リップスクラブで潤い唇に。使い方のポイントとおすすめアイテム
唇ケアにはリップスクラブを使うのがおすすめ
お肌のケアと同じように、唇のケアも大切でしょう。いくらメイクがばっちり決まっていたとしても、唇がカサカサしていたり、荒れていたのでは台無しとなってしまいます。逆に、唇が潤って綺麗な状態であれば、すっぴんでも素敵に見えることもあります。
特に乾燥が激しくなる冬のシーズンや、春先などは唇が荒れやすく、カサカサになりがちです。夏場でも、エアコンの中に長時間いると、乾燥が激しくなることもあり、唇のケアを心掛けておかなければなりません。唇ケアに大事なこととはどんなことがあるのでしょうか。
注目されているリップスクラブもそのひとつになります。スクラブは、唇の古い角質を取ってくれ、唇に潤いを与えてくれます。ピーリング効果のあるスクラブで、角質を落とせば新しい細胞が生まれ綺麗な唇が保たれることになるでしょう。
唇ケアによいといわれているリップスクラブは、どのような効果があるのかや、正しい使い方、おすすめの商品などについて知っておきましょう。
リップスクラブとは
リップスクラブとは、いったいどんなものをいうのでしょうか。唇をスクラブを使ってケアすることだという意味は、わかりますがどんな成分がケアによく、どんな効果をもたらすのでしょうか。リップスクラブについて、基本的な効果や成分を知っておきましょう。
リップスクラブは唇専用のピーリング剤
リップスクラブとは、唇専用のピーリング剤のことをいいます。細かい粒子で唇の古い角質を落とし、配合された成分が唇を保湿します。角質を落とし、スクラブの中の成分が唇を保湿してくれることになります。保湿成分が唇に潤いを与えてくれるので、艶やかな唇に近づくことができるでしょう。
角質を落とすということは、唇のターンオーバーを促進する効果があります。古い角質をそのままにしておくと、唇の荒れやひび割れの原因につながります。そのため、唇の古い角質を取ってあげることは、とても重要なポイントといえます。
リップスクラブで唇をケアすることで血色も良くなり、なめらかな唇になるのでリップカラーのノリが良くなる効果が期待できます。口紅を塗らなくても、唇の色がよくなるので、角質を取る前よりも、薄付きの口紅で十分となる場合もあるくらいです。
そして、以前よりも唇のざらつきもなくなり、リップやグロスの持ちがよくなります。唇のケアをした後で、グロスなどを塗れば、綺麗な唇に仕上がります。ケアをせずにリップやグロスを塗れば、持ちも悪くなり見た目的にもよくないでしょう。
主成分は粒子と油分でできている
リップスクラブに含まれる主な成分は、粒子と油分となっています。油分は種子系やナッツ系、ワセリンなどが含まれています。スクラブの粒子は、つぶつぶの部分は砂糖や塩の細かな粒子であるのが特徴です。この粒子が、唇の荒れている細胞を落としてくれます。
ほとんどの場合は、スクラブには砂糖が使われていることがほとんどです。砂糖の方が唇に優しいということもあり、砂糖が使われることが多いのです。塩の成分の方が強いので、他の部分に使うスクラブに使われることが多いようです。
唇の角質を落とし、潤いを与えるための保湿成分はなにが使われているのでしょうか。製品によって、保湿成分が何かは違ってきます。よく使われている保湿成分には、ワセリンがあります。鉱物の油を利用したワセリンはリップクリームの代用や乾燥した肌に直接塗る場合もあります。
そのため、保湿効果が高いといわれており、リップスクラブにも使用されていることもあります。その他、はちみつやホホバオイルなどの保湿成分が使われています。
リップスクラブの基本的な使い方
リップスクラブを使う際の基本的な使い方は、どんなポイントがあるのでしょうか。初めて使う人がおさえておきたい、リップスクラブの使い方の方法を覚えておきましょう。
リップスクラブの使い方
①唇を湿らせる
リップスクラブを使い方の最初は、まず唇を湿らせることで、皮膚へのダメージを抑えることができます。入浴後や歯磨き後にする方が、唇の湿らせ感がよくなるといえます。入浴後などから時間がたってしまった場合は、唇を再度洗って湿らせるとよいでしょう。
乾燥したままや、汚れが着いてしまった状態でスクラブを行うのはおすすめできません。乾いたままだと、デリケートな唇の皮膚にダメージを与えてしまうからです。
②リップスクラブを適量取って唇をマッサージ
唇を湿らせたら、次はリップスクラブを唇につけて、円を描くように優しくマッサージします。このとき、ゴシゴシと強く摩擦を与えるようなマッサージはしてはいけません。リップスクラブの量も適量取るようにし、やさしくクルクルとマッサージをするようにしましょう。
砂糖の粒子がなくなるまで、マッサージを優しく行うようにするとよいです。強い力を加えたり、スクラブを大量に使うようなことは避けてください。
③リップスクラブを落とす
次は、スクラブが溶けてなめらかになったら、水分が含まれたコットンやティッシュでリップスクラブをふき取って、ぬるま湯で綺麗に洗い流します。スクラブをしている時間は、1~2分程度でよいでしょう。あまり長くこすり続けると、色素が沈着してしまう危険性があるので注意しましょう。
④化粧水やクリームで保湿する
ほとんどのリップスクラブには、保湿成分が含まれていることが多いですが、スクラブ後は、化粧水やクリームで保湿しておくとより効果的です。さらに乾燥から守ることができます。リップスクラブ後は、保湿効果をキープさせるために、保湿を心掛けるようにしましょう。
スクラブを落とす際は、ぬるま湯がおすすめです。肌にも優しいという点もありますが、ぬるま湯の方がしっかりとスクラブを落としてくれます。
ラップでパックすると保湿効果アップ
リップスクラブだけでも効果はかなり違ってきますが、さらに唇をツヤツヤにプルプルにしたという場合は、ラップを使ったパックもおすすめです。ひと手間かけるだけで、効果の違いがわかるはずです。ひとつめのパック方法は、リップスクラブでマッサージを行います。
そのままリックスクラブをつけたまま、唇にラップを貼ります。10分程度そのままにし、ラップをはがしたらリップスクラブを洗い流します。その後、リップバームや化粧水などで保湿を行います。このように、リップスクラブでマッサージして洗い流す前にパックするのも効果的でしょう。
別のパック方法は、リップスクラブを行ったあと、化粧水の水分を含んだコットンなどで保湿をしっかり行います。そして、リップクリームを唇に塗りその上からラップをします。この方法であれば、リップスクラブでのケアが終わって、化粧水やクリームをつけたら唇をラップでパックすることで効果が上がります。
ラップを使ったパックは、保湿ケアに効果的となっています。リップスクラブだけでも、やったとやらなかったとでは、効果の違いがわかるでしょう。さらに、保湿効果を高めるテクを加えるのであれば、ラップパックはおすすめです。
リップスクラブを使用する際の注意点
リップスクラブの方法がわかったら、使用する際の注意点を覚えておきましょう。やり方の中には、逆効果を与えてしまう可能性もあるからです。注意点をよく理解して、リップスクラブの効果を高めるようにしましょう。
使用頻度を守る
リップスクラブが効果があるからといって、回数を増やせばよいということではありません。使用頻度を守ることが大切です。リップスクラブの使用頻度は3日に1度、週1~2回が目安となります。一回の使用する際の時間は、1~2分程度に控えましょう。
使いすぎると唇の角質を落とし過ぎて、乾燥や黒ずみの原因になるので注意が必要です。角質は、取りすぎてしまうことは、逆効果となってしまうので、あまり頻度高く行うことはやめましょう。角質を多く取りすぎてしまうと、逆に乾燥がひどくなってしまうようです。
お肌のスクラブも同じですが、使用頻度を気をつけないと却って乾燥がひどくなり、荒れてしまうことになってしまいます。唇はさらにデリケートな皮膚なので、使用頻度を多くしてしまうと、カサカサがひどくなる可能性もあります。
効果を高めたいと、焦って使用頻度を増やしてしまう人がいますが、使用頻度をしっかり守って続けることが、効果を高めることにつながるでしょう。
唇を強くこすらない
リップスクラブのもうひとつの注意点は、唇を強くこすらないということです。唇の皮膚は、薄く非常にデリケートです。スクラブを強くこすりながらマッサージをすると、唇の皮膚にダメージを与えてしまいます。強い力を加えてしまうような使い方は避けましょう。
メーカーによっては傷がつかないように配慮されているものもありますが、こすり過ぎは唇に、傷がついて荒れてしまう原因になってしまうので注意が必要なのです。ひどい場合だと、強い摩擦によって唇が切れてしまうこともあるようです。
唇を守りながら、リップスクラブを使用するには、唇に触れるか触れないかぐらいの感じで、マッサージを行うようにするのがコツです。優しくゆっくりこするようにしましょう。唇の皮膚は、思っている以上にデリケートです。
荒れている唇に、さらに強くこすることは、ダメージをさらに深くさせてしまいます。ケアどころか、肌を痛めてしまう可能性もあるため、優しくこするようにしましょう。
おすすめのリップスクラブ商品
リップスクラブには、さまざまな商品が発売されています。人気のおすすめリップスクラブ商品について、ピックアップしました。
好きな香りを選べるリップスクラブ
さまざまなリップスクラブがある中で、おすすめの好きな香りを選ぶことができるリップスクラブをご紹介いたします。香りが選べるというのは、リップスクラブを楽しくさせてくれます。
LUSH リップスクラブ
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B003KM80UC” title=”ラッシュ(LUSH) リップスクラブ バブルガムフレーバー(25g)”]
リップスクラブの中でも人気の高い、LUSHのリップスクラブは、4種類の香りから選べます。甘いフレーバーが好きな人に人気です。キャンディーのようなスイーツなフレーバーは、つけていて楽しい気分になれます。砂糖のスクラブが古い角質を優しく落としてくれます。そして、ホホバオイルが保湿効果を与えてくれます。
M・A・C リップスクラブシャス
人気コスメメーカーのMACのリップスクラブシャスは、5種類の香りから自分の好きな香りを探せます。保湿成分配合のリップスクラブシャスは、シア脂が使われています。シュガーベ-スのスクラブなので保湿と、しっとりとした潤いある唇に仕上がります。
サラハップ リップスクラブ
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B072N2PYCX” title=”sara happ(サラハップ) リップスクラブ ブラウンシュガー 14g”]
サラハップのリップスクラブは、4種類の香りがあります。その中でも、一番人気はブラウンシュガーといわれています。自然な香りのする黒糖の優しいシュガースクラブで、角質を落としてくれます。優しい甘さを感じられるフレーバーなので、人気が高いようです。
便利なスティックタイプのリップスクラブ
リップスクラブのタイプの中でも、スティックタイプのものは、持ち歩きが可能で手間がかからずにスクラブ効果があるのが特徴です。
Dior アディクト スクラブ&バーム
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01N11302W” title=”クリスチャン ディオール(Christian Dior) アディクト スクラブ&バーム #001並行輸入品”]
Diorのスティックタイプのリップスクラブは、この1本の中にスクラブ効果とバーム効果があります。手を汚さずに、外出先でも使えるので、手軽で便利なアイテムとなっています。日中、まんべんなく唇に乗せ軽くマッサージをしながらテクスチャーを馴染ませるだけで効果があります。
レブロン キス シュガースクラブ
レブロンのキスシュガースクラブは、限定発売のリップスクラブです。シュガーミントの爽やかな香りで、甘い香りが苦手な人にもおすすめの商品です。スティックタイプの2in1スクラブバームで、シュガースクラブタイプなので優しく角質を落としてくれます。そしてフルーツ油により、保湿効果が高まるでしょう。
プチプラで試せるリップスクラブ
手頃な価格で試せるリップスクラブは、プチプラブランドでも発売されています。最初は、何を買ったらよいのかわからない人にも手軽に選べるのでおすすめです。
Pure Smile チューシー リップスクラブ
プチプラのPure Smile チューシーリップスクラブは、2種類のフレーバーがある人気商品です。チューブタイプなので、使いやすく衛生的な点もポイントです。新しくリニューアルされたことで、テクスチャーが柔らかくなり、スクラブが細かくなりました。更に使いやすさが増し人気となっています。
エチュードハウス キスフル リップスクラブ
エチュードハウスのキスフルリップスクラブは、韓国発のプチプラコスメブランドの商品です。値段がかなりお手頃なので、若い人から主婦の方など幅広い層に人気があります。美容オイル成分が配合されているので、柔らかく潤いのある唇にしあがります。ポップでキュートなデザインも人気の秘密です。
トニーモリー キスキス リップスクラブ
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0089IOOM0″ title=”トニーモリー(TonyMoly)キスキス リップスクラブ”]
こちらも、韓国コスメのトニーモリーの商品です。値段の安さだけでなく、唇を象った容器が個性的でかわいいのも人気の秘密です。細かなスクラブが、古い角質を除去してくれ、荒れた唇に潤いを与えてくれます。手頃さがあるので、お試し感覚で購入することができるプチプラ商品です。
ビーリップル ピーリングケア
プチプラブランドのビーリップルから出ている、ピーリングケアは、プチプラ価格の手頃な値段で購入できる商品です。クリームのテクスチャは少し固めですが、シュガースクラブがやさしく取り除いてくれます。そして、クリームのラップ効果で潤いを取り戻します。
トレンドホリック リップピーリング
トレンドホリックのリップピーリングは、レモンパイの香りがする人気のプチプラ商品です。ビタミンCの入ったシュガースクラブで汚れを落とし、ハチミツで保湿効果を高めます。生まれ変わったようなつるつるの唇になる効果が期待できます。
リップスクラブは手作りもできる
さまざまなブランドから発売されているリップスクラブですが、リップスクラブは自宅にある材料でも簡単に作ることができます。手頃な材料で、自分の好きなリップスクラブを作ることができたら便利だといえます。リップスクラブは、身近なアイテムを使って作ることができます。
手作りするメリットというのは、材料が身近にあることや手頃な値段で揃うことにあります。コスパのよい値段で手作りのリップスクラブができるので、経済的な負担が少なくなることです。そして、自分好みの素材を活かしたリップスクラブが作れることもメリットとなります。
手作りリップスクラブは、どんな素材が使え、どんな素材を合わせて作れば効果的なのでしょうか。それぞれの素材を活かした保湿効果が高い、手作りのリップスクラブの作り方を知れば、自分に合ったコスパのよいリップスクラブを作ることができるでしょう。そこで、手作りしてみたい方のために、おすすめのリップスクラブの作り方を教えます。
自宅で簡単に作れるリップスクラブの作り方
自宅で簡単に作ることができるリップスクラブの作り方は、どんな方法があるのでしょうか。手作りのリップスクラブを作って、自宅で唇のケアをしていきましょう。
はちみつで作るリップスクラブ
はちみつを使ったリップスクラブは、天然素材を使ったナチュラルなタイプのリップスクラブとなります。使用する材料は、はちみつと砂糖となります。作り方は、とても簡単で、はちみつと砂糖をボウルに入れてかき混ぜて、なめらかになったら出来上がりです。
はちみつは、保湿効果が高く唇の乾燥を抑える働きがあります。天然素材なので、ナチュラルだという点もメリットとなります。素材に関しても、手頃な値段で、身近な場所で手に入れられるのもメリットだといえます。材料を混ぜるだけで、作れてしまうので手間もかかりません。
オリーブオイルで作るリップスクラブ
オリーブオイルを使ったリップスクラブも人気のタイプです。揃える材料は、オリーブオイルと砂糖だけなので、とても簡単に揃います。オリーブオイルと砂糖をボウルに入れてかき混ぜて、混ぜ合わせた材料がなめらかになったら出来上がりです。
オリーブオイルのリップスクラブも作り置きはできないので、使う分だけを作るようにします。保湿効果が期待でき、肌によいといわれるオリーブオイルを使っていることと、優しい素材の砂糖を使うので刺激も少ないのが魅力といえます。
オリーブオイルと砂糖を容器に入れて、混ぜ合わせるだけでできるので、手間もかからずコストも安く済むというのが大きなメリットでしょう。
ワセリンで作るリップスクラブ
保湿などに使うことがある、ワセリンの成分が含まれたリップスクラブもあります。身近な場所で購入できるワセリンを使って、手作りのリップスクラブを作ってみましょう。材料はワセリンと砂糖を用意します。ワセリンと砂糖をボウルに入れてかき混ぜ、なめらかになったら出来上がり。
ワセリンを水分を逃がさない効果があり、保湿効果が期待できる成分となっています。砂糖も保湿力があり、高い浸透力があるといわれています。スクラブ効果と、潤いが期待できるリップスクラブを作ることができます。ワセリンは、ドラッグストアなど身近なお店で購入することができるので、手間もかかりません。
好きな香りを入れて作るリップスクラブ
香りを重視したリップスクラブを作りたい場合、香りの要素が入る成分を入れることで、自分の好みのオリジナルリップスクラブを作ることができます。
ココナッツの香りを入れる
南国の香りが感じられるココナッツは、ナチュラルな成分と香りのよさでも人気がある成分です。用意する材料は、ココナッツオイルとはちみつと砂糖です。作り方は、簡単ではちみつとココナッツオイルを混ぜてから、砂糖を加えてよく混ぜれば出来上がりです。
ココナッツは固形のままだと、混ぜにくいので、溶かしてから使うと混ざりやすいです。甘い独特なココナッツの香りが独特で、スクラブをしていると南国にいるような楽しい気分になるでしょう。
ライムの香りを入れる
爽やかな香りが楽しめる、ライムを使ったリップスクラブも人気があります。用意する材料はライム果汁と砂糖とはちみつです。砂糖とはちみつを混ぜてから、ライムを絞ってよく混ぜればできあがりです。みずみずしいライムは、スクラブをしていても気持ちよさがあります。
手頃で、手軽に材料を準備できるので、手間がかからず作ることができます。柑橘系のさわやかな香りが好みな人におすすめです。
コーヒーの香りを入れる
コーヒーのよい香りをリップスクラブに使う方法もあります。揃える材料はコーヒー粉末、はちみつ、オリーブオイルです。さらに、好みで砂糖を加えても効果的です。リラックス効果のあるコーヒーの香りは、気持ちを落ち着かせる効果もあります。
材料を混ぜるだけでできてしまい、材料も自宅にあるもので揃いやすいのもメリットです。コーヒー好きな人にはたまらない心地のよい香りを感じられるでしょう。
ハーブの香りを入れる
お好みのハーブを使って作るリップスクラブもおすすめです。用意する材料は、お好みのハーブ(ローズマリーやミント、ラベンダーなど)、レモン果汁、オリーブオイル、砂糖です。ハーブは、自分が好きな香りのものを選ぶようにしましょう。
好きな香りを感じられるのは、スクラブ以外にもリラックス効果が期待されます。ハーブのそれぞれの効果を知って、相乗効果のあるハーブを合わせてみるのもよいでしょう。
シナモンの香りを入れる
シナモンの香りを入れたリップスクラブは、独特の甘みを感じられる香が特徴です。用意する材料はシナモンパウダー、砂糖、ココナッツオイル、はちみつです。これらの材料を混ぜ合わすだけでできてしまいます。保湿効果のあるココナッツオイルや、はちみつの成分が入るので、高い保湿効果が期待できます。
シナモンには、エイジングケアの効果や、肌のくすみを抑える効果もあります。ココナッツオイルには、抗炎症作用もあるので、荒れてしまった唇のケアによい成分であるといえます。
ベリーの香りを入れる
甘酸っぱさを感じられる香が特徴のベリーを使ったリップスクラブです。用意する材料はドライクランベリー、バニラエッセンス、はちみつ、砂糖です。ドライクランベリーは細かく刻むのがコツです。大きすぎてしまうと、馴染みにくくなってしまう上に、刺激が強くなってしまいます。
ドライクランベリーでなくても、生のブルーベリーでも作ることができます。生の場合はフードプロセッサーなどでペースト状にするとよいでしょう。
チョコの香りを入れる
甘く香ばしいチョコを使ったリップスクラブは、チョコやカカオ好きにはたまらない香りとなります。用意する材料はココアパウダー、オリーブオイル、砂糖です。ほんのりと香ってくるチョコの香りがスクラブを楽しくさせてくれます。
オリーブオイルは、保湿効果を高める効果があるので、唇に潤いをもたらせてくれます。つい食べたくなってしまうような香りが嬉しいチョコの香りのリップスクラブは、甘い物好きな人におすすめです。
手作りリップスクラブで気をつけること
手作りのリップスクラブを作る際には、気をつけるポイントもあります。せっかく唇ケアのために、手作りのリップスクラブを作っても、認識が間違って逆効果になってしまうのではもったいないことになります。手作りリップスクラブを作る上で、気をつけなければいけないポイントについてみてみましょう。
スクラブ剤に塩を使うのはNG
スクラブ剤と聞くと、多くの人が思い浮かぶのは塩ではないでしょうか。塩を使ったボディスクラブがよくあるからです。しかし、ボディケア用のスクラブは塩が使われていますが、唇の皮膚は薄く弱いため、手作りする際は塩ではなく砂糖を使用するようにしましょう。
塩は、スクラブをした際に角質を除去する力がありますが、その力が強すぎるため、デリケートな唇には使用しない方がよいのです。砂糖は、粒子が荒いので唇に残ってしまうこともあるかもしれません。しかし、砂糖は吸湿性があるため、自然に空気中で溶けるため心配いりません。
清潔な容器に入れる
手作りのリップスクラブを作る場合に注意しなければいけないのは、清潔な容器に入れることです。容器が汚れていると雑菌が繁殖する可能性があるため、リップスクラブを保存する容器はアルコールや熱湯で消毒したものを使用するようにしましょう。
せっかく作ったリップスクラブを汚れた容器に入れてしまえば、ケアどころではなくなってしまいます。雑菌を唇に塗ってしまうようなことになりかねません。唇の荒れを治すために作ったリップスクラブが、雑菌が繁殖してしまうようなことにならないように、清潔な容器に入れることを心掛けてましょう。
長期間の保存はできない
せっかく手作りのリップスクラブを作るなら、一度に大量に作っておきたいと考える人もいるかもしれません。しかし、手作りリップスクラブには保存料などが入っていないので、なるべく作り置きはせずに早めに使い切るようにしなければいけません。
成分によっても違いますが基本的には、1~2週間以内に使い切ってしまうようにしましょう。成分や保存状態によっては、カビが繁殖してしまったり、異臭がするなど、期間内でも保存できない場合もあります。おかしいと感じたのであれば、すぐに使用をやめて新しいリップスクラブを作るようにしましょう。
できるようであれば、保存はせず使うときに作る方がよいといえます。保存がきくとはいえ、時間が経ってしまったものより、鮮度のあるリップスクラブの方がより効果が高くなるといえるからです。簡単にできるものが多いので、使う際に作るようにしてみましょう。
自分に合ったリップスクラブでうるツヤ唇を目指そう
リップスクラブで美しく、潤いのある唇を手に入れましょう。リップスクラブはどんなものがよいのかは、やはり自分に合った成分や香りなどが配合されたものがよいといえます。いくら保湿効果やスクラブ効果が高いといわれていても、苦手な香りのものでは長く続けられません。
既製品のものでも、手作りのものでもよいので、自分に合ったリップスクラブをみつけることが大切です。香りが豊富なものや、手軽さのあるスティックタイプのもの、値段が手頃なプチプラブランドのものなど、リップスクラブでもさまざまなタイプがあります。
そして、既製品ではなくコストも安く手軽にできる手作りのリップスクラブを使うのもひとつの手段です。手作りだと面倒で続かない人は、既製品の中で選んでみるとよいですし、コストを抑えてナチュラルさを選ぶのであれば、手作りもおすすめです。
いろいろなタイプのリップスクラブを使い、自分に合ったリップスクラブを探して、潤いたっぷりの魅力的な唇を手に入れてみましょう。