カロリーが高いチョコパイ|うまく活用すればダイエット中でもOK
ダイエット中だけどチョコパイのカロリーが食べたい
チョコパイは中にマシュマロが入っていて、ふわっと口の中で溶けるおいしいチョコパイです。休憩時や夜食代わりについ1個や2個食べてしまう甘いお菓子です。甘いので、カロリーも高いからダイエットにはよくないと思ってもつい食べたくなる美味しさです
実は、チョコパイはダイエット中でもおすすめのお菓子なのです。チョコパイを食べてもダイエットできる秘訣は、その食べる量とチョコパイの選び方です。ここでは、チョコパイのカロリーや特徴などを確認していきましょう。
チョコパイのカロリー
チョコパイは食べると甘くておいしいので、ついつい2個ぐらいは食べてしまいがちですが、気になるチョコパイのカロリーは一体どのくらいなのでしょうか。そしてダイエット中に食べても大丈夫でしょうか。
100Gあたりおよそ509kcal
チョコパイ1個は32gで163kcalあります。2個食べると326kcalで、3個食べても489Kcalです。100gあたり509kcalで、3個食べてもそのカロリーにはなりません。ダイエット中でも少し甘いものを食べないと、満足中枢や幸福感が満たされないので、ストレスがかかります。
ストレスがかかると、イライラして精神的にも悪い影響を与えるので、ある程度、糖質もとることが必要です。それだけでなく、糖質は全てカットするとエネルギーにならず、力がでないので甘いものも必要です。チョコパイ100gの中に含まれている成分は、タンパク質約5.9g、脂質約30.9g、炭水化物約52.2g、ナトリウム165.6mgです。炭水化物の糖質が多いので、エネルギーになり元気が出ます。
チョコチップクッキーとほぼ同じ
3gのチョコチップクッキー1枚のカロリーは約15kcal、3個で9gの約45Kcalです。チョコチップクッキーの100gのカロリーは500~530kcalです。チョコパイ100gのカロリーが509Kcalなので、チョコチップクッキーのカロリーと同じくらいです。
チョコチップの中に含まれる成分は、タンパク質5.9g、脂質27.5g、炭水化物62.2g、ナトリウム259mgです。成分をチョコパイとチョコチップで比較すると、チョコチップの方が脂質と炭水化物が多いことがわかります。ダイエットには、脂質や炭水化物の少ないチョコパイの方が実は太りにくいのです。
チョコパイはカロリー高いがダイエットにおすすめ
チョコパイはカロリーが高くてもダイエットによいと言われている理由は、腹持ちがいいことや甘いものを食べることで満足感を得られることです。なぜ、ダイエットにいいのかを詳しくみてみましょう。
腹持ちが良く空腹が抑えられる
チョコパイは生クリームとチョコレートが入っていて、糖質も多くカロリーが高いという特徴があるお菓子です。そして腹持ちもよいお菓子。そのため、甘いチョコパイを1個食べると、空腹感がおさえられ食べ過ぎを防いでくれるのです。甘いものが欲しいと身体が欲するのは、エネルギー不足や、ストレスがかかっているときです。
そのようなときに、甘いチョコパイを1個食べると、しっかりとした味がついているのでおいしく満足感を味わえます。カロリーも高いので、エネルギー不足も補える食べやすいお菓子です。また個包装なので、1個を開けても他のチョコパイは期限まで保管できます。いろいろなチョコパイを順に食べられますね。
ダイエットのストレスから解放される
ダイエット中は甘いお菓子は宿敵ですが、甘いものが食べたくてストレスがたまり、少しの甘いものを食べても満足できなくなります。イライラすると、爆発して、一気食いするとリバウンドしてしまいます。そんなリバウンドを避けるために、チョコパイは最適のお菓子です。
甘い味がしっかりして美味しいので、1個食べるだけで満足でき、幸せな気分になります。しっかりとした味があって、腹持ちがいいのでダイエットのストレスから解放されます。
カロリーの気になるなら自分で作る
カロリーが気になる人は、冷凍パイシートを使って簡単に作れるレシピを取り上げました。チョコレートはビターチョコなど甘さを抑えたチョコを使用します。ジャムも人工甘味料などを使って甘さを抑えたジャムが適していますね。このように自分で作ると、甘味加減を調節できるので、市販のチョコパイよりカロリーダウンすることができます。
材料
- 冷凍パイシート4枚入り
- 板チョコ(自分の好みの味を数種類)
- ジャム(ゆずジャムかマーマレード))
- 溶き卵(つや出し用)
作り方
- 1.冷凍パイシートを10分くらい置いて解凍する
- 2.好みの大きさにカット(12等分)する
- 3.2枚1組で、一方にジャム、一方にチョコをのせて端をあわせる
- 4.端をフォークなどで抑えて、チョコやジャムが出ないようにする
- 5.200度に温めたオーブンに入れて20分にセットし、膨らんできたら180度に下げて焼く(オーブンにより温度は調節する)
- 6.24個のチョコパイができる(いろいろな板チョコにすると味が楽しめる)
比較的カロリーが低いチョコパイ
同じチョコパイでも、少しカロリーが低めのチョコパイがあります。いろいろな味が楽しめますので、市販のカロリー低めのチョコパイでダイエットに成功させましょう。
種類が豊富なロッテプチチョコパイ
一般のチョコパイは、1個32gでカロリーが163kcalほどあります。ロッテのプチチョコパイは普通のチョコパイの1/3くらいのカロリーです。小さめでカロリーがそれほど多くはありません。種類も下記のように4種類あります。
- プチチョコパイ1個重さ標準14.5g:74kcal
- プチチョコパイザッハトルテ:1個74kcal
- プチチョコパイオペラケーキ:1個74kcal
- ミニチョコパイ濃い抹茶:73kcal
プチチョコパイは、定番のチョコパイの小さいチョコパイが8個入っています。「プチチョコパイザッハトルテ」は、アプリコットの香りのチョコレートクリームを挟んでいて、季節限定で発売されています。「プチチョコパイオペラケーキ」は、コーヒークリームでオレンジの香りがします。「ミニチョコパイ濃い抹茶」は、抹茶クリームをチョコレートクリームでサンドしたプチチョコパイです。
ロッテパイの実のカロリー
「ロッテパイの実」は1箱73g、カロリーが401kcalです。5個だと重さが20g、カロリーが110kcal、1個だと重さが4g、カロリーが22kcalです。1箱当たりのタンパク質は、4.5g、脂質は23.2g、炭水化物は42.7g、ナトリウムは211mgです。食物繊維がないので、脂質はほぼ炭水化物です。
「ロッテパイの実アップルパイ」だと1箱73gでカロリーが399kcalです。冬はレンジであたためてサクサクと食べられ、夏は冷蔵庫で冷やして食べるとよりおいしく食べられます。
森永エンゼルパイミニサイズ
「森永エンゼルパイミニサイズ」は1個39kcalに対して、通常サイズは1個のカロリーが137kcalです。ふわふわのマシュマロとビスケット、チョコレートをミックスした絶妙な味わいのエンゼルパイは、1961年以来、消費者に親しまれてきています。
普通サイズのエンゼルパイが74kcalに比べてミニサイズなのでカロリーは半分以下と低めです。小さいけれど、通常サイズと同じふわっとしたマシュマロとサクッとしたビスケット、チョコレートの味わいなので食べやすい大きさです。
その他のチョコパイのカロリー
それ以外にもロッテのチョコパイにはいろいろな種類があります。それほどカロリーが変わらないので、毎日違う味を楽しむと飽きが来なくてダイエットに最適です。
ロッテのチョコレートパイのカロリー
ロッテのチョコパイの種類は多く、5種類の味を楽しめます。「チョコパイティラミス」は、クリームをサンドしたしっとりとしたチョコケーキにチョコレートクリームをコーティングした半生ケーキです。「チョコパイアールグレイ」は、洋酒とアールグレイの紅茶の風味があるクリームを挟んだチョコケーキで周りがチョコレートクリームです。
- 「チョコパイ深みチョコ仕立て」は、とろけるようなチョコレートの味わいをケーキにした半生ケーキで限定販売品です。「チョコパイPABLOプレミアムチーズケーキ」は、ミルクチョコレート風味で洋酒のほのかな香りがします。中には濃厚なチーズとカラメルがサンドしてあり、甘い中にほろ苦さがあります。ロッテチョコレートパイのそれぞれのカロリーは、チーズケーキ味以外はほぼ160Kcalほどです。
- チョコレートパイ:163kcal
- チョコパイティラミス:162kcal
- チョコパイアールグレイ:161kcal
- チョコパイ深みチョコ仕立て:160kcal
- チョコパイPABLOプレミアムチーズケーキ:187kcal
マックの三角チョコパイのカロリー
マックの冬の定番である三角チョコパイはヘーゼルナッツも発売されました。三角チョコパイはとろっとしたチョコクリームを挟んでありますが、プレミアム三角チョコヘーゼルナッツはチョコクリームにヘーゼルナッツクリームと砕いたヘーゼルナッツの粒も混ぜてあります。カロリーを比較してみると次のようになり、プレミアム三角ヘーゼルナッツの方が少しカロリーが高めです。
- 普通の三角チョコパイ:325kcal
- プレミアム三角チョコヘーゼルナッツ:339kcal
チョコパイを食べる時の注意点
チョコパイをダイエットのときに食べると満腹感や満足感が得られるので、ダイエットを続ける際に適したお菓子です。しかし、食べるときには次のような点に注意が必要ですので確認しておきましょう。
食べてよいカロリーは200カロリーくらいまで
お腹がすいているときは血糖値が下がり、エネルギーになるものが欲しくなります。お腹がすいた夕食のときに、糖質を多く食べると血糖値が急激に上がり、そして急激に下がります。そうすると、早くお腹がすくことになるので、つい食べ過ぎてしまいます。
間食をすることで食事の食べすぎを防ぐことができるが、総カロリーが高くなっては意味がありません。ではどのくらいのカロリーが適当かというと、だいたい200カロリーがくらいがちょうどいい量です。チョコパイ1個が163kcalなので、ちょうどいいカロリーです。食べすぎてしまったら、食事で調節してカロリーを摂取しすぎないように気をつけましょう。
食べる時間を考える
食べる時間も肥満と関係があります。食事後、血糖値は3~4時間ほどで次第に下がってきます。間食をするには昼食後3~4時間してからで、その後3~4時間空けた後に夕食を食べることによって血糖値が急激に上がることを抑えます。
また、ビーマルワンという体内時計をつかさどるたんぱく質が注目されていて、脂肪を蓄積する酵素の働きをする作用があります。ビーマルワンは夜の10時から夜中の2時に高くなるので、夜食にチョコパイを食べると、ビーマルワン値があがり脂肪がつきやすいので、できるだけ早い時間に食べるようにしましょう。
一緒に飲む飲み物を考える
飲み物の中にはカロリーが高いものも多いので、食べ物同様に注意が必要です。ダイエット中は、お茶、白湯、炭酸水などがおすすめです。特に、お茶は200mlで5~10キロカロリーしかなく、サポニン、ポリフェノール、食物繊維など、脂肪が吸収しにくい働きをするものが含まれています。
ミネラルも豊富で余分の水分を体外に排出します。白湯は体をあたため、血行が良くなり、代謝もあがるので、汗をかきやすくなります。無糖の炭酸水は胃の中で膨らむので、食欲を抑えたり便秘解消に効果がある飲み物です。水分は1日1~1.5l程度で、一気に飲まずに少しずつ飲みましょう。
チョコパイも食べ方を気をつければダイエットに活用できる
チョコパイは味がしっかりとして、カロリーも200ml以下です。1個食べると間食にちょうどいいお菓子です。また、腹持ちがいいので満足感があり、ダイエット中でも満足感を味わえます。ストレスが軽減につながりますね。
摂取ポイントは夜を避け、昼食と夕食の間に間食することです。血糖値が急激に上がらず、ビーマルワンの上昇も避けられます。おいしいチョコパイを食べながらダイエットを成功させましょう。