• HOME
  • 働き方
  • インテリアコーディネーターについて。気になる年収はいくら

インテリアコーディネーターについて。気になる年収はいくら

働き方

インテリアコーディネーターの仕事について把握し、そこから気になる年収へ

インテリアコーディネーターは夢のある仕事です。年収は働き方により大きく差が出ます。

そこで企業に勤めるか、フリーランスとして独立し働くかで、どれくらい年収が変わるのか気になる人もいるでしょう。それぞれ働きかたによっての仕事内容や年収を把握することで、インテリアコーディネーターの現状がわかります。

インテリアコーディネーターとして自分のしたいことや、その年収などについて理解したうえで、インテリアコーディネーターの仕事に就くとよいでしょう。

インテリアコーディネーターの給料についてチェック

インテリアコーデネーターの給料形態はさまざまで平均年収、生涯年収も仕事内容によって大きく変わります。企業に勤めるかフリーランスで独立するかでも大きく変わります。

フリーランスとしてのインテリアコーディネーターはその時々の仕事量で給料が増減するので収入面で不安定になることがあります。しかし自分で好きな仕事を選び、自由に働くことができるというメリットがあります。

インテリアコーディネーターの平均年収

インテリアコーディネーターの企業に勤めている人の平均年収は220万~450万円程です。年代別平均年収は下記のようになります。

・20~24歳 220万円程
・25~29歳 220~270万円程
・30~34歳 190~290万円程
・35~39歳 230~340万円程
・40~44歳 260~380万円程
・45~49歳 300~420万円程
・50~54歳 340~450万円程
・55~59歳 340~450万円程
・60~65歳 200~450万円程

また最終学歴によっても平均年収が異なり、下記のようになります。

・大卒 570万円程
・短大卒 430万円程
・高卒 360万円程

フリーランスとして働いてる人はクライアントと直接契約するため、報酬は自分で決めることができます。人気コーディネーターになると平均年収は企業に勤めている人以上に多くなります。

平均月収給料

企業に勤めるインテリアコーディネーターの年代別平均月収は下記のようになります。

・20~24歳 14万円程
・25~29歳 17万円程
・30~34歳 18万円程
・35~39歳 21万円程
・40~44歳 24万円程
・45~49歳 27万円程
・50~54歳 28万円程
・55~59歳 28万円程
・60~65歳 19万円程

契約社員や派遣社員として契約している場合は、正社員と比べて給料は低くなります。

またインテリアコーナーやインテリアショップで働いている人は、個人の売り上げやノルマの目標が定められており、成果によって「インセンティブ」をもらえることがあります。

フリーランスの平均月収は自分でクライアントと契約する仕事なので、その月々によって変わります。実力があれば、クライアントと報酬の高い契約を結ぶことができ、平均月収も高くなります。しかし安定して仕事をとれるかは営業力や人脈が大事で、インテリアコーディネーターとしての能力以外のものも求められます。

生涯年収

企業に勤めるインテリアコーディネーターの生涯年収は、1憶5,000万円程です。一般企業と比べると、ちょうど平均くらいといえるでしょう。

フリーランスの人は人気が出れば出るほど、月収、年収も大きく変わってくることから、人気コーディネーターになれば生涯年収は企業に勤めている人よりも高くなります。

インテリアコーディネーターは他の仕事とくらべて高い?それとも低い?

企業に勤めるインテリアコーディネーターの給料はスポーツ選手のように高い月収、年収は稼ぐことはできません。最大でも年収は450万円程で決して高いとはいえませんが、低くもありません。一般企業の平均くらいです。

しかしフリーランスになり、人気コーディネーターになることができれば、一般企業に勤めている人と比べ、高い収入を得ることができます。実力次第で給料が大きく変わるため、実力のある人は他の職業と比べても、高い収入を得ることができるでしょう。

インテリアコーディネーターで年収1,000万円は可能?

インテリアコーディネーターとして年収1,000万円は可能です。インテリアコーディネーターの企業に勤めていては難しいですが、フリーランスとして働くことができれば稼げる仕事です。

しかし、フリーランスになるにはそれなりの能力が必要となります。

クライアントから求められるような存在にならなければなりません。そのためには学校や企業で学んだセンスと経験、人脈が必要不可欠となります。

レストラン内装

インテリアコーディネーターの仕事概要

インテリアコーディネートの仕事は住宅や店舗、オフィス、公共施設などのインテリアをクライアントからのオーダーに応じて、コーディネートする仕事です。

コーディネートする仕事とは、例えば住宅設備メーカーに勤める場合は、自社製品の商品について正確な知識をもち、自社製品を使ったものでコーディネートをします。

また不動産会社ではモデルルームをコーディネートをしたり、住宅のインテリアを担当したりする場合があります。

住宅のインテリアを担当する場合はどのような雰囲気の空間を作りたいか、家族構成、予算などをヒアリングし、それらの情報をもとに内装の壁紙や家具、カーテン、カーペット、照明などを組み合わせ、クライアントの要望に沿った居住空間を提案します。

インテリアコーディネーターになるための勉強や資格

インテリアコーディネーターになるためには、インテリアコーディネーターの資格を取っていたほうが就職、転職のときに有利になります。

ちなみにインテリアコーディネーターの資格の試験は一次試験、二次試験があります。一次試験はインテリアの歴史や法規などについてのマークシート方式の問題で合格率は30%程。

二次試験はインテリアのコーディネートに関する論文と課題に対して平面図や正面図、立面図などの製図を行うもので、合格率は65%程です。一次試験と二次試験を合わせた合格率は25%程となります。標準学習期間は8カ月です。

また製図のときにCADを取り扱うので「CAD利用技術者試験」を受験したり、色彩のセンスを磨くために「色彩検定」を受験する人もいます。これらの資格も取っていたほうが就職、転職のときに有利になるので取っておくとよいでしょう。

また、これからインテリアコーディネーターとして勉強を始める人は、大学、短大、専門学校などを通うのが一般的で、デザイン学部のインテリアデザイン科などがあるので、そこでしっかりと知識をつけたうえで、就職するとよいでしょう。

女性は働きやすい仕事なの?

インテリアコーディネーターは男性と女性で平均年収が異なります。男性の平均年収は440万円程、女性は310万円程になります。

ちなみにインテリアコーディネーターの資格の受験者の74%が女性であるため女性に人気の仕事です。また企業の求人募集においても女性を歓迎しているものが多く、女性の多い環境で働くこともできます。

しかし、仕事のときにコンタクトをとる建設や住宅業界の現場で働いている職人さんは男性が多いので、働きにくさを感じることもあるかもしれませんが、そこは理解しておきましょう。

インテリアコーディネーターを目指しているあなたへ

インテリアコーディネーターはセンスを磨くことで、高い評価を得る仕事です。センスを磨くには学校に通い知識をつけて、企業に勤めて経験を積むことです。

そのまま企業に貢献することもよいですが、やはり実力、人脈をつけてフリーランスになることもよいでしょう。仕事の責任が大きくなることから、その分高収入を得ることができ、自分を高めることに繋がります。また大きな仕事をすることになれば、やりがいや達成感を感じる仕事です。

ぜひインテリアコーディネーターを目指している人はフリーランスを目指してみてはいかがでしょうか。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

プロフィール

関連記事一覧