潜在能力とはなにか。発揮する高め方と理解を深めるポイントを知ろう
誰にでもある潜在能力
潜在能力は誰にでもある個々の隠れている能力です。その潜在能力を普段は誰もが無意識に隠しているというよりは、秘めているといった方がいいかもしれません。自分に潜在能力があるとしたらそれはどんな能力なのか、潜在能力を引き出して高めることは出来るのか。その方法とポイントについてご紹介します。
潜在能力の基本
潜在能力の意味
潜在能力とは、生まれたときから備わっている秘めた能力。例えば、人間が歩いたり、走ったり、ご飯を食べたりすることも潜在能力です。しかし、潜在能力はほとんどが表面に出ず、人の内に潜んで存在しており、眠っている能力のこと。
自分の才能に気が付かないままとなっています。せっかく生まれ持った素晴らしい能力を自分の中に眠らせたままにしていてはもったいありません。もしも、この潜在能力を引き出し、開放すれば、人生が変わる可能性もあります。
普段使っているのはほんの少しだけ
一般的に、人は持っている能力の約1割程度しか普段使っていないといわれています。それは、日常から本来持っている潜在能力をフル稼働させ続けていると、身体能力も精神状態も破壊されてしまうからです。
生命の危機にもつながるため、普段は脳にリミッターがかかり「これ以上は無理」「もう無理だからやめておこう」という限界を、無意識のうちに脳が決めてしまいます。このリミッターを外し、開放することで能力を表に出せる可能性があります。
能力が眠っている場所
潜在能力は、普段はどこに潜み、眠っているのかが分かりにくいものです。この潜在能力は、右脳に潜んでいるといわれています。歩いたり走ったり、お箸を使ってご飯を食べるなど体を動かす時に、全身を同時に動かす動作は右脳と左脳の両方で指令を出しています。
ところが、意識的な部分では、人は普段左脳を使うことが多く、会話や計算をする、論理的分析などは左脳の領域といわれています。
一方で右脳は、イメージや直感といった感覚の領域です。右脳をトレーニングして開発していくことは、潜在意識を活発にしていくことに繋がります。直観力やイメージすることを磨いていけば、これまでにない想像力が高まる可能性があるのです。
潜在能力が高い人の特徴
自分の目標がある
潜在能力が高い人の特徴の1つに「自分が目指す目標がある」ということが挙げられます。しっかりとした目標・目的があり、成し遂げたい物事に向かって突き進んでいける人は潜在能力が高い傾向があるようです。
目的がはっきりしているということは、それに向かって努力をしたり、失敗すると方向転換をしたりして、あらゆることを試して目的を果たそうと努力します。成功をイメージし、創造することで潜在意識をますます高め、目標を達成しようと無意識に右脳を働かせ、行動をするというのが潜在意識の高い人の特徴といえます。
要領よく行動できる
潜在能力の高い人は、行動の面において「要領よく行動できる」という特徴があります。今やるべき行動を全体的にイメージし、分析し、時間配分や時間お使い方まで想像して行動します。その結果、要領よく行動できるということに繋がります。
仕事でも、1つの課題に対してイメージして計画を立てて取り組むことで成果も上がり、結果を出すことで職場からも高い評価を得られることになります。そして、まわりからの評価が上がれば更に能力を発揮するという、いいループができているのです。
考え方が前向き
潜在能力が高い人は考え方が前向きで、たとえ困難なことに出会ってもポジティブでプラス思考。悲観せずに物事に立ち向かえる人です。失敗しても立ち直りが早く、くよくよしない明るい性格だといえます。気持ちの切り替えが早いのも特徴。
仕事でトラブルがあったとしても、あまり落ち込まずに前向きに解消していくことができるでしょう。何事もよい方に考える楽天家ともいえるかも。自分の限界を決めないポジティブさを持っていることが潜在能力の高い人の特徴です。周りの人をも明るく前向きにする力も備えている人といえます。
頭の回転が速い
物事に対して、頭の回転が速い人も潜在能力の高い人の特徴です。頭の回転が速い人は相手の話や内容の理解度が高いという頭のよさがあります。
勉強ができて学歴が高いということだけではなく、理解力、行動力、発想力も伴い、仕事の面でもその総合的な頭の良さを発揮できる「頭のよさ」を持っていますので、周りからも一目置かれ、頼られる存在となるでしょう。
頭の回転がよい人は話のテンポもよく、会話も上手な人が多いのも特徴です。どんどん新しい情報をインプットし、そしてアウトプットしているので、一緒にいて飽きない人でもあります。
人を引き付ける雰囲気がある
潜在能力が高い人は人を引き付ける魅力、雰囲気を漂わせています。これまでの経験や体験をすべて自分のものにして、醸し出す自信のような、どこか独特の雰囲気があります。
なぜか子供や動物に好かれるという人もいますが、そういった人は魅力的な雰囲気を持つ人なのです。大人・子供でも常に人が集ってくるというのは動物にも共通します。潜在能力が高く、明るく堂々としている人は動物にも伝わり、安心感を与え、結果好かれるようです。
物事に対して好奇心がある
潜在能力が高い人は物事に対して好奇心があるという特徴もあります。常にアンテナを張っていて、おもしろそうと思ったことは全部経験してみたいという行動的なところも。
結果的に話題も豊富になり、すべて経験として自分の血肉にしていく。努力を惜しまない勉強家であるので、知識も豊富になり、興味深い話題に事欠きません。知識を得ることに喜びを感じる、ワクワクする、自分の気が済むまで知識を得るために調べるといった人は潜在能力が高い人といえます。
集中力がある
潜在意識が高い人の特徴に、集中力も当てはまります。子供のころ、やりたいことや好きなことにはもの凄い集中できるのに、やりたくないことにはまったく興味も示さないし、やりはじめても持続しないということは、誰しも経験することです。
大人になるにつれて、やらなければいけないことが増えてきます。やる前から「やりたくない」「できない」と思っていると集中できないでしょう。潜在能力が高い人は、「経験したい」「できるはず」という意識の持ち方になり、そうすることで集中力も高くなります。
仕事も勉強も集中力があれば成果も上がり、成果が上がればまたやる気になる。こういったよいループを作ることができるのも、潜在意識が高い人の特徴といえます。
日常生活で潜在能力を引き出す
しっかりと眠る
潜在能力は、脳と深い関係があります。睡眠は体を休めるだけではなく、脳をしっかりと休めてリフレッシュさせる効果も。良質な睡眠をとることで脳の機能低下を防ぎ、そのことが潜在意識が普段隠れている右脳の活性化になり、潜在意識を引き出すことに繋がっていくでしょう。
眠っている間は左脳が休み、右脳が活性化しているといわれています。右脳が潜在意識に繋がる時間で、普段意識していない潜在意識を夢が教えてくれることも。睡眠時間が短い、眠りが浅い人はぐっすり眠れるように意識的に改善することが必要です。
食生活を見直してみる
潜在能力を引き出すために、右脳を活性化させる必要があります。右脳の活性化に効果的な食べ物は植物性タンパク質である納豆や豆腐などの豆類、きな粉や胡麻、アーモンド、野菜など。低カロリーで低脂質な食事が右脳の活性化に効果的です。
ジャンクフードやファストフードは、生活が怠惰になりやすくなるので脳には悪影響を与えます。動物性タンパク質や脂質が多く含まれる食事に偏っている人は、潜在意識の低下に振れやすいので、バランスのよい食事を心がけ、食事や間食の摂り過ぎには注意しましょう。よく噛んで食べると、脳細胞の活性化に繋がります。
リラックスする時間をつくる
潜在能力を引き出すにはリラックスできる時間をつくることも効果的。リラックスや気分転換は新しい発想を生み出すチャンスでもあります。ボーっとしながら散歩をしてみる、軽く昼寝をするなどでもよいでしょう。
仕事で忙したっかり、大量な情報を左脳で処理していると、左脳が活性化し、顕在意識が働き、潜在意識は催眠状態になります。軽くぼんやりとリラックスすることで、右脳が活性化し、潜在意識を引き出すことになります。
ボーっとしている間に何かのひらめきがおきるかもしれません。忙しい人ほど生活を見直し、リラックスできる時間を作りましょう。
準備をしっかりする
潜在能力を引き出すには、準備をしっかりするということも挙げられます。例えば、任された仕事をこなそうとするとき、準備を万全にして仕事に取り組まなければなりません。全体の流れを考え、効率よく確実に成功させることを想像します。成功をイメージするときは、準備を怠らないということも重要なポイントに。
準備をしっかりとすることで、安心して仕事をすることができ、自身をもって役割をこなすことができます。準備不足は失敗の元です。地味なようですが、何事にも準備をしっかりすることで潜在能力を引きだし、高めていくことができます。
潜在能力アップに必要なこと
成功した時のイメージをする
成功のイメージが低ければ低いほど、「自分には無理」「できない」という思い込みが激しくなります。ネガティブな発想になり「失敗したらどうしよう」「みんなの前で恥をかく」という不安や恐怖でいっぱいになるというふうに、プレッシャーに負けてしまっては潜在能力はなかなかアップできないでしょう。
成功したときのことをイメージすることで、ポジティブな思考になり、自信にも繋がります。成功のイメージに従って行動することで潜在能力が引き出されてくるでしょう。自分の才能の活性化にはポジティブなイメージを常に持っていることが大切です。
自分が喜ぶ姿をイメージしよう
できなかったことを考えるのではなく、成功して喜んでいる自分をまず想像してみること。そのためには、どう行動するのかイメージしてみるとおのずと先が見えてきます。まずは、リラックスして成功した自分を思い描いてみましょう。
素直に聞き入れる
潜在意識を高めるには人の話や考え方も素直に聞き入れるということが必要です。素直な人は、あらゆる知識や考え方を集め、集約して自分の知識と合体させ、そして深めていくことができます。
なかなか他人の意見や人の話に耳を貸さない頑固な人は自分の考えを曲げないという人は、素直な人と比べると知識が狭まり、情報量に差が出てしまいます。そうなってしまうと、想像力をなかなか膨らませていくということができない人になってしまうかも。
信念を貫くことも大切だが、意見を取り入れる勇気も必要
自分の信念を貫いて、人の意見に左右されないといえば、一見格好がよいですが、頑固すぎると返って潜在能力の成長の妨げになります。自分の考えはしっかり持ったうえで、人の意見も素直に聞き、必要であれば意見を取り入れてみると状況が一変するかもしれません。
そのようなフレキシブルな考え方ができれば潜在意識アップにつながるでしょう。
何事も自分で決めつけない
潜在能力をアップさせるには、何事も自分で物事を決めつけないということが挙げられます。例えば「もう年だから」とか「自分には無理」「絶対にできない」「できる気がしない」という限界を、自分でセッティングしてしまわないようにすることが大切です。
当たり前だと思っていることでも、必ずしもそうではないこともあります。何事もやってみなければ正解か、不正解か確認できませんし、無理だと思っていることは全て思い込みかもしれません。ネガティブな思い込みを捨てることで、潜在能力が引き出されていきます。
どうせ決めつけるなら「自分にはできる」「できないことはない」「年齢は関係ない」というポジティブにきめていくことが潜在能力をアップさせることに繋がっていきます。
諦めずに続ける力
「継続は力なり」というように、物事を諦めずに続ける力を身につけることも潜在能力の開放に繋がります。すぐに飽きて嫌になるなど、何でも物事が続かなければ、自分の能力に気づくことができません。物事を成し遂げるには忍耐力が必要。これまでと違った能力を引き出し、能力をアップさせるには忍耐力は不可欠です。
しかし、何を頑張るべきか、取り組むべきことを見極める力を付けることも必要です。やみくもに何でも耐えて続けなければいけないということではなく、やるべきことを判断する力も必要になります。やるべきことを諦めずに続けることができたら、どんどん自身がついていきます。
徐々に自信をつけていって「やればできる」というポジティブ思考になっていけば潜在能力がアップしていくでしょう。
小さなことでもしっかり考える
脳を活性化し、潜在能力を高めるには小さな物事でもしっかり考えて行動すること。仕事でも、どうしたら効率よく進めることができるのかをしっかり考えることで、生産性を上げることができます。
脳を働かせる習慣をつけておくことで、ひらめきや気付きが生まれるかもしれません。自分の中に蓄積される何かが無ければひらめきも起きないでしょう。潜在能力を高めるには小さなことでもしっかりと考える力が必要です。
ルーティーンを変えてみる
潜在意識を高めるために日頃のルーティーンを変えてみることもよいでしょう。規則的に繰り返すことで、無意識に結果を出すというルーティーン。アスリートのトレーニングでもおなじみになりましたが、このルーティーンを変えてみるのも潜在意識向上に役立ちます。
普段は取らない行動をとってみたりするのもベスト。続けているルーティーンから一度外れてみて、変化を取り入れることで潜在意識を呼び起こすことができるかもしれません。いつものルーティンに加え、別のルーティンも試してみることでひらめくものがあるかも。変化を恐れず一度試してみるとよいでしょう。
子供の潜在能力を引き出す
子供を認めて受け入れる
子供の潜在能力を引き出すためには子供を認め、受け入れてあげることが大切です。子供は一人の人格を持った「人間」です。「親の言うことは絶対」ということで、何でもかんでもいうことを聞かせるということでは子供の可能性を奪い、親が子供に制限をかけてしまうことになります。
子供を認めてあげることで、子供は自分自身の存在を認め自信を持つようになります。自分に自信を持つことができればぞ分で肯定感情芽生えさせることができ、のびのびと育つことができるように。その結果、子供自身が自分に宣言を掛けずに潜在意識を高めていくことができるでしょう。
見守る姿勢
子供の潜在意識を引き出すには、多少不安でも見守る姿勢が大切です。子供が才能を発揮するには、親の願望や夢を子供に押し付けすぎないことも必要。子供の意思を尊重し、才能を引き出すためにサポートすることが子供の潜在能力を引きだすことに繋がります。
子供はいろんな可能性を秘めています。親は前に出過ぎないように見守る姿勢を貫きましょう。子供が壁にぶち当たったとき、困ったときにそっと手を差し伸べる、どうしたら目標を達成できるか子供の気持ちを尊重して寄り添い一緒に考えるなど、そういった出過ぎないサポートで子供の能力を開花させていきましょう。
挑戦を止めない
子供の潜在能力を引き出すには、子供が挑戦したいことを止めないこと。誰にでも失敗や挫折を味わった経験があるものです。
「子供が失敗したら可哀そう」「挫折するくらいならやめさせよう」「子供の失敗を見ていられない」などと、親が子供の成長過過程で子供の失敗を恐れて挑戦することを止めさせてしまっては、子供の潜在能力を引き出すことは出来ません。
失敗を恐れては成功も味わえない
失敗や挫折も経験です。失敗することで新たな挑戦ができるもの。どんどん失敗してチャレンジ精神を養っていくことを大人が止めてはいけません。子供が失敗を恐れないで潜在能力を高めていけるように応援してあげましょう。親が子供の成長を妨げることのないように、つらくても見守ることが大切です。
好きな事は楽しくさせる
子供の潜在意識を高めるためには、子供の好きなことは楽しくさせてあげることが必要です。誰にでも子供の頃、好きなこと、興味があることに向き合っているとき、時間を忘れて集中して楽しんだという経験があるでしょう。
野球やサッカーなどのスポーツが好きな子、絵をかくことが好きな子、料理に興味がある子、妹や弟の面倒を見ながら遊ぶことが好きな子など。さまざまな特徴と個性を持った子供達。学校の勉強をするだけが勉強ではありません。
どんな才能が開花されるか、子供は特に可能性を持っています。好きなことをのびのびやらせてみると、才能があふれ出てくるかもしれません。
勉強はバランスよく、思いっきり楽しむ時間も作る
勉強がおろそかになるからと、勉強以外のことを制限しすぎて子供から好きなことを奪ってしまうと、もしかすると才能を摘んでしまうことにもなりかねません。
好きなことは思いっきり楽しくさせる中で、勉強もバランスよく取り入れるようにしましょう。遊びも勉強も、頑張ったときは思いっきり褒めることで子供のやる気と潜在意識を開花させてあげましょう。
潜在能力の使い道
人脈を広げ経験値を上げる
潜在能力が高い人は、その能力を生かすように行動します。仕事面においては特に、人脈を広げそして経験値をどんどん上げていく行動し、新しい企画を考え、仕事の幅を広げても、努力を苦と思わずにどんどんこなしていけます。人脈を広げて成長し続けられる、そして仕事への充実感も増していくでしょう。
仕事面においては、1人の力で何かを成し遂げることは不可能です。自分や相手にとっても人脈を築き上げることは大切なこと。自分にとって必要な人と出会うことも潜在能力を生かすポイントです。人脈を築き、支えあって仕事に生かしていくことは幸せなことです。
新しい趣味の世界
潜在能力が高い人は、好奇心が旺盛ということも特徴の1つ。いろいろなことにチャレンジしてみたくなり、そして眠っている能力を引き出していくことができます。普段できないことを頑張ってやってみるのもよいでしょう。新しい趣味を見つけて没頭してみるのも、新しい発見につながるかもしれません。
勉強してみたいけど苦手意識のあった他国言語の語学勉強に取り組んでみたり、子供の頃からやってみたいと思っていたけど、諦めたことを思い出してみては。ピアノを弾いてみたかった、泳ぎをマスターしたいなど、あきらめずに「自分ならできる」と信じてやってみると、マスターできた時の喜びもひとしおです。
第二の人生
自分が年齢を重ねたときのことを考えたことは誰でもあるでしょう。そのとき自分はどんな生活を送るのだろう、会社を定年退職したら何をしたらいいのかわからないなどと、恐れて不安になることはありません。
第二の人生として、これまでの経験を生かして起業してみるなどの新しい試みもやりがいになります。例えばお菓子作りが好きで、新しい味を探求するのが好きという人は自宅で小さなお店を出してみたり、作ってみたかったラーメンの味を追求してみるなど、なんでもいいので好きなことを思い出してみましょう。
挑戦することに制限はない
年齢を重ねても、もちろん挑戦することに制限はありません。いくつになっても自分を解放し、潜在能力を生かして楽しく人生を歩いていくことができます。第二の人生では若いときにできななかったことを、やってみるチャンスにもなるでしょう。
仕事をリタイアした後、今まで時間に縛られてできなかったことをやってみると、そこから潜在能力の開花があるかもしれません。年齢を重ねても、潜在能力が衰えていくということはないので、潜在能力はいくつになっても引き出すことができます。一生ずっと続けていけることを見つけて打ち込んでみるといよいでしょう。
自分の潜在能力を調べる
自分の欠点を考えてみる
自分の欠点、弱点とは何かを客観的に見てみることで自分の潜在能力が逆転の発想で見つかることもあります。自分の欠点と捕えていた部分も、昔のトラウマで苦手意識を持っているだけかもしれません。才能が隠れていると思えば、その隠れた個性を引き出すことで新たな個性を見つけ出すことができます。
自分の欠点に向き合うのは、つらいことかもしれません。思い出したくないことを思い出してしまうこともあるでしょう。一瞬落ち込んでしまうかもしれませんが、あえて逃げずに一度欠点に向き合ってみることで気づくことがあります。
欠点は思い込みだったと気づかされることもある
つらくて封印していたことも、時間が経って考えてみるとたいしたことではなかった、今となってはいい思い出になっていたり、意外と欠点でもなく、いつの間にか自分に受け入れた特徴になっていたなど、気づくことがたくさん出てくるでしょう。
自己分析をしてみることで眠った能力に気づくことができるので、一度しっかりと向き合ってみるといいです。
瞑想にふけってみる
1日のうち、5分または10分でもよいので、「瞑想」を習慣にし、隠れた才能を引き出していきましょう。雑念を取り払うように静かに目を閉じ、正座でも胡坐でも構わないので、これまでの思い込みを捨て、やりたかったことを思いきり楽しんでいる自分をイメージします。
好きな香りを部屋に漂わせてもよいかもしれません。静かに目を閉じて光が頭から心に入り、全身が心地よく包み込まれるようなイメージをしながら、なおかつ活躍する自分、好きなことができている自分をイメージします。心が満たされるまでゆっくりと瞑想にふけってみましょう。
成長することの喜びを感じながら瞑想することで、新しいひらめきがあるかもしれません。ひらめきがあったら忘れないうちにきちんとメモしておきましょう。瞑想は、右脳を活性化させて集中力も高めてくれるので、積極的にトライしてみましょう。
アプリや診断テストの活用
隠れた潜在能力を確認してみたい時は、スマートフォンの無料アプリやインターネットで潜在意識の診断テストを試してみるのもよいでしょう。信じるか信じないかは別として、新しい何かの発見があるかもしれません。ゲームや占い感覚で試してみるのもよいでしょう。
そうすることにより、意外と自分の隠れた才能を見出すきっかけになるかもしれません。何がきっかけでひらめきがあるかはわかりませんので、「アプリなんか信用できない」「どうせ当たらない」と制限を掛けずに試してみるのも潜在能力を調べる1つの手段です。
素直な心で潜在能力を高めよう
潜在能力は誰にでもあります。しかし、その能力を生かし切れていない人がほとんど。潜在能力が開花されれば人生が変わるといっても過言ではありません。
潜在能力を引き出し高めることができれば人生がもっと楽しくなると信じて、実践できそうな事を積極的に取り組み、自分の秘めた能力を引き出し、育てていきましょう。潜在能力を育てることは楽しい未来を育みます。