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お家でも仕事場でもカンタンにできちゃう|仕事でのストレス発散方法

仕事の悩み

仕事でのストレスを感じた時の発散方法

仕事をしているときにストレスを感じた時、皆さんはどのように発散していますか。自己流のストレス発散法がある方もいらっしゃれば、どのようにストレスと向き合うか分からずに悩んでる方もいらっしゃるかもしれません。まずはストレスとなっている「要因」を見つけ、自分に合ったストレス発散方法を見つけましょう。

仕事でのストレス要因

皆さんが感じているストレスには何かしらの要因があると思います。仕事でのストレス要因にはどのようなものがあるのでしょうか。

職場での人間関係

サワイ健康推進課の調べによると、「職業生活におけるストレス等の原因」において「職場の人間関係の問題」が第一位という結果になっています。(ストレス等を感じる労働者を100としたうちの41.3%に当たる)怒りっぽい上司やお局様、面倒な同僚、言うことの聞かない後輩など社内だけではなく、顧客などの社外での仕事上での関係作りでストレスを感じている方もいるようです。

仕事の内容 

「職場での人間関係」に続いて二位にランクインしたのは「仕事の質の問題」また、三位は「仕事の量の問題」となっています。つまり「仕事の内容」にストレスを感じている人も多いということが見えてきます。任された仕事に強く責任を感じたり、仕事の量が多くて勤務時間内に終えることが出来ず残業をせざるを得ない…といった状況もストレスの原因となっているのではないでしょうか。

ストレスの及ぼす影響

ストレスを感じたまま体にため込んでおくということは体と心の健康にとてもよくないことです。では、具体的にストレスは私たちの体にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

心理的な症状

帝京大学教授の中尾睦宏氏(以下中尾氏)によると、ストレスが関係している心理的な病気としてうつ病や不安症(不安障害)などが挙げられると述べています。また、京都府精神保健福祉総合センターによると、不眠などもストレスが引き起こす問題であるといいます。

身体的な症状

また、中尾氏は片頭痛や緊張型頭痛、めまい(浮動性めまい)、下痢、便秘などもストレスの影響があると提起しています。その他にもぜんそくやアトピーがストレスによって生じやすくなったり、もともとそういった疾患にかかっていた人が症状が悪化したりするケースもあるようです。

行動的な症状

ストレスによって引き起こされる行動的な症状としては、京都府精神保健福祉総合センターによると、アルコール依存やギャンブル依存、買い物依存などの依存症やイライラして言葉が乱暴になったり、暴力といった症状も出てくることもあります。

ストレスの感じ方には個人差がある

これまで仕事場でのストレスの要因やストレスが及ぼす影響について書いてきましたが、これらの症状には個人差があります。

ストレスに強い人はポジティブ

ストレスに強い人の傾向として、くよくよせず切り替えが早い人、困難な状況にあっても自分の都合よくとらえることが出来る人、趣味を持っていて気分転換ができる人、などが挙げられます。こういった人はストレスととなり得る状況に陥った際にポジティブな捉え方をすることが出来る傾向にあると言われています。例えば職場で怒られた際に、「怒れらることは期待されている証拠」と捉え、そこから奮起して頑張ることが出来る、と吉野聡産業医事務所代表・新宿ゲートウェイクリニック院長の吉野聡氏(以下吉野氏)は言っています。

ストレスに弱い人は几帳面

逆に、ストレスに弱い人の傾向として、真面目で完璧主義な人、頑固な人、周りに流されてしまう人、悩みをため込んでしまう人などが挙げられます。こういった人はストレスとなり得る状況に陥った際にネガティブな捉え方をする傾向にあると言われています。例えば職場で怒られた際に、「怒られることは恥ずかしいこと」と捉え、気持ちが沈んでしまうと吉野氏は言います。

手軽にできるストレス発散方法

さて、こちらでは手軽にできるストレス発散方法をいくつか紹介していきたいと思います。

体を動かす

まずは、緊張し凝り固まった体をほぐすための体を動かす発散方法です。例えば脳を刺激し、ストレスを和らげる働きをする有酸素運動などが挙げられます。有酸素運動とは長時間かけてゆっくりと行う軽度から中程度の負荷のかかる運動を指します。ランニングであったり、カロリーを同時にたくさん消費できるスイミングなども良いでしょう。また買い物に行く際に散歩をしてみたり、朝早く起きてウォーキングをしたみたりするのもストレス発散となるでしょう。

ゆっくり入浴や睡眠

ゆっくり時間をかけて入浴をすることもストレス発散に良いでしょう。入浴することによって体が温まり、とてもリラックスした状態になります。熱すぎるお湯に浸かるのは眠りにくくなってしまう可能性があるので禁物です。38度から40度くらいの温度のお湯に15分から20分程浸かるのが理想と言われています。自分のお気に入りの入浴剤を入れてみたりすると楽しさも増すかもしれませんね。

質の良い入浴は質の良い睡眠と関連があります。入浴をして体をリラックスさせた後は体が入眠しやすい状態にあります。ストレスを感じている人はなるべく早めに睡眠することを心がけましょう。理想的な睡眠時間は、個人差もありますが約7時間と言われています。

仕事が忙しくても職場でできるプチストレス発散方法

それでは次に「仕事が忙しくて十分な時間が取れない!」という方でもできるプチストレス発散方法を紹介していきます。

深呼吸をする

ストレスが溜まっていると感じたら、深呼吸をしてみるのも良いでしょう。大きく息を吸って吐いて…を何度か繰り返すと副交感神経により、リラックス効果を得ることが出来ます。

手のツボ押し

中国健康コンサルタントのキュー・スーエ先生は、不安が強い場合は「神門」と呼ばれる「手首の横ジワの小指側の少しくぼんだ場所にあるツボ」を刺激するといいと勧めています。また、気持ちを落ち着かせたい場合は「合谷(ごうこく)」と呼ばれる「手の甲側、親指と人さし指の骨の分かれ目のやや人さし指側にあるツボ」を刺激することも勧めています。

専門医に頼ることもおすすめ

症状があまりにも酷かったり、自分ではどうしようもなくなったら、一人で抱え込まず専門医に相談し、自分に合ったストレス解決法などのアドバイスを受けてみたり、カウンセリングや薬物治療をしていくことも重要です。無理をせずにストレスと付き合っていきましょう。

ストレスを抱え込むのは身体に毒

いかがでしたか。皆さんも仕事のストレスはため込まず、上手に発散していくことが大切です。自分に合ったストレス発散方法を試して、ストレスフリーな仕事生活を心がけましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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