資格・語学

秘書検定の合格率。内容を細かく把握してしっかり対策を重ねて準備

秘書検定は文部科学省後援で信頼度のとても高い資格です。就職活動や、再就職などの活動の学生、社会人にはとても人気がある資格です。秘書検定には4つの段階に分かれています。それぞれの難易度や合格率を知ってしっかり準備をしていきましょう。

秘書検定の合格率

秘書検定(秘書技能検定)の合格率は段階によってとても幅がありますが、比較的高い合格率です。3級に関して言えば合格率が60%以上の結果がでています。

秘書検定は3級、2級、準1級、1級の4つに分かれています。試験方式はマークシート方式が多いですが、正解率は60%必要なので、事前の準備は必要です。準1級、1級に関しては筆記試験と面接があり、難易度も高くなりますが、社会人としてのマナーも身につき就職にも有利な資格です。

秘書検定の受験者数

秘書検定は文部科学省後援で信頼度の高い資格です。就職活動や転職活動などにもアピールできる資格でもあるので、年間およそ14万人が受験するほど人気のある資格です。また年齢制限を設けていないため、高校生から主婦に至るまで幅広い年齢層がいることもこの検定の特徴です。

第113回 H29.11.12の受験者数

この回の受験者数は、全級を合計すると50,357名。秘書検定は例年3回実施されていますが、1回の受験者数は、他の資格受験者数からみても多いといえます。

就職活動を控えている人や新社会人、今までの会社生活でのビジネスマナーを見直したい人などさまざまな人が受験をします。秘書というと女性を想像しがちですが、受験者は女性に限りません。最近では企業の教育のひとつとして受験させるところもありますので、男性の受験者もいます。

受験者の割合

受験者の割合はその回によって差がありますが、やはり1番多いのは大学生(37.8%)です。これは就職活動に向けての取得するケースが多いことを表しています。次に短大生(6.5%)、専修学校生(11.4%)高校生(22.1%)、会社員等(15.2%)、秘書(1.6%)、その他と続いています。

また受験する級では、難易度が低い3級より2級の受験者が多いです。これは就職活動の際に、エントリーシートに記載することで自己アピールになるのが2級以上とされていることが理由と考えられます。そのため大学生、短大生などが多く受験している傾向にあります。

秘書検定各級の合格率や難易度の違い

秘書検定は、3級から、2級、準1級、1級と4段階に分かれています。初級である3級の合格率が60%以上と高く、合格しやすい資格のようにみえますが、級が上がるに従って合格率も低くなり、難易度も高くなっていきます。各級の合格率や難易度について詳しくみていきましょう。

秘書検定3級の合格率と難易度

秘書検定3級は秘書検定の入口(入門編)です。基本的なビジネスマナーが出題されます。オフィスでの基本的な知識、社会のマナーを問われます。
会議文書の作成や文書の取り扱いやそれぞれの管理など難易度は低めですが、秘書への適正と基本的な知識があるかなどが試されます。

合格率は60%以上と比較的合格しやすい級です。テキストや過去の問題をしっかり網羅していれば問題ないでしょう。独学でも充分に合格を目指せます。

秘書検定2級の合格率と難易度

秘書検定4段階に分かれていますが、2級は受験者数が1番多い級です。これはオフィスで実践的なマナーとして通用すること以外に、就職活動の際にエントリーシートに記載して自己アピールに使うことができる級とされていることが関係しています。

2級の合格率は約50%といわれています。3級から比べると若干下がりますが、まだまだ高い合格率です。試験内容の難易度は、3級の出題にされている内容にプラスして、敬語や接遇用語や、文例をみて社内外の文書が作成可能かなど一般的な秘書業務をおこなうための知識と技能が問われます。

テキストや過去の問題集などでしっかり準備をしておけば、独学でも取得可能な級です。

秘書検定準1級の合格率と難易度

準1級からは、筆記試験のほかに面接が加わります。始めに実施される140分間の筆記試験は、約4~5割が記述問題となっています。筆記試験を合格した人が面接試験に進みます。

面接試験の形式は主に3人1組みで10分間のロールプレイングです。その様子、内容を審査されます。審査内容としては、面接官を前に礼儀作法や言葉使い、報告、状況対応などがチェック項目とされています。

準1級になると、合格率は約30%と急激に下がります。筆記試験は難易度はそれほど高いわけではありませんが、筆記試験を合格したあとに実施される面接の課題は、面接当日その場で出されます。その場での対応力が問われる面接の難易度は高いといえます。

秘書検定1級の合格率と難易度

1級も準1級と同様、筆記試験と面接があります。150分の筆記試験は全て記述式です。内容は秘書の仕事を十分に理解し、高度な専門知識や技能があり、自らの判断力とあらゆるケースを想定して多面的に考えることができるかを確認する出題内容になっています。

筆記試験合格後に実施される面接試験は、2人1組のロールプレイング形式で行なわれます。報告や応対に関連する質疑応答があり、所要時間は約15分以内です。

合格率は約30%で、準1級とほぼ同じです。準1級より難易度は上がりますが、そのことを想定して準備に取り組むことで準1級同等の合格率を見込むことができます。

ただし1級の場合には、そのほかの級と大きな相違点があります。面接試験時点、もしくは面接試験に合格してから1年以内に「実用英語技能検定2級以上」または「TOIEC470点以上」などの指定されている資格を取得することが必須条件となります。試験の難易度が高いだけでなく、試験合格後も勉強が必要になるので、気が抜けません。

準1級と1級で面接がある

秘書検定の3級、2級は筆記試験のみとなりますが、準1級と1級は一次試験(筆記試験)を合格した直後に、二次試験(面接試験)が行われます。面接での課題内容は、一次試験合格後に伝えられるので応用力が問われます。

準1級、1級ともに面接試験は「ロールプレイング方式」です。準1級の場合は3人1組、1級の場合は2人1組となります。面接官が来客として参加しチェックしてきます。言葉使いや動作、態度、報告などあらゆる面から確認されます。

面接の合格率

1級では筆記試験の合格率は約50%ですが、二次試験(面接)では、さらにそこから半分しか合格にならないほど、面接試験の難易度が高いといわれています。

準1級、1級ともに面接官のみているのは、礼儀作法、言葉使い、身だしなみ マナー 立ち振る舞いなど。1級になると、さらに細かいところまでチェックされます。面接の対策も事前に充分にしておくことが大切です。

実務経験がない場合や不安な場合は、日本秘書クラブなどが主催でおこなっている、秘書検定の面接対策の講座など受講しておくことをおすすめします。

秘書検定で身につくスキル

秘書検定には、社会人として必要になるマナーや知識などの一般常識のほかにも、冠婚葬祭時のマナーなど幅広い常識や身のこなしかたを学ぶことができます。秘書検定は、秘書の仕事をしたい人だけではなく社会人として、必要なことを身につけることを学べる資格です。

社会一般常識を身につけられる

秘書検定を受けることで、社会人としては必須の敬語やビジネスマナー、知っておきたい経済用語なども、身につけることができます。

コミュニケーション能力の高さや、ビジネスマナーが身についていることを口頭で説明するのは難しいものです。秘書検定を取得しておくことで、これらを証明することができ、就職、転職活動をスムーズに進めることにつながります。

冠婚葬祭の内容を把握出来る

秘書検定で学ぶことができるのは、仕事に関連する知識だけではありません。日常生活での役立つ敬語や慶弔マナーもあわせて習得することができます。

社会人として、冠婚葬祭のマナーを知っておくことはとても大切です。秘書検定では慶弔の際の仏祝儀の包み方や服装、当日の適切な振る舞いなどを身につけることができます。突然の弔辞などでも慌てることなく対応できるようになるでしょう。

事務職についている方や考えている方にオススメ

秘書検定は履歴書やエントリーシートに記載することができる資格です。一般常識やビジネスマナーがすでに理解していることのアピールになります。

秘書検定は比較的取得しやすいといわれている資格です。履歴書でもっとアピールしたいと考えてる場合には挑戦したい資格のひとつです。
実務では必要なファイリングや文書作成、会議などでの初歩的知識や用語も学べます。入社後の職場環境に戸惑う心配も最小限に食い止められます。

各級に合格するための勉強方法

秘書検定の勉強方法はいろいろあります。専門の講座を受講したり、通信教育や独学で勉強して試験の準備をする人もいます。受ける級と内容をよく確認して自分にあった勉強方法で進めていきましょう。

3級・2級の勉強方法

すでに実務経験があったり、知識がある場合では、勉強の方法も変わってきますが、比較的合格率の高い3級や2級の場合、独学で勉強をする人が多いです。

独学の場合、秘書検定の運営団体である協会が出している過去問題を多く解くことが重要です。出題形式に慣れることと、知識を習得することの両方を同時進行できます。少なくても過去3回分の過去問題は、繰り返し勉強しましょう。

また、間違えていたり分からなかったりした部分は、解説を読んで必ず理解しておきましょう。反復練習をして、試験の形式や傾向を把握しておくと安心です。

準1級・1級の勉強方法

さらに難易度が高くなる準1級と1級では、筆記試験に合格すると面接があります。筆記試験の勉強とあわせて面接の対策にもしっかり時間をとりましょう。

筆記試験にも記述式が加わります。2級や3級と同じく、過去に問題しっかり取り組み、繰り返し勉強しておきましょう。面接の対策としては、特に実務経験がない場合や、不安がある場合には、日本秘書クラブが主催している「秘書検定1級面接対策ポイント講座」などを受講しましょう。事前に練習して、面接の雰囲気に慣れておくことが大切です。

秘書検定の内容を理解して合格率アップ    

独学でもしっかり準備をすれば合格できる秘書検定。過去問などの問題集を繰り返し行なうことで、秘書検定で問われる内容を理解しておくことが重要です。独学だけでは不安な部分がある場合には、外部の講座などを利用して、合格率のアップを目指しましょう。

 ユーキャンの秘書検定講座


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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