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はちみつの保存方法。おいしい長期保存のコツを知って美容効果を

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余ったはちみつの保存方法と使い道

ホットケーキにかけたり、お菓子の材料に使ったり、トーストに塗ったりしても中々減らないのがはちみつ。余ったはちみつはどのように保存すればよく、またどのように使えば効率よく使いきれるのでしょうか。はちみつはどんな風に保存すればいいのか。10年以上前のはちみつが出てきたけど、食べてもいいかなど、はちみつについて詳しく知っていきましょう。

はちみつの賞味期限が長いワケ

はちみつは賞味期限が非常に長く「腐らない」ことで有名で、正しい保管方法を行えばなんと1000年以上保存できるといわれています。何故ここまで長持ちするのかというと、その成分に秘密があります。

何故ここまで腐らないのかというと、はちみつは殆どが糖質で構成された食品のため、バクテリアが繁殖しにくく、バクテリアが発生しても糖分が水分を吸収してしまうため、腐敗のもととなる水分と菌類の2つの心配がほぼないから。砂糖が腐らないのと同じ理由ですね。

しかし、いくら保存期間が長いはちみつでも、長期保存を行っていると変色する場合があります。変色したはちみつは全体が黒っぽくなり、風味が落ちてしまいます。食べてもおなかを壊す心配はありませんが、風味豊かなものを味わいたい場合は、変色する前に食べきるようにしましょう。

はちみつの保存方法、これだけ覚えておけばOK

はちみつの保存方法はとても簡単で、容器ごと保存したい場所に置いておくだけ。でも意外な落とし穴があるため、そこには気を付けなければいけません。腐らない食べ物のため、通常の食品と同じ保存方法が逆効果になる場合もあります。適切な保存方法を行えば10年以上前のものでも、もっと言えば100年前のはちみつでも、おいしく食べることができますよ。

開封しても賞味期限内なら食べられる

はちみつは基本的に腐らないため、長期保存してあったものを開封しても、賞味期限内であればおいしく食べることができます。はちみつの賞味期限はメーカー毎に異なりますが、基本は2~3年が基本。適切な保管をすれば、もっと賞味期限を延ばすことができます。10年以上前のはちみつを食べる場合は、保存状態にもよりますが、どうしても賞味期限内のものより味落ちしたり、風味が損なわれてしまう場合があります。風味豊かなものを味わいたい場合は、長くても3年以内に食べきるようにしましょう

冷蔵保存は固まる、できるなら常温で保存を

食品を保存すると言ったら冷蔵庫或いは冷凍庫に入れるのが基本ですが、はちみつの保存においては逆効果。温度の低い場所に保管するとはちみつが結晶化し、使い勝手が悪くなってしまいます。もしも固まってしまった場合でも、40℃程度のお湯に浸し、湯煎をすれば再び使用できるようになります。湯煎に使用するお湯を沸騰させる必要はないため、ぬるま湯程度でも十分です。

清潔なスプーンを使用する、良ければ木製や陶器製のもので

はちみつは常温保存できるといっても、日当たりのいい場所に置くと変色する場合があるため、直射日光の当たらない涼しい場所で保存しましょう。取り出す際も雑菌や異物が混入することを避けるため、汚れたスプーンの使用は避け、清潔なスプーンで取り出しましょう。

またできるなら金属製のスプーンより木製や陶器製のものがよいとされるため、ハニーディッパーと呼ばれるはちみつ専用の取り出し棒を使用することもおすすめします。ハニーディッパーを使用すれば他スプーンと混同せずに済み、何より見た目も大変おしゃれになるので、非常におすすめです。

 はちみつスプーンを選ぶ基準は?オシャレにはちみつを味わおう

はちみつの保存に適した容器、おすすめは陶器

はちみつの保存に適した容器はガラス瓶や陶器等、プラスチック容器は遮光性が低くプラスチック臭がうつるため、長期保存を行うのであれば移し替えましょう。瓶と蓋の間にラップをすると、もっと効果的です。

用途に合わせ容器を使い分けるともっと効果的で、長期保存を行うものはガラス瓶や陶器に、料理に使用するものはプラスチック容器にと使い分けると効率がよくなります。市販のはちみつはプラスチック容器に入っていることが多いため、再利用してしまいましょう。

余ったはちみつの使い方と保存方法

余ったはちみつを処分してしまうのは勿体ありません。これから紹介するアレンジレシピを行えば、古くなったはちみつでもおいしく食べることができます。ほかにも様々なアレンジレシピが存在するため、まずはこの3つから試してみましょう。

はちみつ大根のレシピと保存方法

夏風邪になったときや喉が痛いときにおすすめなのが、大根とはちみつを組み合わせた「はちみつ大根」です。作り方は大変シンプルで、大根を0.5ミリ角のサイコロ状に切ったら、タッパーに大根を入れはちみつで浸し、あとは蓋をして常温で3時間漬け込むだけ。保存するときは大根とはちみつを分け、3日ほどで使い切りましょう。

【参照:https://cookpad.com/recipe/2948492

はちみつ生姜のレシピと保存方法

肌寒い時期におすすめなのが生姜と組み合わせた「はちみつ生姜」です。よく洗い、スライスした生姜を煮沸消毒を行った瓶に入れ、はちみつを注げば出来上がり。紅茶に入れたり、料理のアクセントに常備しておくとおすすめです。生姜が顔を出すまでは常温保存でき、顔を出すようになったら瓶ごと冷蔵庫に移し替えましょう。最長で3か月ほど日持ちします。

レモンやゆずのはちみつ漬けのレシピと保存方法

酸っぱいレモンやゆずの酸味をまろやかにしてくれる「はちみつレモン/ゆず」は人気のアレンジレシピ。水洗いしたレモンやゆずを沸騰したお湯で30秒ほどくぐらせ、殺菌を行ったら3ミリ程度の厚さにカットし、最初は煮沸消毒した瓶に半分ほどレモンを入れ、あとからはちみつを注ぎ、甘さを調節しながら残り半分も入れていきましょう。出来上がったら蓋をし、冷蔵庫で2日ほど保存すれば出来上がり。半年ほど保存できるため、ゆっくり楽しまれてください。

【参照:https://macaro-ni.jp/45570

ナッツのはちみつ漬けのレシピと保存方法

甘く美味しいのみでなく美容効果もあるといわれるナッツのはちみつ漬け、作る際ナッツをオーブンでカリッと焼いておくと、よりおいしくなります。あとは煮沸消毒した瓶にまずナッツを入れ、あとからはちみつを注ぎ、一晩~3日ほど置けば出来上がり。直射日光を避け、涼しく湿気の少ない場所でしっかり保存すれば、1年ほど日持ちします。

【参照:https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/40f44ab2399294b7bbee0fb5a416dcef.html

正しい保存方法で長く保存し、おいしく食べる

はちみつは腐らない食品のため、保存方法に気を付ければ何年でもおいしく食べられます。アレンジレシピも豊富なため、余ったはちみつや古いはちみつを見てもすぐ処分しようとは思わず、あれこれと試してみましょう。トーストにバター代わりに塗ったり、ホットケーキに塗ったりと「付け合わせ」の面が強いはちみつですが、アイデア次第でいくらでも生まれ変わることができますよ。

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LITORA編集部

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