ダイエット

デトックススープでは痩せない?効果的なダイエットの方法と注意点

デトックススープに興味があるけれど、痩せられないという噂を耳にして悩んでいませんか?デトックススープで効果的に痩せるためには注意すべき点があります。取り入れる野菜や、生活パターン別の取り組み方を知り、ダイエットの成功を目指しましょう。

自分のスタイルにあわせて取り入れて

ダイエットがなかなか続かない人にとって、スープをおかわりしてもよいデトックススープダイエットは、ストレスが少なく、おすすめのダイエット方法の一つです。しかしそのデトックススープダイエットで「痩せられない」という口コミを見かけてしまうと、本当に効果があるのか疑問に感じますよね。

デトックススープダイエットで効果を出すためには、自分のスタイルに合わせて取り入れ、いくつかの注意点をしっかり守る必要があります。デトックススープを飲む目的はなにか、デトックススープにぴったりな野菜はどれか、生活パターンに合った取り入れ方はどんな形なのかなどをチェックして、自分のスタイルに合うデトックススープダイエットに取り組みましょう。

デトックスはなにを目指すのか

どんなダイエットでも、目標が分かっていなければただやみくもに行動するだけになってしまい、効果も半減してしまいます。まずはデトックススープダイエットで、どんな状態を目指すのかを確認しておきましょう。

「デトックス(detox)効果」は、体の中の老廃物や毒素を排出する「解毒」「毒出し」を指します。デトックスダイエットは体内の老廃物の排泄を促すことで、代謝をアップさせ、便秘を改善し、余分な脂肪を落とすことを目的にしたダイエットのことです。

特に野菜に含まれている食物繊維や栄養素、また野菜をよく噛むことによる腸の動きの活性化などが便秘を改善する効果が見込めます。さらにエネルギー源として体内にある脂肪を使用することで、次第に余分な脂肪がカットされていきます。スープをベースに食事を食べるので、自然と炭水化物が制限されてより脂肪がエネルギーとして使用されやすい状態になるのもポイントです。

デトックススープで本当に痩せるの?

スープを食べていくだけで痩せるなんて本当?たくさん食べても平気なのはなぜ?など、デトックススープダイエットにはたくさんの疑問があることでしょう。そこで、ダイエットに効果的とされる理由を解説します。

基本のデトックススープは一皿60kcalほど

デトックススープが生まれたきっかけは、実はとある病院の心臓外科だったといわれています。生死にかかわる手術だというのに、手術したい部分までぶ厚い脂肪が続き、このままでは手術困難という肥満体質の患者に対して提案したのが、食べるだけでダイエットができる脂肪燃焼スープによるダイエット方法でした。

この脂肪燃焼スープをもとにして生まれたデトックススープは、1皿食べても60kcalほどと低カロリーです。3杯食べても180kcal。これでようやく、茶碗1杯分の炊いた白米に匹敵するカロリーとなるため、かなりたっぷりと食べられることが分かります。野菜がベースなので、ビタミンや食物繊維がしっかりとれるのもポイントです。

おかわりできるのでストレスが少ない

デトックススープダイエットでは、スープに対するおかわりの制限はありません。ダイエットにつきものの、「食べられないストレス」を避けることができます。しかもあっさりとした味わいのスープがベースなので、チーズを少しかけたり、お酢で酸味を足したり、味にバリエーションをつけることができるのも魅力といえます。

しかし、食べ過ぎはダイエット失敗のもとです。いくら摂取カロリーが低くても、消費カロリーを越えるような量を食べれば無意味となってしまいます。炊いた白米やパンに比べれば、圧倒的に多くの量を食べられますが、食べ過ぎには注意しましょう。

糖質を制限しているので痩せやすい

糖質制限ダイエット、というワードを耳にしたことがある人もいうでしょう。デトックススープダイエットも、野菜スープを食べることで糖質を制限することができます。

なぜ糖質を摂らないと痩せやすくなるかというと、一定期間糖質を摂らなかった場合、人間の体内ではエネルギー源として糖質ではなく蓄えてある脂肪を使うようにできています。

つまり、糖質代わりのエネルギーとして脂肪が燃焼されるので、結果として筋肉が落ちるようなやつれるタイプの痩せではなく、脂肪が落ちていくタイプの痩せができるのです。こうした「便秘解消」と「脂肪燃焼効果」の相乗効果が生まれることが、デトックススープダイエットは痩せやすいと言われている所以です。

デトックススープに使う野菜

デトックススープに使われる野菜のおすすめが知りたい人のために、ベースとなる野菜を解説します。時期によっては手に入りにくい、価格が高いこともあるので、代用できる野菜も一緒にチェックしていきましょう。

胃腸の働きをよくするキャベツ

1玉でたくさん食べられるキャベツは、節約にもピッタリな野菜です。付け合わせとして食べられることも多く、日本人にはなじみ深い食材の一つです。そんなキャベツにはイソシアチアネート化合物(ジチオールチアニン)という成分が含まれており、発がん性物質が活性化するのを防ぐ効果があるとされています。

100gあたり22kcalと低カロリーで、煮込んでもあまりかさが減らず、食べ応えのある野菜です。冬キャベツの方が葉が肉厚で、繊維質が豊富といわれています。

そんなにたくさんはキャベツが食べられない、もしくは嫌いという場合はブロッコリーやアスパラガスで代用してみましょう。どちらも小さく切ることで、キャベツと同様にデトックススープに活用できます。

βカロテンが豊富なニンジン

ニンジンは手に入りやすい野菜ですが、栄養効果はとても豊富です。βカロテンには細胞が酸化して肌つやが悪くなったり、シミやシワの原因となるのを防ぐ抗酸化作用があります。またβカロテンは体内に摂取されると免疫力をアップさせるのに効果的なビタミンAに変換されます。ビタミンAはコレステロールの酸化を防ぐため、動脈硬化にも効果的です。

食物繊維も豊富で、便秘にも効果的があります。血行をアップしてくれるというクマリンや、ナトリウムや水分の排出を促すカリウムの働きにより、むくみの解消も期待できます。

スーパーやオーガニック素材を扱うマーケットなどで、よく見かけるオレンジ色のニンジン以外にも、赤や紫といったカラフルなニンジンを取り扱っていることがあります。赤いニンジンはリコピンという色素の一つであるカロテノイドが豊富で、抗菌作用があります。紫のニンジンにはブルーベリーの成分としてなじみ深いアントシアニンが含まれ、目の病気を予防する効果が期待できます。

ニンジンは色の違いも見ながら、選んでいくのがおすすめです。代用品として同じくβカロテンを含むカボチャや春菊、小松菜が使えます。

抗酸化作用が高いトマト

抗菌作用や抗酸化作用が期待できるリコピンを豊富に含むトマトは「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、健康に効果的な野菜です。ビタミンA・C・Eといった成分のほかにも、鉄やセレンなどミネラル類や、酸味のもとなるクエン酸も含まれます。さらにアミノ酸やルチン、水溶性食物繊維のペクチンも含まれています。栄養素が非常に豊富な野菜なのです。

そんなトマトは、残念ながら代用できる野菜がありません。トマトを選ぶときは、全体が均一に赤く熟しており、ひび割れがなく、丸々とした形の良いトマトがおいしいとされています。夏場の熟したものが手に入ればベストですが、旬のシーズンに収穫されて作られた缶詰めのトマトでももちろん大丈夫です。一般的には缶詰めのトマトの方が、リコピンが豊富ともいわれています。

もしトマトを生で手に入れる機会があれば、真っ赤な色をしたイタリアントマトを使ってみましょう。やや細長い形ですが、うま味が強くスープにぴったりです。また最近出回るようになった、完熟トマトを荒くこしただけのパッサータも手軽です。トマトの味や青臭さが苦手、という人はカレーやキムチなど味の濃いアレンジを加えてみましょう。

血液をきれいにするタマネギ

タマネギを切った時に、涙が出てしまったことはありませんか。この涙の原因となる硫酸アリルや硫化プロピルという成分が、血液サラサラ効果を発揮してくれる素となります。これらの成分は硫黄化合物にあたり、中性脂肪・悪玉(LDL)コレステロールを下げる働きがあります。

中性脂肪などが低下するので、血液が固まってしまうのをおさえて、血の塊が血管にできるのを防いだり、動脈硬化を予防してくれます。毛細血管を広げると血流もアップするので、デトックス効果をさらにアップしてくれる野菜です。また季節を問わず手に入りやすいので、定期的に食べたいデトックススープを作るのにもぴったりです。

タマネギに含まれる食物繊維は、水溶性と不溶性のバランスがとれています。さらに甘みの成分として、大腸の善玉菌のえさとなるオリゴ糖も含んでいるので、便秘改善にも効果的な野菜です。代用できる野菜としてはニラがありますが、スープにするために長時間に混むと栄養が損なわれやすいので、食べる直前に入れることをおすすめします。

ミネラルもたっぷり含むセロリ

セロリはビタミンやミネラルがとても豊富なのに、100gあたり15kcalという低カロリーとダイエットにぴったりな野菜です。美肌効果が期待できるビタミンC・Eに加えて、ビタミンB1・2・12なども含まれています。またデトックス効果が期待できるカリウム、ダイエット中のイライラを抑えてくれるカルシウムなどのミネラルも豊富です。

よく食べられるのは茎の部分ですが、葉っぱの方が栄養素を豊富に含むため、スープにするときはセロリ1本丸ごと刻んで使用するのがおすすめです。春先から夏にかけて、暖かいシーズンは特にお得に手に入ることが多いので、安い時期に買い込んで刻んで冷凍保存すると、冬場のデトックススープダイエットにも活用できます。

代替野菜としてはほうれん草、パセリ、しそが挙げられます。セロリは香味野菜として豊富な香りの成分も含むため、歯触りも合わさって苦手な人も多い野菜です。皮を剥くと反対に香りが強まってしまうので、筋を丁寧に取ったら斜めに薄切りにして、1度ゆでてみましょう。独特の香りや歯触りを和らげることができます。

ビタミンC が豊富なピーマン

夏場になると価格も安くて節約の味方になってくれるピーマンは、レモンの2倍のビタミンCを含むといわれています。そのビタミンCは加熱しても壊れないという特徴があるので加熱調理にも適しています。そのほか、ビタミンAやビタミンB1など、ビタミン類やミネラルも豊富です。

ピーマンは唐辛子の仲間であり、ダイエット効果がある成分として注目されるカプサイシンという辛味成分が変化した、カプシエイトという成分を含んでいます。体温を高め、体内脂肪を燃やす効果があるとされる成分なので、ピーマンもまたダイエット向きの野菜といえます。

そんなピーマンはカリフラワーやパプリカで代用できます。ピーマンというと独特の苦みが嫌いな人も多い野菜ですが、パプリカなら甘みも強く、加えてレッドやイエローなどカラフルで見た目にも華やかです。またビタミンCもピーマンより豊富なので、より美容効果を求める人はパプリカを活用してみましょう。

基本のスープの作り方

効果的な野菜が分かったところで、基本のスープの作り方を学びましょう。このスープのポイントは、とにかく手間がかからないことです。

【材料】

  • トマト缶:400g
  • コンソメの素:1粒~3粒(お好みで)
  • セロリ:1本(細いものだと2本)
  • 玉ねぎ:2個か3個(大きいもの)
  • 人参:1本
  • ピーマン:1個
  • キャベツ:半玉くらい
  • 水:適量
  • 塩胡椒:適量

【作り方】

  • 1.材料を食べやすい大きさに切る
  • 2.切った材料を鍋に入れてスープの素やコンソメスープを加える
  • 3.水を入れ煮る
  • 4.塩こしょうで味を整える

これだけ簡単なら、休みの日などに作っておけそうですよね。しかも野菜がメインなので、コスパも抜群。ダイエット食品というと、水に溶かして飲むスムージーなどをはじめ、どうしてもお金がかかりがちです。このスープなら、ピーマンを冷凍品でも手に入りやすいカリフラワーに変えたり、夏なら出盛りの生のトマトを使ったり、その時々で手に入りやすい野菜が使えます。

スープの味もシンプルな野菜スープなので、カレー粉を入れたり、キムチをプラスしたり、豆乳を加えたりとアレンジが効きます。味に飽きてしまう前に変化を持たせて、よりおいしくダイエットを行いやすくなります。スープの量は、自分が食べる分量に合わせて加減しましょう。

スープの保存方法

スープを毎食新しく作っていては、手間がかかり、継続することが難しくなります。なるべく多めに作り、適切に保存しておきましょう。

鍋のまま冷蔵して食べるときにあたためる

冬や秋の気温が低くて安定している時期は、鍋ごと冷蔵しておくのもいいでしょう。特に短期間だけデトックススープダイエットをする場合は、手軽に食べられる状態にしておくのもダイエットを成功させるポイントになります。熱い状態ではなく、冷めてから冷蔵庫に戻すのがポイントです。

1食ずつ冷凍保存する

夏場など暑い時期になると、デトックススープをせっかく作っても1日で腐ってしまうこともあります。また悪くなっていることに気づかず食べてしまうと、お腹を壊す原因にもなってしまいます。

そうした失敗を防ぐためにも、1食分ごとに小分けにして冷蔵、あるいは冷凍保存するのがおすすめです。プラスチックのタッパーを使えば、冷蔵・冷凍しても電子レンジでチンするだけで食べられるので便利です。

デトックススープダイエット1週間プログラム

デトックススープダイエットは、生活パターンや求める効果に合わせて、自分に合ったプログラムを作成することができます。まずは、「短期間で結果を出したい」という人向けの1週間プログラムをみていきましょう。

1日目:スープ+果物

スープは何杯食べても構いません。また、バナナ以外のフルーツなら何を食べてもOKです。水分は基本的には水ですが、100%フルーツジュースなら例外です。フルーツはデザート感も強いので、さまざまな種類を用意しておくと味的にもバリエーションがあって楽しめます。楽しむことこそが継続のカギとなるので、できるだけ無理をしないことが大切です。

バナナは食物繊維が豊富ですが、カロリーが高いため避けましょう。より美容効果を高めたい場合は、フルーツとしてドラゴンフルーツとも呼ばれるピタヤがおすすめです。しかし、日本ではかなり価格が高く1個当たり300円以上することも珍しくありません。ダイエットにも楽しみを持たせたい、というときに活用してみましょう。

2日目:スープ+野菜

スープにプラスして、野菜であればどんなに食べても構いません。野菜の調理方法は、スープ以外に蒸したり焼いたり、工夫を凝らすことができます。サラダ油やオリーブオイル、バター、マーガリンなどの油分を使った調理は避けるようにしましょう。

コーン、豆類、ジャガイモはカロリーや糖質が高いため、食べない方がよいとされています。ただし、夜になってお腹が空いて眠れない可能性がある人は、調理にバターを使っていないジャガイモを少量摂取しておくといいでしょう。この1週間プログラムは糖質をできる限りカットしています。低血糖の経験がある人は少し糖質も摂取しておくことをおすすめします。

3日目:スープ+果物+野菜

1日目と2日目の内容を合わせた条件で食べる日です。スープは何杯食べても大丈夫で、油分を使わない調理方法の野菜と、バナナを除く果物なら何でも食べてよいため、食事としてもバリエーションが広がります。なお、2日目ではOKだった少量のジャガイモは禁止です。

この時期になると、とてもご飯を食べたくなってくる人が増えてくるといわれています。続けることが条件なので、この時点で条件を緩和して玄米などを食べる人もいます。特に、糖質が足りないことでぼーっとしてしまったり、眩暈やふらつきを感じる人は玄米を食べておくといいでしょう。ただしより高いダイエット効果を求める場合は、フルーツやスープだけといった、最初に述べた条件を守ることが大切です。

4日目:スープ+バナナ+スキムミルク

スープを何杯食べてもよく、ここにバナナ3本と、スキムミルク500mlがプラスされる日です。バナナは1日のうちに摂取できればよいので、どのタイミングでも構いません。バナナにはカリウムが豊富なので、水分をたっぷりと摂取することがポイントです。

スキムミルクとは脱脂粉乳とも呼ばれ、牛乳から脂肪分と水分を徹底的に除去して粉末状に加工したものです。生クリームやバターなどを作る過程で作られ、脂肪が含まれていないのに牛乳がもつ成分を摂取できるので、カフェオレなどに牛乳代わりに使ったりと、ダイエット中の人には魅力的なアイテムです。スキムミルクをダイエットのためだけに購入するのをためらう場合は、低脂肪乳や無脂肪乳を使用しましょう。

5日目:スープ+肉+トマト

たっぷりのスープと、350~700mgの赤みの牛肉、加えてトマトを6個を食べる日です。牛肉は苦手、という場合は鶏肉や魚でも構いません。トマトも生食ではなく、スープに入れてOKです。なおトマトはプチトマトなどではなく、中くらいのトマトで6個分摂取しましょう。

生のトマトを6個買うと割高になりがちなので、トマト缶などを使ってスープに入れて摂取するとお手軽です。お肉も焼く以外にも、スープに入れて食べるのもおすすめです。歯ごたえや肉のうまみが出るので、スープも気分を変えて食べやすくなります。

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6日目:スープ+牛肉+野菜

好きな量のスープ、好きな量の牛肉、そしてジャガイモやコーンなどを除く野菜ならどれだけ食べてもよい日です。このダイエットではたんぱく質が不足しがちなので、牛肉をしっかり摂取しておくと代謝の素となる筋肉を落としにくくなります。

ただし、運動をしている場合はこれに限りません。脂肪がより燃焼される状態になっているので、この1週間のダイエットプログラムの間も、夜にソイプロテインを飲むなどしてたんぱく質をしっかり補給しておきましょう。ここまでくれば、ゴールまでもう少しです。

7日目:玄米+野菜+フルーツジュース

最終日では、玄米が解禁されます。玄米はスープに入れて、リゾットのようにするのもおすすめです。食べる量は1食あたりいつもの3分の1の量のご飯と考えて、ゆっくりと食べましょう。食物繊維が豊富なので、しっかりと噛んで食べるのも大切です。

野菜も、これまで通り油分を使わない調理方法なら何でも構いません。100%のフルーツジュースも飲んでよい日なので、おやつ替わりにフルーツジュースを楽しみながら玄米と野菜、スープをバランスよくとっていきましょう。この7日目を乗り越えれば、1週間プログラムは終了です。

一般的に、普段特に運動をしていない人でもプログラムを厳密に守れば2~3kgほど体重が減らせるといわれています。また、運動もしている人の中には、5kg近い減量を達成する人もいます。ただし制限も多く、糖質もかなりカットされるので、体調を崩しやすい人が多いのも事実です。体調に異変を感じたら無理をしないことが、ダイエットを続けるポイントになります。

スープを先に食べる2週間ダイエット

より長い期間続けやすく、さらに食事内容の制限も緩やかな2週間バージョンのプログラムを解説します。

3食最初にスープを一皿食べる

このダイエットプログラムでは、好きなおかずを食べてよく、玄米ではありますがご飯も食べることができます。1週間プログラムのように極度な食事制限がないので、ストレスも少なく続けられるのが特徴です。またおかずで1週間プログラムだと摂取しにくい栄養素も摂れるので、健康的に続けられます。

やり方は簡単。3回の食事のとき最初にスープを1皿食べるだけです。スープを先に飲むことで、おかずの食べ過ぎを防ぐことができ、スープ自体はカロリーも少ないので結果として1日のトータルのカロリー数を減らすことができます。摂取カロリーを無理なく減らし、便秘を改善しつつ脂肪を減らすダイエット方法です。

ご飯は玄米にする

先にも述べましたが、ご飯をできるだけ玄米に変えることがポイントです。玄米は栄養素が非常に豊富で、3食玄米ご飯とメインのおかず、汁物だけで必要な栄養素を摂取できるといわれているほどです。また噛み応えがあるので、満腹中枢を刺激して食欲を制限しやすくなります。

白米に比べて血糖値が上がりにくいため、脂肪がつきにくい食材といわれています。玄米で満腹感を得ながら、おかずの量もスープで減らせるので、よりカロリーをセーブしやすくなるというわけです。家で玄米を炊いてもいいですし、レンジでチンするタイプのパックの玄米を使うのもおすすめです。また外食がメインの人なら、定食ののご飯白米ではなく玄米に変えるなどしてトライしましょう。

1食置き換えなら夜にする

より緩やかに取り組めるのが「夜だけスープに置き換える」方法。これなら1食だけを置き換えればよいので、ほかの時間帯は好きなものを食べることができ、朝や昼は忙しくて食べるものに構っていられないという場合や、外食がメインとなる場合も気軽に続けることができます。

なぜ夜だけなのかというと、夜は活動量が昼間に比べると格段に減ってしまいます。すると夜にたくさん食べるとその分、身体がエネルギーとして蓄えてしまうので、朝や昼より脂肪がつきやすい時間帯だからです。ここを低カロリーのデトックススープにすることで、脂肪の蓄積を防げます。

ただし長期的に続けることが前提なので、1週間プログラムや2週間プログラムのように、すぐに痩せられるわけではありません。痩せやすい体質に少しずつ変えていくための方法、といえます。ですがストレスは1週間プログラムなどに比べてはるかに少ないので、まずはデトックススープダイエットを試してみたい、という人におすすめです。

飽きないようにアレンジしよう

デトックススープは野菜スープなので、あっさりとしてシンプルな味付けです。ですが毎日食べることを考えると飽きてしまう可能性は十分にあります。そこで、おすすめのアレンジ5種をお伝えします。

カレー粉はルーではなくスパイスのものを

カレー味にすると、セロリやトマトなど野菜の風味が弱まります。野菜が苦手な人でも食べやすいスープに変化します。この時注意したいのは、油分や糖分がたっぷり含まれた市販のカレールーを使わないこと。カレー粉やガラムマサラといったスパイスタイプを使うことでカロリーを抑えましょう。また、前日のカレーの肉やジャガイモなどを取り除いたものも、活用できます。

キムチを使ってエスニック風に

基本のスープにキムチを具材としてくわえると、チゲ鍋風やエスニック風のスープとして食べられます。辛味が付くのでパクチーなどを散らすと、よりエスニック感が強いスープを楽しめます。キムチは発酵食品としても優秀なので、辛味が苦手でなければ活用してみましょう。

味噌を使って味噌汁風に

朝は味噌汁を飲むのが定番という人は、味噌をプラスするのもおすすめ。ほっとする優しい味わいになり、味にも変化が付きます。具材もセロリなど洋風の野菜ではなく、カボチャや小松菜など、和のイメージがある野菜にするとより味噌汁らしくなります。使用していい味噌の量は2日分で大さじ4~5杯ほどです。1杯単位なら、大さじ1よりやや少なめを目安に味を見ながら溶かしていきましょう。

しょうゆを使って和風に

基本のスープはコンソメと塩コショウが味付けのベースですが、このコンソメを和風だし、塩コショウをしょうゆにすると和風のスープに早変わりします。具材も和風のものをメインにすることで和食として味わうことができます。洋風のイメージのあるセロリなどを和風の味付けで食べるのもおすすめです。

豆乳を使ってマイルドに

イソフラボンが含まれ、美容にもいいとされる豆乳は女性にうれしい効果が豊富です。そんな豆乳を加えることで、スープがよりマイルドになります。ただし注意したいのは、豆乳もそれなりにカロリーがあるということ。100mlあたり45.9kcalなので、1杯約60kcalのスープが100kcal以上になってしまいます。また1週間プログラムのダイエットをしている場合は、たんぱく質が解禁される4日目以降に使用しましょう。

ダイエットを行う上で気をつけること

デトックススープダイエットを実践するときにはどのような点に注意が必要なのでしょうか。ダイエットを始める前に注意点についてしっかりと把握しておきましょう。

糖分が入った飲み物は禁止

清涼飲料水などのジュースや市販のカフェオレにはたっぷりと糖分が含まれています。カルシウムが摂取できる牛乳も、脂質が豊富なのでカロリーはそこまで低くありません。デトックススープダイエット中の飲み物はお茶・コーヒー・水のみにするとより効果的です。カロリー0飲料や糖質0コーラも砂糖が含まれているので、控えることをおすすめします。

炭水化物はなるべく控える

体内の脂肪を燃焼させるために、すぐにエネルギー源となってしまう炭水化物は減らした方がダイエットには効果的です。通常の1/3程度までにするのがおすすめとされていますが、もちろん体調を崩すほど減らす必要はありません。また2週間プログラムのように、白米ではなく玄米をメインにするのもいいでしょう。

お菓子など甘味料は厳禁

お菓子をはじめとする甘い物、特に甘味料を使用したものは食べないようにしましょう。どうしても甘いものを摂りたい場合は、生のフルーツがおすすめです。ビタミン類だけでなく、食物繊維なども同時に摂取できます。ただしドライフルーツの場合は、栄養も糖分も凝縮されているので、あまりおすすめはできません。

ダイエット開始24時間前から禁酒する

アルコールは脂肪の代謝を妨げ、また摂取したエネルギーを体に蓄えるように働きかけてしまうといわれています。さらにアルコール自体のカロリーも高いので、脂肪燃焼を目的とするデトックススープダイエットでは妨げになってしまいます。なので、ダイエットを始める24時間前から禁酒した方がより効果を高めてくれます。もちろん、ダイエット中も禁酒は継続しましょう。

スープの量は減らしてはいけない

より痩せられるようにと考えて、スープの量までも減らしてしまうのは危険です。基本的にスープは何杯食べてもダイエットに影響がないくらい低カロリーに抑えられています。1杯減らしたからといって大きなカロリーカットにはつながりません。それよりもスープをしっかり食べて、満腹感を得ることの方がスープ以外のものの食べ過ぎを防ぐことにつながります。

夕食の前にスープを1皿飲んで暴食を防ぐ

特に2週間プログラムやより長期間のプログラムの場合、夕食の食べ過ぎはリバウンドのもとになりがちです。特に日本人は夕食が重くなる傾向が強いので、夕食前にスープを1杯飲んでおくと食べ過ぎを防ぎやすくなります。外食する場合など、食べ過ぎなくてもカロリー摂取が気になる場合は、1杯飲んでおくのがおすすめです。

生理前後には行わない

タイミングを見計らうのも、デトックススープダイエットでは重要です。女性の場合、生理の前後は痩せにくくなるだけでなく、ホルモンバランスが乱れやすく体調を崩しやすくなります。ダイエットには向かないので避けましょう。せっかくのダイエットで体調を壊さないように注意しましょう。集中的にダイエットする場合はあまりに忙しい時期なども避けた方が無難です。

小麦粉を使ったものは食べない

パスタやパン、うどんなどの小麦粉を使ったものも糖質が高いので避けておきましょう。とはいえ、スープの食感を変えるのにパスタを使いたいと考える人もいるでしょう。その場合は、スープ用の乾燥寒天や、春雨、糸こんにゃくを活用してみましょう。

2回目は1週間のインターバルをおく

成功すると続けたくなってしまうものですが、デトックススープをメインにしたダイエットの場合は、最長でも2週間プログラムが限界です。2回目をすぐに行うと、体に負荷がかかりすぎてしまいます。最短でも1週間のインターバルを挟んで、また新たに始めるというスタイルにしましょう。

起こるかもしれない副作用と対策法

デトックススープダイエットでは、たんぱく質や糖質が不足しがちです。また野菜をたっぷり食べることで、思わぬ副作用が出る場合もあります。そんなときの対策法や、注意したい症状をチェックしましょう。

下痢や便秘がおきたら水分を多めにとる

デトックススープダイエットで飲むスープは、野菜がメインなので食物繊維がとても豊富です。この食物繊維が影響して、いつもお通じが定期的にある人は下痢になってしまったり、反対に頑固な便秘の人はさらに便秘を悪化させてしまうこともあります。

下痢や便秘が起きたら、食物繊維がしっかり排泄されるように水分を多めにとるようにしましょう。特に下痢の場合は、排泄とともに水分が体内から出てしまうので、脱水を防ぐためにも水分摂取は欠かせません。

ケトン体が原因の頭痛は汗と尿を多く出す

1週間ダイエットプログラムを徹底的にルールを守って実践すると、頭痛が起きることがあります。この頭痛は、体内が糖質というエネルギー源の不足に危機感を覚え、脂肪を燃焼するためにケトン体という物質を放出し、体がケトーシス状態になることで発生するとされます。

少々増える程度なら問題はないのですが、ケトン体の血中濃度が上昇すると頭痛が生じます。余分なケトン体を放出することが大切なので、水分をしっかりとってお風呂に浸かるなどして、汗や尿として排泄すると頭痛が軽減されます。

低血糖が原因の偏頭痛や目眩には一杯の玄米ごはん

徹底的な1週間プログラムを行っていると、3日目頃からめまいがする、ふらふらするといった症状や、ぼーっとして動けないという症状が起きる場合があります。こうなると低血糖症状が出ている可能性もあり、中には倒れてしまう場合もあるので非常に危険です。

そんなときは、玄米ご飯をお茶碗に1杯ほど、ゆっくり食べると効果的です。白米に比べるとゆっくりと血糖値が上がるので、それほど脂肪として体内に貯められることなく、症状を改善してくれるとされています。こうした眩暈などの症状を見越して、3日目に玄米ご飯を食べるように予定しておくのもおすすめです。

頻尿がひどいときは水分量を控える

スープでも、野菜でも、フルーツでも、水分をたっぷりとるためトイレに行く回数がいつもより頻繁になることが考えられます。またデトックス効果を高めるためにも水分摂取が欠かせないので、中には普段の倍以上トイレに行く人もいます。
あまりにトイレに行く回数が多いようなら、水分摂取量を減らしてみましょう。スープは具材を中心に食べたり、飲むための水も減らすといった工夫が考えられます。

リバウンドしないために回復食を食べよう

せっかくダイエットできても、リバウンドしてしまったらもったいないですよね。そのために便利な、回復食を知っておきましょう。

回復食を食べるメリット

回復食とは、ダイエット後に普通の食事へと少しずつ戻していく過程で摂取する、通常より消化も良く胃腸に負担がかからない食事です。ダイエット期間特有の食事方法を一気に終えず、じわじわと通常の食事に慣らしていくので、暴飲暴食を回避できます。

例えば素うどんやリゾット、おかゆやオートミールが挙げられます。どれも低カロリーの食事なので、満腹感を得ながらカロリーを控えることができます。ダイエットプログラム中に比べれば味のバリエーションや付け合わせも自在なので、自分のこれからの食事のスタイルを考えながら作ってみるとよいでしょう。

回復食におすすめのメニュー

手軽に作れて、味付けも食感も野菜スープとは違うものを2つ選んでみました。メニューに悩んだ際の参考にしてください。

玄米のチーズリゾット

玄米は一晩水につけておきます。1人分は自分が食べられそうな量で調整しましょう。1合でもいいですし、2合ほど用意して3食分にしてもかまいません。オリーブオイルをフライパンに敷き、火をつけたら丁寧にニンニクを炒めます。香りが立ってきたら、玄米を加えてさらに炒めます。

コンソメを入れ、水を注ぎ、玄米が透き通って柔らかくなるまで水分を飛ばすように炒めていきます。最後に塩コショウで味を調え、粉チーズをかけたら完成です。お好みで、パセリやバジルをかけてもいいでしょう。

オートミールのおくらめかぶかけ

より簡単なメニューにしたい場合は、オートミールはおすすめ。牛乳や水でふやかし、2~3分煮るかレンジでチンすればいいので、すぐに食べられます。オートミールを水でふやかして煮込み、最後に醤油で味付けをしたおくらめかぶをかけただけのこのメニューは、あっさりしているので、普段の朝食にもおすすめです。

このように、回復食はなるべくカロリーは低めのメニューにするのがコツです。また長期間続けず、回復食は2~3日くらいを目安にしましょう。その間にも、たとえば1日目はオートミール、2日目は柔らかめの白米やおかず、3日目になったら普通の食事というように段階的に普段の食事へ戻していくことがポイントです。

運動するならたんぱく質の補給を

デトックススープダイエットについて解説してきましたが、ダイエットが期待できるのはスープを食べるタイミングや量にもよります。また栄養素が不足しがちなので、体調管理もポイントです。特に1週間プログラムは5日目になるまでたんぱく質が摂れないので、運動をする人は筋肉を落とさないようにプロテインなどで補給するといいでしょう。

また水分補給や、水分で糖分を摂らないようにするなど、いくつかの注意点もあります。ダイエットを成功させるには、食事は大切なポイントになります。特にデトックススープダイエットをは食事制限がメインとなるダイエット方法なので、ぜひ注意点は守るように心がけましょう。自分のスタイルに合うデトックススープダイエットを選択して、楽しくダイエットを続けられるといいですね。

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