「トウモロコシでダイエット」効果がある理由と上手に痩せる方法
韓国のアイドルも実践しているトウモロコシダイエット
トウモロコシダイエットは日本国内のみでなく、海外でも注目されているダイエット法で、韓国アイドルや日本の芸能人、モデルの方々も実践している、ネームバリューも十分なダイエット法です。簡単にダイエットしたいという人にとっては、気になる方法といえるでしょう。
今回の記事では、なぜトウモロコシダイエットが効果的なのか、また、どのように実践すればよいのかについて解説していきます。実践すれば、有名人のようなすらりとしたスタイルを、あなたも手に入れられるかもしれません。
トウモロコシがダイエットに効果的な理由
そもそもトウモロコシに、なぜダイエット効果があるのか?食べても太らないのか?などの疑問を、一つずつ解説していきます。ヘルシーな理由を知れば、もっとダイエット法を実践したくなりますね。
ご飯より低カロリーだから食べても太らない
意外にも、トウモロコシのカロリーはご飯より低く、ご飯100グラムが約160kcalなのに対し、ご飯を同量の茹でトウモロコシに替えれば、約99kcalとなります。同じ量でも、ご飯より約60kcalも低く抑えられるのです。
それでも気になるのが、「炭水化物抜きになるのでは?」という心配ですが、トウモロコシは炭水化物とみなされるため、カロリーを抑えつつ炭水化物の摂取も押さえられ、栄養不足になる心配もありません。
糖質低めで吸収が遅く腹持ちがいい
トウモロコシは「多糖類」に分類されますが、実はご飯に比べ糖質は半分ほどしかありません。炭水化物と同時に、糖質制限ダイエットも押さえられるのです。
トウモロコシに含まれる糖質は、ブドウ糖などの「単糖類」と砂糖などの「二糖類」と、デンプンの主となる「多糖類」の3種類。これらの糖質を含んで、吸収が遅く腹持ちがよいので、食事数も自然に少なくなります。
ダイエットに効果的な成分が豊富
トウモロコシは、ほかにもうれしい効果が複数あり、ダイエット目的でない場合でも、口にしたくなるような成分が、ふんだんに含まれている健康食品でもあります。ダイエット以外でも注目したい、5つの成分を紹介していきます。
ビタミンEが血行を良くして冷え性を改善
トウモロコシは、冷え性が気になる方にも注目してほしい成分が含まれています。トウモロコシに含まれるビタミンEやカリウムには、血液循環をサポートする効果があり、むくみや冷え性予防にも効果的です。
とくに冷え性は、女性がなりやすい病気として有名なため、女性にうれしい食材といえますね。
ビタミンB1が糖質をエネルギーに変える
豚肉に含まれていたり、夏バテ予防になることで有名なビタミンB1。ビタミンB1は糖質のエネルギー変換を促進し、体に効率よくエネルギーを行き渡らせる効果があり、夏バテ予防にもつながるというわけです。疲労回復効果も見込め、仕事疲れにも効果的です。
ビタミンB2が新陳代謝を促進する
ビタミンB1に加え、トウモロコシにはビタミンB2も含まれ、脂肪燃焼も見込めます。とくに脂肪を燃やす際には、このビタミンB2が欠かせないといわれており、より確実にダイエットを行いたい場合は、必ず押さえておくべきビタミンといえるでしょう。
食物繊維が豊富で便秘を解消
ダイエット成功のためには、食事面のみでなくお通じの改善も重要。トウモロコシには、便秘に効くことで有名な食物繊維も含まれ、さらに「不溶性食物繊維」と呼ばれる水に溶けない食物繊維のため、腸を刺激してくれます。含まれている場所も粒の皮と、意識しなくても摂取できる部位なのがうれしいですね。
リノール酸が肥満防止になる
ダイエットは、体重が落ちてきたあとでも続けることが重要です。リバウンドしないためにも、肥満防止になる成分もチェックしなければなりません。
トウモロコシには、リノール酸と呼ばれる成分が含まれています。必須脂肪酸とも呼ばれるリノール酸には、コレステロール値や中性脂肪値を抑える働きがあるため、リバウンド防止にもつながります。ダイエットにおいて重要な成分が、一通りそろった食材といってもよいですね。
トウモロコシでうまくダイエットする方法
トウモロコシで確実にダイエットしたいなら、上手にダイエットする方法を押さえておくことが重要です。いくらトウモロコシにダイエット効果があるといっても、ただ食べればいいわけではありません。以下の2つをしっかり覚えておきましょう。
主食をトウモロコシのみにすることは避ける
食材系ダイエットで最も重要なのは「食べ飽きない」ことです。トウモロコシダイエットは、ご飯を茹でたトウモロコシに置き換えることが主体のため、ほかの食材もしっかり食べるようにしましょう。
トウモロコシだけで、すべてをまかなおうとすると、食べ飽きるのみでなく、栄養不足になる場合もあります。
小腹が空いたらおやつ代わりに
トウモロコシは甘くてツブツブした食感のため、おやつ代わりにもなります。毎日のおやつを、ポテトチップスやチョコレートから、茹でトウモロコシに替えてみてもよいかもしれませんね。
おやつ感覚で食べれば、意識しなくても食べられるうえに、なによりヘルシーです。おやつ用に茹でるのは少し面倒なため、普段の料理に使うものが、あまったときなどにつまんでみましょう。
トウモロコシ茶にもダイエット効果がある
トウモロコシは、そのまま茹でて食べる以外にも、「お茶」にして飲むという摂取法も存在します。トウモロコシのお茶は、実から作る「トウモロコシ茶」と、ひげ部分から作る「ひげ茶」の2つがあります。
1年を通して飲めるうえに、茹でたものとはまた違った味わいがあります。手軽に飲めて、ホットでもアイスでもおいしい、毎日飲みたいお茶ですね。
トウモロコシダイエットを成功させるために
トウモロコシダイエットを成功させるコツは、トウモロコシを過信し過ぎないこと。「甘くておいしいから、少しくらいなら食べ過ぎてもいいのでは…?」など、こんな油断が失敗のもと。確実にダイエットを成功させたいなら、以下の2つを押さえておきましょう。
トウモロコシの食べ過ぎは禁物
トウモロコシは食べすぎると、ダイエット効果どころか逆効果になる危険性を秘めています。トウモロコシは多糖類で腹持ちがいいため、そのぶん食べ過ぎると脂肪が蓄積してしまいます。
サラダに少し入れる程度なら問題ありませんが、1日1本丸ごと食べることは控えるようにしましょう。とくに缶詰のコーンは、ふんだんに塩が含まれておりため、ナトリウム値が高いことにも注意が必要です。
適度な運動をして積極的に脂肪を燃やす
ダイエットは「ただ食べるだけ」では成功しません、脂肪燃焼などは運動などを行って、初めて効果を発揮します。
寝る前に食べることは控え、食べたあとは適度な運動を行い、エネルギーを消費しましょう。エネルギーを消費するといっても、そこまで激しいものではなく、食後に軽くストレッチを行う程度でも十分です。
おいしく食べられるトウモロコシのダイエットレシピ
トウモロコシがもっとおいしく食べられるうえに、栄養バランスも押さえられるダイエットレシピを2つ紹介していきます。ほかにも、トウモロコシのおいしいレシピは多数存在するため、ゆでて食べるのみでなく、いろいろな食材と合わせてみましょう。
トウモロコシとじゃがいもで作るコーンポタージュ
【参照:https://fytte.jp/recipe/casserole/2316/】
材料
- 玉ネギ 2分の1個
- ジャガイモ 1個
- トウモロコシ 1本
- 豆乳 200ml
- コンソメ 1個
- オリーブオイル 少々
- 塩 少々
- パセリ 少々
作り方
2.トウモロコシと1.をオリーブオイルで炒める
3.2.に火が通ったら水とコンソメを入れて、ジャガイモが柔らかくなるまで煮る
ポイント
トウモロコシ入り肉団子
【参照:https://cookpad.com/recipe/2093729】
材料
- 豚ひき肉 300g
- みじん切りにしたショウガ 1片
- みじん切りにした長ネギ 小2分の1本
- 卵 1個
- 酒 大さじ2
- 塩 小さじ1
- 醤油 小さじ1
- 片栗粉 大さじ1+1/2
- 胡椒 適量
- コーン缶詰(身の部分のみ使用) 400g
- 片栗粉 大さじ3
- つけだれ(酢醤油やポン酢、食べるラー油などお好みで)
作り方
2.粘りが出てきたらトウモロコシの上で転がし、全体にまんべんなくトウモロコシを付ける
3.全体にくまなくトウモロコシが付いたら蒸し器に入れ、中火で8分蒸す。
4.肉団子全体がふっくらし、中まで火が通ったらでき上がり。
ポイント
おいしいトウモロコシで楽しくダイエットしよう
ダイエットで重要なことは、楽しく無理なく続けられること。トウモロコシがいくら強力なダイエット食材だからといっても、トウモロコシだけで痩せようとすると、無理してしまう場合があります。食べ過ぎには気を付けて適度に運動も行い、おいしく楽しく痩せましょう。