WZE37M” title=”ヘレナルビンスタイン プロディジー リプラスティ ピール コンセントレイト 30mL”]

乾燥肌・脂性肌といおいった考え方がなかった時代に、「肌質をスキンケアに取り入れる」試みを美容業界で初めて取り入れたヘレナルビンスタインは、1954年にビタミン配合化粧品を発表しました。美容業界に新たな風を入れたブランドとして知られています。

こちらは、ヘレナルビンスタインのアイテムの中でも評価の高いリプラスティ。世界でも有数の先進美容機関の1つであるスイスの「ラクリニック・モントルー」の美容メソッドから着想を得て開発されたエイジングケアシリーズです。

その中のピール コンセントレイトの働きとしてはまず、日々の角質剥離を助け、それを停滞させないように少しずつピーリングをおこない肌をリセットします。それからピュアレチノールとカプセル化ビタミンA誘導体の作用により、しわが目立たず弾むようなうなハリ感の肌に整えていく仕組みです。なお、ピーリングが原因の乾燥やピリピリ感は感じられません。

容器はムースのように上部を押してプシュッと出すタイプです。しっかり濃厚なテクスチャーで、少し固めです。また薬品のような、独特の香りだとの口コミが多くみられますが、いずれも効果は絶大とのことです。

レチノール配合化粧品の注意点

レチノール配合化粧品を買うときの注意点、そして使うときの注意点は非常に重要です。しっかりと確認しておきましょう。

買うときの注意点

まず、レチノールは油溶性ですので、レチノール配合の化粧品はクリームか美容液タイプを選ぶのがポイントです。また、濃度が高いものは刺激が強く肌への負担が高まりますので、まずは濃度の低い化粧品から試してみることをおすすめします。

そして、レチノール以外の化粧品成分も確認するようにしましょう。肌への負担を避けるために添加物が少ないものを使用するべきです。逆に、セラミドやスクワラン、シアバターなどの成分が配合されているものは保湿を促します。より効果が期待できるでしょう。

また、レチノールの種類の1つであるレチノイン酸トコフェリルを配合している化粧品を選ぶことも有効な選択です。こちらは、レチノイン酸の刺激は抑えつつ、高い効果を維持するという大変優秀な美容成分です。

使うときの注意点

レチノールの持つ働きで、皮が剥がれる状態を繰り返すことにより、ピリピリとした刺激を感じたり乾燥することがあります。赤みや痒みを感じることも。それは肌質によって変わります。よってレチノール化粧品を初めて使用する際は、腕の内側でパッチテストをおこなってください。自分の肌との相性を見極めたうえで継続するかを判断するべきです。

また、ターンオーバーの働きが低下している肌に、急に多量のレチノールを与えてしまうと炎症を起こしてしまう場合があります。特に使い始めは、少量ずつしようするようにしてください。ゆっくりと慣らしていきましょう。

さらにレチノールは、紫外線によって壊れやすく、非常に不安定な成分です。その壊れたレチノールは肌に刺激をもたらす可能性があるので、紫外線を防ぐために日焼け止めの使用が必要です。または、レチノール化粧品の使用は紫外線の強い状況では避けるか、夜だけに限定することをおすすめします。

レチノール化粧品は使用方法を守ろう

ここまで、今注目されているレチノールについてご紹介してきました。使用上の注意点と使い方にさえ気を付ければ、その効果は十分に期待できそうです。

スキンケアの効果を高めるには、まずはきちんと知ることが第一歩です。正しく知ったうえで、正しいものを、正しく使っていきましょう。そうすれば、エイジングに悩むことのない理想的な肌に出会えるかもしれません。

 自分の悩みにあったエイジングケアとは|お肌や髪にも若々しさを

LITORA編集部

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