アイシャドウの選び方や塗り方|2018年秋冬の新作まで徹底紹介

メイク・コスメ

アイシャドウの上手な使い方を知りたい

一重や二重でも、目元の印象は変わってきますが、アイシャドウの使い方一つで、より大きくイメージは変化します。一番大切なのは、自分の目と肌の色に合ったものを使うことです。自分の目には、どんな塗り方をしたらよいのかも、覚えておくとよいでしょう。

アイシャドウをうまく使いこなせない、自分に合う色がよくわからないという人に、アイシャドウの使い方をわかりやすく解説します。

アイシャドウを塗る前に知っておこう

アイシャドウを塗る前に知っておくと、役立つ知識を紹介します。

アイシャドウの役割

メイクのときに、なぜアイシャドウを塗るのでしょう?それにはいくつか理由があります。アイシャドウは、「目を大きく見せるために塗るもの」というイメージを持たれがちですが、実は少し違います。アイシャドウを塗っても、目を大きく見せることはできません。アイシャドウ本来の役割は、目元に影を作り立体的に見せることです。

陰影をつけ目元を立体的にみせる効果

アイシャドウを塗っているのと塗っていないのとでは、印象が大きく変わります。アイシャドウは陰影を付けて、立体的に見せるために使います。違うカラーを使い濃淡を付けることにより、奥行きが出て目元の印象を変えられます。

平面顔の人でも、カラーをしっかりと選んで陰影をつければ、立体感のある印象になれます。また、目鼻立ちがハッキリしている人は、彫りを深く見せて外国人風メイクも可能です。メイクで印象を変えたいときは、同じ色にこだわらず他の色にも挑戦してみるといいでしょう。

シーンに合わせた雰囲気づくり

アイシャドウのカラーは実にさまざま。肌なじみがよく、濃淡をつけやすいブラウン系は、幅広い世代の人におすすめです。可愛い雰囲気を作るピンク系や、クールな印象のブルー系など、自分がなりたい雰囲気に合わせて、カラーを変えればイメージチェンジもできます。

ファッションと同じように、アイシャドウにもトレンドはあります。ここ最近では、スモーキーカラーやモーヴカラーが人気です。マットな質感やパール、ラメなどキラキラと輝くようなツヤのあるアイシャドウは、華やかな雰囲気にしたいときにおすすめです。

アイシャドウを塗る場所

アイシャドウはまぶたに塗りますが、まぶたの際というよりは、アイホール全体に塗るときれいに見えます。下まぶたや目尻に塗ると、さらに印象を変えられます。アイシャドウを塗る位置と、それぞれの塗り方をみていきましょう。

目尻と目頭を半円状に囲んだアイホール部分

アイシャドウは基本的に、アイホールに塗ります。目を閉じたときに、眉毛の下にできるくぼみ部分がアイホールです。アイラインの少し上の、ギリギリのラインに塗ることもできますが、塗る幅が狭いと目を開けたときに、せっかく塗ったアイシャドウが隠れてしまいます。

目を開けたときにも、アイシャドウの色がよく見えるように、アイホール全体に塗るように意識するとよいでしょう。アイホール全体に塗ると、派手になってしまうのではと、まぶたのキワに塗ろうとすることがあります。

これは初心者にありがちですが、まぶたのキワだけに塗ると野暮ったい印象になってしまうので、必ずアイホールにベースを作っておきましょう。淡いカラーなら、派手になることはありません。

目の下の涙袋の部分

涙袋には、明るめのカラーを使い、目尻には濃い色を使うと、全体のバランスが整います。涙袋は、明るめでうるんだような印象にしますが、目尻で引き締めるイメージです。

涙袋を強調すると、女性らしい印象に見せられます。涙袋がない人も明るめカラーで、好みの幅の涙袋を作れます。自分で描く場合は、アイシャドウだけだとぼんやりした印象になってしまうので、アイラインでラインを作っておくとよいでしょう。ラインがくっきりしていると不自然に見えるので、あとで軽くぼかしておきます。

アイシャドウは3種類+αの道具で使い分け

アイシャドウを塗るときは、付属のチップを使うことが一般的です。もちろんチップでも塗れますが、使う道具によっても印象が変わってきます。アイシャドウを塗るのに便利な道具の紹介と、どのようにして使うかを解説します。

ピンポイントで使うチップ

チップを使用すると発色が良いので、濃くはっきりとしたカラーを、ピンポイントで付けたいときに便利です。チップで付けるときは、ゴシゴシと擦りつけなくても、軽くポンポンとのせるだけできれいに付けられます。チップの面を使えばアイホールにも付けられますし、サイドの細い部分を使えば、目尻などに塗りたいときにも便利です。

パレットの付属のチップも便利ですが、使い続けているとスポンジ部分が劣化して、ボロボロと崩れてきます。そのまま使ってもきれいに付けられないので、ある程度使ったら、チップだけ新しいものと交換しましょう。100均でもチップだけ購入できるので、多めに持っておくと便利です。

広い範囲に使うブラシ

アイホールなど広範囲に塗りたいときは、ブラシを使うこともおすすめです。ブラシは広範囲に塗りやすいだけでなく、ふんわりと優しい印象に仕上げたいときにも便利。チップよりも優しい発色になるので、グラデーションを作りたいときに活用できます。

アイシャドウを塗るブラシにも種類があって、スモール・ミディアム・ラージと、ブラシの大きさが異なります。アイホール全体に、ふんわりと付けたいときはラージブラシを、まぶたの中央に付けるときはミディアムブラシを、目尻や目のキワにはスモールブラシというように、大きさの違うブラシを使い分けると、よりきれいに塗れます。

アイラインをひくときに使う平筆

アイシャドウにも種類があって、テクスチャーが違うと、塗るときの道具で使い勝手が変わってきます。マットタイプは、アイラインを引くときに使う平筆がおすすめです。平らな筆を、優しく横に滑らせるだけで、細いラインが描けます。少し太めに塗りたいときは、少しだけ圧を加えると太めのラインになります。

アイシャドウを塗った上からアイライナーを引けば、パッチリとしたデカ目効果も引き出せます。ラインのように極細で塗りたいときは、一気に塗ろうとせずに、何回かに分けて少しずつ塗っていくと、きれいな極細ラインが描けます。

まぶたに馴染ませる指付け

ムラなく均一に塗りたいときや、輝きがきれいなラメ入りを使うなら、指付けがおすすめです。ハッキリ・クッキリと発色させたいときにも、指付けなら思い通りの印象に仕上げやすいです。ラメの量を加減しながら付けられますし、グラデーションなどぼかしたいときは、指を使うほうが自然にぼかせます。

パレットのカラーは3種類で使い分け

アイシャドウを選ぶとき、単色よりもセットになっているパレットがおすすめです。パレットなら、その日の気分やファッションに合わせてカラーを使い分けられますし、グラデーションもつけやすくて便利です。

パレットにあるカラーバリエーションも、種類によって異なりますが、ポイントは3種類の使い分けです。数色ある場合は、カラーの組み合わせによっても、印象を変えられます。では、使い分けのコツを紹介します。

一番明るい色のハイライトカラー

ぱっと見でもわかる明るいカラーは、アイホール全体に使うハイライトカラーと、ベースの役割があります。ムラなく均一に伸ばして付けましょう。

中間色のミディアムカラー

明るいカラーと暗めのカラーで、グラデーションのバランスをとります。ブラシでふんわりと優しくのせて、ぼかすようにすると自然に仕上がります。

一番濃い色のシェードカラー

一番濃い色は、目のキワや目尻に使うカラーで、引き締めカラーとして使います。シェードカラーとも呼ばれていますが、メインカラーとも呼ばれています。平筆で付けるのがポイントです。

アイシャドウの基本的な塗り方

上手く塗るには、基本に沿った塗り方を取り入れるといいでしょう。

ハイライトカラーをブラシに取る

ハイライトは、ラージブラシを使うと便利です。ただし、つけすぎるとメイク崩れの原因になってしまいます。余分なパウダーを、一旦手の甲などで落としてから付けましょう。

最初に付けすぎてしまうと、修正が難しくなります。そのため、最初は少ないと感じる程度から始めて、足りないところに塗り足していくくらいのほうが、失敗なくきれいに仕上がります。

アイホール全体にハイライトカラーをのせる

ハイライトカラーは、アイホール全体がほんのりと色づく程度に乗せましょう。ラメやパールが入ったタイプは、ツヤが出て目元をきれいに見せてくれます。

パーティーなど華やかな雰囲気のときには、ラメ入りやパール入りを使うとよいでしょう。

上まぶたのキワにメインカラーをチップでひく

チップかミディアムブラシを使い、上まぶたのキワにメインカラーを乗せていきます。擦り付けずに、優しくポンポンとするイメージです。

チップにアイシャドウを付けて直に塗ろうとすると、ベタッとした印象になってしまいがちに。薄いカラーは修正しやすいですが、濃いカラーは付けすぎると修正しにくいので、注意してください。

メインカラーをなじませぼかし重ねる

目を開けたときに見える1~2mmのラインをイメージしながら、メインカラーを丁寧になじませて、少しぼかし重ねましょう。ぼかすことでより自然になじみます。アイシャドウは塗りすぎると、不自然になりがちなので、ぼかしたほうがきれいに見えるカラーが多いです。うまく使い分けて、なりたい目元を作ってください。

ミディアムカラーを下半分にのせる

アイホールの下半分くらいの位置に、ミディアムカラーを乗せていきます。チップだと濃くなってしまうなら、スモールブラシを使うとよいでしょう。下半分を塗り終わったら、ラージブラシでハイライトカラー全体に乗せます。

ハイライトカラーを下まぶたにのせる

下まぶたの目頭から目尻の涙袋にかけて、チップでハイライトカラーをくっきりと乗せます。目尻から3分の1程度に、濃いシェードカラーを2mm程度のライン状に入れ、パッチリとした目を作りましょう。

アイシャドウは上まぶただけでいいという人もいますが、上まぶただけだと、バランスが悪いと感じてしまうことが多いです。普段のナチュラルメイクならよいですが、しっかりとメイクしたいときには、下まぶたにもアイシャドウを塗りましょう。

アイシャドウはタイプ別で使い分けよう

アイシャドウのタイプ別の使い方を紹介します。

ポピュラーなパウダータイプ

パウダータイプはアイシャドウの中でも、一番数が多いスタンダードタイプです。単色とパレットがあって、初心者~上級者まで幅広く活用できます。パレットならグラデーションが作りやすいので、初心者でも思い通りのグラデーションが簡単に作れます。

アイライナーのようなペンシルタイプ

ペンシルタイプのアイライナーは、はっきりと発色することが特徴です。中には、アイライナーと兼用できるものもあります。アイライナーよりは、芯が柔らかいので意外に使いやすく、細いラインを直接描けて便利です。慣れてくると、グラデーションを作れるようになります。

発色が長持ちするリキッドタイプ

リップグロスのような形状をしていて、みずみずしく仕上げたいときにおすすめなのが、リキッドタイプです。液状なので、肌にぴたっとフィットして発色がよく、付けたてのカラーが持続することもポイントです。ウォータープルーフタイプは、汗や水にも強いので夏におすすめです。

ただし、持ちがよいウォータープルーフタイプは、通常のクレンジングでは落とせないものもあります。そういう場合は、必ず専用のリムーバーを使ってください。

発色のよいクリームタイプ

クリームタイプは、ねっとりとしたテクスチャーで一番発色がよく、ムース状やホイップ状になっているタイプもあります。パウダーアイシャドウの下地代わりとしても、使用可能です。

指に取って、軽く付けるときれいです。チークと併用できるタイプもあって、一つで2通りの使い方ができるのは、時短にもなって便利です。同系色で揃えることで、統一感も出せます。

インパクトジェルタイプ

インパクトジェルタイプは、アイグロスと呼ばれることもあり、持ちが良くて伸びのよいタイプです。ラメやパール入りのものはツヤがあるので、目元を涼しげな印象にしてくれます。

よれやすい場合は、上からルースパウダーを重ねるとよいでしょう。薄づきでも、きれいに発色することがポイントです。

目のタイプ別アイシャドウの塗り方

目のタイプによって、アイシャドウの塗り方は変わってきます。自分の目のタイプを覚えておけば、コツをつかみやすいです。

一重の場合の塗り方のコツ

一重の人は塗る位置を間違えると、目を開けた際にアイシャドウが隠れてしまうことがあります。一重の人におすすめの塗り方を紹介します。

上まぶたの目のキワに少し太めのアイライン

上まぶたの目のキワに、メインカラーで少し太めにアイラインを引きましょう。このときに目尻を少し太くして、立体的に見せるよう意識してみてください。カラーにもよりますが、一重の人がべた塗りをしてしまうと、腫れぼったい印象を強くしてしまいます。塗る位置と、量を見極めることがポイントです。

ミディアムカラーは常に見えるように

ミディアムカラーは、目を開けたときに見える位置を、確かめてから塗りましょう。気持ち、上目に塗っておくと、目を開けても隠れずきれいに見え、立体的に見せられます。少し下にズレてしまうと、目を開けたときに、アイシャドウが見えなくなってしまいます。

塗る前に目を閉じたときと、開けたときの位置を確認しておくことをおすすめします。

奥二重の場合の塗り方のコツ

二重でも少し奥まっているので、一重のように見えてしまいます。アイシャドウの塗り方次第では、パッチリとした印象になります。

上まぶたの目のキワに太く濃いアイライン

上まぶたの目のキワ2~3mmのところに、濃いアイラインを描くイメージで塗りましょう。目尻に行くほど少し太くすると、立体感が出せます。二重でも一重のように見えてしまうので、アイシャドウの塗り方にもコツが必要になってきます。

最初は難しいと感じてしまうかもしれませんが、眉や目のキワを基準にして、どの位置がベストかを確認しておくと安心です。

ハイライトカラーがはみ出ないようにする

ハイライトを塗るときは、アイホールからはみ出さないように、丁寧に塗ってください。ハイライトカラーがはみ出てしまうと、全体のバランスが悪く見えてしまいます。また、狭すぎるのもNGになるので、アイホールの位置を確認しながら塗るとよいでしょう。

ブラシを使うと、アイホールからはみ出やすくなってしまいます。ブラシを使うときは、使う方向もチェックしておき、手の甲などで、どんな風に付くのかをチェックしておくと、ブラシをうまく使えます。メイク初心者でうまく塗れない人は、何度か練習してみてください。

一度で済ませようとすると失敗しやすいので、慣れるまでは、少しずつ様子を見ながら塗るとよいかもしれません。最初に、アイホールの上の部分を塗ってから下に向かえば、はみ出ることを防げます。

二重の場合の塗り方のコツ

二重は、元々目がパッチリとした印象ですが、アイシャドウの塗り方を間違えると、残念な印象になってしまいます。二重の塗り方にはコツがあります。

ラインになる二重部分に濃い色をおく

濃い色ほど、パッチリ感を引き立たせるイメージですが、濃すぎるのもNGです。ポイントは、眉に近いほど薄くして、目のキワに行くにつれて濃くすることです。

パッチリ二重は、足し算よりも引き算を上手く活用しましょう。はっきりとした印象の二重は、カラー選びを間違えると、派手で下品に見えてしまうことがあります。元々はっきりとした目元ですから、足しすぎないよう注意してください。

末広二重は締め色を黒目の上からのせていく

目頭は二重幅が狭く、目尻に行くほど二重幅が広くなる末広二重は、締め色を黒目から目尻にかけて塗ることがポイントです。あえて狭い部分を残すことで、メリハリが出てバランスよく仕上がります。ただし、メリハリを付ける位置を間違えると、腫れぼったく見えがちです。よって、二重の幅をよく確認しながら、丁寧に仕上げましょう。

並行二重は締め色を目のキワから上にぼかす

並行二重は単色使いだと、眠たそうに見られがちです。グラデーションを作って幅を持たせると、眠たそうには見えません。一見パッチリに見えるのですが、一歩間違えると自分が思っているのと、全然違う印象になりがちです。チップや指を使って、自然にぼかすよう意識するといいでしょう。

アイシャドウの色は肌のベースカラーで選ぶ

肌色によって、似合う色とそうでない色があることを覚えておくといいでしょう。肌色別に似合う色も紹介します。

黄色系の温かみあるイエローベースの場合

自分の肌が、イエローベースかブルーベースかよくわからない人は、腕の内側の血管や白目をチェックすれば見極められます。血管が緑色がかって見えるか、白目がアイボリーの人はイエローベースです。

ブラウンやオレンジ系の色が似合う

黄色系のイエローベースには、オレンジ系の色が似合います。オレンジは少し派手と思うのなら、グリーンやゴールド、ベージュ、オリーブというオレンジ系のカラーを試してみてください。

グレーやシルバー系は避けよう

イエローベースの人には、グレーやシルバー系は肌がくすんで見えてしまう傾向があるので、おすすめできません。オリーブやゴールドを選ぶとよいでしょう。

青色系の涼しげなブルーベースの場合

血管が青みがかっていて、白目も青みがかった白の人はブルーベースです。

パープルやボルドー系の色が似合う

青みがかった涼しげで透明感のある肌には、パープルやボルドー系がおすすめです。ダークブラウンやシルバー、グレー、ブルーなども似合うので、試してみてください。

オレンジやゴールド系は避けよう

ブルーベースの人がオレンジ系を使うと、肌がくすんだように見えてしまいます。ラメ入りを使いたい場合は、シルバーラメの入ったものならOKです。ただし、あまり塗りすぎないようにしてください。目尻だけというように、ポイント使いがおすすめです。

アイシャドウでなりたい雰囲気になる方法

アイシャドウの塗り方を覚えれば、その日の気分やファッションに合わせて、なりたい雰囲気になれます。

ブラウン系でナチュラルな雰囲気に

ブラウン系は肌なじみも良く、初心者にも使いやすいカラーです。グラデーションも作りやすいですし、同じ色でも、付ける量を変えたりぼかしたりすることで、印象を変えられます。ブラウン系のパレットを使う際の塗り方と、ポイントを紹介します。

アイホールに中間色を塗る

ブラウン系のアイシャドウを使うなら、アイホールには中間色がベストです。中間色を選ぶことで、濃すぎず薄すぎず、自然な仕上がりになります。大きめのブラシで乗せたほうが自然に仕上がりますが、しっかりと付けたいなら、チップを使うと仕上がりが変わります。

上まぶたのキワに締め色を入れる

上まぶたのキワには、アイホールに使ったカラーよりも、少し濃い目のカラーを使います。締め色として使うので、パレットの中で一番濃いカラーを選んでください。締め色はチップを使い、影を付けるようなイメージで塗るとよいでしょう。目尻側は2mmくらい長めに引いておくと、キリッとした印象になります。

下まぶた全体にハイライトカラーを入れる

下まぶたはには、パレットの中で一番明るいカラーを全体に塗ります。ただし、全部同じ塗り方にはせず、目尻は少し控え目に、目頭はしっかり塗って強調すると、より自然に仕上がります。

ブラウン系のアイシャドウは、肌なじみはよいものの、バランスを間違えると残念な印象になってしまうので、全体のバランスを考えて塗ることがおすすめです。物足りないときは、重ね塗りをすると濃くなります。

大人ピンクでフェミニンな印象に

ピンクは可愛い系のイメージが強いですが、大人ピンクを選べばフェミニンな印象に見せられます。大人ピンク系のパレットを使えば、カラーの調整がしやすくて便利です。初心者にも試しやすい、簡単2ステップの塗り方を紹介します。

薄めのピンクをアイホール全体にのせる

薄いピンクを、アイホール全体にふんわりと乗せていきます。薄づきにしたい場合は、大きめのブラシを使うとよいでしょう。全体に均一になるように塗るポイントは、ブラシにアイシャドウをつけたら、そのまま塗らずに、一度手の甲などで余分なパウダーを落とすことです。

付けすぎると調整が難しいので、少量ずつ様子を見ながら塗ると、ムラなくきれいに塗れます。自分のまぶたとブラシの幅を把握しておけば、はみ出ることもなくきれいに塗れるでしょう。ブラシのサイズもいくつかあるので、数本持っておいて使い分けると便利です。

目頭から目尻まで目のキワに筆で細く入れる

目のキワは、目頭から目尻まで細いラインを引きます。チップやブラシだと細いラインが引けないので、平筆を使うといいでしょう。あとからぼかすため、それほど神経質に細いラインを意識しなくてもOKなので、できるだけ細くを意識してみてください。

細いラインを入れたら、指で優しくポンポンと叩きながらぼかしていきます。目尻は2mmくらい長めに描いておくこともポイントです。

下まぶたの黒目下に薄いピンクを入れる

下まぶたには、パレットの中で一番明るいピンクを使います。ピンク系のアイシャドウを、下まぶたに使う際は、ベタ塗りすると野暮ったく見えてしまいます。そのため全部には塗らずに、黒目の下に乗せるだけにします。

目尻と目頭に向かい、黒目の下に乗せたピンクを、ブラシや指で軽くぼかすように広げます。目頭と目尻にはあえてハッキリ塗らずにぼかすことで、適度な抜け感が出て、フェミニンな印象をアップさせてくれます。

モーヴカラーでエレガントに

スモーキーで落ち着いた印象のモーヴカラーは、目元を大人っぽい印象にしてくれます。派手すぎないので、グラデーションなども作りやすく、カラーバリエーションも豊富です。ブルーベースの人に似合うと思われがちですが、イエローベースの人にも似合うカラーがあります。

モーヴカラーのアイシャドウも、パレットタイプを選べば、単色使いとグラデーションを使い分けられて便利です。大人の女性に大人気のモーヴカラーのアイシャドウを、上手に使うコツを紹介します。

ブラシでアイホールを広めに塗る

モーヴカラーのアイシャドウも、基本的な使い方は同じです。まずは、大きめのブラシでアイホール全体に、ふんわりと優しく乗せていきます。最初に使うアイホール用カラーは、一番明るい色を選ぶこともポイントです。

このときに、アイホールから大きくはみ出ないように、丁寧にブラシで塗ってください。はみ出ないようにすると、幅が足りず少なすぎてしまうこともあります。ポイントは、アイホール全体に均一になるように意識することです。

横グラデを作る

モーヴカラーのアイシャドウで、グラデーションを作るときには、縦ではなく横にグラデーションになるように塗るときれいです。アイホールに塗った色よりも少し濃いメインカラーを、黒目くらいから目尻にかけて、自然にぼかしながら横になるように、グラデーションを作ります。

目尻に行くほど少し濃くして、目尻側を強調するイメージで塗ると、大人っぽく印象的な目元を演出できます。グラデーションを作るポイントは、黒目から目尻に向けてです。ブラシをうまく使いながら、自然にぼかしていけば、意外に簡単にグラデーションが作れます。

下まぶた全体にアイシャドウを薄く細くプラス

下まぶたは、グラデーションを作ったカラーを使い、上まぶたと統一感を持たせることがポイントです。下まぶたには、全体に細く薄づきになるように塗っていきます。この際に使うのは、ブラシよりもチップのほうがよいでしょう。

ポイントは「細く薄く均一に」です。ここで上下のカラーを変えてしまうと、少しアンバランスな印象になってしまいます。モーヴカラーは、統一感を持たせるときれいに仕上がります。

2018年秋冬で注目の新作アイシャドウ

新作だと、それだけで魅力的に見えますが、新しいからと飛びつくことはおすすめできません。コスメブランドは星の数ほどありますが、デリケートな目元に使うアイシャドウは、信頼できるブランドのものを選びましょう。

アイシャドウを選ぶときは、口コミも参考になります。選ぶなら、できるだけ高評価のものを選びましょう。2018年秋冬の新作アイシャドウから、おすすめの商品を紹介します。

SUQQU デザイニング カラー アイズ 夕茜 -YUUAKANE

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07FNDDPZ8″ title=”スック デザイニング カラー アイズ 10 夕茜 -YUUAKANE -SUQQU-“]

日本ならではの美を語るうえで欠かせない、花鳥風月をテーマにしています。自然界にある鮮やかで美しい色を、旬を取り入れつつアイシャドウに取り入れました。風流や粋という日本独自の大人の色を楽しめます。テーマが和ということもあり、和装にも似合う配色です。

夕茜 -YUUAKANEは、サンセットオレンジxスカイブルーという、はっきりとしたコントラストが印象的なパレットです。ハイライトカラー、ミディアムカラー、シェードカラーを使い分けられますし、グラデーションを作ってもきれいです。

同シリーズでは、「深楓 -FUKAKAEDE(オータムレッドxアンバーブラウン)」と、限定色となる「涼秋桜 -RYOUKOSUMOSU(エアリーグリーンxブルームパープル)」があります。3種類とも斬新な配色が特徴的ですが、きちんと肌に映える組み合わせとなっています。

CHANEL レ キャトル オンブル 294 ティセ メルヴェイユー

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CHANELもアイシャドウといえば、4色セットのパレットが定着しています。テクスチャーがとてもソフトで、使いやすいパウダーアイシャドウです。CHANELブラックの美しいケースに、4色のアイシャドウがセットになっていて、大きいミラーが付いているので携帯にも便利です。

4色はどんな組み合わせも可能なカラーをセットにしているので、単色でもグラデーションでも、自在にアレンジできます。発色もよくとても上品で、洗練されたスモーキーカラーが魅力です。2018年秋冬の新作は、304 ミステール エ アンタンシテ、 306 スプランドゥール エ オダス、 308 クレール-オブスキュールも登場しています。

4色あるアイシャドウは、目元をキリっと引き締まった印象に見せてくれるディープシェードと、明るい印象を作ってくれるハイライトシェードが、各2色ずつ入っています。

RMK ムーンブルーム カラーリングアイズ

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発売されるとの噂が出たときから、オシャレ女子の間で注目されていたアイシャドウです。カラーは全部で7種類あって、どれもグラデーションを作りやすく、単色使いもできるカラーになっています。

種類によってはブルーベース向きと、イエローベース向きに別れるものの、選びやすいことがメリットといっていいでしょう。7種類ある中で、EX-01 ラベンダークイーンのみ、新宿伊勢丹限定商品となっています。EX-01以外は、全国のRMKの店舗で購入できます。

2018年秋冬は、真夜中のガーデンをイメージしていることから、ぱっと見は幻想的で少し使いにくいと感じてしまうカラーもあるものの、実際に付けるととてもきれいな発色です。パレットの4色は、相性やバランスも考えているので、意外に使い勝手が良く、早くも人気商品となっています。

ALBION エクシアAL クリエイティブ アイカラー 10

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07H79TFPH” title=”アルビオンエクシア AL クリエイティブ アイカラー 10 -ALBION-“]

2018年9月17日に、新発売になったばかりの新作です。クリアな発色でもしっとり感があるので、美しい目元を演出してくれます。使いやすい4色がセットになっています。パウダーはとてもきめが細かく、しっとりとしているので、デリケートな目元にも優しくフィットします。

重ねづけをしても、透明感がそのままなのがすごいところです。付けたてのきれいが長時間持続するので、目元に自信が持てそうです。

No.10は、ブルーベースの人に似合うパープル&ボルドー系の配色です。NO.11はイエローベースの人に似合うオレンジ&オリーブ系の配色です。どちらも秋冬に活躍してくれそうな、シックなカラーです。トレンドを取り入れつつ、適度なパール感が目元を明るく美しく見せてくれるでしょう。

ジョルジオアルマーニ ビューティー アイ クアトロパレット

[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07K48LF45″ title=”【ジョルジオ アルマーニ】【正規品】 アイ クアトロ パレット_アイシャドウ (7)”]

一つのパレットに、マット・サテン・シマーという異なる質感を組み合わせています。4つのカラーは、それぞれに異なり印象的な目元を演出してくれます。

低圧ウェットプロセスという製法で、クリーミーテクスチャーで、パウダー感のない仕上がりになっています。クリームに近いテクスチャーは、肌に良くなじみフィットします。ラスティングを高める働きがある、ポリマーを配合しているので、付けたてのきれいが持続して、ヨレやメイク崩れの心配もほとんどありません。丸みを帯びた優しい印象の4色パレットです。

アイシャドウを使いこなして自分を演出しよう

アイシャドウは、好きな色を使うのがよいというイメージですが、選んだ色が自分に似合っていなかったら、魅力を半減させてしまいます。また肌の色によっては、くすんで見えてしまうことも。塗り方だけに気が向いてしまいがちですが、カラー選びも重要です。

選び方や目のタイプに合わせて、自分にとってベストなカラーを選ぶことで、なりたい目元にイメージチェンジできます。まずは自分に合う色を見つけて、アイメイクを楽しんでみてください。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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