賢いお金の使い方を学ぼう|お金持ちの人が実践していることとは
あなたは賢いお金の使い方ができていますか
「つい衝動買いをしてしまい、気付いたらお金がない」「お金をあまり使っていないつもりなのに、貯金が全然できない」など、お金の使い方について悩んでいませんか?10代や20代前半の頃ならまだしも、20代後半になっても貯金が少ないと、不安に感じますね。
今、お金の管理がうまくできていないと感じてる人は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。正しいお金の使い方を学ぶことで、日々の無駄遣いがなくなり、貯金ができるようになるだけでなく、自己投資などの賢いお金の使い方もできるようになります。自分のこれからの人生のために、この機会にお金の使い方を改めてみましょう。
賢いお金の使い方をしたいならお金持ちの真似をする
「お金持ちになりたい」とまでは思っていなくても、「お金に困りたくない」「少しずつでも貯金ができるようになりたい」など、少しでもお金の使い方を変えたいと思っているなら、まずはお金持ちの行動習慣を、真似るようにしてみましょう。
お金持ちの人には、国籍を問わずに共通する習慣があります。この行動習慣を真似ることで、お金を賢く使いこなせるようになれるため、行動習慣を真似ることは、お金持ちになるための一番の近道といえます。逆に、貧乏な人の行動習慣をしていると、お金の無駄遣いが多くなり、今よりもお金持ちになることが、困難になってしまう恐れも。
たとえば、「口ばかりで行動に移さない」「自分を過大評価し、他人を見下す」「ギャンブルなどで一発逆転を狙う」など、一つでも当てはまるものがあれば、今すぐやめるようにしましょう。これらは、お金の価値を見出せない、貧乏な人の主な行動習慣です。
賢いお金の使い方をするためには、まずは貧乏な人の行動習慣をしていないか、自分自身をチェックして、次にお金持ちの人の行動習慣を取り入れてみるようにしましょう。それだけで、お金持ちになれる確率がぐっと上がります。
お金持ちが実践している賢いお金の使い方
実際に、お金持ちの人が行っているお金の使い方をみていきましょう。どれも、すぐに真似できるものばかりです。
浪費にお金を使わず自己投資にお給料を使う
お金持ちの人の中には、給料の半分以上を自己投資のために使っている人もいます。明確な目的や目標があるからこそ、それほどの大金を投資に使えるのです。なぜ、給料のほとんどを投資に使っているかというと、若い頃から投資をすればするほど、将来的に回収できる成果が大きくなるからです。
若い頃から投資を始めることで、さまざまな失敗や苦悩を経験することもあるでしょう。しかし、そういった経験は、お金や人脈などの目利きを鍛えさせるため、重大な決断のときに、自分自身で正しく判断する力が身に付きます。明確な目的や目標を見つけるためには、時間をかけて正しい判断力を身に付ける必要があります。
実は、お金持ちの人ほど浪費にお金を使いません。なぜなら、しっかりとお金の使い方を判断できているからです。お金の活かし方を熟知しているからこそ、お金持ちの人は給料のほとんどを、自己投資に使えます。1、2年後ではなく、人生単位でお金の使い方をみることが大切です。
未来に目標を持ってそのためにお金を使っている
漠然とお金を貯めたいと思っているだけでは、なかなかお金は貯められません。なぜなら、お金とはあくまで、夢や目標を成し遂げるための手段に過ぎないからです。なんとなく貯めたお金は、使うときにあまり考えずに使ってしまったり、気付いたらなくなっていたりしがちです。
それらを無くすためにも、お金を貯めるときには、まず「老後はどのような生活をしていたいか」「仕事はいつまで続けていたいか」など、人生の目標を定めることが大切です。人生の最後まで考えることが難しいのであれば、5年後10年後の目標でも構いません。自分が目指すべき道をしっかり見据えて、お金を貯める目的意識を高めるようにしましょう。
目標を持って貯めたお金は、思い入れのあるお金へと変わるため、誰でも慎重にお金を使うようになります。また、目標以外のためにお金を使うことも億劫になるため、結果的に無駄遣いを減らせるでしょう。お金を貯めるためには、まずは目標を持つことが大切です。
時間にお金を使うことは無駄ではなく貴重なこと
プライベートジェットや運転手付きのタクシーに乗ったり、家政婦などを雇ったりしているお金持ちの人は多いです。彼らは、ただお金があるからものや人にお金を使っているのではなく、時間を買うためにお金を使っています。お金持ちだろうが貧乏であろうが、1日は24時間しかありません。
限られた時間の中で成果を出すためには、時間の使い方がとても重要です。また、頭の回転をよくしたり、適格な判断をしたりするためには、睡眠時間の確保も必要です。そのため、お金持ちの人は自分の時間を最大化させるために、お金をかけて時間を買うのです。
お金持ちでなくても、遅刻しないためにタクシーを使ったりなど、一般の人でも時間をお金で買う機会はあります。これらは無駄なことではなく、自分の信用を失わないために必要な手段です。大切な日に、遅刻をして信用を失うことは、とても大きな損失になります。ときに、時間はお金以上の価値あるものに変わります。
毎月の支払いを後回しにせず即済ませている
何事にもお金の支払いが遅れれば遅れるほど、手数料や遅延損害金などの余計な支払いが増えてしまいます。お金の無駄をなくすためには、支払いは後回しにせず、すぐに支払うことが大切です。とくに電気代などの毎月支払う必要のあるものは、即済ませるようにしましょう。
また、クレジット払いの場合も分割払い、リボ払い、ボーナス一括払いなどは手数料や利息が増えるため、一括払いで支払うことが大切です。お金の管理に自信がない人は、思い切ってクレジットカードを手放すことで、計画的にお金を貯められるようになります。
クレジットカードを持っていると、お金をおろさなくてもお金を使えるため、衝動買いのリスクが高まります。クレジットカードがないと、高額なものを買うときに不便だと思う人もいるかと思います。しかし、そもそも高額なものを買うためには、我慢をして貯金をする必要があります。計画的にお金を使うのであれば、急にお金が必要になることもありません。
お金の収支をしっかりと把握するためにも、毎月の支払は後回しにせず、ときにはクレジットカードを手放すことも大切です。
自己投資にオススメのお金の使い方
お金持ちの人は「浪費にお金を使わず、自己投資にお給料を使う」ものですが、実際にどのようなことにお金を使っているのでしょうか?自己投資におススメな使い方を紹介します。
毎日食べるものにお金を使って体を資本に
あまりお金を使わずにできる自己投資といえば、毎日の食事です。食費は一番節約しやすい費用でもありますが、偏った食事を続けていると、体を壊してしまう原因になります。そうなれば、体調不良で仕事を休まなければならなくなったり、治療代や薬代などの出費も増えてしまいます。
また、偏った食事は、肌や髪などのトラブルも招きやすくなり、それらのトラブルも年を重ねるほど、化粧品やシャンプーだけでは改善させることが難しくなっていきます。したがって、内側からしっかりと改善させて、老化を防ぐためには毎日の食事が何よりも大切です。
仕事に役立つ資格を取るために勉強する
今の仕事に役立つ資格を取ることで、将来的に収入がアップするのであれば、資格でお金を使うことは十分に自己投資へとつながります。資格がなければできない仕事もあるため、仕事の幅を広げるためにも、一度検討してみるとよいでしょう。
また、グローバル化が進む近年においては、英会話を学ぶことで仕事の幅も広がることも。例えば営業職であればトークスキルを学んだり、事務職であればライティングスキルを学ぶことで、出世に近づけるかもしれません。しかし、資格貧乏にならないために、その資格が仕事に直接関わることなのか、収入アップに本当につながることなのかを、見極めることが大切です。
やみくもに勉強を始めるのではなく、今の自分になにが必要なのか、現状をしっかり把握してから一歩踏み出すようにしましょう。
少額でもいいから若いうちに投資の勉強をしてみる
20代から投資を始める一番のメリットは「時間」です。投資にはさまざまな性質がありますが、基本的によい利回りをするものには、大きなリスクが伴います。しかし、若い頃から投資を始めることで、長期的な投資ができるため、比較的低リスクで稼ぐことが可能になります。
投資の中には、一度投資をすると、何年も現金に換えられないものもあります。そのため、始めは少額から投資を始めるようにしましょう。それだけでも、十分に投資の勉強ができるでしょう。
お金の使い方が下手な人がやってしまうこと
これから紹介するお金の使い方をしていたら、あなたのお金はなかなか貯まらないでしょう。また、今はしていなくても、今後間違ったお金の使い方をしないためにも、しっかりと理解しておきましょう。
自分へのご褒美をやりすぎると結局無駄遣いに
実は、「頑張った自分へのご褒美」の9割が、無駄遣いだといわれています。自分へのご褒美とは、欲しいものができたときに、欲しい気持ちを正当化させるために、自分に言い訳をする言葉です。なぜ買うのかという質問に、「ご褒美だから」としか言えないのであれば、必ず無駄遣いになります。
仕事が忙しい自分に、ご褒美と言い訳を続けていると、すぐに借金だらけになってしまいます。
自炊が面倒くさくてつい外食が多くなる
最近では、高級フレンチやイタリアンなども、驚くほど安く食べられるお店が増えています。そのため、つい外食で済ませるという人も多いでしょう。しかし、外食やコンビニなどでご飯を買い続けると、どうしても食費がかさみます。
たとえば、1,000円の外食であれば安いと感じやすいですが、1,000円の自炊であれば、かなり贅沢に食事を楽しめます。外食やでき合いのご飯は、後片付けの手間がなく便利ですが、食事の質や量のことを考えると、やはり自炊が一番です。
自分が本当に必要としている事にお金を使おう
お金の賢い使い方とは、自分のためにお金を使うことです。しかし、大抵の人は無駄遣いとして消えていきます。そうならないためにも、まずはお金持ちの人のお金の使い方を参考にしながら、今までのお金の考え方を改めてみることが大切です。
正しいお金の使い方と、駄目な使い方の両面を知ることで、自分が本当に必要なことだけにお金を使えるようになるでしょう。