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「中国語検定3級試験」一発合格するための勉強法。効率よく進めよう

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自分の中国語の実力を試してみよう

学びたい語学の一つ、中国語を勉強している理由はなんでしょうか。それぞれ理由は違うかと思います。例えば、中国の悠久の歴史を知りたくて、三国志などの中国文学が好きだから、大学時代に第二外国語として学んでいるから、中国語を勉強をしていくと仕事に使えそうだから、など。

こつこつと勉強は重ねているけれど、自分の中国語の実力がどれくらいなのかわからない、そんなかたも意外と多いのではないでしょうか。今の中国語の実力、知りたくないでしょうか。ぜひ、中国語検定で自分の中国語の実力を試してみましょう。

中国語検定3級の出題内容とレベル

中国語をしばらく勉強していく中で、中国語の発音や文法にも慣れてきて初心者ではないけれど、日常生活のことが少し話せる程度というかた。でも、ビジネスで使うにはまだ力不足かなというかた。そして、まだその中国語の実力を試したことのないかた。そんなかたに、中国語検定3級がおすすめです。

中国語検定3級は基本的な中国語の文章を読み書く力があり、簡単な日常会話ができることがもとめられます。中国語検定とは英語の実力を試す試験でいうところの英語検定と似た要素を持っている日本人の中国語学習者に向けた試験です。

試験はリスニングと筆記

リスニング、筆記ともに100点満点であり、合格点はリスニング筆記ともに65点以上です。リスニング試験はメモをとりながら聞けますし、特別早いスピ-ドではありませんが、中国語に耳が慣れている必要があります。また、筆記は基本的な単語の発音、基本的な文法、基本的な文を書く能力などが必要とされます。

基本の読み書きと簡単な日常会話ができるレベル

レベルは一般大学の第二外国語における第二年度履修程度です。二年間大学で真面目に第二外国語として中国語を学んできたかたも、多いのではないでしょうか。実力を確認するためにも、ぜひ試験を受けてみましょう。

中国語検定3級の日程と受験料

さて、試験を受けるにあたり最初に気になるのは「いつ試験が行われるのか」、「受験にはいくらかかるのか」、ということでしょう。試験日は一年に三回で、受験料は申込方法によって異なりますのでご注意ください。

試験日は3月6月11月の第4日曜日

試験日は3月、6月、11月の第4日曜日です。そして、申し込み開始日はそれぞれの試験日の2カ月前の15日です。

受験料は申込方法によって異なる

受講料は申込方法によって異なります。郵送申込は4800円税込・インターネット申込は4,700円税込ということで、インタ-ネット申込のほうが100円お得です。

中国語検定3級の難易度と合格率

中国語検定3級、実際に受けた場合、気になるのはその難しさと合格率です。基本的な中国語をマスタ-しているレベルといわれる中国語検定3級ですが、実際に自分がどれだけ勉強してきたかということは、はっきりとはわからないものです。ここでは、その勉強の目安と気になる合格率についてみていきます。

3級は週一回2時間程の勉強で合格できる

目安としての単語数は1,000語から2,000語、200~300時間の勉強時間で半年から一年以内には合格できるといわれています。基本単語のピンインと四声をしっかりと身に付けている必要があります。ピンイン、四声は中国語を学ぶ外国人にとってとても難しいものです。しっかりと勉強しましょう。

合格率は30~40%位

気になる合格率ですが、第93回試験の合格率は38.9%で前年を上回っています。10人のうち4人弱が合格者できる計算になります。決して難関ではありません。合格者の中に入れるようにがんばりましょう。

中国語検定3級は就職に役立つのか

中国語検定3級を持っているからといって、すぐ中国語ができるということで仕事ができるわけではありません。企業にとっては3級では即戦力にはなりませんが、多くの企業が中国に進出している中で、就職する際に多少のアピールポイントにはなるでしょう。

履歴書に書く場合は就職先による

中国語検定をもっていることが珍しいですので、自己アピ-ルの一つとしては中国語が必要ない企業なら有効です。企業にとっては中国の方々と交流する機会が今後増える可能性もありますので、中国のことを少しでも知っている社員をもつことは有意義かと思います。

就職に活かしたければ2級を目指そう

実際に中国語を仕事で使うことは、日常会話程度の3級では難しいです。中国関連の企業や中国に関わる業務は実務的に通用する2級以上が必要です。就職で中国語を自分の武器とするためには3級に合格した後、2級を目指し自在に中国語を操れるようにしましょう。

中国語検定3級に一発合格を目指す勉強法

受けるのであれば一発合格を目指したいのが検定試験です。年に三回と受けられる日程も決まっていますし、受験料もかかります。ですから、試験が一回で済むにこしたことはありません。ここでは、どのようなポイントを押さえて勉強すれば一発で合格できるのかということをみていきます。

ピンインを完璧に四声はしっかりと叩き込む

まず大事なのは、それぞれの中国語の単語のピンインをしっかり覚えることです。ピンインはパソコンで中国語を打つ際にも必要となる大事な中国語の表記です。また、四声も大事です。言葉の上がり下がりで全く意味が違ってしまいます。

ピンイン、四声を間違って覚えていれば、発音もできませんが当然リスニングもできません。また、中国語検定3級の問題でも単語のピンイン表記を問いたり、四声についても問う問題がでてきます。実際に話す時も発音ができなければ全く中国語は通じませんので、ピンイン、四声をしっかり勉強しましょう。

筆記対策は過去問や問題集をひたすら解く

実際に試験を受ける前に、どのような問題がでるかわからければ不安ですよね。筆記対策として、まず、過去問題を解くことで問題の傾向がわかります。解けば解くほど、段々わかっていきます。

また、過去問題もですが、問題集を解いた後は、解説を読み理解することに重点をおく必要があります。解説を読んだ後、わからない単語はすぐに調べ、自分が理解していなかった文法などを確認しておきましょう。

リスニング対策はシャドーイングと聞き流し

リスニングの対策としては、中国語の音に慣れる、リスニング問題集を繰り返し聞くことです。中国語を聞き取るためには、やはりたくさんの中国語を聞いて耳を育てる必要があります。

今、ネットでも中国語の動画、映画をみたり、ラジオ、テレビなどで中国語を聞くことができます。そいうったものを活用しつつ、リスニングの問題集を聞き、テキストで文法、単語など内容を確認すると一層効果的でしょう。

中国語検定3級合格のためのテキストのおすすめ

中国語検定3級合格のために大変有効なテキストについてご紹介します。テキストは闇雲にいろいろ手を出しても実力はあがっていきません。効率よく学んでいくためには良質なテキストが必要です。こちらでは繰り返し取り組むことで、確実に中国語の語学力を高められるテキストをご紹介します。

アスク 改訂版 合格奪取! 中国語検定3級トレーニングブック 筆記問題編

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4872179781″ title=”改訂版 合格奪取! 中国語検定3級トレーニングブック 筆記問題編”]
筆記問題のためのテキストです。最新の出題傾向に合わせて筆記試験の出題範囲を網羅したものです。合計680問の豊富な練習問題+模擬試験がついてくる問題集で、解説もとても詳しく書かれており、全問題ピンインと日本語訳がついてきます。よく理解していなかった文法やわからない単語などもどんどん覚えることができますので、筆記対策として必須のテキストです。

アスク CD2枚付 改訂版 合格奪取! 中国語検定 3級 トレーニングブック リスニング問題編

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4872179471″ title=”CD2枚付 改訂版 合格奪取! 中国語検定 3級 トレーニングブック リスニング問題編”]
リスニング問題のためのテキストです。こちらも最新の出題傾向に合わせて、リスニング試験の出題範囲を網羅しています。 合計150問の豊富な練習問題と模擬試験です。

繰り返しやることにより耳が中国語に慣れてきて、どんどん中国語を聞き取れるようになります。テキストは初版本と比べ問題数が約3割増加され、さらに充実されています。また、付属音声CDが2枚付いてきます。

アルク キクタン中国語 初中級編 中検3級レベル

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4757415478″ title=”キクタン中国語【初中級編】中検3級レベル”]
語学の鍵となる単語を覚えるためのテキストです。このテキストでは過去の中国語検定問題から徹底分析された3級合格レベルの語彙1,008語が精選されています。この一冊で、中国語の基本的な語彙をしっかり学習できます。 CDも2枚もついてきますので、目で覚えるだけでなく、耳でもしっかり覚えることができます。

中国語検定まずは3級からレベルを上げていこう

中国語検定の中で3級に合格すれば、一般的事項をマスタ-したということで自分の力で応用力をつけていける能力が保証されることになります。中国語を上達させる上でまず、基本となるのが中国語検定における3級なのです。合格することにより、自分自身が今後どのように中国語の力をつけていこうかと考えることができます。

中国語は、日本語とは全く発音が違うため苦戦することも多いです。しかし、3級に合格することで、難しい発音のピンイン、四声を基本的に理解したことになります。洗練されたテキストを使い、一発で中国語検定3級に合格して、ステップアップしましょう。

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LITORA編集部

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