水餃子のカロリーは高い?ダイエット方法や効果をチェック!
水餃子のカロリーとダイエット中の食べ方について
中華料理屋さんなどでは必ず食べるといってもいい「餃子」。しかし、焼き餃子や揚げ餃子は調理の過程で油を使ってしまうため、カロリーが高くなってしまう心配がありますよね。餃子好きの方にはダイエット中は我慢するのは苦しいかもしれません。
しかし、餃子の中でも油を使うことがない「水餃子」なら、ダイエットに向いているのではと考える方もいるのではないでしょうか。今回は水餃子のカロリーとダイエット中の食べ方についてご紹介します。
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水餃子のカロリー比較
餃子と一口に言っても、大きさや具材によってカロリーが異なってきます。ここでは、平均的な大きさ・一般的な具材の餃子について見ていきましょう。
水餃子のカロリーは30キロカロリー程度
水餃子のカロリーはおよそ25~30キロカロリーです。餃子の皮は油を吸いやすく、焼き餃子や揚げ餃子のように調理の段階で油を使うことのない水餃子は比較的カロリーは低く、他の餃子と比べればダイエット向きになります。
他の餃子に比べて一番低カロリーな餃子なんです。ただし、水餃子を鍋に入れて食べたり、スープと一緒に食べたりしてしまうとその分カロリーが増えてしまうので注意が必要です。
焼き餃子のカロリーは48キロカロリー程度
普通サイズの皮を使い、豚挽き肉にキャベツまたは白菜、にらやねぎなどの野菜を入れた焼き餃子のカロリーは、およそ48キロカロリーです。
水餃子の25~30キロカロリーを若干上回り、これを中華料理店やラーメン屋で注文すると一皿5つのっていると想定すると、すべて食べきると240キロカロリーになります。
水餃子であれば5つで150キロカロリー、つまり焼き餃子と100キロカロリー近くの差が生まれることになります。
揚げ餃子のカロリーは80キロカロリー程度
揚げ餃子のカロリーはなんと一つで80キロカロリーになります。前述したとおり、餃子の皮は油を吸収しやすいため、油を使って揚げる揚げ餃子は一気にハイカロリーになるのです。
一つで80キロカロリーということは水餃子二つ分以上に相当します。ダイエット中にはなるべく控えておきたい種類の餃子ですね。
水餃子がダイエットに不向きと言われる理由
しかし、水餃子は一部では「ダイエットに不向きな食材」と言われることもあります。なぜなのか、理由を見ていきましょう。
他の餃子に比べて満足感が少ない
水餃子でダイエットするデメリットとして1番に挙げられるのは、満足度が低いことです。
カロリーが低く満足度の高い食材はダイエットに向きますが、水餃子はカロリーは低いもののつるんとしていて食べやすいぶん満足度が低く、いくつも食べてしまいがちな食材です。
結果的にカロリーを多く摂取してしまう可能性が高いのです。
カロリーも糖質も高い食品である
水餃子はカロリーこそそこまで高くないものの、一番気にしたいのはその「糖質」です。糖質は脂肪よりも先に燃えるので、糖質を多くとってしまうといくら運動をしても脂肪がなかなか燃えません。
餃子の皮は炭水化物、つまり糖質であり、ダイエットを望む方にとっては不向きな食材なのです。
添加物の多い市販の餃子を食べている
餃子は手作りではなかなか大変。そのため、自宅で餃子を食べる際には冷凍されている餃子など、市販の餃子を食べる方も多いかもしれません。
市販の餃子は添加物や塩分が大量に含まれており、ダイエット中の方には不向きの食材です。簡単さゆえ多く食べてしまいがちですが、健康的にもあまりよくありませんのでなるべく控えたほうがよさそうです。
水餃子のダイエット効果
それでは、水餃子をダイエットに使うメリット、そして効果はどういったものなのでしょうか。
薬味によって代謝が上がる
水餃子をダイエット中に食べるメリットとして、一つはニラ・生姜・ニンニクなどの薬味によって代謝が上がることです。これらの食材は身体を温め、発汗効果などを促し代謝をアップさせます。
身体が温まることで1日のカロリー消費の効率も高められることが期待できます。
しかしニンニクには食欲を増進させる効果もあるので、食べ過ぎにも注意が必要です。
消化が良いため便通が改善される
水餃子でダイエットをするメリットの二つ目として、便通の改善が期待できることです。というのも、水餃子の中身は材料がみじん切りされており、消化されやすいのです。
野菜の具を増やしたり、肉を減らしたりと、具材の種類次第ではかなりカロリーも抑えられるので、一気にダイエット向きです。
脂肪燃焼効果のある栄養が満点
餃子の餡に使用される豚肉には、「カルニチン」と呼ばれる脂肪燃焼効果の高い栄養素が含まれています。この「カルニチン」は肥満に効果的で、ダイエットに適した栄養といわれています。
豚肉はカロリーも高くダイエットに不向きな食材と思われがちですが、量さえ守ればダイエットに役立つ食材になり得るのです。
食物繊維が豊富に入っている
餃子の具材に使われる代表的な野菜であるキャベツには、食物繊維が豊富です。この食物繊維のはたらきによって、腸内環境が整えられ、便秘の改善が期待できます。
便秘が解消すれば体の老廃物や毒素を排出しやすくなるので、痩せやすい身体になるというのも嬉しいポイントです。
水餃子の餡としてキャベツの割合を多くすればするほどお肉のカロリーも抑えられ、ダイエットに最適な餃子になります。
栄養バランスが取れている
餃子には前述したようなニンニク・ニラ・生姜などの薬味類から食物繊維の豊富なキャベツ、さらに脂肪燃焼効果の高い栄養素を含む豚肉など、ダイエットに最適な食材が入っており、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルの五大栄養素を備えた完全食とも言われています。
ただし食べ過ぎはよくありません。一日300gを目安にすると良いでしょう。
ダイエット中の水餃子の食べ方
では、ダイエット中に水餃子を食べる際、どのように食べるのが正解なのでしょうか。ここでは、ダイエット中の水餃子の食べ方についてご紹介します。
水餃子のみで食べる
ダイエット中は水餃子は単体で食べることをおすすめします。鍋やスープに入れて食べると、スープに含む油分などを皮が吸ってしまうのでカロリーが高くなってしまう恐れがあります。
単体であればそこまでカロリーは高くないので、できるだけ水餃子のみで食べるようにしましょう。つるんとしていて食べやすいので、食べすぎには十分気を付けてくださいね。
お酢やラー油で味付けする
水餃子を単体で食べるといっても、ずっと食べ続けるのは飽きてしまいます。
そのため、味付けを変えて食べていくのをおすすめします。特にお酢には代謝のアップ効果があり、ラー油には脂肪燃焼効果が期待でき、この二つが水餃子のダイエット効果に働きかけてくれるので、非常に高い効果を発揮してくれます。
白米を食べるのは控える
餃子を食べていると、どうしても白米を一緒に食べたくなってしまうかもしれません。しかし白米には多くの糖質が含まれています。
餃子の皮にも糖質が含まれているので、ダイエットに大敵の糖質を多く摂取してしまうことになります。糖質やカロリー摂取をコントロールするためにも白米を一緒に食べてしまうのは控えましょう。
具材を工夫する
餃子を家庭で作ることによる一番のメリットは「具材を変えることができる」ということです。
例えばカロリーを大幅にダウンさせるためにはお肉を控えて野菜多めの野菜餃子にしてみたり、できるだけ消化のいい食材にしてみたりと、目的に合わせて様々な具材を利用して「ダイエット向きな餃子」を作ることができます。
楽しみながらダイエットできるという点でも嬉しいですね。
「一緒に一杯」はNG
おつまみとして人気の水餃子は、どうしても一緒にビールを飲みたくなってしまうかもしれません。
しかしビールには糖質とカロリーが多く含まれているので、いくら水餃子の食べ方を工夫したところで太りやすい食べ方になってしまいます。
餃子が好きな方はできるだけ餃子単体で食べ、お酒をなるべく控えると良いでしょう。
水餃子は高カロリーだが食べ方次第でダイエット向きになる
いかがでしたでしょうか。餃子自体はそれだけではダイエット食材とは言い難いですが、食べ方を工夫するだけでダイエット向きです。
具材を工夫してダイエット向きな餃子を作ってみたり、ラー油や酢などを使って味の変化を楽しみながら食べてみたりと、飽きることなくダイエットを続けることが出来るかもしれません。
餃子好きの方は、ぜひ水餃子のダイエットを始めてみてはいかがでしょうか?