点数別TOEIC教材のおすすめとは。対策本とスマホアプリも公開
目標の点数を達成するために最適な教材を選択
TOEICとは日本語にすると「国際コミュニケーション英語能力テスト」という名称のテストで、英語を母国語をしない人向けの、総合的な英語力を計るためのテストです。近年は就職試験の際に有利になるだけではなく、企業内でも社員の英語レベルを計るためのテストとしても多く使われています。また昇進試験の一部であったり、海外勤務のために一定のスコアの取得を求めている企業も多いのです。
英語を使う目的により、目指したいTOEICのスコアも違ってきます。目標のスコアより、最適な参考書や教材も変わってくるのです。自分の弱点を補強できて、総合的な英語力が身に付く教材をしっかりリサーチすることが必要といえます。自分に合った教材で日々のすき間時間を使って、効率よくTOEIC対策をしていきましょう。
TOEICの勉強方法
TOEICの内容は大きく分けると、リスニングとリーディングからなっています。英語を聴いて理解する能力と、読み書きのどちらかだけが得意でも、高得点を取得できません。ここでは効果的な勉強方法をみていきましょう。
効率的に解くために問題形式を研究
TOEICを始めとする資格試験の対策に必要なことは、実力だけではなく、いかに試験対策をしていくかが大切です。TOEICのケースでいえば、総合的な英語の力だけではなく、「試験に合った勉強方法」で「実際の問題形式を研究する」必要があるのです。つまり問題の形式に慣れておくことが重要なのです。
TOEICに出る単語を徹底的に覚える
TOEICのスコアを50点上げるためには、相当の努力が必要だといわれています。自分の現在の英語の実力を上げるためには、さまざまな側面から勉強することが、重要になってきます。その中でも一番時間を割いて徹底して勉強したいことは、「TOEICに出題されやすい単語をとにかく覚える」ということなのです。
英単語や語彙をたくさん暗記して、実用的なレベルで使えると、TOEICのリスニング・リーディングの両面でとても効果があります。
よく出る文法を学ぶ
TOEICや他の英語の試験を受けるときに、共通して大切なことは「英語の文法の正しい理解力」です。単語力とともに、文法は英語の骨組みの部分ですので、高校で勉強するレベルの文法はしっかりと理解しておきましょう。
英語と日本語の文法は、構造上で大きな違いがあります。特に過去や未来、現在などの時間に対しての文法表現は英語に方がバリエーションがたくさんありますので、このような日本語と違う部分を復習してみるとよいでしょう。
長文は良質な文章を読んで対策
TOEICテストのリーディング部門は、全部で100問あります。これらを75分間の制限時間の中で、回答しなくてはならないのです。平均すると1問あたり1分も時間をかけられない計算になります。かなりのスピードで問題文を読解して、問題を理解し、答えを出さなくてはなりません。つまり、英語の文章を多く読み、素早く内容を把握する訓練が必要なのです。
リーディング問題の対策としては、とにかく良質なさまざまなジャンルの英文を読んで、用語や形式に慣れておくことです。そして、いくつかの単語が意味が分からない場合でも、前後の文から内容を推測して判断するというコツも必要になります。
【参考リンク: target=”_blank”https://eigo-koryaku.com/】
400点以上とるためには単語力を鍛える
ここではTOEICのスコアを400点とるための、単語力を鍛えることに適した英語教材についてみていきますので、新たな教材を購入する際の参考にしてみましょう。
KADOKAWA/中経出版 世界一わかりやすい TOEICテストの英単語
「世界一わかりやすいTOEICテストの英単語」は単行本サイズで、英単語を丸暗記なしに覚えられる教材です。著者の関正生の「世界一わかりやすい」シリーズのTOEIC版で、累計50万部を突破した人気の本です。見出し語にコメントを付けながら、覚えやすくするなどのさまざまな工夫がみられるという特徴があります。
丸暗記なしに「単語がアタマに染み込む」ということだけでなく、TOEICテスト本番にも出題される語句がそのまま出ていて、効率よく単語を覚えることができる優れもの。根気が続かないという人にもオススメしたい教材です。スコア400点を目指す人にピッタリの、TOEIC対策用テキストです。
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ナガセ TOEIC L&Rテスト レベル別問題集 470点突破
東進ブックスより出版されている、スコア470点を目指す人向けの教材本です。単行本サイズ。この教材の特徴は、最初から難しくて大変な本番の試験内容よりも、まずは簡単な問題から対策を始めたい人向けに作られている、ということです。
一日10分のミニテストが付いていますので、毎日少しずつ自分のレベルを意識しながら進めていくことができます。忙しい社会人や学生でも、毎日少しの時間から気軽に継続できる学習内容になっています。TOEICテストが初心者という人向けの、対策本で、無理なくレベルに合わせた学習をしていくというタイプの教材です。
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500点を達成するためには総合力をつける
新入社員のTOEICスコアの平均は、450点といわれています。これより若干上のレベルまで英語力をつけ、500点を取る方法は、リスニングやリーディングを学び、総合的に英語の力をつけることです。おすすめの教材をチェックしてみましょう。
国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEICテスト公式プラクティス リスニング編
この教材は国際ビジネスコミュニケーション協会が公認しているテキストで、リスニングに特化して実力を養うために作られています。TOEICスコアが現在350点~730点の人向け、ですのでかなり幅広いレベルに対応しているといってよいでしょう。
このテキストの特徴は、段階を追って練習問題が勉強でき、本番と同じTOEIC形式の問題に回答するという内容になっています。リスニングはPart1~Part4までテーマ別になっていて、ボキャブラリーリストも付いています。
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国際ビジネスコミュニケーション協会 TOEICテスト公式プラクティス リーディング編
こちらもも国際ビジネスコミュニケーション協会が公認しているテキストで、リーディングに特化した対策用教材です。リーディングのセクションのPart 5~Part7をEメール・手紙、品詞の識別などのテーマ別に学習できます。音声ファイルダウンロードも付属しています。
この教材は、英語力が伸び悩んでいる学習者へのサポートが満載で、リーディングセクションの全部のポイントを丁寧に解説しています。本番のテストに向けて、確実に点数を伸ばすための学習ができますので、リーディングに弱点があると感じている人にピッタリの教材といえます。
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さらに高得点を目指すための教材
TOEICの点数で650点、860点、さらに900点を目指す人は、どのような教材で勉強すればよいのでしょうか。すでに基本の英語力があるレベルの人向けの教材に、注目してみましょう。
アルク 3週間で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト600点!
このテキストはアルクから販売されている、CD-ROM付きの教材本です。今まで何度がTOEICテストを受けたことがあり、自分のレベルアップを目指している人向けの教材といえるでしょう。リスニングでは、ある特定のパートが難しく感じて、よく聞き取れなかった、などの具体的な悩みにも対応している教材です。
このテキストは3週間という短い期間で、実践的なカリキュラムが多数掲載されていて、効果的に学習していきます。特に全部のパートの頻出問題を狙い打ちしているところが特徴で、全パートの基礎力の強化、解答のテクニック、本番のテスト形式、とこの一冊でしっかりTOEIC対策ができる内容になっています。
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アスク TOEIC L&Rテスト でる模試 リスニング700問
ハッカーズ語学研究所が販売している教材で単行本サイズです。韓国のハッカーズ教育グループの研究機関はTOEIC対策書を始め、さまざまなテキストを販売しています。この対策書は、韓国で累計販売部数が1,100万部を超えて、高く指示されている対策本です。
この教材の特徴は、英語の難易度はやや難しく、しっかりと学習することで、確実に英語力がつくということが挙げられます。解説を省いていますが、模試数を増やして安く仕上げています。また、答え合わせがしやすい仕様になっています。
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移動時間にも勉強できるTOEIC教材アプリ
TOEICの勉強をするまとまった時間がなかなか取れないという、忙しい人も多い中、無料で使えてiPhone、Androidの両方でインストールできるアプリは便利です。ここで代表的なアプリをみていきましょう。
スタディサプリ 英単語
このアプリは、大学受験対策、中学英単語・高校受験対策、そしてTOEICL&Rテスト対策のコースを収録しています。TOEICのコースでは、TOEICの傾向を知り尽くしたスタッフが単語リストを監修していて、「600点、730点、860点対策の3コース」の目標点数別の英単語を、多数学習することができます。
「スタディサプリ 英単語」は継続して学習しやすいアプリ。英単語を覚える方法は複数のやり方があり、四択から意味を選ぶ、聞き取る、発音をチェックする、といった複数を装備しています。過去の自己ベストをさらに超えるというゲーム感覚で、楽しく英単語を学習することができるアプリなのです。
【参考リンク:https://itunes.apple.com/jp/app/】
TOEIC presents English Upgrader
このアプリはTOEIC1を実施している国際ビジネスコミュニケーション協会の公式アプリです。リスニングモードも備えていて、同じ内容を、スクリプト(英文・日本語訳の両方)をみながら聞くことができます。しっかりと試験の対策をたてて学習できます。
このアプリは日常会話やビジネス英語など、さまざまな場面を想定して作られていて、会話のフレーズの解説や理解度のチェッククイズ、フレーズ集などで構成されています。また、63のエピソードから、1話ずつ自分の好きなエピソードをダウンロードすることができます。
【参考リンク:https://itunes.apple.com/jp/app/】
教材選びにもこだわって高得点を取ろう
TOEICの受験者の平均点は毎年上がってきています。これは、企業が採用試験の際に評価したり、昇格の基準にTOEICを使っているからです。自分の目標とするスコアまで英語力をつけるためには、正しい学習の方法が大切といえます。
独学でTOEIC対策をする場合は、いかに自分に合う教材を選んでいくかがポイントになります。自分の弱点を克服する内容や、総合力アップのための教材など、教材のこだわりにも注目して選択し、スコアの高得点を目指しましょう。
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