仕事の悩み

ストレスの原因とは|メカニズムを理解して上手に解消しよう

私たちは知らず知らずのうちにストレスを感じてしまっています。本記事ではストレスを感じやすい性格や原因、解消法などを解説します。ストレスを感じるメカニズムを理解することによって予防や解消ができるようになり、ストレスをため込まない体になれます。

ストレスの根本的原因を知りを改善していこう

ストレスがたまってしまって、仕事やプライベートが充実できないということや、疲れがひどくて頑張れなくなってしまっているということは、現代社会においては誰にでも起こりうることです。本記事では、ストレスの根本的な原因を知り、メカニズムを理解することによって、ストレスの解消をうまくできるようになるための対処策を解説します。

ストレスをためやすい性格や、ストレスを溜めているとどのような負担が体にあるのか、ストレスで体が悲鳴をあげているときのサインまで詳しく分析します。自覚のない人も、早めにストレスがたまっていることに気づくことによって、対処しやすくなります。

ストレスをためやすい人の特徴

人それぞれ性格や考え方が違うので、ストレスをためやすい人とそうでない人がいます。自分がストレスをためやすいかどうかを確認しましょう。

イライラしやすい人

気が長い人よりも気が短い人のほうが、他人に対してさまざまなことが気になってしまい、不満が募ってしまいます。怒りっぽい性格で人と対立しやすいというのも自分以外の人に対して厳しかったり、小さなことも目についてしまいます。

小さなことでも不満に思ってしまうため、その不満が重なりイライラしてしまったり怒ってしまったり、心の中だけで不満が処理できずに表面化してしまいます。そのため、すぐにストレスがたまってしまうので注意が必要です。

神経質でこだわりの強い人

偏った意見を持つ傾向にあり、こうと決めたら誰になんと言われようとも意見は変えずに、自分の意見を絶対に曲げない性格の場合も注意が必要です。少人数であればあまり問題はありませんが、人数が多くなるほど、他人からはわがままだと思われたり、協調性が足りないと指摘されたりすることもあるでしょう。

こだわりが強いので、少しでも自分が想像していた道筋からそれてしまったり、自分以外の人間が身勝手な行動をすると、ストレスがたまってしまいます。

気が短い人

常に急いでいてせっかちな人は、分単位・秒単位で自分のすべき行動を予定して動いています。そのため、自分の思い描いた行動ができなかったり妨害されたりすると、その先の予定まで狂ってしまうので、ストレスを感じやすくなってしまいます。

せっかちの人の中には、意外に神経質な人も多く、怒りをあらわにしなくとも、小さなストレスが日常の中でたくさんあります。塵も積もれば山となりで、知らず知らずのうちに大きなストレスになってしまいます。

真面目で几帳面

学生生活だけでなく、社会生活において期待されやすい性格であり、周囲の目を気にしすぎてしまったり、期待を過剰に意識してしまったりということがあります。几帳面なので自分の中のルールに忠実で、書類などもきれいに整理したりします。

周囲から期待されるので「期待にこたえなければいけない」という義務感が、心の中で生まれてしまいます。周囲の理想とされる自分を、知らず知らずのうちに演じてしまうこともあるので、本当の自分を出すことができずにストレスになってしまいます。

自分の意見を主張できない

自分の意見があっても周りに流されてしまったり、相手と反対の意見だった場合に伝えることを諦めてしまったりして、心の中にしまい込んでしまいます。周りからは自分の意見がない人と思われたりすることが多く、一人で悩むことが多いタイプです。

自分の意志が伝えられずに、周りに同調してしまうのでモヤモヤしてしまい、あとからあのとき、自分の意見を伝えていればよかったと後悔することもあります。すると、さらに自己嫌悪になってしまい、ストレスがたまっていきます。

人を頼れない人

何か困ったことがあったり、悩みごとがあったりしたときに、周囲に相談したり力を借りたりすると、迷惑をかけてしまうと考え、全て自分で解決しようとしてしまいます。周囲は「何かあったら頼ってね」と声をかけてくれますが、いざそのときがくると頼ることができずに、一人で抱え込んでしまいます。

人を頼ることができずに、すべて一人で頑張ろうとするため負担が多く、精神的にもプレッシャーがあるので、かなりのストレスがかかってしまいます。

ストレスの意味について

ストレスとはいったいどのようなものなのか、体に与える影響や負担について解説します。

精神に与える刺激

ストレスと聞くと、対人関係によるものを想像しがちですが、日々の生活の中でも刺激になるものはストレスになっています。ストレスは、物理(騒音・天候など)、生物(病気・痛みなど)、科学(アルコール・大気汚染など)、社会(昇進・死別など)、精神(緊張・不安など)の5つの種類に分類されます。

自分にとって嫌だと感じること以外に、嬉しいと感じる結婚や昇進などでも、気づかないうちにストレスになっています。人によってストレスを大きく感じる原因は違い、反対にストレスを感じにくい原因もあります。自分がどのストレスを敏感に感じてしまうのかを知り、対策をすることが大切です。

体に与える負担や状況のこと

ストレスが大きな原因とされている「自律神経失調症」という病気があります。多くの人が気づかずに、日常生活を続けていますが、動機・めまい・不眠などの身体的な症状や、疎外感・イライラ・気分の落ち込みなどの心理的な症状もあります。悪化すると、日常生活に支障が出てしまう場合があるので、おかしいと思ったら早めに医師に相談するようにしましょう。

また、自律神経失調症のほかにも、ストレスを買い物で発散しようと散財してしまい、生活に支障が出てしまったり、暴飲暴食でストレス発散をしようとして体を壊してしまったりする例もあります。このようにストレスは精神的な悪影響を及ぼし、行動によっては身体にも悪影響を及ぼします

ほかにも、ストレスが原因とされている病気は多くあり、自分ではストレスをどれくらいためているかは、確認できるものでもないので、知らず知らずのうちに大きなストレスをためていることがあります。

病気が発覚してからでは遅く、治療には時間がかかることも多いです。精神疾患はとくに、治るまでに時間がかかり完治しても、また再発する恐れもあります。そのため、ストレスをためこまないよう、定期的に発散する必要があります。

ストレスの原因について

多くの人にとって、大きなストレスを感じる原因について解説します。

騒音を聞き続ける

騒音公害は、大気汚染の次に深刻な環境汚染であるといわれています。トラックのエンジン音、工場や工事現場から出る騒音は、ストレスと感じると思います。しかし、日常生活の中でも、話し声や冷蔵庫の音などの小さな音であっても、いくつも集まることによってストレスを感じています。

このような騒音を聞き続けることによって、耳や脳に刺激を与え続けることになり、体に多くのストレスを感じさせます。これらの騒音は難聴の原因になったり、入眠時に騒音で眠れなくなることによって、睡眠障害になる可能性もあります。また、勉強や仕事をしているときに、騒音によって集中できずにイライラしてしまい、さらにストレスを感じてしまうことも。

耳栓を使ったり、騒音を感じないように部屋を工夫して、音を遮るように対策をしましょう。近隣の住民の生活音や、騒音がストレスに感じるようであれば、賃貸であれば管理会社に相談するのもよいでしょう。それでも気になるようであれば、音が響かない構造のところに引っ越すこともひとつです。

職場トラブルによるもの

どのような職場であっても、少なからずストレスを感じてしまいます。社内の人間関係であったり、取引先や顧客との人間関係でストレスを感じるということは、多くあるかと思います。また、業務内容でも思うように仕事が進まなかったり、自分の能力が低いと劣等感を感じてしまうなど、ストレスを感じることがあります。

職場によるストレスで、うつ病になってしまったり社会との距離を置いてしまったりする人は多く、精神的に自分を追い詰めながらも、同じ職場に居続けることによって、さらにストレスを増大させることになります。

職場のストレスによる精神疾患は、大きく問題視されていますが、理解のない環境の場合も多いので、体を壊す前に退職するのも一つの手です。長い休暇をとってストレスを発散することも、リフレッシュできるので効果的です。

環境の変化によるもの

引っ越しや転勤をすると、周りの環境が変わってしまうので大きなストレスになります。引っ越し作業においては、次の生活のために急いで作業を進めていると、身体的疲労・日常生活と違う行動による精神的負担を感じ、大きいストレスになります。また、引っ越しにかかる大きな費用についても不安を感じてしまい、精神的負担になります。引っ越し作業が終わり一気に疲れが出てしまい、うつ状態になる人もいるようです。

また転勤においても、同じ会社であっても業務内容や仕事の進め方は、今までと違う場合があります。初めて会う取引先や顧客、社内の上司や部下との信頼関係を築くために、精神的負担がかかったり、慣れない通勤でも負担がかかります。一緒に転勤についていく妻も、新しい土地になじむための近所付き合いや、仕事の忙しい夫に変わり、引っ越しの手続きや片付け、夫のサポートなどによってかなりのストレスを感じています。

人それぞれ自分のペースがあります。引っ越しや手続きなどは、自分のペースで作業を進めたりすることが大事です。転勤して「頑張らなければいけない」と意欲があることは素晴らしいですが、自分が思っている以上にストレスがかかっているので、注意しておきましょう。

家庭内で抱える問題による

職場での人間関係はあくまでも他人ですが、家庭内でのトラブルは、毎日生活を共にする家族との問題なので、職場よりもストレスを感じやすいといわれています。夫婦間において、少なからず不満はつきものですが、お互いへの不満だけでなく義両親や義姉弟との関係もあります。また、不貞行為をしていて後ろめたい・相手の不貞行為を知ってしまった、などの要因もあります。

顔を合わせるたびにけんかをしてしまったり、家庭に居場所がなく、孤独を感じているなどの悩みがあれば、誰かに相談したり、夫婦で今一度話し合いをして、解決策を考えたりしなければ、うつ病になる可能性もあります。

家庭内のトラブルは、誰かに相談することによって解決する問題ではないことが多くあります。そういった場合でも、一人で考えていると悪い方向へばかり思考が偏ってしまい、さらに自分でストレスを大きくしてしまう悪循環に陥ってしまいがちです。そのため、信頼できる友人や、相談窓口・カウンセラーなどに話すことによって、安心したり気持ちの負担が少し軽くなります

ストレスのサインについて

ストレスがたまってくると、体調に変化が現れます。気にしていなければ、見過ごしてしまうようなものも多いので、ストレスのサインを見極めることが必要です。

睡眠不足の日が続く

不安や緊張状態であったり、痛みによるストレスを感じていたりすると、副腎皮質刺激ホルモンが分泌されます。副腎皮質刺激ホルモンは、1日の生活において、通常は起床したときに血中濃度が最高になり、就寝するときは最低になります。しかし、ストレスがたまっているときは就寝時に分泌され睡眠の妨げになり、寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めてしまったりなど、睡眠不足の原因になります。

睡眠不足の状態が続くと、免疫力の低下によるウイルスへの感染への確率も高まります。また、精神的に不安定になることが多く、落ち込みやすくなったり感情のコントロールがしづらくなったりする原因にもなります。

また、寝ても寝ても眠いと感じる場合も、ストレスが原因であることが多く、深い睡眠がとれていないため、しっかりと睡眠をとったつもりであっても、日中に眠気が出てしまいます。ストレスが原因でないと感じた場合は、睡眠の病気の可能性もあるので、不安であれば医師に相談するようにしましょう。

肌トラブルで悩む

どんなにスキンケアをしても、何度も繰り返してしまうニキビの原因は、ストレスという場合もあります。肌が受ける外的ストレスには、紫外線や乾燥があります。このような外的ストレスは、スキンケアなどで予防ができるので対策がしやすいです。しかし、直接的に刺激を受けないと思われる疲労や、食生活の乱れなどの内的ストレスが原因の場合は、スキンケアだけでは治まりにくいかもしれません。

肌はストレスを受けると、体内で大量の活性酸素を発生させます。活性酸素はメラニン生成を促進させて、シミやそばかすの原因になったり、ターンオーバーの乱れの原因になったりします。そのため、外的・内的の両面でのストレスが、肌荒れの原因になっていることが多くあり、気づきにくい内的ストレスに注意する必要があります。

また、肌トラブルが起きているということは、ストレスがたまっているということなので、ストレスの発散を行うことによって、肌トラブルも改善する可能性があります。スキンケアもしっかりしていて、ストレスも原因でないと感じるのであれば、皮膚の病気である可能性もあるので医師に相談してみましょう。

体がだるい日が多い

体が動かないほどではないけど、だるかったり体が重かったりなど倦怠感を感じるときは、精神的なストレスによるものの場合があります。多くの人が、慢性的な疲労を感じていることが多いのですが、疲労感は体から発する「休め」というサインです。疲労を感じたら、疲れが取れるまで休息をとることによって、健康な状態に戻ることができます。

疲れていても、倦怠感だけで仕事を休んだりすると、周囲から「甘えている」と責められることもあるかもしれません。しかし、人間にとって休息はなくてはならないもので、そのまま休息をとらずにいると、免疫力の低下から始まり、最悪の場合、心筋梗塞や脳血管障害などの重大な病気になってしまう可能性があります。

体からのサインを無視せずに、しっかり休息をとることによって、仕事の効率も上がり健康状態が維持できるので、自分の身体の調子を見ながら働くようにしましょう。

ストレスチェックの流れ

近年、ストレス問題が大きく取り上げられるようになり、社会問題になっています。ストレスチェック制度が2015年に施行され、既に多くの会社で導入されていますが、どのようなものなのかチェックしてみましょう。

事前に企業が導入の準備をする

労働者が常時50人以上いる事業場は、1年に1回労働基準監督署に報告する義務があります。実施時期の規定はないので、毎年同じ時期に行うほうが効率的にもいいでしょう。

ストレスチェックの担当者は、実施者・実施事務従事者・高ストレスの労働者を指導する医師を選任し、労働者の不利益がないようにしなくてはなりません。実施の方法についても、外部で作成した調査票を使用するのか、厚生労働省で配布されている紙、またはWEBで行うのかなど検討が必要です。

厚生労働省のオンラインでチェック

厚生労働省では、ストレスチェック制度が円滑に導入できるように、無料で提供されているプログラムがあり、労働者がパソコンでストレスチェックを行えます。厚生労働省で、あらかじめ高ストレスの基準を設定してあるので、自動的に高ストレス者を判断できます。

個人や設定したグループごとに、ストレスチェックの結果を集計・分析して出力することができます。労働基準監督署に提出する情報を、表示することもできるので便利です。ほかにも、個人で簡単にストレスチェックができるもことも、厚生労働省で無料配布されているので活用してみましょう。

チェックの結果次第で面接指導の要否が決定

ストレスチェックの基準は、あらかじめ実施者が決めておきます。厚生労働省で、基準例も用意されています。どの状態を高ストレス状態とするのか、判断基準を設けることによって、高ストレスと認定することができます。

判断基準は事業場により違いますが、「心身のストレス反応」の評価点が高い、または「心身のストレス反応」の評価が一定以上で、「仕事のストレス要因」と「周囲のサポート」に関する評価の合計が、著しく高いと高ストレス者として認定されます。

後日結果が届く

ストレスチェックの結果は、後日実施者から封書またはメールで通知されます。このストレスチェックは、労働者のためにあるものなので、第三者に見られることがないようになっています。

通知される内容は、個人のストレスプロフィール・ストレスの程度・面接指導の対象者か否かの3つが、必ず実施者から通知しなければならないものです。また、セルフケアのためのアドバイスや、面接指導の申出方法などが記されている場合もあります。

該当者に面接指導を申出るよう勧奨する

事業者は、高ストレス者面接指導を申し込む方法を、事前に決めておく必要があります。面接指導を受けなければ、職場環境の改善やストレスの軽減は難しい反面、事業者に申出することによって、高ストレス者ということが事業者に伝わってしまいます。そのため、人事評価などを気にして、申し込みをしないという人が多いことが現状です。よって、面接指導を申し込む方法をよく検討する必要があります。

事業者は、面接指導を申し入れた人を把握し、産業医もしくは産業保健活動に従事している医師に、依頼するようにしましょう。労働者が50人未満で産業医のいない事業場は、地域産業保健センターでサービスを受けることができるので、積極的に活用しましょう。

専門医師による面接指導開始

事業場は、高ストレス者の面接指導の申し出があってから、1カ月以内に面接指導を実施しなくてはなりません。また、医師が面接指導をする場合は、労働者の勤務状況を必要とするので、労働時間・業務内容・健康診断の結果などを、医師と事業場が共有する必要があります。

過労やストレスによる脳疾患・心臓疾患・精神的不調を未然に防ぐために、面接指導は行うものです。医師は労働者へセルフケアの方法などをアドバイスして、改善できるように指導します。

今後の措置の要否を医師が判断

医師は労働者への指導だけではなく、事業場へ労働者がストレスを感じることがないように、医学的な面から意見を述べます。事業場は労働者の面接指導から、1カ月以内に医師から意見聴取をするようにしましょう。

また、かなり深刻なストレス状態であったり、既に体調に異変が起きたりしている場合には、医師から専門機関での受診をすすめたり、紹介したりするようになっています。

本人の意思を尊重し仕事の負担軽減措置をとる

事業場は医師の見解を踏まえ、環境改善や労働時間の短縮など、就業措置をすることが求められています。しかし、雇用内容に関する条件などを逸脱していたりして、対応できないものに関しては、従業員との話し合いの中で、理解を得られるようにしましょう。

また、労働時間の短縮や深夜労働の回数などの負担を減らすときは、本人と十分に話し合うことが前提であり、本人の意思を尊重することが重要です。

ストレスを発散させる方法

さまざまなストレスの発散方法があるので、自分に合った発散方法を見つけて定期的に行い、ストレスをためこまないようにしましょう。

適度な運動をする

運動は食事や睡眠と並んで、疲労を回復させるといわれいます。適度な運動は疲れにくい体にしてくれると同時に、すっきりとした気分にしてくれます。たとえば、20分以上のジョギングやウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。なかなか忙しい生活のなかで難しいということであれば、家の中で気軽に始めることができる、ストレッチやヨガも効果的です。

一度や二度の運動ではあまり効果が期待できないので、習慣的にできるように、最低でも週3回以上、1回30分~60分程度行うことが望ましいので、自分に合っていて続けられる運動をしましょう。

旅行を計画する

国内外への旅行は、日常から離れて非日常のひとときを過ごすことができます。また、すてきな風景や憧れの場所は、癒しや幸福感を与えてくれるので、ストレス解消によいでしょう。

旅行を計画しているときも楽しいもので、旅行雑誌を見て「この観光名所に行きたい」「この名産品を食べてみたい」と楽しみを膨らませることで、日々のストレスを忘れさせることができます。目的をつくって、楽しく日々を過ごすということもひとつの方法です。

カラオケで大声を出す

カラオケでストレス解消は定番ともいえますが、科学的にもストレス解消法として認められています。歌うことによって、口周りの筋肉がほぐれ、副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になると、リラックスした状態になりストレスが軽減されます。また、歌うことが嫌いだったり苦手だったりする人でも、ストレス解消になります。

友人や家族とだけでなく、一人カラオケというのも多くの人が行っています。一人でも楽しめて、ストレス解消になるので気軽にできる方法です。

入浴で血行を良くしてリラックスする

シャワーで済ませる人は、夏場はとくに多いですが、湯舟に浸かることは全身の血行をよくして、緊張を和らげるリラックス効果があります。ぬるめの湯舟にゆったりと入ると、より効果的です。

入浴だけでも十分効果がありますが、好きな入浴剤で香りを楽しんだりすると、さらにリラックス効果が期待できます。長湯するときは脱水状態にならないように、水分をとりながら行うようにしましょう。

十分な睡眠を摂る

睡眠は心身ともに疲労を解消する方法ですが、効率的に解消するためには、質のよい睡眠をとる必要があります。夜中に何度も目が覚めてしまったり、朝なかなか起きれなかったりするのは、十分な睡眠がとれていないためです。

起床後すぐに朝日を浴びることによって、体内時計が正しくなってすっきり目が覚め、夜には睡眠できるというリズムができるので、毎日熟睡できます。睡眠時の室温や衣服なども、ストレスがないように意識をすると、より快眠につながります。

買い物で気分を上げる

買い物でストレスを解消といっても、間違った方法をしてしまうと、買い物依存症になってしまう可能性があります。ストレスを解消する買い物は、自分が本当に気に入ったものや、購入後の使い道がしっかり決められるもの、または形に残らないレストランでの食事や、人気のスイーツもよいでしょう。

購入したことを知られたくないなど、後ろめたい気持ちや罪悪感がある買い物をすると、逆にストレスがたまってしまうので、ハッピーな気持ちになれる買い物をするように意識しましょう。

動物に癒される

アニマルセラピーという言葉があるように、動物は人間の心に癒しを与えてくれます。ペットを飼うことによって家族が増え、自然に声をかけたり触れ合ったりするでストレスが解消されます。また、自然に笑顔が増えて、ペットを飼う責任感も生まれるので、前向きな気持ちになれます。

ペットが飼えないという人も、猫カフェや動物園などに行って、見たり触れ合ったりするだけでも、愛くるしい動物に癒しをもらえるでしょう。

休憩の合間にコーヒーを飲む

コーヒーに含まれるカフェインには、ストレスを和らげる作用があり、新陳代謝の促進効果もあるため、健康維持につながります。休憩時に飲むことによって、ほっと一息つけるので緊張感を解くことができます。

しかし、カフェインは目を覚ます作用もあるため、摂取しすぎると夜寝つきが悪くなってしまったり、夜中起きてしまったりすることもあるので、摂取量に注意して飲むようにしましょう。

自然の中でサイクリング

普段、ビルの中で仕事をしていると、自然に触れ合う機会がめっきりなくなってしまいます。樹木からは、「フィトンチッド」という精神を安定させる効果のある成分が分泌されます。そのため、森林浴は自然の力でリラックスできる方法といえます。

森林浴をしながらサイクリングすると、有酸素運動も同時にできるので、より効果的にリラックス効果を得られます。

ストレスを抱えたときの注意点

多少のストレスでは、自分で解消することができますが、あまりにもたくさんのストレスを抱えたときには、注意する必要があります。

深刻な身体の不調がある場合は早めに医師に相談

急に体重の増減があったり、食欲がない、無気力などの症状などで、生活に支障が出ていたりする場合は、早めに医師に相談するようにしましょう。自分では、なかなか変化に気づかずに、そのまま放置してしまうことがありますが、周りの家族・友人・同僚などが異変に気付いて、病院をすすめるようであれば、素直に受け止めるようにしましょう。

また、自分の周りでも以前とは性格が暗くなったり、笑顔が無くなったりなど、異変を感じる人がいた場合は、本人も気づいていなかったり病院に行く必要がないと思い込んでいることがあるので、早めに受診するようにすすめましょう。

自分を責めない

ストレスから、仕事やプライベートがうまくいかなくなったり、自己嫌悪に陥ってしまったりすることが多いですが、自分を責めないようにしましょう。自分や他人に攻撃的になってしまうことがありますが、改善点を見出して、少しずつ解決するようにしましょう。

言葉が悪くて他人を責めてしまいがちな人ほど、心の中ではそれ以上に自分を責めてしまっています。以前よりも周りで攻撃的になってしまった人がいれば、一度受診をすすめたほうがよいでしょう。悪化すると、関わっている人もかなりのストレスを受けてしまうようになります。

ストレスを長引かせない

ストレスを一定以上感じると、抵抗力がつく時期があり、疲れなどの症状が感じにくくなるため、無理をしてしまうことが多くあります。抵抗力がつく前にストレスを解消させ、長引かせないことによって、さらなる悪化を防ぐことができます。

突然出てくるストレスのほかに、前もって予定されている結婚や引っ越しなどの生活環境の変化は、時期をずらすようにすることで、一気に大きなストレスにならないように防げます。なるべく分散させ、ひとつひとつのストレスを解消しながら、次の物事に取り組むように意識しましょう。

偏った食事ばかりしない

ストレスから身を守るためには、体づくりとして食生活が重要です。ストレスを感じると、体の中でも通常とは違った動きがみられます。例えば、タンパク質の分解が通常より活発に行われたり、カルシウムやマグネシウムが尿から排出されやすくなったりします。

さまざまな栄養素を、日常的に偏ることなく摂取することによって、ストレスから身を守ることにつながっていきます。無理なダイエットやインスタント食品のみなどの食事では、栄養不足になってしまうので、意識して食事をするようにしましょう。

周囲の意見に耳を傾けない

周囲から「○○をするとストレスがなくなるらしい」など、うわさ話のようなものを耳にしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。こうした、明確な根拠のないうわさ話に、踊らされないように注意しましょう。

さまざまな知識を持った人の経験に基づいたもの、あるいは化学的根拠のある方法を取り入れて、効果の分かっている情報を素直に聞き入れるようにしましょう。

ストレスを効率良く発散しノンストレスの生活を掴もう

誰もが少なからず、日常生活の中でストレスを感じています。そのストレスをいかに効率よく発散できるかによって、体の負担や精神的なダメージも軽減できます。自分の感じやすいストレスを分析し、定期的に効率よく発散できるストレス解消法を見つけることによって、さらに仕事もプライベートも充実させられます。

ストレスにより、日常生活に支障が出てしまうくらいの不調のときは、迷わず早めに医師に相談したほうがよいでしょう。また、周囲に明らかにストレスによる不調が見られる人がいた場合にも、医師に相談するように声掛けをするようにしましょう。


LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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