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海外送金手数料について|手続きを知り利用方法を工夫し節約する

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複雑な海外送金の手数料を理解する

留学やロングスティなどで生活費、学費などがかかるため、海外にお金を送らなけらばならなくなります。海外へ送金するのは、国内へ送るよりも送金手数料などが多くかかるため、少しでも安くなる方法が知りたい人に、海外に費用を送金する方法、手数料を節約するこつなどを詳しく説明していきます。参考になさって下さい。

海外送金の方法

外国へ送金する方法や、手数料などを詳しく説明していきましょう。送金する金額は、送り方によって変わってきます。送金のやり方を調べて安くするコツを解説します。

海外送金を行っている銀行を利用する

外国に送金できる銀行や送金サービス会社、ゆうちょ銀行、インターネットなどから選んでください。大手の銀行で申し込みをすると、外国の銀行と業務提携をしている場合が多いため、中継銀行を通さなくも基本は手数料がかからなくて済みます。場合によっては手数料が必要になるときもあるので、前もって調べておいたほうがよいです。

海外送金サービス会社を利用する

大手銀行で振り込みをする場合、送金と受取が完了しないと為替手数料や中継手数料がいくらかかるのか、最終的な金額が前もって知ることができません。

送金サービス会社は、世界の会社に口座を開設しており、会社独自のネットワークを持っています。銀行と比べて為替ルートが判りやすくて、中継銀行手数料がかかりません。為替手数料が必要になり、送る金額によって料金が変わってきますので、手続きをするときによく確認しておきましょう。

海外プリペイドカードを利用する

外国で利用できるプリペイドカードを使用することもできます。日本からインターネットを利用して外貨をチャージしたら、現地ATMでお金を引き出すことができます。

留学している子供への仕送りとして海外プリカを使って、お金を送ることもできます。クレジットカードとして、お買い物に使用することも可能です。手続きが簡単に済み、便利に利用できます。

海外送金で掛かる手数料の種類

留学などで必要な費用を送金すると、さまざまな手数料がかかります。次に6つのコストについてご説明します。

各社で差がある送金手数料

送金手数料とは、外国にお金を送るときに銀行や、送金サービス会社に払う料金のことです。送る側の銀行など、それぞれ独自に設定されているため、送金する場所によって金額に差がでてきます。同じ取り扱い銀行でも、窓口とインターネットでは手続きのやり方が変わる場合もあることを覚えておいてください。

送金時には把握しづらい受取手数料

送られた費用を、受け取る銀行に支払う手数料を、受取手数料といいます。送るほうが負担できない場合もあり、受け取る金額が減ることがありますので、受け取り金額を確認してください。送る側が支払いをすることができる場合もありますが、想像よりも高くなるときもあり追加で請求されることがあるでしょう。

無料の場合もある中継銀行手数料

中継銀行手数料とは、送金側と受取側の間に入る、中継銀行に支払う手数料のことを言います。費用を送金する銀行と、受取銀行に契約がない場合、お金を送ることはできません。送金側の銀行から中継銀行を通して受り取り銀行に送金されます。

送金銀行と受取銀行が提携関係にある場合は、中継銀行を使用しないので手数料がかかりません。その分の送金手数料が安くなります。

基本的に金額は受取人負担になりますが、場合によっては送る側が支払うこともあります。受取側がお金を払う場合は、送金が終わらないと中継銀行手数料がいくらになるか判らないことがあります。

見落としがちな為替手数料

為替手数料とは、銀行や海外送金サービス会社が、送金するときに両替に使用する為替レートに対して、徴収する手数料のことをいいます。送る金額が増えると手数料も増えていき、おくる費用に含まれてしまうため、いくらになるのか分かりずらくなっています。事前に調べておいたほうがよいでしょう。

最低金額を設けている場合が多い円為替取扱手数料

外貨に替えずにそのまま円でおくる場合に、支払う手数料のことをいう。同じ円のまま送るので為替手数料がいりません。大手の銀行や送金サービス会社が為替レートを使用するかしないかにより、手数料の金額が変わり、送る金額により手数料も違ってきます。最低金額を設けているところが多くなっているため、少ない金額ですが手数料はかかってくるでしょう。

両替のない送金で発生するリフティングチャージ

リフティングチャージとは、円を外貨に替えずに送るときの手数料のことをいいます。為替手数料がかからないので、代わりの料金といえます。

あつかいかたは銀行によって異なるため、同通貨のままで送金するときや受取りのときなどは、手数料がいらない銀行や少ない銀行(ソニー銀行やSMBC信託銀行プレスティア)を使用されたほうがよいでしょう。

海外送金の手数料を安くすませるためのポイント

国内へ送金する手数料よりも、海外へ送金するほうが料金は高額になります。海外に送金する場合に、少しでも安く節約できるように気を付けるところを解説します。

中継銀行手数料がかからない銀行から送金する

国内の大手銀行を利用し、外国へ送金するときは手数料がかかります。中継銀行を使用する場合は、送金側と受取側の間に1~2行ほど中継が必要な場合もあります。送金側と受取側の双方の銀行が、送金業務の提携をしていないとお金を送ることはできません。

また、送金側と受取側の金融機関が、業務提携をしている場合は、中継銀行を使用しないので手数料はその分安くなります。海外へ送金できるかどうかは、手続きをする前に銀行の窓口に問い合わせて、送金側と受取側の関係をたしかめておく必要があります。

為替手数料をよく確認する

銀行や送金サービス会社では、上乗せレートがかかってくるため、送る金額が変わると受け取る側の金額も異なってきます。いくらいるのか判らないので、お金をおくる前によく確かめましょう。

トランスファーワイズは、上乗せレートの利用がないため為替手数料がいりません。送金するときの手数料のみになります。送る金額が高額になるときは、為替手数料が少ない銀行を利用されるほうがいいでしょう。

海外送金サービス会社から送金する

送金サービス会社は為替レートが判りやすくなっており、中継銀行を使用することもないので、手数料がかかりません。会社によっては、為替手数料をとらない所もあります。世界に銀行口座を開設し、独自のおかねを送るネットワークを持っているからです。送金する費用を安くすることができるでしょう。

海外送金におすすめの海外送金サービス会社

送金サービス会社を使用する場合、ネットで手続きが行えます。銀行で送金する場合と金額にどのくらいの違いがあるか確認してみます。

為替手数料がかからないTransfer Wise

送金が完了するまで24時間と素早く手続きが行われ、為替手数料もいりません。必要になる手数料は、お金を送るときにかかる送金手数料のみです。中継銀行手数料もかかりませんが、受取手数料が必要になる場合がありますので、注意してください。

送金の申込方法がいろいろあるSBIレミット

SBI Remitは、Money Gram(マネークラム社)と提携していています。10分で送金することができるサービスを利用できて便利です。ネットバンクやみずほ銀行、りそな銀行、三井住友銀行からの振込による申し込み。セブン銀行からの送金手続き、レミッドカードから送金など。さまざまな方法が選べます。中継銀行手数料はいりませんが、送金手数料と為替手数料が必要になります。

海外送金におすすめの銀行

外国に送金する方法や手数料が節約できる方法を紹介してきました。次に海外へ送金する銀行を記していきましょう。参考にして下さい。

大手で安心なゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行の口座を持っている人は多いでしょう。自宅近くに支店があるのも魅力です。海外に送金する必要書類も簡単にできます。手軽に利用できて、仲介手数料がかからない国や地域もあるのがメリットです。

ゆうちょダイレクト国際送金を利用するには、郵便局の貯金窓口や、ゆうちょ銀行店舗において、取り引き時確認または、マイナンバーの登録が必要になります。ゆうちょダイレクトを使用するときは、パソコンやスマホから24時間いつでも利用できます。毎回手間がかかる申込書の記入も不要で便利です。

手数料が安い楽天銀行

楽天銀行の口座を開設すると、インターネットから送金利用申し込みをするだけですので簡単です。書類を郵送で送る手間も不要です。パソコンで24時間手続きが可能になり、夜間でも使用できるメリットがあります。

窓口まで行かず手続きが出来るのは便利です。送金するときや中継銀行に支払う手数料の不要なので、送金手数料の節約ができます。海外でのロングスティや、ホームスティ、生活費などの送金にはとても便利です。

コンビニから送金できるセブン銀行

全国のセブンイレブンに設置されているセブン銀行(ATM)や、ネットでお金を外国まで送ることができます。24時間365日使用することができ、急にお金が必要になった場合に、すぐ手続きができるので手軽です。手数料は、送金手数料はかかりますが受取のときや中継銀行手数料はいりません。

また、お金を送るときに受取金額が確定するため、送金後のレートの変動を気にすることはないでしょう。

中継銀行手数料が抑えられる東京三菱UFJ銀行

大手の銀行は、海外の銀行と契約をしている場合があります。中継手数料をかからないので、手数料をセーブしたい人は検討してみて下さい。まずUFJ銀行の口座を開設して、インターネットの自分のアカウントから、外国へ送金する手続きをしましょう。

申し込み書が送られてきたら、マイナンバーなどの必要書類を揃えて郵送して下さい。約1週間位で送り先の口座の登録が、インターネットバンキングでできるようになります。窓口よりネットで手続きをするほうが、送る金額が節約できるでしょう。

海外送金におすすめの海外プリペイドカード

外国にお金を送りたいときに海外用のプリペイドカードを使用すると、インターネットで簡単にお金を送ることができます。クレジットカードとしてお買い物にも利用可能。

手数料がわかりやすいマネパカード

留学やホームスティしている子供にお金を送るとき、外国の口座を作るのは面倒な人もいるでしょう。海外プリペイドカードを利用するとネットで手軽に申し込みができます。

費用を安くしたいならマネパカードがよいでしょう。外国でお買い物などでプリペイドカードを使用するときに、両替手数料、チャージ手数料、決済手数料が必要になります。マネパカードはチャージ手数料、決済手数料がかからずに済みます。為替手数料だけになっています。

取り扱い外貨が豊富なMoneyTグローバル

MoneyTグローバルは、マネパカードに比べると利用料が高くなります。チャージをするとき、為替手数料が4パーセントになります。費用が上がりますが、家族口座からチャージできる利点もあります。

急に送金しなければいけない場合などに、ネットで手続きをして現地のATMからお金を出金することが可能なので、予備的に用意しておくのもいいでしょう。

海外送金の手数料を把握し損をしないように

子供の留学などで、外国へお金を送らなけらばない場合、銀行や海外送金サービス会社、ゆうちょ銀行、インターネットなどから申し込みをすることができます。

送金額と送金手数料、受取手数料、中継銀行手数料、為替手数料、円為替取扱手数料、リフティングチャージなどがあります。少しでも料金を安くしたいと思っている人は、手数料がかからない方法を検討してください。

送金銀行は大手銀行なら外国の銀行と提携をしている可能性があり、中継銀行手数料が不要になります。振り込む銀行によって中継銀行の手数料がかかるときと、いらないときがあるため、前もって調べておいたほうがよいでしょう。送金サービス会社は、中継銀行がないので手数料が節約できます。

振込銀行や海外送金サービス会社などは、窓口で手続きしないといけません。忙しくて時間が取れない人は、パソコンやスマホを使ってネットで送金できる方法も便利でしょう。

海外用プレベイドカードを利用されるのもよいでしょう。外国に口座を作るのが面倒な人は、インターネットで手続きができ受け取り側のATMでお金をおろすことができます。

プレベイドカードは急にお金が必要になったときなどに手軽に申し込みができる。すぐ利用できるので予備においておくのもいいかもしれません。外国へ費用を送る方法が、色々あることが分かりました。この中から、ご自分に合った送金する方法を見つけましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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