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「集中力を高める」方法を見つける。驚くほど効率よく作業が進みます

集中したくても、違うことを考えてしまうことは誰にでもあります。脳を活性化することで、驚くほど作業が進みます。食事や運動などで、集中力をアップさせる方法もあります。簡単にできますので、早速実践してみましょう。

効率よく物事が進まないのは集中する方法を知らないから

仕事や目の前の作業をしていても、ついほかのことに気が散ってしまったりするときがあります。たとえば、スマホをいじってしまって気が散っていき、集中力がなくなり全然作業が進まなくなるなど。なぜ、このようなことが起こってしまうのでしょうか。

誰もが、集中力が散漫した経験があるでしょう。そこで、集中力の高め方やそのコツなどを、詳しく探っていきます。

効率がよくなるように、さまざまな方法で集中力を高めていきましょう。

集中力を高める準備

集中力を高める方法

まずは、不要なものを周りから遠ざけましょう。スマホはもってのほかです。テレビがついているときは消すなどして、周りになにもない状態から始めることが肝心です。ながら方式は、集中力とはかけ離れたやり方なので、ラジオを聴きながらなどはしないようにします。

机の前に座り、対象となるもののみを置きましょう。また、実家などで家族がいる場合は音も響きますし、なかなか集中できません。その場合は、図書館やカフェに行くことも一つの手です。

目標を立てて取り組む

人が集中できる時間は、平均40~50分です。中学や高校の授業は約50分単位なのは、このデータも関係してきます。長くても、せいぜい90分が限界でしょう。そのため、大学の授業は90分と長くなるのは、限界までの時間と関係してきます。

人間の集中力は長く持ちませんので、大きすぎない目標も必要です。細かい目標を決めて、達成可能な目標と少しのご褒美を決めておきましょう。そうすることにより、集中力を保てて小さな達成感も得られ、モチベーションもアップします。また、効率よく作業もはかどります。ダラダラ作業を進めていくよりも、小さな目標をコツコツ積み重ねていくことのほうが、はるかに達成感が得られます。

目標を他人に宣言する

目標を口に出して言うことで、自分自身にプレッシャーをかけると、集中力が高まります。この効果を「宣伝効果」といいます。頭の中だけで、曖昧な目標を立てているよりも、一緒に仕事をしている仲間や、友人に目標を宣言することで、明確な目標に変えられます。自分へのプレッシャーをかけて、認識させる事が大事です。

自分でもメモや手帳に、書き出してみましょう。明確にするだけでも「宣言効果」は得られます。また、SNSにアップして、目標を発信するのもよい方法です。みんなが見ているとなると、後戻りできなくなります。最近の流行りを自分のために、賢く使うことも大事です。

今気になっていることをノートに書きだす

仕事や勉強の最中に、気になっている問題があると集中力に欠けてしまいます。しばらく考えたりしていると手が止まってしまい、集中力が途切れてしまう原因になります。

そんなときは、考えてることをノートに書きだします。いま考えなければならないことなのかを、頭で理解する必要があります。書きだすことで、必要な情報か不必要な情報かが明確にわかるでしょう。そうすると、脳内で整理されて、考えていたことも落ち着きます。

頭の中だけで解決しようと思わず、1回まとめると効率よく作業が進められます。気になることを排除して、集中力を高めましょう。

声を出して集中力のスイッチを入れよう

アスリートが試合前や大会前に、気合を入れるために大声を出している場面をよく見かけます。「大声を出す」という行動には、化学的に根拠があります。

大きな声を出すことでアドレナリンが分泌され、脳と身体を活性化させます。この現象を「シャウティング効果」といいます。アドレナリンを一時的に増加させることで、急激に集中力を高められます。アドレナリンには、ほかにも身体能力、判断力、筋力もあげる効果があります。

勉強や仕事中など、集中力がかけたと感じたら、人気のないところで声を出して、気合いを入れてみましょう。すると、一気に集中力が増すことを実感できます。

最初の15分に集中

「最初の15分だけ集中する」という方法があります。15分集中できればそのあとの30分、1時間と集中力が持続できます。これは、脳が作業興奮を感じて、作業効率をあげるようにドーパミンを分泌させます。このドーパミンはやる気、集中力をもたらす大切な物質なのです。

最初の15分さえ集中して作業できれば、自然にそのあとは集中が続き、作業効率が上がります。最初の作業を、簡単な作業から進めていくとよいです。しかし、いくら最初の15分集中すれば集中力が続くといっても、いきなり難題から取り組むことはよくありません。難しすぎて思考が止まってしまい、やる気もなくなる可能性があります。

視点を集中させる

集中が切れると視点が定まらくなり、あちこちに意識が散漫してしまいます。そこで、焦点固定法という方法があります。1点をひたすら見つめることによって、集中力を高められます。このトレーニング法は、意識集中のために昔からよく用いられている方法です。視点がある1点に定まることによって、気が散ることなく集中でき、心が安定するといわれています。

身近にあるもので構いません。ペン先などの先が尖っているものでも大丈夫です。また、部屋の照明を消して、デスクライトだけにするという方法も、視点が1点に絞りやすいので、集中力がアップします。

ガムをかんで集中力UP

ガムをかむことで「認知力」「集中力」「記憶力」が高まります。ガムをかんで、顔や顎の筋肉を動かすことにより、脳内の酸素や血液が増え、脳の神経細胞が活性化します。よく外国人の野球選手がガムをかんでいますが、集中をしたいためにかんでいるのです。

ものをかむことによって、記憶を保存する海馬を活性化させ、神経が刺激されます。扁桃体へのストレス反応を抑えることで、脳がリラックスできます。ストレスが緩和し、集中力アップにつながるのです。しかし、かむ筋肉が疲れてくると筋肉が痛み、顎関節症になったり頭痛が増えたりします。よって、かみすぎには注意しましょう。

音楽を聴いて集中力を高める

集中すると脳が無意識に、周りの音を遮断状態にしてくれます。しかし、集中するまでは周りの雑音が気になり、なかなか集中できません。集中していても、会社などにいると突然の物音や笑い声などで、集中力が乱れたりします。そんなときは、音楽を聴くようにしましょう。

イヤホンをして音楽を聴くと、周りの雑音が入ってこない環境が作れます。しかし、音楽を聴くと歌いたくなってしまい、集中できないという方も中にはいらっしゃるでしょう。そのようなときには、クラシックやジャズなどの音楽を聴くと、いつの間にか音楽も入ってこないくらい集中しているでしょう。

集中力を高めるツボ

身体には、さまざまなツボがあります。その中に集中力を高めるツボがあります。

血行を促進させ集中力を上げる「陽池」

「陽池(ようち)」は手の甲側で、手首の真ん中にあります。手首を曲げるとシワができますが、そこを息を吐きながら反対の手の親指で、ゆっくり20回くらい押します。痛すぎるくらいに押すのではなく、気持ちよい程度に押してください。

血行を促進させ、脳内にも酸素や血液が循環することにより、集中できるのです。また、体内の有害物質を排出させる効果もあります。陽池には冷え性や肩こりの改善など、さまざまな効果がありますので、時間があるときに押してみるのもよいでしょう。

頭をすっきりさせる「絲竹空」

「絲竹空(しちくくう)」は、眉毛の外側にあるくぼみの部分です。眉毛を内側から外に向かって指でなぞっていくと、眉毛が途切れます。敏感な場所ですので、中指を添えて、人差し指の腹の部分で優しく押します。このとき、爪を立てないように注意しましょう。左右同時に人差し指で押します。3秒押して1秒休み、また3秒押す。このリズムで4~5セット繰り返します。

目の機能を調整して、目の疲れをとってくれるので、集中力を高めてくれます。また、偏頭痛や目の充血などにも効果があります。パソコン作業が多い方は、1時間に1回のペースで行いましょう。顔全体の血行もよくしてくれるので、頭もすっきりします。理解力なども高まり、作業がよりスムーズに進みます。

眠気を撃退する「中衝」

勉強していると、どうしようもなく眠気に襲われたりしてしまいます。そんなときは「中衝(ちゅうしょう)」というツボを押しましょう。中衝は、手の中指の爪の生え際から2mm下の人差し指側、両手にあります。眠気がおそってきたら、反対の手の親指と人差し指で中衝を含む中指を強くつまんで、左右にぐりぐりと半回転させることを繰り返してください。

眠気をとるほかにも、気持ちをしずめてストレスの解消にも効果があります。いつでもどこでも簡単に押せますし、授業中や会議など睡魔におそわれたら、気づかれずにツボ押しができて便利です。

脳を活性させる「百会」

人間の体には、目覚めのツボというのがいくつかあります。そのひとつが「百会(ひゃくえ)」と呼ばれる、脳天にあるツボです。両耳の真っすぐ上がった線と、顔の中心を真っすぐ上がった線が交差するところです。

両手の中指を耳の上から真っすぐ上にずらし、頭の左右中心のところを、両手の中指を重ねて押さえましょう。ツボは皮膚に対して、垂直に押すことがポイントです。ここを1分ほどやさしく押すと、脳を活性化してくれます。集中力、決断力も高めてくれます。そのほかにも眠気、肩こり、頭痛、抜け毛などに効果があります。

集中力を高める部屋作り

脳は新しい刺激に敏感です。この効果を利用し、さまざまな方法で集中力をアップさせましょう。

余計なものは目に入らないようにする

机の上がマンガやゲーム、必要ないものであふれてると、集中力は落ちてしまいます。目に入ってくる不必要な情報をなるべくなくして、作業に必要なものだけにすると、自然に脳の焦点も作業に合います。作業に取りかかる前に、なるべく周りの環境を整え、整理整頓を心がけましょう。

ほんの些細なことで、集中は切れてしまいます。集中が途切れる原因になりそうなものは、できるだけなくしていきましょう。また、なにもない自習室に行き、勉強するのもよいでしょう。勉強しかできない環境を自分から作っていくことで、作業がはかどります。

黄色い小物を置いてやる気をアップ

黄色には、やる気を向上させる効果があります。脳を興奮させる色でもあるため、脳を活性してやる気がでます。また、気持ちを開放的にしてくれるので、アイデアが詰まってしまったとき、ひらめきのきっかけを与えてくれます。

考えが煮詰まってしまったときや、新しい発想が欲しいときには、黄色を見ることで頭を活性化させられます。部屋の中に黄色の小物を置いてみるのもよいでしょう。

青色の小物で精神を安定させる

集中力が高まる色があり、色の中で青色がもっとも効果があります。青を見ると、精神的にも肉体的にも落ち着きます。また、締め切りなどで集中しなくてはならないときに、青色は時間の感覚を遅くできますので、うまく利用しましょう。

また、青色は体温を低下させる効果があるため、眠気を吹き飛ばしてくれます。ふとしたところで、青色が目につくというほうがよいでしょう。パソコンのマウスを青色にしてみたり、壁紙を青色にしてみたりと、さりげなく青を取り入れてみましょう。

昼白色のライトで照らして集中力を上げる

昼白色は、昼間の太陽光に似ている色ですので、脳に刺激を与えてくれます。この昼間の太陽のような光は、脳が活性化され、集中力を高めてくれます。しかし、脳が常に刺激されている状態なので、休憩を取りたいときには、別の部屋に移動してください。集中したいときは、昼白色のライトを選びましょう。

白熱灯は勉強するのには向いていません。熱が強すぎて、頭が高温にさらされます。勉強部屋は、頭部を冷やして足部を温める「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」が基本です。頭部を温めて足部を冷やすと、脳に流れる血液量が不足して、頭がボンヤリしたり、眠くなってしまいます。

集中力を高めるおすすめ音楽

集中の妨げにならない、音楽のジャンルがあります。聴いて実践してみましょう。

クラシックで集中力を上げる

音楽を聴くことで脳に刺激を送ったり、その旋律に合わせて、なにかを記憶していくといった方法があります。クラシックを聴くことで、勉強がはかどるような刺激を、脳に与えることが可能なのです。とくに聴いたことがないクラシックですと、ドーパミンが分泌されやすくなり、脳が興奮状態になります。

クラシックのなかでも、「モーツァルト」がおすすめです。脳が興奮状態のまま集中できるのです。クラシックにはなじみがないという方でも、すんなりと受け入れられます。

実際に、1990年代に大学教授が、モーツァルトを講義中に聴かせたところ「学生の集中力がアップした」という研究結果を発表しました。モーツァルトの音楽の特徴が、美しく親しみやすいメロディーと、シンプルな旋律であるためといわれています。

集中力を持続させるにはジャズがおすすめ

ジャズには、気分を高揚させる効果があります。勉強になかなか気が向かなくて、沈んだ気持ちになっているときには、ジャズを聴くことでテンションをアップできます。また、テンポが良明るい曲はく、眠気覚ましにも有効です。

テンポがよいジャズを聴いていると、自然に作業もはかどりやすくなります。曲は聴いていないにしろ、脳の中で、リズムが自然に身につき効率よく勉強ができます。音楽が流れていると、自然に体が動いてしまうという理論と同じです。

自然音で癒されながら集中力もUP

いつも狭い空間での作業は、脳が疲れてしまいます。人工的なものの中にいると、次第に気持ちも狭くなってしまい、脳が萎縮していきます。そこで、川のせせらぎや雨音、鳥のさえずりの曲を聞くことにより、自然を身近に感じられ、のびのびとリラックス状態で作業ができます。

よく気分転換に外に出て、空気を吸いたくなります。その状況を作れるのです。大自然には、人の心を落ち着かせる効果があります。脳がリラックスすると、α波が分泌されるので質のよい集中力が手に入ります。

集中力を高める香り

香りもまたうまく使うことによって、集中力が高まります。

アロマ初心者は柑橘系がおすすめ

レモンや、グレープフルーツなどの柑橘系のアロマは、男女問わず人気があります。柑橘系のアロマは、ストレス解消などに効果的ですので、緊張している体をときほぐしてくれます。勉強のしすぎで、気分転換したい方にもおすすめです。

柑橘系のアロマには、気分をスッキリさせてくれる効果もあります。メンタルが強くなり、長時間の作業にも耐えられるでしょう。

ハーブ系の香りならローズマリー

ローズマリーには、精神を高揚させる働きがあり、無気力の場合はモチベーションアップにつながります。余計な考えごとをなくし、自分の能力に自信が持てるようになるのです。また、ローズマリーには心臓の拍動を強める働きがあります。脳の血流量を増やすので、集中力をアップさせます。また、認知症や、低血圧の方にも効果があります。

脳細胞に働きかけるため、記憶力も向上します。さらに、精神疲労なども回復できるため、ここぞというときに使用しましょう。しかし、高濃度で使用すると肌への影響が出るので、敏感肌の方は少量にしておいてください。

眠気を覚ますならペパーミントやユーカリ

ペパーミントは、清涼感のあるスッキリした香りですので、眠気覚ましにはぴったりです。ガムや歯磨き粉でも使用されていることが多いので、なじみやすいでしょう。ペパーミントは、脳の働きを活性化してクリアにすることで、リフレッシュ効果が得られます。また、花粉症の方にもきくので、つらい春先にも活用していきましょう。

ユーカリは、呼吸を楽にする作用があることから、憂うつさをなくして生き生きすることを促します。家庭、仕事、社会といった、周りの環境のストレスの息苦しさを解放し、解放感へと導いてくれます。空気の清浄もしてくれるので、部屋がよどんで眠くなってしまうときにも効果があります。

集中力を高める栄養素

体の中に栄養を取り込んで、集中力をアップさせましょう。いくつか方法があります。

水分をしっかりとる

水分が不足すると、体にさまざまな影響がでてきます。血液がドロドロになってしまい、血流が悪くなります。そうすると、体や脳に酸素や栄養が回らず、集中できなくなるのです。作業していると、どうしても水分補給を忘れがちになってしまいますが、急に頭痛がしてきた方は要注意です。勉強のしすぎではなく、水分が足りていない可能性があります。

1日に必要な水分は1.5~2Lといわれていますが、意識的にとらなければ難しい量です。喉がかわいたと思ったときには、すでに体が脱水症状を起こしています。作業する際には、必ず横に水分を置いておくように心がけましょう。

ビタミンB群を摂取する

ビタミンB群に属する栄養素は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸などがあります。それらが不足すると、乳酸などの疲労物質がたまりやすくなります。イライラがたまったり精神不安定になったりして、集中できなくなります。ビタミン類が不足したうえで、さらに作業などで頭を使うと、ビタミン類の消化が早くなります。

ビタミンB群を多く含む食材は、豚肉やレバー、ナッツや枝豆、カツオなどがありますが、日頃から積極的にとるように心がけてください。また、インスタント食品は疲労の原因になるので、なるべく避けましょう。集中力アップのためには、まずは健康的な食事をバランスよく食べましょう。

カフェインで脳を活性化

人が眠くなる原因の一つとして、「アデノシン」という物質の働きが関係しています。別名は睡眠物質ともいわれています。カフェインにはアデノシンの働きを抑え、脳を覚醒させる作用があります。カフェインが眠気覚ましに効果的なことは有名ですが、ダイエット効果もあります。

コーヒーやココアなどにカフェインが含まれていますが、過剰摂取は副作用がありますので注意してください。とり過ぎてしまうと、頭痛や、睡眠障害、頻尿になるなど、さまざまな影響がでてきます。目安として、1日に400mgまでに抑えましょう。また、夜に飲んでしまうと眠れなくなりますので、飲むタイミングも大切です。上手にカフェインを摂取すれば脳も活性化できるので、賢くとりましょう。

ブドウ糖を摂取して血糖値を上げよう

脳のエネルギーといわれているブドウ糖は、炭水化物や甘いものに含まれています。眠気の原因の一つに、低血糖というものがあります。低血糖症とは「血糖値が低いこと」と誤解されがちですが、「血糖値を調節できず、安定した血糖値を維持できない」症状です。頭をスッキリさせるためには、徐々に血糖値をあげることが大切です。たとえば、飴やラムネなどが効果があります。

ブドウ糖を摂取し過ぎてしまうと、脂肪肝や生活習慣病の原因になります。また、最悪の場合は糖尿病になる可能性もありますので、何事も摂りすぎには注意が必要です。ブドウ糖を上手に摂取して、脳にエネルギーを与えてあげましょう。

タンパク質はやる気のもとになる

タンパク質はアミノ酸でできており、内臓や血液に変わる人間にとって命の源です。さらに、タンパク質は内臓の消化液や酵素、セロトニンやドーパミンなどのホルモンを作ってくれます。セロトニンなどは幸福ホルモンと呼ばれており、精神の安定につながります。リラックス状態で作業ができますので、とても重要なホルモンなのです。

タンパク質が多い食材は、肉類、魚介類、大豆製品、乳製品などあげられます。高タンパクで低カロリーなものが人気です。しかし、タンパク質は過剰摂取すると尿として排せつされるため、肝臓に負担がかかります。また、タンパク質を摂りすぎるとカルシウムの排せつをうながすため、カルシウムが不足しがちになります。

集中力にはDHA

DHAとは「ドコサヘキサエン酸」といわれていて、青魚、マグロのトロなどに多く含まれている脂肪酸です。DHAの効果には、中性脂肪の合成を抑えてくれたり、脳や神経組織の機能に関わっていたりする働きがあります。DHAを摂取することで、脳への伝達をスムーズに行い、学習能力や記憶力もアップします。

魚が苦手という方は、サプリメントでの摂取もおすすめです。普通にDHAを摂取しようと思ったら、青魚を毎日大量に食べなくてはならないことになります。たとえば、カツオを1日90切れは厳しいでしょう。そこで青魚を食べつつ、サプリメントもうまく活用していきましょう。脳の活性化につながり、集中力もアップします。

集中力を持続させるには

集中力を持続する方法はいくつかあります。集中が切れそうなときに、おすすめの方法です。

制限時間と休息時間を決めて作業する

生産性を高めるために「ポモドーロ・テクニック」という方法があります。90年代の初めに、開発者で起業家でもあり作家でもあるフランチェスコ・シリロ氏によって発明されました。方法はいたってシンプルです。大きなタスクが目の前にあるとき、タスクを短い時間単位に分割して取り組み、間に短い休憩をはさむだけです。

脳を短時間に集中させる訓練にもなり、続けていけば注意力や集中力も強化されます。たとえば「60分やったら15分休息、30分集中したら5分休息する」というようなやり方です。タイマーを使って実践していけば、簡単にできる方法です。驚くほど効率よく作業が進むでしょう。また、思い切って15分間仮眠することも、脳がすっきりするのでおすすめです。

糖分を補給して集中力を高める

勉強の前には、糖分を少し摂取する方法もあります。脳がエネルギーを使うために、ブドウ糖を30%も消費しています。糖分が少なくなると、内臓、筋肉から糖分を消費していきますので、疲れがたまりやすいといわれています。脳が疲れたと感じたときは、糖分を摂取しましょう。

糖分のおすすめとして、チョコレートがあげられます。チョコレートには集中力をあげてくれる「カカオポリフェノール」が入っています。カカオポリフェノールは、記憶力や学習能力の向上に役立ちます。

また、チョコレートの苦味成分「テオプロミン」を摂取することで、集中力アップにつながります。一度に大量に摂取してしまうと糖分過多で、眠気を引き起こしてしまいます。したがって、摂取するときは3時間に1回くらいの割合で、ひとかけらを目安にしましょう。

休息時間は脳を休ませよう

休憩するときには、オンとオフの使い分けをはっきりさせましょう。勉強などをしていると、体が緊張状態になっています。ストレスも感じていますので、音楽を聴いて気分転換をしたり、目を温めて目の疲れを癒しましょう。

目を酷使すると、肩が凝ってきます。そして、肩が凝ると頭痛になるのでストレッチも重要です。首や肩を回すだけでも、かなり効果があります。

休憩に必要な目安ですが、90~120分ごとに休憩を入れたほうがよいとされています。休息時間は人によってまちまちですが、10~20分くらいがよいでしょう。あまり休憩が長くなりすぎると、かえって作業がしたくなくなってしまいます。集中力が切れてきたなと思ったら、外の空気を吸ってストレッチをしてみてはいかがでしょうか。

日常生活を改善して集中力を高めよう

集中力は、日々の生活習慣で鍛えられます。早速、実践してみましょう。

バランスのよい食事をよくかんで食べる

まずは、朝起きたらしっかり朝食を食べるようにしてください。朝食を抜きにすると頭が目覚めず、1日中スッキリしない生活を送ることになります。また、朝食を抜くと体温が上がらないので、集中する力がでなくなります。

食べたものが栄養に分解されて脳に届くことまでには、約5時間かかるといわれています。朝起きて、すぐに作業に取りかからなくてはならない場合は、糖を加えたヨーグルトや果物を摂取すると、即効性があります。3食きっちりとバランスのよい食事をとることで、疲れ知らずの体になっていきます。しかし、食べる量は腹7分目に抑えておきましょう。

満腹の状態では、たくさん消化をするために全身の血液が胃にたまります。そのような状態だと、頭に血液がいき届かずに酸欠状態になってしまうのです。これが眠くなる原因です。腹8分目といわれますが、集中したいときは腹7分目に抑えておきましょう。

適度な運動を行う

集中力を養うために、日常生活に適度な運動を加えましょう。ウォーキングのようなリズミカルに歩ける運動をすると、セロトニンが分泌されます。セロトニンは精神力が安定させる効果があるので、ストレス解消につながります。とくに、仕事前のウォーキングなどは、1日の活力にとてもよい効果を発揮してくれます。太陽を浴びながらセロトニンを分泌することで、前向きな毎日が送れます。

「静的筋力(アイソメトリックトレーニング)」を鍛える方法もあります。やり方は簡単です。たとえば、壁に手を押し当てて思いっきり力を入れたり、体全身思いっきり力を入れるだけです。モチベーションがアップして、やる気が出てきます。毎日、時間が空いたときに、数分行うだけでも効果があります。

瞑想して集中力を高める

就寝1時間前に、瞑想をする習慣をつけてみましょう。脳は放っておくと、勝手に未来のことや不安要素などを、考えてしまうクセがあります。とくにネガティブ思考の方は、瞑想することにより脳が改善されていきます。瞑想によって、無駄な思考が抑えられてストレス解消につながりため、安定した生活を遅れます。

慣れてくれば、朝出勤前などに瞑想もおすすめします。前向きな気持ちになり、すべての物事が明るく見えてくるでしょう。そうすることによって活力がみなぎり、集中する力も自然についてきます。不安要素は、瞑想で取り除きましょう。

睡眠時間をしっかり確保する

人間に必要とされる睡眠時間は、6~8時間といわれています。睡眠は眠りの浅いレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠の2種類にわかれています。このレム睡眠とノンレム睡眠を1サイクルとして考えると、1サイクルは約90分間です。途中で起きてしまたりすると、サイクルが狂います。朝がだるいと感じる方は、サイクルがうまくできていないのかもしれません。

睡眠が不足すると、記憶力が低下したり理解する力がなくなったりします。昔はゴールデンタイムといって、「22時から2時までに寝なくてはならない」といわれましたが、それよりも最初の3時間に、いかに良質な睡眠を取るかが重要です。

集中力を上げて効率を高めよう

集中していないときに作業を無理やりしても、効率は上がりません。時間をさいてでも、集中力アップにつながる方法をみつけましょう。自分にあった集中力をあげるやり方に慣れれば、簡単に作業がはかどります。

効率よく作業することで、仕事や勉強が早く終わって自分の時間が持てます。その好循環で、さらに仕事や作業が楽しくなるでしょう。楽しい気持ちがなければ、継続は厳しいです。楽しく集中し、充実した日々を送っていきましょう。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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