生き方

合わない人との付き合い方|イライラして疲れる人への上手な対策方法

仕事でもプライベートでも、合わない人はどうしても出てきます。簡単に切れる人間関係ならよいですが、上司や先輩などが相手なら難しいものです。合わない人とうまく付き合うためにはどうすればよいか、そのコツを知るだけでも心の負担を軽くできます。

合わない人との付き合い方がわからない

合わない人との人間関係に疲れる人もいるでしょう。とくに仕事上の関係だと、簡単に切ることはできません。合わないなと感じながらも、どこかで我慢が必要になります。これは多くの人が実感しているのではないでしょうか。

仕事以外でも難しい人間関係はあります。友達グループの中で、1人だけで合わない人がいても、グループの人間関係を崩さないため表面的に仲良くしているケースもあるでしょう。そのようなとき、合わない人とはどのような付き合い方をすればよいか、そのコツを知っておけば、落ち着いて対処できます。

合わない人がいる人の割合

さまざまな考え方を持つ人たちの中で、合わない人がいるのは、ある意味どうしようもない部分はあります。ただ、もしかしたら、自分だけが特別合わない人が多いのではないかと不安な人もいるのではないでしょうか。

自分は人とは違いうまく人間関係を作れないタイプなのではないかと、悩み続けるのはよくありません。世間一般では、どれぐらいの割合の人が、合わない人がいると感じているのかも知っておきましょう。

合わない人がいる全体の割合

年代別で苦手な人はいるかどうかについて聞いたあるアンケートでは、30代以下から60代以上まで「いる」と答えた人が50%以上という結果となりました。また、30代以下の若い人ほど、苦手な人が多いとという特徴が見られたのです。全体で見ると「いる」と答えた人は7割以上となりました。男女別だと、女性の方が多いという結果になったのです。

なぜ若い年代だと、合わない人が多くなるのかはさまざまな理由が考えられます。どんな価値観があった時代を生きてきたかにもよりますし、長く生きて人づきあいに慣れていることも考えられるでしょう。

職場に合わない人がいる割合

合わない人がいる環境を考えたとき、職場で困ることは多いでしょう。職場で人間関係が崩れれば、仕事にも支障をきたします。会社内で強い力を持っている上司なら、合わなくても、機嫌をとらなければならないこともあるでしょう。

職場に合わない人がいるか、女性を対象に聞いた、あるアンケートでは「いる」という答えが32%で、いないが32%でした。このアンケート結果から、3割以上の人が気が合わない同僚とはたらいているのです。

合わないと思ってしまう原因

合わないことにはなにかしらの理由があるからです。合わないと感じる場合、何も考えず相手が悪いと決めつけてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、状況によっては必ず相手が悪いとは言い切れない場合もあります。合わない原因を理解すれば、客観的に自分を見つめ直し落ち着いた対応ができるのです。

自分の性格に問題がある場合

合わないと感じてしまう場合、自分の性格に問題がある場合もゼロではありません。自分に問題などあるはずがないと反論したくなる人もいるでしょう。

そう思いたい気持ちが生まれるのは当然ですが、現実問題として、自分の性格に問題がある可能性を全否定して終わりではいけません。そのときだけ安心感は得られるかもしれませんが悩み続けることになるでしょう。冷静に自分を見つめ直すことも、合わない人がいるという問題解決のためには大切なのです。

個性が強い場合

個性があること自体は悪くないのですが、強すぎると、自分の主張を強引に押し通そうとする場面も出てきます。自分らしくありたいという価値観にこだわりすぎて、周囲の人をないがしろにすれば、反感も生まれるでしょう。周囲から協調性がない人間と思われます。

周囲からどんな風に見られてもかまわないという覚悟があるなら精神的な負担は少ないかもしれません。合わないのは当然だという心がまえができているはずだからです。

問題は自分の個性が強すぎることに気づかずにふるまい、周りの人とあつれきが生まれている状況でしょう。その場合、合わないのは相手が悪いと決めつけることで反感を買い、ますます周りから孤立する結果となるのです。

自分の言動が問題の場合

協調性がなく、個性が強い人にも通じる部分ですが、自己中心的な性格が問題になっているケースもあります。いつも自己中心的な言動やふるまいをしていれば、周囲とトラブルが生じるケースも多くなるのは必然でしょう。

自己中心的な性格の場合、わがまま放題で他者に迷惑をかけることになります。中にはそれをいさめようとする人も出てくるでしょう。それにもかかわらず、自己中心的な言動や態度ばかりでは、周囲の人間は反感を持つことは不思議ではありません。結果、浮いてしまうだけではなく、誰にも共感してもらえず、認められず相手にされなくなります。

そのような状態になるのが自己中心的な自分の言動やふるまいによるものと気づかなければ、どんなに周りが悪いと主張しても空回りするだけになるでしょう。

人との関係性に問題がある場合

双方に問題がないケースでも、合わない場合があります。それはお互いの関係性が原因のひとつとして考えられるのです。共通点がないとまったく相手とのコミュニケーションを取らないケースもあります。そして「なんとなく」あの人とは合わない、自分とは違う世界の人だと決めつけ、自分から遠ざかることも少なくありません。

共通点がない

共通点がない相手でしたら、合わないと感じることも多くなります。年齢や趣味や仕事、出身地やファッションの好みなど、一般的に話題となる内容で共通点がなければどうでしょうか。それを話題にすることができず、たとえコミュニケーションを取ろうとしても話が弾まないことも多いのです。

しかし共通点がなかったとしても、どちらか一方が相手の特徴に興味を持てば、そこから会話をして、実は合う人だったということはあります。たとえば真逆の趣味、価値観だったとしても、一緒にいて心地よい友達、恋人、夫婦関係は存在しているからです。

ただ、これはあくまで例外と考えることもできます。一般的には、共通点がまったくないと、なんとなく合わないのではないかと人が考えてしまうのも不思議ではないでしょう。

悪い印象

心理学で「負効果」という言葉があります。一度でも悪いイメージを持ったとき、相手の印象がよい方に変わるのはなかなかむずかしいのです。すでに人間関係ができている状態でも成り立ちます。一度悪い印象を持つと、そこからよい印象を持つのはなかなかむずかしいです。負効果はプラスの情報よりマイナス情報のほうが大きな効果を持ち、定着して変化しづらい傾向という考え方です。

自分とは相性が悪いと思うと、どんなに相手がよいことをしても、印象自体はそう簡単に変わりません。今回はたまたまよいことをしたかもしれないが、あの人は昔、こんな悪いことをしたというイメージが強いからです。例えば、芸能関係でも、それまで好感度が高い状態が定着していたのに、一度のスキャンダルで引退寸にまで人気が急落するのはよくある話です。

言動、ふるまい、ちょっとしたきっかけで人の心はすぐに変わります。悪い印象に基づいて、人は、合う、合わないという感覚を持ってしまうのです。

合わない人とのうまい付き合い方

距離も遠く、ときどき顔を合わせれば会話をするぐらいの関係でしたら、そこまで意識をする必要はないでしょう。合わなければそれ以上、親密な関係を作らないようにすればよいだけだからです。

しかし職場内や相手が力を持っている立場が上の人間でしたら、簡単ではありません。長く生きていれば、合わない人とでも上手に付き合わないといけない場面は出てくるからです。合わない人とどうやって付き合っていけばよいか、コツを理解しましょう。

合わない職場の人と付き合っていく方法

人間関係で苦労する一つに職場があります。合わなくても、自分より立場が上の上司や先輩、取引先や顧客が相手でしたら、簡単に切るわけにもいきません。

仕事だと割り切る

職場で気が合わない人がいたら、割り切ることで対策をしましょう。職場での人間関係は、あくまで仕事上のつながりだけです。仲が良ければプライベートでも付き合えばよいですが、合わない人とは仕事上の関係と割り切りましょう。

相手は合わないと感じていない場合だと、遠慮なくプライベートにまで踏み込んでくることもあります。飲みに行こうと誘われることもあるかもしれませんが、断るだけの勇気も必要です。プライベートのことを聞かれそうになったら、適当にはぐらかしたり、仕事の話題に移行して、深く踏み入れられないように対処しましょう。

相手を持ち上げる

相手を持ち上げたりおだてたりすれば、自分がコントロールしているような気分になり、少しは気が晴れるのではないでしょうか。持ち上げれば、相手は気分がよくなるものです。ほめてあげているという意識になれば、精神的なストレスも軽くなります。また、コントロールしているという意識を持つことで、ストレス解消にもつながるのです。

プライベートでの合わない人とうまく付き合う方法

職場以外でも、友達、家族、親族、学校時代の先輩などと他者との交流があります。そのようなプライベートでも合わない人がいてお悩み中の人もいるのではないでしょうか。その場合、波風を立てず、上手に付き合う方法も理解しておきましょう。

コミニュケーションをとる

お互い、相手は自分自身ではなく、信頼関係が築けないと勝手に思い込んでいる可能性も否定できません。合わないのは、相手をよく分かっていないことが理由の場合もあるのです。相手のことを知るには、コミュニケーションが必要でしょう。

自分から仲良くしようとする行動を取るのは、プライドが許さないという人もいるかもしれません。お互い同じ考えを持っていたら、永遠に関係は良好なものにならないでしょう。

お互いに損をしている状態は、共貧関係と呼ばれています。コミュニケーションを取ることでお互い、信頼関係が築け場合もあるので、とくに関係が壊れるような大げんかをしたということが過去になければ、自分から、健全な関係構築のために動いてみるのもよいでしょう。

共感できるところを探す

自分と他人は当然のことですが同じではありません。育ってきた環境も、立場も、価値観も異なるものです。極論をいえば、親と子供だと、経験も知識量もまったく違いますし、見ている所も異なるでしょう。

家族という親しい関係だとしても、異なる部分はたくさんありますし、共感できないことも多いのです。そこで、あの人とは合わないから一ミリも共感なんて不可能だと、最初から決めつけるのはよくありません。

どんなに合わないと感じていても、一般的に見てよい所と評価される部分はあるはずです。相手のよい所を自分が見つけられていない可能性もあります。合わない人と話をしてみて、共感できる所やよい所を探してみましょう。自分が思っていたのとまったく違う部分が見つかることも多いのです。

合わない人ともうまく付き合えるようになろう

合わない人と付き合っても損しかならない、と決めつけることはあまりおすすめできません。特に大きなトラブルがあり、合わないという結果となれば、どうしようもない部分もあるでしょう。

しかし、人から聞いた話やたまたま悪い印象になってしまう言動や態度を見かけたぐらいで、合わないと結論を出してしまうと、結局のところ自分も損をする可能性もあります。また、絶対的に他人が悪いのだと決めつけるのもよくありません。

自分と合わない人とでも、上手に付き合えるようになるためには、自分の意識を考え直すことも大切なのです。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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