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野菜ジュースでダイエット。美味しい飲み方と効果を上げるポイント

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野菜ジュースダイエットについて知りたい

人気テレビ番組でも紹介され、注目されている「野菜ジュースダイエット」。野菜ジュースには栄養がたっぷり含まれていて、上手に取り入れれば健康的なダイエットの強い味方です。

ただし野菜ジュースをダイエット目的に飲むためには、いくつかの守るべきルールがあります。飲み方を間違えてしまうと逆に太ってしまうことも。野菜ジュースの効果や、野菜ジュースダイエットの正しいルールを知り、スリムで軽やかな体を手に入れましょう。

野菜ジュースの効果

手軽で美味しく続けられる野菜ジュースダイエット。魅力的でぜひやってみたい、と思う方も多いのではないでしょうか。では、なぜ野菜ジュースがダイエットによいのか、具体的にみていきましょう。

血糖値を上昇を抑える

空腹時に糖質の多い食事を摂ると、食後の血糖値が急激にあがり、体内のインスリンは糖を処理しきれなくなります。インスリンが処理できなかった糖は体内で余り、中性脂肪となって体に蓄積され肥満の要因になります。

また、糖を処理しようとするあまり体内で過剰にインスリンが分泌され、いつまでも血糖値が下がらないなど体内での血糖値コントロールができなくなってしまいます。

血糖値の急激な上昇を抑え、過剰なインスリンの分泌を抑えれば、空腹をあまり感じずダイエットに最適な体内環境となります。そのためには野菜の摂取が効果的です。野菜には食物繊維やミネラルなど血糖値の上昇を抑える成分がたくさん含まれています。

とくに食事の際に野菜を一番はじめに食べる「ベジタブルファースト」がおすすめです。同じ食事をしても野菜を一番はじめに食べるようにすると、食後の血糖値の上昇がゆるやかになります。

野菜を食べるとよいのは分かっているけれどなかなか料理に時間をかけられない、野菜があまり好きではない、という方には野菜ジュースをおすすめします。野菜ジュースを食前に飲むと、野菜を食前に摂取するのと同じように食後の血糖値の上昇が抑えられることが研究により明らかになりました。

便秘予防食物繊維を無駄なく摂取できる

野菜には、便秘予防に効果的な食物繊維やミネラルのひとつであるマグネシウムなどが豊富に含まれています。便秘はダイエットの敵です。野菜や野菜ジュースを積極的に摂って便秘を解消し体質改善しましょう。

野菜ジュースを飲んで便秘予防するためには、野菜をミキサーに軽くかけて含まれている食物繊維を無駄なく摂取するようにしましょう。

栄養の吸収を高める

ミキサーなどで野菜を細かく粉砕し野菜ジュースに加工することで、野菜の細胞壁が壊れます。栄養素がこわれてしまうという側面もあるのですが、細胞壁が壊れることにより栄養素の体内への吸収率を高めるというメリットもあります。そのまま野菜を食べるより体内での栄養素の吸収率がアップします。

野菜ジュースダイエットのやり方

野菜を飲むだけでダイエット効果が期待できる野菜ジュースダイエットですが、飲み方にはいくつかのルールがあります。間違った方法ではあまり効果が得られないこともありますので、正しい野菜ジュースダイエットのやり方を理解しましょう。

野菜ジュースを飲むタイミングは食前30分前

野菜ジュースは、食前30分前に飲むことで満腹感を感じやすくなります。30分前に摂取することで血糖値を急激に変化させず、ゆるやかに上昇させられるからです。15分前でも1時間前でもなく30分前というルールを守ることが野菜ジュースダイエットを成功させる秘訣です。

野菜ジュースは毎食飲もう

野菜ジュースは朝昼晩の毎食ごとに飲みましょう。朝は起床後すぐに飲むとよいでしょう。朝野菜ジュースを飲むと、朝食後の血糖値だけではなく次の食事である昼食後の血糖値をも上がりにくくするという「セカンドミール効果」がもたらされます。

夜の野菜ジュースの摂取は、夜ごはんの摂取カロリーを考慮しましょう。夜ごはんというのはとかくカロリーが高くなってしまいがち。そんな時は野菜ジュースの摂取を少なめにする、カロリーオフの野菜ジュースを取り入れる、などの調整をしましょう。また、寝る前に野菜ジュースを飲むのはよくありません。

野菜ジュースの飲む量は200ml

野菜ジュースは口当たりがよく美味しいので、気を付けていないとついつい飲みすぎてしまうことがあります。野菜ジュースにはダイエットによい栄養素がたくさん含まれているのですが、糖質も多く含まれています。市販のものなら200mlのもの1パックを目安にして、飲みすぎに注意しましょう。

長く継続する

野菜ジュースダイエットは3日、5日、一週間といった短期で結果の出るものではありません。効果が出ないからとすぐに諦めずに、最低でも一か月は続ける事がポイントです。

野菜ジュースは手作りを飲む

野菜ジュースは、市販のものよりも手作りしたものの方がダイエットにおすすめです。

市販の野菜ジュースは、加熱処理がなされていたり出来てからかなり時間が経っているため、野菜に含まれる食物繊維や酵素がかなり失われています。食物酵素は、体の代謝をアップさせ消化をサポートする消化酵素や代謝酵素のもととなる成分で、ダイエットに必要不可欠です。

さらに市販の野菜ジュースは口当たりをよくするため、さらさらしています。飲みやすくてよいのですがダイエットに照準を当てた場合には、あまり飲んだという実感がなく食事を摂りすぎてしまうことがあります。

また市販の野菜ジュースは口当たりをよくするため、砂糖や塩を添加しているものもあるので、選ぶときには成分表示を確認するといった注意が必要です。

野菜ジュースの効果を高めるためにリコピンを摂取する

野菜ジュースのなかでも、リコピンが多く含まれているものはダイエットにより効果的です。リコピンはトマトの赤色を形成している栄養素です。ほかにもスイカや柿、ローズヒップにリコピンが多く含まれています。

リコピンは、体内の活性酸素を除去する働きを持っています。活性酸素は、人間が酸素を吸えば必ず自然発生するもので、体内に侵入した細菌を取り除くといった体を守る役目を果たします。

ですが、活性酸素が増えすぎるのは体に害となり深刻です。活性酸素の発生を抑制することで、シミやしわ、記憶能力の低下といった老化を食い止めることができます。

リコピンを多く含んでいるのはやはりトマト。トマトを毎日食べるのもよいのですが、手軽なのはトマトジュースです。カゴメ、伊藤園、デルモンテなどの主要メーカーからはそれぞれ特色のあるトマトジュースが販売されています。

カゴメとデルモンテのトマトジュースはややどろりとした食感で塩分が含まれています。伊藤園のトマトジュースはさらさらとしていて甘くトマトが苦手なかたにも飲みやすいジュースです。

リコピンは油に溶けやすく加熱することで吸収率がアップする性質を持っています。トマトやトマトジュースを加熱して良質のオイルを加えるとよいでしょう。トマトシチューやカプレーゼなど美味しくて体によいトマト料理を取り入れてダイエットのサポートにしましょう。

野菜ジュースダイエットの注意点

野菜ジュースダイエットの正しい方法を理解したら、いよいよ野菜ジュースダイエットの実践です。はじめるにあたり、注意すべきポイントをピックアップしました。

野菜ジュースは塩分糖分が無いものを選ぶ

野菜ジュースをダイエット目的に利用する場合は、塩や砂糖などの余計なものができるだけ入ってないピュアなものを選ぶことが大切です。塩分が含まれた野菜ジュースを継続的に飲んでいると、塩分の摂りすぎにより体がむくむことがありますし健康によくありません。

また、濃縮還元ジュースは栄養素が少なくなっているのでおすすめできません。濃縮還元とは野菜を加熱して水分を蒸発させたものに再び水を加えるジュースの加工法です。

メーカーは、野菜を一度濃縮することで容量を減らし運搬や保存のコストを減らすことができます。ですが濃縮還元をおこなうと、加熱によりダイエットに大切なビタミンCなどの栄養素がこわれてしまうことがあります。

野菜ジュースは野菜100%のものを選ぶ

フルーツの入った野菜ジュースは糖分が多く含まれているので、血糖値が急上昇しやすくなります。そもそも野菜ジュースダイエットは血糖値の上昇を抑えてゆるやかにすることでダイエット効果が期待できるもの。糖分の多く含まれたフルーツ入りの野菜ジュースを飲んでしまうと、逆効果となってしまいます。

手作りは出来たてを飲む

野菜ジュースは作り置きせずに毎日作って出来立てのものを飲むことをおすすめします。手作りの野菜ジュースを置いておくと、空気に触れることで酸化する恐れがあります。

また、野菜をカットするときにセラミック包丁を使うと酸化の原因になることがあります。手作りの野菜ジュースには保存料がはいっていないので作ったらなるべくすぐに飲み切ることが大切です。

野菜ジュースだけでなく野菜も食べる

ダイエット目的の野菜ジュースは、血糖値の急激な上昇を避けるために飲むものです。また野菜ジュースを作る過程でどうしてもこわれてしまう栄養素があります。野菜ジュースを飲んでいるからといって野菜を食べる代用にはなりません。栄養不足にならないためにも普段の食事で野菜を積極的に摂取することが大切です。

おいしい野菜ジュースの作り方

野菜ジュースを手作りするのは意外と簡単。ミキサーを準備したらカットした野菜を入れてかくはんするだけです。手作りすれば好みの野菜や旬の野菜などを気軽に取り入れることができます。

とくにおすすめなのはリコピンが多く含まれるトマトです。ほかにもニンジンやキャベツ、ほうれん草などはスーパーなどで手に入れやすく便利です。

また豆乳を加えるとイソフラボンを同時に摂取できます。イソフラボンとはポリフェノールの一種で体内で女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをしてくれます。イソフラボン更年期障害を改善したり、美肌効果が期待できるなど女性に嬉しい栄養素です。

手作りジュースに緑黄色野菜を使う時は少し注意が必要です。緑葉色野菜は食物繊維の量が多くなり胃腸に負担がかかるので、あまり多く入れすぎないようにしましょう。

赤の野菜&フルーツジュース

野菜ジュースで効果の出やすいリコピンをたっぷり含んだレシピです。ダイエットでは果物や砂糖を入れない野菜100%ジュースが推奨されていますが、気分転換にフルーツ入りの野菜ジュースを飲むのもひとつです。

  • 1.人参・キャベツ・りんご・トマト・イチゴ・小夏をカットします。
  • 2.キャベツ→人参→りんご→トマトの順番にミキサーに入れます。
  • 3.イチゴ→小夏→レモンと水200ml、お好みで砂糖を加えます。
  • 4.ミキサーのスイッチを押して、しっかりミックスできたら完成です。

グリーンスムージー

野菜ジュースに豆乳を加えることで女性に嬉しいイソフラボンも摂取できるレシピです。

  • 1.ほうれん草は茹でて3㎝にカットし、バナナは手でちぎりレモン汁に浸します。
  • 2.ほうれん草とバナナ、豆乳、はちみつをミキサーに入れて30秒かくはんします。

セロリとトマトの健康ジュース

野菜のみを使ったダイエットに最適なレシピです。これぞ野菜ジュースといったすっきりとした味です。

  • 1.セロリ・トマトを小さくカットします。
  • 2.セロリ・トマト・塩・レモン汁をミキサーに入れかくはんします。

おすすめの市販の野菜ジュース

毎日野菜ジュースを手作りするのは大変。そんなときには市販の野菜ジュースを上手に利用するとよいでしょう。市販の野菜ジュースは、加熱処理がなされていたり、フルーツがはいっているなどダイエットにやや不向きな側面もあります。

ですが30種類もの野菜がブレンドされている、自分では手軽に購入できない野菜が加えられている、など個人ではなかなか真似できないメリットもあります。人気のある野菜ジュースをご紹介いたします。

原材料にこだわった伊藤園1日分の野菜

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B007CC7EXU” title=”伊藤園 1日分の野菜 (紙パック) 200ml×24本”]

産地など厳選した材料を使った野菜ジュースです。ニンジンとトマトを中心に、30種類の野菜を使っていて、1パックで一日分の野菜が取れます。

砂糖、塩分は不使用。野菜だけなのに毎日飲み続けられる美味しさは企業努力の賜物。たとえばニンジンは体に不要で味を落とすアクを取り除くというメーカー独自のナチュラルスイート製法が採用されています。ジュースで飲むだけでなくシチューなどの料理にも利用できます。

初耳学で紹介されたカゴメ野菜一日これ一本

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B000ZIMD2A” title=”カゴメ 野菜一日 これ一本 200ml×24本”]

「林先生の初耳学」で使われ注目された野菜ジュースです。食塩、香料、保存料無添加で、野菜が本来持っている栄養素を大切にしています。およそ30種類の野菜をバランスよく配合し、忙しくて野菜不足になりがちな方にもおすすめです。

カゴメ 野菜生活100 オリジナル

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B000SLNNXW” title=”カゴメ 野菜生活100 オリジナル 200ml×24本”]

ニンジンを中心として21種類の野菜と3種類のフルーツをブレンドした野菜ジュースです。すっきりとしていてほんのり甘く、野菜だけのジュースは少し苦手という方も飲みやすい味です。

砂糖、食塩、甘味料は使っていません。フルーツを使っているのでダイエットに利用するときには、時々飲む、食事のカロリーとのバランスを考える、といった工夫をして上手に取り入れましょう。

女性に優しい野菜生活100 エナジールーツ

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00SYCM1D0″ title=”カゴメ 野菜生活100 エナジールーツ スマートPET 720ml×15本”]

18種類の野菜と9種類のフルーツをブレンドしています。砂糖、食塩、保存料は使っていません。紫キャベツや紫玉ねぎ、プルーン、ざくろ、カシス、クランベリーなどポリフェノールの入った野菜や果物を使用しています。

ポリフェノールは野菜や果物の色や苦みを形成する成分で、体内の活性酸素を除去してくれます。スーパーなどで気軽に購入しにくい野菜や果物がたっぷり配合されているのは市販のジュースの強み。健康と美容両面に効果的な栄養素であるポリフェノールたっぷりの野菜ジュースで内側から美しくなりましょう。

低カロリーがうれしいカゴメ野菜ジュース 糖質オフ

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00MWQGC9S” title=”カゴメ 野菜ジュース 糖質オフ 200ml×24本”]

白菜、セロリ、キャベツ、ケール、レタス、クレソンといった葉野菜をたっぷり配合し、糖質を抑えた野菜ジュースです。しっかり食物繊維を摂取しながらも、1パック21kcalと低カロリーなのはダイエットの強い味方です。

食事のカロリーが高くなりそうだな、と思ったときには糖質オフジュースでバランスを取りましょう。砂糖、食塩、保存料は使っていません。

野菜ジュースでのプチ断食や口コミや体験談

プチ断食(ファスティング)とは、2~3日間、野菜ジュースやヨーグルトといった流動物だけを摂取して、固形物を食べない短期決戦のダイエット法です。断食は飲み物も取らない方法ですが、プチ断食では飲み物や流動物を摂取するのでそれほど過酷ではありません。

週末などに気軽に試すことができダイエットや美肌によいと人気があります。また便秘などの体質改善がなされ老化を食い止める効果があるともいわれています。

プチ断食を実施した方の体験談によると、むくみや便秘を解消できた、わずか数日で2~3kg落ちて体がすっきり軽くなった、という声が多く聞かれます。わずか数日で効果を実感できるのはダイエットを目指す方にとって嬉しいものです。

ただし、プチ断食をむやみにやりすぎるのは危険です。プチ断食の期間を終えたらおかゆなどから胃をならして食生活を戻すといったルールを守って取り組みましょう。またプチ断食中は摂取すべき栄養素が不足するので、サプリを利用することも視野に入れましょう。

プチ断食は即効性のあるダイエット法で数日で痩せることも出来ますが、長期間継続できるダイエット法ではありません。さらに健康面を考えると、朝食をグラノーラやおにぎりに置き換える方法が推奨されています。

野菜ジュースで健康的に痩せよう

テレビでも話題の野菜ジュースダイエットは、気軽で美味しく続けられると人気があります。また、野菜ジュースを取り入れたプチ断食は短期間で効果が出るという声が多く、急いで痩せたい方におすすめの方法です。

ただし、プチ断食はあくまで短期的なもの。健康的に痩せるためには野菜ジュースを食前に飲むことを継続し、血糖値をゆるやかに上昇させるのがコツ。野菜ジュースを取り入れて健康的にスリムになりましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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