メンタル

孤独の時間。寂しいを楽しいに変えることができる過ごし方

孤独は寂しい、つまらない、つらいとネガティブに考えてしまいがち。しかし、孤独は自分の時間を有意義に過ごすことができるチャンスなのです。誰かに合わせる必要がない孤独な時間を有意義に使って、ワンランク上の自分へと導きましょう。

孤独は寂しいだけじゃない

1人でいるときだけでなく、大人数でいるときも感じる孤独。孤独を感じるという心理には、寂しいという気持ちだけでなく、さまざまな気持ちが要因となっています。孤独を感じてしまう原因や孤独を感じてしまう気持ちをポジティブに変える方法などを見てみましょう。

孤独を感じやすい人の特徴

1人でいても平気な人と大人数でいても孤独を感じてしまう人。違いはなんなのでしょう。孤独を感じやすい人の特徴を見てみましょう。

感受性が強い

孤独を感じやすい人には、物事を非常に深く考えたり、感受性が非常に強かったりして、内面世界が普通の人よりもとても発達している人が多くいます。内面世界が発達している人が、他の人に気持ちを伝えようとしても、同じ内面世界が発達している人同士でないと話は理解されません。

内面世界が発達している人の話は、複雑に入り組んでいるため相手に気持ちが伝わらないため「わかってもらえない」という気持ちとなり、孤独へと繋がるのです。

周りの反応を気にしがち

疎外感や孤独感を感じる人は、他の人に比べて周囲の反応や自分に対する周囲の評価というのが気になって仕方ないという特徴があります。相手がどのように行動するかが気になってしまい、相手が疎外する意図はないにもかかわらず、少しでも自分にとって気になる行動をされると、疎外されていると感じてしまいます。このような反応を繰り返すことで孤独感が増し、心は深刻な状況に。マイナス思考が先立つようになってしまうのです。

自己評価が低い

自分に対して自信のない人というのは、少しでも人から注意を受けたり、指摘されたりしただけでも長期間引きずる事もあります。そのため、いつまでもよそよそしい態度になってしまい「馴染めない」「できない」など、自分から相手に向かうことができなくなり、周囲からは敬遠されてしまう原因にもなってしまいます。

その結果、周囲との関係はよそよそしいまま変化できず、疎外感や孤独感が増長。自己評価がさらに低くなっていってしまうのです。

被害妄想が強い

人間関係で悩みやすい人は、マイナス思考になりがち。相手からよそよそしい態度を取られたときなど、そのことを気にしすぎてしまう傾向があります。例えば、自分だけ食事に誘われなかったとき、自分だけ呼ばれていないことを相手の都合ではなく自分に非があるのではないかと考えてしまう心理があります。

このように、被害妄想が強い状態が続くと、相手を責めてしまうこともあり人間関係がさらに悪化。周囲とうまく馴染めず、孤独感が強まってしまいます。

孤独感を感じる原因とは

孤独感を感じる人には、ある程度の特徴があります。では、孤独感を感じる原因とはなんでしょう。孤独感を感じる原因について見てみましょう。

人に頼れない

孤独を感じる原因の1つには、人にうまく頼ることができないや頼れる人がおらず、一人で抱え込んでしまいがちな「人に頼れない」というのがあります。このようなタイプの人は、とても優秀で、周囲からの評価が高いという特徴があります。

周囲の期待にこたえようとするあまり、自分の弱さを見せられなくなり、失敗しないようにしなければという不安感が増長。1人でいろいろなことを背負い込むことで、孤独感を感じるようになってしまいます。

些細なことで落ち込んでしまう

孤独を感じている人は、理由もなく小さなことで落ち込んでしまう傾向があります。なにか気になることが少しでもあるときに、誰にも相談できないという状況にいると「自分には、誰も頼れる人がいない」という気持ちがむくむくと湧き出してきてしまい、落ち込んでしまうのです。

このような、周囲から見て落ち込む理由にならないと感じるような事柄も、自らネガティブでいることを好んでしまうため孤独を感じてしまう原因に。些細なことと割り切れない感情は孤独感を感じさせやすくするのです。

弱音を吐くことができない

孤独を感じているとき、周囲の人に自分のことをわかってほしいと思っていても、プライドや周囲からの期待の眼差しなどが邪魔をして弱音を吐くことができない状況に陥っていることがあります。周りの期待に応えようとするあまり、弱みを見せることもできず失敗を恐れてしまうため、孤独だと感じてしまいます。「大丈夫」や「頑張る」など、表面的には前向きな発言をしてしまう人に多く、弱音を吐けない状況が長く続くことで、孤独感が増長。心の病の原因にもなります。

自己嫌悪に陥っている

自分を好きになれず、ネガティブ思考になってしまう人は孤独を感じやすくなります。常に、自分に対して否定的な評価をしてしまう人の周りには、同じようなネガティブ思考の人が集まりやすく、互いの仲間意識は生まれますが孤独感が消えることはありません。

自己嫌悪に陥ってしまうことは、孤独感を生み出す原因になるだけでなく、誰かに対して依存する気持ちも強いため周囲が近づきにくい存在に。ネガティブな思考は、自分に悪意はなくても周囲を傷つけていることもあるため、孤独の悪循環が起こりやすくなります。

周りに期待しすぎている

周りにいる人はたとえ家族であったとしても、自分とは違う人間。どんなに近い存在と思っていても、人間同士が理解し合えることには限界があります。仲がよすぎることで「自分のことをなんでも理解してくれる人」などと思ってしまう相手への期待。

そのため、相手に理解されることを期待しすぎて、理解されなかった時に孤独を感じてしまうのです。周囲の人間も自分とは違う人間だと理解することで、過度な期待をやわらげることができます。

孤独をポジティブに捉えてみる

孤独は決して悪いことではありません。孤独をポジティブに捉えてみる方法を見てみましょう。

孤独は自由

孤独でいることは、寂しく感じてしまうかもしれません。しかし、孤独な人は周りに邪魔されず自分の好きなことができるというメリットがあります。家族や友人と一緒に過ごしていると食事の時間や就寝時間など、食べたいものや行動する時間を合わせなくてはいけないことがあります。

しかし、孤独は自由。誰かに遠慮したり、誰かのために時間を使う必要がありません。食べたいものや眠る時間、入浴時間など、自分の意志でさまざまなことを決めて進むことができるのです。

孤独でいることは個性である

孤独でいることは、決して悪いことではありません。孤独でいることは、個性を楽しむことができる時間。孤独を楽しんでいる人には、自分の世界に没頭している個性的な人が多くいます。誰かに依存したり、誰かと時間を共有する必要がないので、自分の趣味などを思う存分楽しむことができるのです。孤独は悪いことではないと考える気持ちを持ってみましょう。

孤独な人は本質を見抜く能力が高い

孤独に過ごしている人は、周囲の人との関わりが苦手で内向的な性格の人と見られがち。しかし、エール大学の研究で孤独な人ほど他者を理解し、本質を見抜く洞察力が優れているということがわかりました。社交的で人との関わりに忙しく動き回っていると、相手がどのように思っているのかの本質を見抜く暇がなく、表面的な付き合いになるのに対し、孤独な人ほど不要な情報が少ないために、相手がどのように思っているのかをじっくり観察する時間があるため、本質を見抜くことができるのです。

相手の本質を見抜く能力が高くなるのは、孤独の特権ともいえます。

孤独なのは成長するチャンス

寂しい、つまらないと気分が落ち込みやすくなってしまう孤独。孤独をポジティブに捉えることで、1人で行動しているときも周りに流されず成長することができるチャンスと考えることができます。孤独は、自分を見つめ直す時間も得ることができるのです。

ゆっくりと自分自身と対話し、落ち込んでいる原因や寂しいと感じている原因を追求。些細なことでくよくよしているときは、ノートに書き出して解消するなど、孤独な時間を自分の成長のチャンス時間に変えましょう。

孤独感を克服する方法

強い孤独感は、無気力にも繋がってしまいます。孤独感を克服する方法を見てみましょう。

自分の考えを肯定する

1人でいるときに、ふと思う考えや感情に飲み込まれて必要以上に不安を感じたり、孤独を感じたりしていませんか。人はさまざまなことを考え、いろいろな感情を持つ生き物。しかし、自分の心が疲れてしまうときは、なにもしない時間を作り静かに過ごしてみましょう。

また、いろいろな考えや感情が溢れ出てきてしまうときは、ノートに書き出すなど自分自身を見つめるきっかけ作りをします。自分の感情に向き合い、自分の考えを肯定し、自分自身の思いを好きになることで孤独感から抜け出すことができます。

周りと自分を比較しない

自分の過ごしている環境に比べ、周囲の人のほうが輝いて見えることがあります。休日は孤独に過ごすことが多い自分と比べ、休みの日も誰かと一緒にいる人などは、私生活が充実していて楽しそうに感じてしまいます。しかし、友達の多い人と自分を比較して落ち込まないようにしましょう。

いつも誰かと一緒にいることができるからといって、必ずしも幸せであるとは限りません。自分が過ごしている環境が自分にとっては地味に見えても、周囲からは輝いて見えていることもあるのです。

新たな人間関係の選択肢を持つ

人間関係や環境は変化して行くものであるため、決めつけずに新たな選択肢を持つことも大切。学生時代は、小学校なら6年間、中学校なら3年間というように強制的に通う期間が決められているため、人間関係や環境は変化していきました。そのため、社会人になったら人間関係や環境の変化を感じられなくなったと思う人もいますが、常に人間関係や環境を変化させるチャンスはあるのです。

社会人のサークル活動や習い事など、新たな選択肢を持つことで人間関係や環境は変えることができます。新しい人間関係や環境を作り孤独感を克服しましょう。

SNSやテレビを見る時間を減らす

テレビやSNSの華やかな世界に惑わされると、孤独を感じやすくなってしまいます。テレビやSNSでは明るい世界を見ることが多く、自分にはない輝きを感じてしまうことがあります。しかし、テレビの世界も出演者や裏方は華やかな世界感を作るために一生懸命駆け回り映像を配信。

楽しそうな友人などのSNSも、見栄えを気にして華やかに彩るための努力があるのです。テレビやSNSの世界と自分を比較するものではないと頭では理解していても、潜在意識で気にしてしまうもの。テレビやSNSを見る時間を減らして、ゆったりと孤独の時間を過ごしてみましょう。

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孤独を楽しむ方法

自分の時間を過ごすことができる孤独。孤独を楽しむ方法について見てみましょう。

じっくり自分と向き合ってみる

誰かに振り回されることなく、自分の時間を自分のために使うことができる孤独。孤独は、生活時間を誰かと共有したり、意見をすり合わせる必要がないので、じっくり自分と向き合う時間を作りやすくなります。自身とじっくり向き合い、人生を有意義に過ごすための準備をしましょう。

自分が、今後どのように過ごしていきたいのかというライフプランを立てたり、自分がやりたいと思っていたことを始めてみるなど、長期的に考えて自分が楽しく過ごすことができる環境の準備をします。いろいろな情報に惑わされず、自分自身の考えや感情などをじっくりと見つめてみましょう。

思うがままに行動してみる

自分の好きなように行動できるのが孤独の魅力であるため、思うがままに行動してみるのもよいでしょう。起床時刻や就寝時刻、待ち合わせの時間など、誰かに時間を合わせる必要がないので、映画を見たいと思ったら映画を見たり、ハンバーガーが食べたいと思ったらハンバーガーを食べたりと、思うがままに行動してみることで孤独を楽しいと思える時間にすることができます。

最初は、場当たり的なものでかまいません。思いついたことを実行していくことで、自分だけの自由な時間を思う存分満喫できるようになります。

読書をして多くのことを学ぶ

1人の時間を生かしてたくさん読書をし、たくさんのことを学ぶのもおすすめ。好きなお酒を飲みながら本を読むのもよいでしょう。本にはいろいろな情報があります。

そして、自分が知りたくないと思う情報が書かれているとき、テレビとは違い本を閉じることで知りたくない情報を得る手段を遮断。なにかに没頭したいときに簡単に手にすることができて、知識を増やすことができる読書は1人の時間を楽しめるアイテムです。

自分磨きをする

孤独と感じる時間を有意義に使うために、モチベーションアップにも繋がる自分磨きがおすすめ。メイクの研究やマッサージなど、自分磨きのために時間を使うことで自信がつき、内側から輝く自分へと導くことができます。自分磨きは、美容院やエステなど外に出かけるのもよいのですが、自宅でじっくり鏡にうつる自分を見ながら肌の調子のチェックや表情の練習をすることで、これまで気づかなかったことを発見する機会にもなります。

また、自分磨きをすることで周囲からの見た目も変化。自分を好きになり、自信を持っている人は周囲の人間を惹き付ける存在になることがあります。孤独を感じているときこそ、出会いのきっかけにもなる自分磨きをしてみましょう。

1人旅をしてみる

強い孤独感でふさぎ込んでしまいそうなときは、自由に行動できるひとり旅に挑戦してみましょう。1人旅なら、温泉に行きたいときや山に登りたいときなど、思ったときにすぐ行動することができます。まとまった休みをとって旅行に行くのもよいですし、日帰りでもOK。

誰かと予定を合わせる必要がないので、観光地を巡ったり宿でゴロゴロ寝転んだりと、気軽に行動することができ心身のリフレッシュにおすすめ。1人旅では、荷物は少なめにすると行動しやすくなります。

新しいスキルを身につける

やることもなく1人の時間を過ごしていると孤独感は増していきます。孤独を有意義な時間に変えるために講座を受けるなど新しいスキルを身につけるために勉強するのもよいでしょう。新しいスキルを増やすことで、転職などにも有利になります。

新しいスキルを身につけるための講座は、インターネットや公共施設などで受けることができる比較的安いものもあります。新しいスキルを身につけたいけれど、費用の心配がある人は安く受けられる講座を探してみましょう。

副業を始める

今は、インターネットを利用して副業を手軽に始めることができる時代。1人の時間を生かして、自分の得意なことやスキルをお金に変えてみましょう。自分にとっては当たり前にできることも、できない人からすればありがたい存在。
このようなアクセサリーが欲しいという希望を叶えてみたり、情報発信できるブログなどで広告収入を得たりと方法はさまざま。お金をかけずに収入を得る方法はたくさんあります。仕事以外の収入源を増やしてみましょう。

孤独や寂しさを感じている人にオススメの本を紹介

孤独に打ち克つ手助けとなる前向きな内容の本があります。孤独や寂しさを感じている人にオススメの本を見てみましょう。

孤独が人生を豊かにする

一流の孤独を目指すことをコンセプトに、孤独のネガティブなイメージをポジティブに変えてくれる内容の本。孤独を寂しい・怖いという二流の考えから成長させ、人生を楽しいものに変えてくれます。孤独が人生を豊かにする61の方法も書かれているので、孤独を感じて寂しい人や孤独を楽しみたい人だけでなく、孤独な人を応援したい人にもおすすめ一冊です。

嫌われても折れない〈自分〉をつくる101の言葉

アドラー心理学の考えで書かれている本。人生に絶望しかかっているときや自分が見えなくなっているとき、もっと心の底から満たされた人生を生きたいと感じているときに、人生を変える秘訣や自分を変える法則のさまざまな言葉を提唱。1人ではやっていけないという思い込みを払拭してくれる一冊です。

孤独のチカラ

受験に失敗した18歳から職を得る32歳までの約10年の間に体験した「暗黒の10年」という孤独を基に書かれた本。人生のうちで孤独を徹底的に掘り下げ、過去の偉人たちと地下水脈で繋がる時間を、成長への通過儀礼と考え、孤独をクリエイティブに変換する単独者のみ到達できる地点は必ず存在することを提唱しています。孤独な時間を積極的な時間に変える方法を教えてくれる一冊です。

ひとりは楽しい

結婚しながらも、1人で暮らすことを選んだ漫画家による笑える1人謳歌の本。1人だからできることや1人でやたっているからこそ感動できることが人生にはたくさんあることを伝えています。エッセイやイラスト入りで読みやすく、孤独に対してポジティブな意味での効果的な、おすすめの一冊です。

孤独を生ききる

孤独とどのように向かい合い、どのように新しい自分を発見できるかを書いている本。人は1人で生まれ、1人で死んでいく。恋人がいても、家族に囲まれていても、群れていても、老いも若きもすべての人が孤独であることが描かれています。本当に自分が孤独だと感じたことがない人は、真に人を愛することができないと考え、孤独を生ききるためにどのようにすればよいのかの答えが書かれている一冊です。

孤独の価値

1人になる時間は、創造性を育み、美の意識を高めるのに必要なものであるということ伝える内容の本。人はなぜ、寂しいという理由から孤独を怖れるのか。孤独を怖れる理由を、マスコミがつくったステレオタイプの虚構の寂しさを悪だと思わされているからではないのかと考え、現代人は「絆」を売り物にする商売にのせられ過剰に他社と繋がりたがる「絆の肥満」状態であるあると提起。孤独感を和らげ、社会と共生しながら自由を生きる孤独の画期的な人生論が書かれている一冊です。

孤独に打ち克つ名言

孤独を感じている人に伝えたい言葉。孤独を感じている人が知っておきたい言葉。孤独に打ち克つ名言6選です。

ヘルマン・ヘッセの言葉

1877年7月2日、ドイツ南部ヴュルテンベルク王国のカルフに生まれたスイスの作家、ヘルマン・ヘッセ。20世紀前半のドイツ文学を代表する文学者です。主に詩や小説を書き、穏やかな人間の生き方を画いた作品が多いヘルマン・ヘッセ。

風景や蝶々などの水彩画を添えた詩文集も発表しています。ヘルマン・ヘッセの孤独に対しての言葉は「人生とは孤独であることだ。誰も他の人を知らない。みんなひとりぼっちだ。自分ひとりで歩かねばならない。」というものでした。

モンテーニュの言葉

1533年2月28日、フランスのペリゴール地方のボルドーに近いモンテーニュ城で生まれた16世紀ルネサンス期のフランスを代表する哲学者のモンテーニュ。モラリスト・懐疑論者・人文主義者ともいわれ、現実の人間を洞察し人間の生き方を探求して綴り続けた主著「エセー」は、フランスのみならず各国に影響を与えました。6人の娘に恵まれるも、成人したのはたった1人であったモンテーニュ。妻や娘たちを失い深い悲しみのを感じていたモンテーニュの孤独に対しての言葉は「孤独の生活の目的とは、もっとゆうゆうと、もっと気ままに暮らすという、ただ一つであると私は信ずる。」というものでした。

ピート・ハミルの言葉

1935年6月24日、アイルランド系移民の親を持つ7人兄弟の長男としてブルックリンに生まれたピート・ハミル。アメリカ合衆国のジャーナリスト、コラムニスト、小説家であるピート・ハミルには、ジャーナリストの妻と2人の娘がいます。1958年、当時ニューヨーク・ポスト紙の記者で作家のJ・ウェクスラーへ送った感想文をきっかけに、ニューヨーク・ポスト紙の記者になり、大衆紙を中心に活躍しました。

1968年、処女作となる「Killing for Christ」を発表。乾いた簡素な文体の中にも、名もなき人々の生活心情をすくい上げようとする彼独自のやさしさにあふれた眼差しが身上であると評価されました。日本で有名な映画「幸福の黄色いハンカチ」の原作となる、ニューヨーク・ポスト紙に掲載されたコラム「Going Home」を書いたピート・ハミルの孤独に対しての言葉は「他人を愛する資格はないと思う。1人で生きていくことができて初めて、人を抑圧することなく愛せるんだと考えている。」というものでした。

シャルル・ボードレールの言葉

1821年4月9日、ジョゼフ・フランソワ・ボードレールの息子としてパリに生まれた、フランスの詩人・評論家であったシャルル・ボードレール。日本語訳もされていて、世界的にも有名な詩集「惡の華」や「パリの憂鬱」の著者になります。「玩具のモラル」や「笑いの本質について」などでは、笑いについての哲学において使われる有意義的滑稽と絶対的滑稽という言葉を提唱。

晩年は、病と貧困の中で過ごすこととなったシャルル・ボードレールの孤独に対しての言葉は「孤独でいかに暮らすかを、知らない者は、忙しい群集の中でいかに忙しく暮らすかも知らない。」というものでした。

ヘンリック・イプセンの言葉

1828年3月20日、ノルウェーのシーエンに生まれた、劇作家・詩人・舞台監督であったヘンリック・イプセン。近代演劇の創始者であり、近代演劇の父とも称されているヘンリック・イプセンの作品は、シェイクスピア以降も世界でもっとも盛んに上演されているといわれています。

代表作品には「ブラン」「ペール・ギュント」「人形の家」「ロスメルスホルム」「ヘッダ・ガーブレル」などがあり、生活状況や道徳問題についての批評的な眼や疑問を紹介する現代劇が基礎となっていました。どの劇も善が幸福をもたらし、不道徳は苦痛のみをもたらすという、道徳的にふさわしい結末で終わり、2007年には、ノルウェー政府により国際イプセン賞が創設。

ヘンリック・イプセンの孤独に対しての言葉は「この世の中で一番強い人間とは、孤独で、ただ一人で立つ者なのだ。」というものでした。

アルトゥル・ショーペンハウアーの言葉

1788年2月22日、富裕な商人の父のもとダンツィヒに生まれた、ドイツの哲学者アルトゥル・ショーペンハウアー。代表的な作品「意志と表象としての世界」の著者であり、日本の森鴎外や堀辰雄、萩原朔太郎、筒井康隆など、多くの作家に影響を及ぼしました。商人であった父を見習い、商人を始めるも学問を諦めきれず大学医学部に進学。

その後、哲学を学び、大学の講師も勤めるなど勉強に対する情熱が強かった人物。晩年は、フランクフルトで過ごし、結婚もせず生涯独身でした。19世紀後半から20世紀にかけて活躍した多くの哲学者や芸術家、作家に大きな影響を与えたアルトゥル・ショーペンハウアーの孤独に対しての言葉は「孤独を愛さない人間は自由を愛さない人間にほかならない。なぜなら孤独でいるときにのみ人間は自由なのだから。」というものでした。

1人の時間を楽しんでみよう

1人で過ごしていると、寂しいといった感情や自分だけ1人でいるなど、被害妄想が強くなってしまうことがあります。1人でいることを恥ずかしいと思ってしまたり、悪いことと考えてしまうことで起きる心理。孤独は決して悪いことではなく、自由を満喫できる時間です。孤独を有意義に活用して、1人の時間を楽しみましょう。

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LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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