【ハグの効果を知りたい】積極的に実践してきれいで健康になろう

パートナー・カップル

女性だけでなく男性も感じるハグの効果

男性でもハグをすると何か感じるのか、ハグの効果を知りたいという方は意外に多いようです。ハグをして、リラックスした気分になったりするのはなぜなのか、気になるハグの効果についてみていきましょう。

ハグによって、体から分泌物がでてくるのはなぜなのでしょうか。また、その分泌物の正体とはなにかを突き止めます。きっと、毎日ハグをしたくなるでしょう。

女性に嬉しいハグの効果

ハグをすることは、女性にとってどのような効果があるのでしょうか。さまざまなメリットがたくさんあります。

美肌効果で肌がすべすべに

ハグで人肌に触れることにより、くすみのない美肌になる効果が期待できます。人肌に触れることにより、体温が上がり、血流がよくなります。血流がよくなることで、クマやくすみ、体の老廃物が流れ、結果的に美肌に近づくことにつながります。

また、ハグでドキドキすることにより、女性ホルモンの「エストロゲン」が活発に働きだします。このエストロゲンには、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進する作用があります。そのため、肌にハリやツヤをあたえる美肌効果が期待できるのです。

アンチエイジングの効果にも期待

アンチエイジング分野で、注目と期待が高まっている「オキシトシン」という物質があります。このオキシトシンの分泌は、心を許せる相手と触れ合うことで、脳下垂体から分泌されています。しかし、残念なことに年齢を重ねれば重ねるほど、分泌量は低下していきます。

加齢によってオキシトシンの分泌が減ってしまうことにより、筋肉量も減少して、顔に小じわやたるみができやすくなります。さらに、情緒不安定など、脳の老化も引き起こしてしまうのです。

このオキシトシンは、ハグにより愛情を感じることで、分泌量が増えることがわかっています。意識的にハグをして大切な人と触れ合うことで、アンチエイジングの効果が期待できます。

女性特有の痛みの軽減

安心できる相手からハグをされると、「βエンドルフィン」という神経伝達物質が分泌されます。これは、ドーパミンを促進し、ストレスを解放させられるため、別名「幸福ホルモン」とも呼ばれています。このβエンドルフィンは、モルヒネの約6.5倍といわれるほどの鎮痛作用も兼ね備えています。

この鎮痛作用により、頭痛や女性特有の生理痛などを和らげる効果が期待できます。これとあわせて、不足しがちな女性ホルモンのエストロゲンも、ハグによって分泌され、重い生理痛を軽くする相乗効果が期待できます。女性にとっては、とても嬉しい効果ばかりです。

落ち込んだ気持ちを晴らす

気分が落ち込んだときは、ハグをすることによって、脳内に「ドーパミン」と「セロトニン」というホルモンが分泌されます。ハグをすると快感を感じるとともに、やる気の源といわれるドーパミンが分泌されて、向上心がわいてきます。また、気持ちがポジティブシンキングに変わるのも、ドーパミンの特徴です。

セロトニンというホルモン物質は、気分の安定に効果があります。本来は、体内に存在するアミノ酸の一種「トリプトファン」という栄養素を取り入れることで、合成される物質です。トリプトファンを摂るためには、大豆製品やチーズが必要です。しかし、ハグ効果でセロトニンが分泌されますので、気分を落ち着かせる即効性があるのです。

妊活にも効果が期待できる

愛情を抱きながらハグをすると、より仲良くなれて信頼関係も生まれ、男性は浮気をしなくなるといわれています。その結果、夜の営みも育まれ、素敵な日々となるでしょう。また、気持ちも安定するので、妊娠しやすくなる「女性ホルモン」が分泌されやすくなり、妊活への効果も期待できます。

男性の協力があってこその妊活です。男性の愛情を感じ安らぎを得ることで、女性ホルモンは活発になります。しかし、どちらかが焦ってしまうと、ストレスの原因になります。気持ちを落ち着けて、ハグを毎日行うことで精神も安定し、妊娠しやすい体へと導くことにつながります。

女性にも男性にも嬉しい効果

お互いにとって、メリットになる効果がたくさんあります。どんどんハグしましょう。

健康になれる

ハグによる健康効果は、加齢による筋肉低下の向上や、風邪予防、心臓病予防など、さまざまな効果が期待されています。また、ドーパミンやセロトニンのホルモンの分泌が増えることによって、免疫力がアップする効果も実際にでています。

逆にハグをしない人は、心臓系の病気にかかりやすいといわれているほどです。また、血の巡りがよくなることから、若返りの効果も期待できます。ハグされることにより、体が保護されていると脳に伝わります。そうすることで、血圧や心拍数が平常に保たれ、健康な生活を送れるのです。できる限り、朝と夜にハグをしましょう。

不眠にも効果がある

一時期、抱き枕ブームが起こった際は、不眠と抱きしめることの関係性が、決定付けられた瞬間でした。抱きしめることによって、安心感や幸福感が得られ、快眠効果につながるからです。ハグによって、今までの不安感やストレスが取り除かれます。一人暮らしの方に不眠が多いのは、ハグする機会がないからともいわれています。

抱き枕より効果があるのは、やはり人間の温かみがあるからでしょう。眠る際に、お互いに抱きしめ合いながらいたら、いつの間にか朝になっていたという経験は、誰もがあることではないでしょうか。まさに、その抱きしめ効果で緊張が和らぎ、眠りにつけるのです。

ストレスが減り幸せ効果

ハグをすると、脳下垂体から「幸せホルモン」と呼ばれているオキシトシンが分泌されます。オキシトシンとは、脳内で合成し分泌されるホルモンです。とくに、ハグをしたり手をつないだりなど、スキンシップをすることで分泌されます。オキシトシンは女性にとって、出産に重要な働きをしてくれます。出産の際は、子宮の収縮を促して分娩します。

ハグを30秒するだけで、1日のストレスを3分の1ほど解消してくれます。また、ストレスのホルモンといわれている「コルチゾル」はストレスに過剰に反応し、人体に影響を与えます。しかし、ハグ効果でオキシトシンが分泌されると、コルチゾルは軽減されます。ハグをしてストレスと無縁になって、幸せオーラ全開になりましょう。

人に対して優しくなれる

ハグ効果は、人に対しても感じ方が変わってきます。人に対して優しくなるためには、まずは自分が満たされていないと、優しくなれないものです。気持ちが穏やかになり、体温も安定して心拍数も落ち着きます。そうすることで、人は人に優しくなれるのです。

ハグによって安定した生活を得て、自分に余裕ができます。落ち着いて周りを見られるようになると、人の気持ちもわかるようになってきます。

ハグで相乗効果が起こること

ハグをしただけなのに、効果がでてきたという方も多いようです。実際に試してみましょう。

ダイエットを助ける効果

女性ホルモンのエストロゲンは、女性にとって必要なホルモンですが、同時に、食欲が出てくるホルモンでもあります。このエストロゲンの食欲に打ち勝てるのが、オキシトシンなのです。満たされない方やストレスが多い方は、暴飲暴食する傾向があります。

しかし、ハグによってオキシトシンが分泌されると安心感が得られ、自然に食欲が抑制されるのです。食欲が抑えられると、健康的な暮らしを望みますが、自然にできるダイエットにもつながります。さらに、血の巡りがよくなり、代謝もアップも期待できますので、ハグをたくさんしましょう。

より仲を深めることも

毎日ハグをすることで、お互いがより仲良くなり、愛情が深くなっていきます。信頼関係も築けて、絆も深まります。そうすることによって、浮気防止にも効果があるのです。実際、オキシトシンが分泌されると、「意中の異性しか興味を持てなくなる」という研究成果もあります。

「3年経てばお互いの興味がなくなってしまう」という研究も報告されています。しかし、ハグをすることによって、オキシトシンを分泌させれば、ずっと仲良く過ごせるのです。したがって、男性にたくさんオキシトシンを分泌させて、浮気知らずの仲のよさを目指しましょう。誰もがうらやむカップルになること間違いなしです。

免疫力を上げて風邪予防になる

ハグによってオキシトシンが分泌されると、体の免疫力の向上につながります。実際に、好きな人と毎日ハグをしている方は、風邪を引きにくいという研究成果も出ています。また、心にも影響を与えて、脳が健康な体になろうとするのです。体質改善にもつながり、丈夫な体になりやすいのです。

インフルエンザや風邪が流行している時期は、注意が必要です。乾燥していると、喉の粘液が弱まり、菌が入ってきやすくなります。そこで、ハグの回数を増やしてみてください。医者や風邪薬に頼らずに、まずはハグから始めてみることをおすすめします。「愛情のあるハグで医者いらず」も夢ではありません。

ハグをするタイミング

ハグをより効果的にする時間があります。以下の方法を、ぜひ試してみてください。

朝の目覚めやお出かけ前

朝のハグには、1日の元気の源になる効果があります。ハグによってセロトニンが分泌されて、やる気スイッチを押してくれるのです。セロトニンは感情をコントロールしてくれて、集中力が増します。よって、仕事の前のハグなども効果的です。また、セロトニンは良質な睡眠を与えてくれます。夜になると、快眠が期待できます。

もう1つのホルモン、オキシトシンによって体の免疫力がアップします。通勤などで、よく風邪をうつされるという方は、出かける前の朝にハグを習慣にしましょう。風邪にも負けない免疫力をつけたら、乾燥する季節でも怖いものなしです。また、お子さんがいる家庭でも、毎朝子どもにハグをしてあげるように習慣にしていきましょう。

帰ってきたときにハグ

仕事などで疲れて帰ってきたときには、積極的にハグをして安心感を持ちましょう。好きな人と会うだけでも疲れは癒されますが、さらにハグをすることによって、ストレスが解消されます。ハグをせずに、長期に渡ってストレスをためてしまうと、さまざまな体の不調があらわれてきます。その日に受けたストレスは、その日のうちにハグをして解消してください。

帰ったときにハグをして、一緒にゆっくり会話をしながら食事をすれば、何事にも変えられない1日になることでしょう。自分の愛情を素直に表現することによって、ストレスも緩和されて、安心感に包まれます。積極的にオキシトシンを分泌させて、セロトニンを活性化することにより、幸福感を得られます。

寝る前のおやすみハグ

オキシトシンとセロトニンは直接関係していて、オキシトシンが分泌されると、セロトニン神経に影響を与えます。そして、セロトニン神経も活性化されます。オキシトシンとセロトニンが十分に分泌されるハグは、心の疲れを癒し、心に充足を与えてくれるのです。寝る前にハグをすることで、その効果がてきめんにあらわれ、安眠につながるのです。

好きな人との絆を感じると、誰もが幸せに感じるでしょう。ハグには絆を深めてくれる効果もあります。夜は特に、日中、パソコンやスマホの画面を見すぎていることにより、体が緊張しています。寝る前や寝ながらのハグは、将来の安心感を得るとともに、緊張や不安を緩和してくれるのです。相手の方も同じ効果が得られますので、二人で多幸感に浸れます。1日のリセットとして、ハグをしていきましょう。

相手が疲れているかもと感じたときに

好きな人や家族が疲れていると感じたら、後ろからこっそりとハグをしてみましょう。最初は驚かれるかもしれませんが、徐々に安心感に変わり、癒されることでしょう。とくに後ろからのハグは、言葉にできない優しさがあるために、愛情がとても感じられやすいのです。そのため、疲れていてもハグされることによって、不安感がなくなり、疲れも癒されるということです。

女性側も、ハグをしてあげることによって、好きな人を「守ってあげたい」「疲れをとってあげたい」という気持ちが生まれます。愛情が再確認できて、幸せホルモンが全開になります。母性本能が出て女性ホルモンが分泌され、肌にもハリが出ます。たまには、後ろからのハグもよいでしょう。

ハグで毎日幸せを実感

ハグにはさまざまな効果があることに、驚いてしまうのではないでしょうか。しかし、まだまだ研究途中ですので、もっと素晴らしい効果が期待できるでしょう。しかし、相手がいないからといって、苦手な人や誰でもよいから、ハグというわけには行きません。苦手な人とのハグは、逆効果になります。相手がいない方は、ペットをハグしても十分に効果が得られます。友達や家族でも恥ずかしがらずに、実行してみましょう。

日本人は、まだまだハグ文化が浅いですが、やはり、恥ずかしいという気持ちが先行してしまうのでしょう。しかし、この効果を知れば、きっとすぐにでも好きな人とハグをしたくなります。毎日ハグをして、幸せライフを実践しましょう。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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