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女性にうれしい効果がこんなに?こんにゃくであらゆる悩みを解決

健康・運動

最近注目されているこんにゃく

和食料理の名脇役で有名な「こんにゃく」ですが、近年では日本だけでなく海外にも健康食品として注目されています。先進国を中心に肥満や生活習慣病などが問題となっていますが、低カロリーで食物繊維が豊富なこんにゃくはそんな人たちの食事の改善に役立てられてます。

またフランスでは「パスタ状のこんにゃく」がブームになるほど、一般的な食品となりました。世界中で注目されているこんにゃくはその驚きの効果に人気もますます上がり続けるでしょう。

こんにゃくが体に与える効果とは

 

普段からよく食事で見かけるこんにゃくですが「体に良いイメージはあるけど、いまひとつ効果が分からない」という人はきっと多いでしょう。知っている効果から意外な効果まで、こんにゃくが体に与える効果とは一体どんなものなのでしょうか。

ダイエットに効果的

こんにゃくの効果といえば一番に思いつくのがダイエット効果です。低カロリーで腹持ちがよいこんにゃくは、食事の前に食べたりメイン料理として食べることでカロリーを減らすことができます。

また主成分の95%が水分、2%が食物繊維となっており、100gあたり約7キロカロリーしかありません。スーパーなどで売られているものは約200gですので1個あたり約14キロカロリーと考えると、とてもカロリーが低いことが分かるでしょう。

生活習慣病の予防になる

高血圧・糖尿病などで知られる「生活習慣病」ですが、改善させるためには食事をコントロールしながら、コレステロール値や血糖値を抑えなければいけません。

こんにゃくを料理で使用することは、かさ増ししてカロリーをおさえたり、食べ過ぎを防いでくれることもあります。さらにこんにゃくに含まれる成分が血糖値の上昇をおさえ、コレステロール値が上昇する原因である「ナトリウム」を排出してくれたりと、予防や改善にとても役立ちます。

うるおいを与えてくれる美肌効果

こんにゃくに含まれている「セラミド」は、肌の保湿や外界からの刺激を防ぐ効果があり、シワやシミなどのお肌のトラブルにも効果的な成分です。大豆やとうもろこしなどにも含まれていますが、こんにゃくはそれらの7倍から16倍もの含有量を誇ります。

そのため、こんにゃくの成分を使用した化粧品も販売されています。食ベる以外の使用方法にも注目されている食品です。

便秘解消に効果的

便秘の原因は食物繊維の摂取不足が大きな要因となっています。そのため食物繊維のかたまりであるこんにゃくは、食べることで便秘解消に大いに役立ちます。
こんにゃくに含まれる不溶性食物繊維は、小腸では消化されずにそのまま大腸に運ばれます。そうすることで大腸を刺激し、排便を促してくれます。また善玉菌の活動が活発になり、腸内環境を健全のまま維持してくれる作用もあります。
しかし食べ過ぎなどの過剰摂取は、お腹を壊す原因にもなるので注意が必要です。

こんにゃくの成分とは?

こんにゃくは低カロリーで有名な食品なので、栄養もそれほど含まれていないと思っている人はきっと多いでしょう。実際にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか。

主成分はグルコマンナン

グルコマンナンとは不溶性食物繊維の一種で、こんにゃくにはこの水に溶けにくい食物繊維が多く含まれています。水に溶けにくいことで胃の中でふくらみやすく、過剰な食欲を抑えてくれるため肥満防止やダイエットに役立ちます。
またコレステロール値を下げたり、糖の吸収を抑える効果もあるため脂質異常症や動脈硬化・糖尿病などの生活習慣病の予防や改善にも効果的です。

そして、グルコマンナンは腸内で分解されるとオリゴ糖にもなるため、それがビフィズス菌の良いエサとなり便が柔らかくなったり、排便を促したりと腸内環境の改善や便秘解消にも役立ちます。

美肌に効くセラミド

こんにゃくの原料であるこんにゃく芋には「セラミド」とよばれる栄養素が豊富に含まれています。このセラミドは肌のうるおいを保ち、肌荒れや肌乾燥などを予防・改善します。

また肌の乾燥は、シミやそばかす・シワなど肌トラブルの原因にもなります。メラニンの生成もその要因の一つです。セラミドは摂取することでそのメラニンの生成をおさえ、肌のトラブルを防いでくれるため、肌や髪にも良い成分といえます。

カルシウムも豊富

こんにゃくの凝固剤に「水酸化カルシウム」が使用されているため、日本人に不足しがちな「カルシウム」がこんにゃくには多く含まれています。またこんにゃくのカルシウムは酸に溶けやすい水溶性なので、腸内で吸収されやすく効果的にカルシウムを補給できます。

骨粗しょう症の予防はもちろん、健康な骨や歯を形成させたり、神経の興奮を抑える効果もあります。カルシウムは体内で不足すると、骨の中にあるカルシウムを血液へ流して補うため、日頃から定期的に摂取することがとても大切な成分といえます。

手軽にこんにゃくが食べれるもの

和食料理で使われるこんにゃくは、アク抜きをしたり、味付けをしたりと、手を加えなければ食べることはできませんがそのまま食べられるこんにゃく商品が近年人気となり、その種類も豊富になっています。

手軽にこんにゃくを食べられるようになったことで、より食生活にも取り入れやすくなるでしょう。

おやつとして食べれるこんにゃくゼリー

こんにゃくが使用されている商品の中で、こんにゃくゼリーは知名度や人気がとても高い商品です。おやつやデザートとして手軽に食べられることが、ロングセラー商品となった大きな要因でしょう。

こんにゃくゼリーは、こんにゃくをフルーツ果汁で味付けしており、こんにゃく独特のもっちり食感としっかりした噛みごたえが特徴です。またブドウ味・白桃味・リンゴ味・ピンクグレープフルーツ味・ソルトインライチ味など種類も豊富で、飲みやすいクラッシュタイプのこんにゃくゼリーも人気です。

糖質が抑えられるこんにゃく麺

糖質が多く含まれるパスタやうどんなどの代わりに、麺に見立てたこんにゃくを使用することでダイエットに効果的なのに満腹感も得られるとして話題の商品です。

一食あたり30キロカロリーから100キロカロリーとなっており、通常の麺類と比べても大幅にカロリー抑えることができます。形状の似ている糸こんにゃくとは違い、麺のような食感が味わえるように作られているので、自然な味で楽しむことができます。

生芋こんにゃくとこんにゃくの違い

こんにゃくはこんにゃく芋から作られていますが、生のこんにゃく芋にこだわって作られたものを「生芋こんにゃく」とよびます。一般的なこんにゃくは、粉末にしたこんにゃく芋を使用して、水や水酸化カルシウムを加えて作られており、生芋こんにゃくとは原材料が違います。

また生芋こんにゃくは生芋で作られている分、通常のこんにゃくより風味が良く、栄養素も高いのが特徴です。値段は少し高めですが、それ以上に魅力的な商品といえるでしょう。

こんにゃくは食べるだけじゃない

おいしいこんにゃくですが、実は食品としてだけでなく日常にも使える道具としても使用することができます。高価なものではないので手軽にお試しできることも、魅力のひとつでしょう。

洗顔などに使うスポンジ

実は昔から使われており近年「美肌効果が優れている」ことから人気が再燃しています。こんにゃくの繊維を使って作られており、洗顔料をつけなくても古い角質を落とすことができます。

こんにゃくパフというスポンジも人気で、値段以上に効果が得られることで売り切れ続出な商品です。注意点は肌を強くこすらないように肌を優しくなでて洗顔することが大切です。

こんにゃくで作られた湿布

家庭で簡単に作ることができ、疲労回復や風邪などに効果的です。こんにゃくは体内のゴミや異物を吸着する性質があるため、毒素を吸い出し弱っている細胞を活性化してくれます。

作り方はこんにゃくを入れた水を10分ほど沸騰させ、タオルに包むだけです。直接肌に置き、熱すぎる場合はタオルを増やすなどして調節します。30分を目安に行い、終わったあとは冷たいタオルでふくようにしましょう。

使い終わったこんにゃくは水を入れた容器に入れ、冷蔵庫で保存できます。何回も繰り返し使用することができますが、体内の毒素をたくさん含んでいるため食べることはできません。

こんにゃくは女性の味方

「低カロリー」「ダイエット」「美肌」「便秘」「疲労回復」といったように、こんにゃくには女性にとって嬉しい効果がたくさんあります。どのスーパーでも売られており、値段も安くて手軽に購入することもできます。

今までこんにゃくに興味がなかった人もそうでない人も、すぐに始めることができます。無理のない範囲で少しずつこんにゃくを生活に取り入れ、見た目も中身もきれいな女性になりましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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