「末端冷え性によるつらい手足の冷え」改善方法と対策グッズを厳選
冷えは万病の元
いまや女性の半数以上が悩まされているとも言われる、冷え性。そして、それだけ多くの人が悩んでいるからこそ、自分自身の冷え性についてもつい「冷え性くらい」と思ってはいませんか?手足の冷えが気になってなかなか寝付けない、疲れや肩こりがとれない、頭痛がする、などの諸症状から、悪化を放っておくと重い病気にまで進行してしまうことも。
冷えは万病の元、という言葉もあるほど、冷え性が原因と考えられる体調不良や病気はたくさんあります。深刻な事態を招かないためにも、自分の症状に合わせて改善していきましょう。
末端冷え性の特徴
冷え性にはいくつかのタイプがありますが、最も多いのが「末端冷え性」のタイプです。では、末端冷え性の症状にはどのような特徴があるのでしょうか。
手先や足先の末端だけが冷たい
末端冷え性はその名前のとおり、体の末端部分である手先や足先に冷えを感じます。気温が低く、寒い季節に手足が冷えるのはもちろんのこと、体感温度はそれほど寒くもなく、体は温かいのに手先や足先の末端部分だけが冷たく感じる。これが末端冷え性の特徴です。
布団に入っても足が温まらない
暖かい布団にすっぽりと包まれて、本来ならば全身がぬくぬくと温まるはずなのに、しばらく経っても足先は冷たいまま。「布団や毛布はつま先まできちんと掛かっているのになぜだろう。」そんな風に思ったことはありませんか?これも末端冷え性の代表的な症状のひとつです。この症状から末端冷え性を自覚する人も多いのではないでしょうか。
寝つきが悪い
上記の特徴にもあるとおり、末端冷え性はせっかく暖かい布団の中にいても冷えが解消されません。はやく眠りたいのに足先の冷えが気になって眠れないのはつらいですね。
人は睡眠に移るとき、体の中心部分の温度を下げるためにその熱を手足から放出させます。この体温調節の流れが良好であれば、気持ちよく眠りにつくことができるのです。しかし、末端冷え性の場合は手足の血行が悪くなっているため、熱を放出するための温かい血液がなかなか手足にまで行き渡りません。
眠るための体温調節がうまくいかず、寝つきが悪くなってしまうのです。
眠りが浅い
体が冷えた状態のまま眠りにつくと、今度は眠りが浅くなりやすいという症状が出てきます。睡眠時間はじゅうぶん確保したはずなのに、夜中に何度も目が覚めてしまったり、翌朝になっても寝不足を感じます。これは、末端冷え性が自律神経にも影響を与えるからなのです。
人がぐっすりと眠るために大切なのが「体をリラックスさせること」。その役割を持つのが副交感神経の働きです。睡眠時の体温調節がうまくいけば、自律神経の働きは活発な交感神経から、副交感神経へと切り替わり、リラックスした状態でぐっすりと眠ることができます。しかし、末端冷え性により睡眠時の体温調節が乱れると、眠った後も交感神経が働いてしまい、眠りが浅くなってしまうのです。
冷房にあたると吐き気がする
「吐き気と末端冷え性に関係があるの?」と思う人もいるかもしれませんが、吐き気も末端冷え性の特徴のひとつです。冬場の寒さだけでなく、夏場であっても職場や外出先では冷房がよく効いていて、肌寒く感じる場合も珍しくありません。末端冷え性の人は血行が悪くなっているため、血液とともに運ばれるはずの酸素が行き渡らずに、細胞が低酸素状態や栄養不足状態に陥りやすくなります。これにより、吐き気を起こすことがあるのです。
10代~30代の女性に多い
末端冷え性は10代~30代の若い女性にとくに多い症状です。中でも痩せている人や、過度のダイエットを行っている人に多いと言われています。また、ハイヒールの靴を履き続けて血行不良になったり、冷たい食べ物や飲み物を口にして体が内側から冷えてしまったり…など、若い女性に冷え性が多いといわれている理由になっているようです。
しかし、40代以上でも末端冷え性に悩む女性は少なくありません。傾向としては若い世代に多いとされていますが、年齢を問わず手足の冷えでつらい思いをしている人は多いのです。
末端冷え性の原因
それでは、つらい末端冷え性の症状の原因とはどこにあるのでしょうか。なぜ女性に多いのでしょうか。
血流量が多くなる筋肉が少ない
末端冷え性とは体の末端部分の血のめぐりが悪くなっている状態を指しますが、この血のめぐりに働きかけているのが筋肉です。筋肉が動くことによって全身に血が行き渡り、熱が発生します。女性は男性に比べると筋肉量が少なく、手先足先まで血を運ぶ働きが弱くなりがちなため、末端冷え性になりやすいと言われています。
寒い環境にいる
寒い冬に手足が冷たくなる、というのは誰しも経験があると思います。人の体は寒さを感じると、体内の熱を逃がさないように血流量を低下させて、体の中心部分に熱を集めておこうとします。そのため、体の末端にある手足には血が行き渡りにくくなり、冷えを感じるのです。
現代は暑い夏でもオフィスなどでは冷房がよく効いていて、季節に関係なく寒い環境で過ごすことが多くなっているのも、末端冷え性を招きやすくなっている原因のひとつと考えられています。
血行不良で末端まで血液が行き渡らない
末端冷え性は、血行不良によって起こります。体の熱というのは血液が心臓から全身をめぐることによって維持されているので、血のめぐりが良好な部分は熱が発生し、温かく感じます。手先足先に冷えを感じる末端冷え性の場合は、血液が末端までうまく行き渡らない「血行不良」の状態なのです。
生活習慣の乱れ
末端冷え性の原因には、生活習慣の乱れもあげられます。偏った食生活や運動不足はもちろん、薄着のファッションや、お風呂をシャワーだけで済ませてしまうなどの習慣は血行不良になりやすく、体の冷えを招くといわれています。
さらに、現代では「睡眠時間がしっかりと確保できていない」など生活リズムが不規則な人が増えています。そのため自律神経の乱れから末端冷え性になる場合も少なくありません。
自律神経のバランスが不調
自律神経とは交感神経と副交感神経の2つの神経がバランスよく働くことでコンディションを整えてくれます。どちらか一方が強く働いてしまったり、その両方が弱くなってしまうと、体調にも影響が出てきます。また、この2つがそれぞれ適したタイミングで働くことも大切な条件です。
自律神経は血流のコントロールも行っているため、バランスが崩れると血行不良の原因にもなり、末端冷え性を招いてしまうのです。
サボりがちで運動不足に
運動不足によって筋肉の活動や筋肉量が減ってしまうと、血のめぐりが悪くなり、基礎代謝や体温が下がってしまいます。体の末端まで血液がうまく行き渡らないことで起こる末端冷え性は、運動不足が原因の場合、血液を運ぶ働きが弱くなったことによって、手先足先が冷たくなってしまうのです。
とくに足のふくらはぎ部分の筋肉は「第二の心臓」と呼ばれるほど、血液のめぐりに大きな影響を与えます。できるだけ歩くようにするなど、運動不足を解消するように意識しましょう。
過大なストレス
強いストレスが原因で「過緊張状態」に陥ると、これが冷えの原因となります。過緊張とはストレスが原因で体が常に緊張した状態になってしまう症状です。人の体はストレスを感じると交感神経が働き、交感神経が働くことによって身体は緊張状態になります。過緊張の体は血管が収縮して血流量が低下するため、手先足先などの末端部分に冷えを感じるようになるのです。
ホルモンバランスが崩れる
冷え性はホルモンバランスの乱れから起こる症状のひとつです。また、体の冷えが原因でホルモンバランスを崩してしまうこともあります。ホルモンバランスが崩れると、女性は生理をはじめとするあらゆる体調に影響が出てしまいます。冷え性と生理不順が同時に起こっている場合には、ホルモンバランスが崩れている可能性が高いと考えられます。生活習慣を見直したり、漢方に頼ったりして対策をしましょう。
末端冷え性の改善策
「冷えは万病の元」とご紹介したとおり、冷えが原因となっている体調不良は数多く存在します。それはつまり、体調不良の多くが冷えを解消することで改善される可能性も高いということです。慢性肩こりも、靴下を一枚履いただけで治ってしまうことだってあります。また、下痢・便秘・頻尿・生理痛なども足の冷えが原因である場合が多いのです。では、末端冷え性の改善策にはどのような方法があるのでしょうか。
漢方薬を服用する
植物や鉱物など、天然の生薬から作られる漢方薬は、副作用が少なく安心して飲み続けることができます。
エネルギー不足(気虚)に「十全大補湯」
十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)は「体力の低下を大いに補う」という意味から付けられた名前です。その名前のとおり、手術後の体力低下にも効果があるとされています。疲労回復や手足の冷えの改善に必要な「気」と「血」のめぐりをサポートしてくれる漢方です。
血液の流れの障害(お血)に「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)は血行を良くすることで体を温めてくれる漢方です。手足の冷えからくる頭痛や腰痛、女性の生理痛の緩和にも効果があります。また、冷えは不妊症の原因とも考えられていて、不妊治療としても服用されています。
身体の水分量の偏り(水毒)に「当帰芍薬散」
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は全身に栄養を与えて血行を良くすると同時に、筋肉量が少ない女性の水分代謝を高めてむくみの解消をサポートしてくれる漢方です。足腰の冷えや、貧血、生理不順にも効果があります。
ストレス性の冷えに「半夏厚朴湯」
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は主にのどのつかえ感や精神の不安感の改善に処方される漢方です。ストレスがたまって、のどになにか違和感を感じたり、気分がふさいでしまうときに効果があります。働く女性に多い、ストレスからくる冷えにおすすめです。
生活習慣を見直す
まずは自分の生活習慣を見直してみましょう。良かれと思ってやっていることや、なんとなく身についてしまっている習慣が、末端冷え性の原因になっているかもしれません。
下記の習慣は、血行不良や自律神経の乱れなどから冷えの原因になりやすいと言われています。心当たりのある人は注意してみてください。
- 朝起きる時間と夜眠る時間が毎日バラバラである
- ファストフードをよく食べる
- 水分をあまり飲まない
- 晩酌に冷えたビールをたくさん飲む
- お風呂は湯船に浸からず、シャワーだけで済ませている
- デスクワークなどで長時間おなじ姿勢のまま過ごすことが多い
- 体にピタッとした服を好んでよく着ている
体を温める食べ物を摂る
食べ物には体を冷やす食べ物と、体を温める食べ物があります。たとえば、土の中にできる野菜は体を温めると言われていて、根菜類がこれに当たります。外から手足を温めるだけでなく、食事に気をつけることで体の中から温めていきましょう。
体を温める食べ物
じゃがいも・人参・たまねぎ・カボチャ・ごぼう・りんご・ショウガ・鶏肉・羊肉・さば・サケ・納豆・黒豆など
体を冷やす食べ物
きゅうり・ナス・ほうれん草・バナナ・ソバ・小麦など
ツボを押す
末端冷え性にはツボ押しも効果的です。冷えに効果的なツボを押すことで、症状を改善されることがあります。
内くるぶしの頂点から指4本分上がった三陰交
三陰交(さんいんこう)は消化吸収・水分代謝・生理機能の3つに関わっていて、まさに女性の冷え性には特効のツボです。
まず、内くるぶしのいちばん高いところに小指を置きます。そのまま小指から人差し指までの4本の指幅をそろえて置き、人差し指の高さにあるツボが三陰交です。ゆっくりと、息を吐きながら押しましょう。
血流から冷えを改善する太衝
太衝(たいしょう)は血行不良からくる冷えに効果的なツボです。肩こりや不眠にも効果があると言われています。
おおまかなツボの位置は、足の甲の真ん中あたりにあります。足の親指の骨と人差し指の骨をたどっていくと、この2本の骨の合わせ目があります。合わせ目を見つけたらその少し手前(つま先側)が太衝です。人差し指で押しにくい場合は、親指で押してみましょう。
自律神経を整える湧泉
湧泉(ゆうせん)は「生命のエネルギーが湧き出る」という意味を持つ、元気のツボです。冷えやむくみの改善にも効果があり、疲労回復にも良いとされています。
ツボの位置は足の裏です。足の指をぎゅっと曲げると、土踏まずの少し上あたりに「人」の字に似たくぼみができます。そのくぼみの真ん中にあるのが湧泉です。片足であぐらをかくように足裏を持ち上げ、親指を使って押しましょう。
足の血行を促進する八風
八風(はっぷう)は足の血行を促進するツボで、足先の冷えに効果的です。布団に入ったものの、足の冷えが気になって眠れないときなどに押してみましょう。
ツボの位置は名前のとおり8カ所あります。足のそれぞれの指の付け根と付け根の間がツボです。片足に4カ所ずつ、両足合わせて8カ所です。つま先の方から手の親指と人差し指ではさんで押しましょう。
手のひらを温める指間穴
指間穴(しかんけつ)は血行を良くして冷えや疲れをとってくれるツボです。自律神経を整える効果もあり、押しやすい場所にあるので、仕事の合間やちょっとした待ち時間にも気軽に押すことができます。
ツボの位置は手の甲の人差し指から小指までの股の部分3カ所です。指間穴はやや強めに押すか、もむようなイメージで押すと効果的です。
手足を軽く動かす
末端冷え性の改善には適度な運動もおすすめです。血行不良が原因である末端冷え性は、手足を動かすことで血液のめぐりを良くしていきましょう。
かかとの上下運動
「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎの筋力を鍛える運動です。冷え性やむくみの改善に効果的です。
1.かかとが床につく高さの椅子に背筋を伸ばして座り、足を肩幅に広げます。
2.つま先は床についたまま、かかとを浮かせます。トン、トン、トン、と、かかとを床につける→浮かせるを繰り返します。
3.次に、かかとを床につけたまま、今度はつま先を浮かせます。2の時と同様に、トン、トン、トン、とつま先を床につける→浮かれるを繰り返します。
2と3を交互に行います。
手足のブラブラ運動
手足をブラブラとさせることで血行をよくする運動です。たったこれだけ?というくらい簡単にできます。
1.仰向けになり、手と足を天井に向かって持ち上げます。足は太ももが垂直に持ち上がっていれば、ひざは曲がっていてもOKです。腕はまっすぐに伸ばしましょう。
2.適度に力を抜いた状態で、手足を同時にブラブラと動かします。
すきま時間にストレッチ
末端冷え性にはふくらはぎのストレッチが効果的です。
まず足首に手をあてて、適度に圧力をかけながらそのままふくらはぎの上までなでます。片足のふくらはぎに対して、左右の手を交互に使いながら繰り返します。
ふくらはぎのストレッチの中でも特に簡単なこのストレッチは、お風呂上りにテレビを見ながら行ったり、寝る前にベッドの上でも気軽に行えます。毎日のすきま時間にストレッチを取り入れることで、地道に冷えを改善していきましょう。
筋肉量を増やす
末端冷え性の原因となる血行不良を解消するために重要となるのが筋肉の働きです。血液は筋肉の働きによって全身をめぐり、体の末端まで行き渡ることができます。筋肉量を増やすことで、血行不良の根本から改善していきましょう。
こまめに行いたい筋トレ
激しい筋トレはジムに通ったり、トレーナーのサポートが必要となってきますが、家でも取り組める筋トレを毎日こまめに行うことで誰でも筋肉量を増やしていくことができます。まずは簡単な筋トレを毎日1~3セットずつ取り入れて、無理のないメニューで続けていきましょう。腹筋やスクワットは、テレビを見ながらでもできるので気軽に始められます。
ゆっくりした動きで筋力UPしたいヨガ
ヨガは筋力をつけるだけでなく、骨や関節などを本来の正しい位置へ戻すことで血流を良くする効果が得られます。運動や筋トレが苦手な人にもヨガはおすすめです。全身をほぐしていくようなゆっくりとした動きで、筋力と体内の循環を高めていきましょう。また、ヨガは長く続けることで、正常化した体をキープすることにもつながります。
お酒は熱燗の日本酒か常温の赤ワインを選ぶ
お酒の中でも冷たいビールは内臓を冷やしてしまうため、血行にも悪く冷え性の人には不向きです。お酒が大好きで晩酌にお酒を飲むのが楽しみ、という方には熱燗の日本酒や常温の赤ワインをおすすめします。この2つは体をあたためる作用がありますので、冷え性の女性には特におすすめです。寒い冬は、ビールを頼むのではなく、熱燗や常温のワインで飲み会も上手に楽しみましょう。
禁煙する
煙草に含まれる「ニコチン」は血管を収縮させるため、血液のめぐりが悪くなってしまいます。末端冷え性に悩む人で喫煙の習慣がある場合は、煙草をやめるだけでもじゅうぶんに改善の効果があるのです。末端冷え性対策だけでなく、健康のためにも禁煙を考えてみましょう。また、本数を減らしてみるのもよいでしょう。
末端冷え性への対策グッズ
ここからは末端冷え性のおすすめ対策グッズをご紹介します。ピックアップした商品はAmazonでそれぞれにキーワード検索をかけた際、レビューの評価が最も高かったユーザーのお墨付き商品ばかりです。
足首を温めるレッグウォーマー
温むすび レッグウォーマー
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01HRF39R6″ title=”温むすび レッグウォーマー 冷え 【健康足首ウォーマー】 シルク 冷えとり 冷房 遠赤外線 新潟県自社工場製 山忠”]
寒い季節に足首を温めてくれるレッグウォーマー。このレッグウォーマーの特徴は、ただ足首を温めるだけでなく、足首にあるツボを集中的に温めてくれるところです。中でもすね骨のすぐ後ろにある、三陰交というツボは、ここを温めることで全身が温まるという、末端冷え性の人にはとっておきのツボ。外側は綿、内側はシルクの二層構造で、三陰交もしっかりと温めてくれます。
お腹を温める湯たんぽやカイロ
ハクキンカイロ ハクキンウォーマー スタンダード
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00N4FDANC” title=”ハクキンカイロ ハクキンウォーマー スタンダード 1個入 【保温約24時間】”]
1923年誕生のロングセラー商品。使い捨てカイロの約13倍の熱量を持ち、24時間の保温が可能です。人気の理由はなんといってもそのあたたかさ。さらに遠赤外線の効果で体の芯から温めてくれます。昼間はカイロとして、そして眠っているあいだには湯たんぽのようにも使えます。ベンジンを足すことで繰り返し使い続けられるので、地球にもやさしいカイロです。
重ね履きの冷えとり靴下
hiorie(ヒオリエ) 日本製 冷えとり靴下
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B076J335MH” title=”hiorie(ヒオリエ) 日本製 冷えとり靴下 内絹外綿ソックス <Mサイズ> 2足セット 5本指+カバーソックス シルク”]
冷えとりに効果的な靴下の履き方は、シルク靴下と綿靴下の重ね履きです。しかし、毎日重ね履きをするのは大変ですね。そこで大人気となったのが、こちらの冷えとり靴下。この靴下1足で、内側の生地はシルク、外側は綿100%になっていて、まるで重ね履きをしているかのようなあたたかさ。末端冷え性の強い味方です。
ハンドウォーマー
USBハンドウォーマー
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0799B58WK” title=”USBハンドウォーマー 【暖かい あたたかい ふゆ あたためる あったかグッズ ぱそこん 手先 指先 末端冷え性 1500】”]
パソコンのUSB端子に接続して使用する小型のハンドウォーマーです。エアコンの効きすぎているオフィスなどでも、手元を温かくして過ごせる冷え性対策グッズです。
手用の湯たんぽ
クロッツ やわらか湯たんぽ 手用タイプ
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01D0ABRB2″ title=”HY-005 クロッツ やわらか湯たんぽ 手用タイプ ds-1604100″]
指先から手をしっかり包みこむ手袋タイプの湯たんぽ。ウェットスーツ専門メーカーが素材にこだわって開発した、ウェットスーツ素材の新感覚湯たんぽです。リウマチの方や末端冷え性の方に、特におすすめの商品です。
男性の末端冷え性も増えてきている
最近は男性でも末端冷え性になる人が増えてきています。これは運動不足で筋肉量が低下してしまったり、仕事の強いストレスが原因と考えられています。
しかし、冷え性と聞くと女性のイメージを抱いている男性も多いため、手先足先の冷えを感じていても末端冷え性とは自覚していなかったり、対策をしていない人も多くいるようです。男性でも気になる症状がある場合には、悪化を防ぐためにも早めに改善していきましょう。
ひどい場合は病院にかかりましょう
医学的に「冷え性」は正式な病名ではありません。あくまでも自覚症状や体質的な表現として扱われています。しかし、冷え性のつらい症状を「病気ではないから」と放っておくことは、結果的に重い病気を招いてしまう危険性があります。症状がひどい場合には、病院を受診するようにしましょう。
冷え性外来が増えてきている
実際に、つらい冷え性で病院にかかる人は増えてきています。冷えはさまざまな原因が考えられるため、診療科が特定しにくい症状でもあります。受診しようとは思うものの、何科を受診すればいいのだろう?と迷った場合、まずは内科を受診しましょう。詳しい症状を説明することで、その症状から考えられる病気を調べてもらえたり、改善するための指導を受けることができます。
重症になると指先が壊死する血流障害
「冷え性」は冷えの症状を意味しますが、これが「自律神経の乱れからくる血流障害」になると、さらに注意が必要です。血流障害は軽度の時点であれば、冷えや肩こり、疲労感などの症状がでます。進行するにつれ、痛みが潰瘍になり、最悪の場合は壊死に至る危険性があります。普段から対策することが大切です。
男性に多いバージャー病
バージャー病は閉塞性血栓血管炎(へいそくせいけっせんけっかんえん)とも呼ばれ、血流障害のひとつです。手足の動脈が閉塞して、血液が供給されないために起こる低酸素状態を指します。症状は冷えやしびれ、手足の蒼白化、長く歩くと足が痛み、歩行困難になるなど、激しい痛みを伴う場合もあります。患者の9割が男性ともいわれていて、発症や悪化には喫煙が深く関係している病気です。
女性がかかりやすいレイノー病
男性に多いパージャー病に対し、女性に多い血流障害がレイノー病です。寒い冬などに動脈の収縮が起こり、手足の指先の血液の流れが減少する病気です。症状は手先の感覚がなくなったり、手足の先が蒼白になります。進行すると冬場に限らず症状が出るようになり、その状態が長く続くと変形や壊死に至る場合も。病状が軽度であれば生活習慣の改善など対処療法で治療もできますが、重症になると手術が必要になる場合があります。
猫背の人は気をつけたい胸郭出口症候群
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)は血管や神経の圧迫で血が通わなくなってしまい、肩こりや手のしびれなどの症状が現れます。患者は猫背やなで肩の女性に多く、最近では携帯電話やスマートフォンを操作する姿勢が原因で発症する人も多くなっています。治療は姿勢に気をつけるなど習慣の見直しから、ビタミン剤の処方、リハビリなどが一般的です。
体質を治す努力と便利グッズで乗り越えよう
これだけ多くの人が悩まされている冷え性ですが、冷え性には特効薬がありません。コツコツと対策を続けることによって、少しずつ改善されていく症状なのです。努力は必要ですが、誰にでもできる簡単なツボ押しやストレッチ、今日から始められる生活習慣の見直しなど、身近な対策がたくさんあります。
つらい冷えを緩和してくれる便利グッズも上手に取り入れながら、さっそく冷え性体質を改善していきましょう。