手作りスノードームのポイント。後悔しないキット選びのコツに迫る
スノードームキットを購入する決め手は
お土産やプレゼントとして喜ばれる、スノードーム。小さなドームの中でオーナメントや雪が作り出す幻想的な風景は、老若男女問わず多くの人をとりこにします。実はこのスノードーム、意外にも簡単に作れるということで、専用のキットが多くのメーカーから発売されています。
ドームと土台のみがセットになったもの、オーナメントやラメまで、すべてが同封されたものなど、たくさんの種類があります。これからスノードーム作りをしてみようという人は、どのキットを買えばいいのか悩んでしまいがちではないですか?
それでは、スノードームキットを選ぶ際に決め手となるポイントは何があるのでしょうか?数あるキットの中から、自分に合ったものを選ぶためのポイントをみていきましょう。
スノードームキットを選ぶ時のポイント
数多くのキットの中から自分に合ったものを選ぶためには、自分がどのようなスノードームを作りたいのかを具体化させなければなりません。以下にスノードーム作りに欠かせない、重要な点をまとめました。作りたいスノードームを決める参考にしてくださいね。
雪の粒の大きさ
”スノ”ードームというくらいですから、中に散らす雪は重要です。通常、スノーパウダーやラメが雪をとして使われています。ここで注意したいのが、粒の大きさです。粒が大きいものは雪の動きが激しく、とてもダイナミックなスノードームを作ることが出来ます。
一方、小粒の雪はドーム内にしばらくの間漂うので、長時間楽しむことができるでしょう。このような特徴を頭に入れておき、好みのパウダーが同封されたものを選んでください。
好きなキャラクターで選ぶ
ディズニーのやサンリオなど、有名な会社のキャラクターがオーナメントとして使用できるキットも人気です。お気に入りのキャラクターがいる方は、ぜひお好きなキャラクターのものを選んでみてください。とにかくキットの種類が豊富なので、スノードームキットを選ぶ段階から楽しむことが出来ますね。一つ仕上げたらその他の関連するキャラクターも続いて作成し、コレクションするなどの楽しみが広がります。
スノードーム自体の大きさ
スノードームが好きな人はキットを選ぶ際には、ついドームが大きいものを選んでしまいがちです。しかし、スノードームは、自宅のインテリアのひとつとして楽しめるアイテムです。あまり大きなサイズを選んでうと、置くスペースにも困ってしまい、結局は飾らずじまいになってしまいます。
また、ドームのサイズが大きいと、スノードームづくりの難易度は上がってしまいます。なぜなら、中の人形の配置バランスが難しくなってしまからです。初めてスノードーム作りに挑戦する方は、まずは小さめのサイズを選んだ方が無難です。
オルゴールなどの仕掛け
スノードームの中には、オルゴールが付属したタイプのものや、ライトが内蔵されているものもあります。普通とは一味違ったものを作りたい!という方は、これらのスノードームを作成することのできるキットを選ぶことも、一つの指標となるでしょう。
ただ、これらの機能が追加されたキットは通常の物よりも高額になる場合がほとんどです。事前に決めた予算を大幅に上回ることのないよう、注意しましょう。
初心者におすすめのスノードームキット
初心者でも作りやすいスノードームキットは、オーナメントやラメだけでなく、作る際に必要な器具もセットになっているものが良いでしょう。ここでは、スノードーム作りが初めてという人でも、簡単に作れるキットを解説します。
ディズニー・プリンセススノーグローブメーカー(スノードーム)
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女性を中心に人気の高い、ディズニープリンセスをモチーフとしたスノードームが作れるキットです。ピンク、ホワイトなど色鮮やかなラメを付属していますので、自分好みのスノードームが簡単に作れますね。またドーム自体もディズニー仕様に飾り付けされていますので、ひときわ目を引くインテリアになるでしょう。
メガハウス ファンファンアクアドームディズニー
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ディズニーキャラクターでスノードームを作成できるキットです。ドームが大小二つずつ同封されています。スノードームを彩るデコパーツもたくさん用意されていますので、一箱で最大四つのスノードームを作成することが出来ます。また、デコパーツや水は入れ替え可能ですので、気分によって何度でもスノードームを作り直すことができるのも嬉しいポイントです。
アガツマ キラペットドーム
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可愛い動物のフィギュアと色とりどりのラメ、それからデコチャームとを組み合わせて自由に作成できる、スノードームキッドです。こちらは単なるインテリアとしてだけでなく、付属のアイテムを利用することで指輪やネックレスとしても機能させることも可能です。一風変わったスノードームを身につけたい方にはおすすめでしょう。
アガツマ すみッコぐらしきらきらスノードーム
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「すみッコぐらし」という動物のキャラクターを使って、癒し系のスノードームを作り上げることのできるキットです。キャラクターが可愛いだけでなく、接着剤などを使わずとも簡単に作成可能ですので、スノードーム作りに不慣れな人にもおすすめです。たくさんの種類のキャラクターやデコチャーム、ラメから自分好みのスノードームを作れます。
スノードームキットの作り方
実は市販のキットを利用せず、自宅にあるものを代用して作成することも可能です。お気に入りのアクセサリーをスノードームの材料にできます。ここでは、キットを使わないスノードームの作り方をご紹介しますね。
自分で精製水を用意する
スノードーム内を満たす液体は、水道水ではなく精製水を利用しましょう。水道水には塩素や雑菌が含まれており、スノードーム作りには向いていません。一方、精製水は蒸留やろ過加工を施された純粋な水です。このように処理された水でないと、最悪の場合ドーム内にカビが発生してしまうこともあります。
土台にフィギュアをつける
ドームの土台となる部分に、接着剤を使ってフィギュアを固定します。もし接着が不完全だとフィギュアが土台から離れてしまい、せっかくのスノードームが台無しになってしまいます。けして気を抜いてはいけない作業です。完成したらどんな風に見えるのか、想像しながら配置してみましょう。試しに配置したものにドームをかぶせ、接着する前に一度確認してみるとバランスを取りやすいです。
水と液体のりを混ぜてラメを入れる
スノードーム内に入れる液体は、精製水と液体のりを8体2の割合で混ぜたものを用いると、完成後の雪の舞い方がきれいになります。液体のりの量が多くなると雪が舞う時間が長くなります。お好みで液体のりの量を調節してください。この時にラメやパウダーも投入して、雪の舞い方を確認しておくと完成図を想像しやすいでしょう。また複数のラメを使用する際は、舞い方にも関係してきますので入れる順番も考えておきましょう。
蓋を接着剤でつける
最後に蓋の部分とドームを接着剤で結合させます。ここは特に重要な部分です。接着が足りなければ隙間から水が漏れだしてしまったり、強度の弱いスノードームになってしまいます。完全に接着剤が乾くまで触らないでください。蓋の接着剤が完全に乾いたら、中のラメやパウダーがきちんと混ざるようにスノードームを何度か振ることがきれいに仕上げるコツです。
スノードームを手作りする時の材料
手作りスノードームは、お家にあるものを材料にできるのが嬉しいですよね。わざわざ専用の物を買わずとも、個性的なスノードームを作ることが出来ます。では、具体的にどんなものが材料になるのかを見ていきましょう。
食品の空き瓶
ジャムやマーマレードの空き瓶を再利用し、おしゃれなドームを作ることが出来ます。本来ならば捨ててしまう空き瓶で作れるのはエコにもなりますし、お財布にも優しいですよね。お好きなデザインの瓶を利用してもらって構いませんが、瓶の蓋が平らになっている物を選びましょう。スノードームの性質上、瓶の部分が土台になるので、置いたときにドームが安定するものでないと使用できません。
キレイに洗った卵の殻
卵の殻はスノーパウダーの代わりになる便利なアイテムです。卵の殻を細かく砕くことでお手軽なスノーフレークになります。注意点として、卵の殻には様々な細菌が付着しています。この菌が残ったまま使用してしまうと、スノードーム内が汚染されてしまいます。必ず殻をしっかり洗い、乾燥させてからフレークにすることを忘れないでください。
水に色をつけられる食紅
手作りスノードームならば、お水でさえもおしゃれに魅せることができます。食紅で中の液体に色を付けていくことで、簡単にスノードームの雰囲気を変えることができます。食紅は赤以外にも青や黄色など、さまざまなバリエーションカラーが存在します。自分のイメージに合わせて色を調節してみてくださいね。食紅を混ぜていく際は、少しずつ混入させていった方が自分のイメージ通りの色を作りやすいです。
ガチャガチャのおまけ人形
手作りスノードームの場合には、ガチャガチャのおまけやビーズがオーナメントにおすすめです。小さめのおまけであればサイズもちょうどいいですし、何よりもお値段が手ごろです。最近ではガチャガチャのおまけも可愛いだけでなく変わったデザインのものもあり、オリジナリティのあるスノードームを作ることが出来ます。ビーズは人形の足元を彩るように配置するときれいでしょう。
このようなものはお家の引き出しに眠っていることも多いので、色々と組み合わせて楽しんでみてください。
キレイなスノードームに心を癒されよう
スノードームは見るだけでなく、作る過程もとても楽しいものです。自分の好きなものだけを集めて、夢いっぱいの世界を演出することが出来ます。最近では小学生の自由研究で扱われるほど、比較的簡単に作成ができます。
作成するときには、雪の舞い方を調節したり中の液体に食紅を混ぜたりと、実は自分の好みを追及できる奥深いインテリアにもなります。自分で作った世界に一つだけのスノードームで、疲れた心を癒してみてはいかがでしょうか。